アレの結末
さて、夫がパー子と飲みに行くと言っていた話ですが…
いよいよその日が迫ってきて、例のボイスレコーダーを仕掛ける準備も着々と進めていました
仕掛けるチャンスはあるのか
ちゃんと声は録れるのか
見つかったらどうしよう
何しろ要領の悪い私
全く成功する気がしません
私の購入したボイスレコーダーは、あまり充電がもたないので、できるだけ出発直前に仕掛けたい
まずは当日のスケジュールを確認せねば
○日は何時に出発するの?
緊張のあまり声が上ずり、セリフのように話す私
すると夫は
あれ?言ってなかったっけ?
中止になったんだよ
…
…
…
えーーー!!!
そんなの聞いてないよ!
いつ決まったの、それ!
なんですぐに教えてくれないの!
心の中で大絶叫しながらも、冷静に
あー、そうなんだぁ
と、またもやセリフのように答える
どうやらパー子が都合が悪くなったと断ってきたらしい
もしかしたらパー子もそれなりに良識のある人間なのかもしれない
…なんて、期待しちゃダメですよね
別居するまで待とうって話になっただけかもしれないし
とにかく、ボイスレコーダーのことで悩む必要はなくなったということで
よかったよかった
でも、2人の会話から白黒はっきりさせたい!という野望は達成されず、モヤモヤが残ることになりました
無法地帯
ついに夫が出て行くことになり
やはり心配なのはパー子のこと
もしかして、2人で不動産屋さんに行って、一緒に選んだ物件だったりして…
なんて良からぬ想像をしてモヤモヤしています
ゆくゆくは2人で住むつもりなのかもしれないし、少なくとも部屋に呼んでイチャイチャしたって誰にも咎められない訳です
別居後の不貞行為は「婚姻関係破綻後」とみなされて、なかなか責任を追及するのは難しいらしいので…
もうどうしようもないですね!
夫が出て行く前に、パー子との関係をはっきりさせておきたいなぁ
覚悟を決める
ついにこの日が来た
引っ越し先を決めたから
夫からアパートを契約したという報告があった
本当に出て行くんだなぁ
「出て行く」と言い出してから数ヶ月
なんとか修復できないか、と頑張ってみたつもりだったけど…
夫にその思いが伝わることはなかった
でも、お互いにぎこちない、息が詰まるような生活をしていたから、正式に出て行くことが決まって、少しホッとしている部分もある
いよいよ1人だ
覚悟を決めなければ…