気づけば、今年もゴールデンウィーク、始まってましたね。
カレンダー通りという方、カレンダー関係ないお仕事の方、有休を利用されて大型連休にされてる方々、などなど、皆さん、それぞれに御過ごしかと思いますが、私は、ここ数日、見たかった作品を見たりしながら過ごしています。
特に、ユネクで、4月30日23:59まで配信というドラマがあって、そのために時間をやりくりして視聴しておりました(笑)
ちなみに『紳士探偵L』です。
バイユー、見たかったんですよね。
ま、しばらく待てば、また復活してくるのはわかっているんですが、時期はあくまでも、匙加減はユネクさん次第(笑)なので、見ようという意識が向いたときには見ておかなきゃ・・と思って、ちょい集中しました。
ユネクの中国ドラマの充実ぶりに加え、今は、脳が中国ドラマ視聴サイクルにハマってるのか、立て続けに、大陸ドラマばかり見てる気がします。
実は、『唐朝詭事録』シーズン2まで見終わってるので、そちらのお話しもいずれまた・・・(笑)
あ、でも、内容的に見たら、『紳士探偵L』も『唐朝詭事録』も、本家で披露することになるかもです(笑)
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳0をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。![]()
『猟罪図鑑Ⅱ』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑)Ⅱ / Under the SkinⅡ
2022年(中国)Dec.10~ Dec.25, 2024
45分×全28話
脚本: Zhang Lai
演出: Liu Shu Qiao
『猟罪図鑑』前シリーズをはじめから読みたい方は、こちら#1-1から
第十二集 罪恶之火(三)
#EP12-1
~観釉陶芸工房~
今日も、阮芳芳の工房にやってきた沈翊。
阮芳芳「これがあなたの陶器の素焼きです」
この間の花瓶を持って現れた阮芳芳。
へぇ、と、陶器を持ち上げながら、興味深そうに見回す沈翊。
阮芳芳「成形、乾燥、トリミングといった工程を経て、ここまで出来上がりました。さて、電気窯に入れる前に、下絵付けの工程があります」
沈翊「つまり、さあ、いよいよ絵付けってわけか」
阮芳芳「そうです。どうぞ、お好きなように絵を描いてみてください。あなたが描きたいものでいいですよ」
筆を渡す阮芳芳。
静かに、それでいて、迷いなく、筆を動かしていく沈翊。
自分は、“跪き、祈りを捧げている像?”の
色付けをしながら、
沈翊の様子も見ている阮芳芳。
阮芳芳「左利きですか?」
沈翊「別にそうじゃないよ。僕の場合、右手で描くと、技巧に頼る傾向があるんだ。みんなが作るものを見てたら、どれも趣きがあるよね。僕も何か楽しくて面白いものを描きたいな、と思って・・」
ああ、なるほど、と笑みをこぼす阮芳芳。
今度は、阮芳芳の手にしているものに興味を持つ沈翊。
沈翊「これら三体は、君たち3人を表しているの?」
阮芳芳「・・・もし、そうおっしゃるのであればそうなんでしょうね。」
言い方!![]()
沈翊「君は、いつも彼らから守られてきたよね。(三人が)再会したのは完璧な結末を象徴してるみたいだ」
沈翊の言葉にすぐ肯定せず、慎重に語りだす阮芳芳。
阮芳芳「・・・でも私にとって、彼らの守り方は一種のプレッシャーなんです。あの頃は、確かに私たちはお互いを頼り合っていました。でも、長い刑期を務めた後、私たちは皆変わってしまいました。もう以前と同じではないんです。彼らを見ると、とても見慣れなくて変な感じがします。
特に黄韜・・・、あの頃、確かに彼は私のことを好きだった。出所後も、私との関係を築いていきたいと思っていたみたいです。
でも、7年間も会っていなかったのに、どうしてそんな気持ちになるのでしょう?
私は、彼のことをずっと哥哥(お兄さん)のように思っていました。でも、彼は私の気持ちを理解してくれません。会うたびに、私に優しくしようとしてくれるんですけど、正直に言うと、少し怖いんです」
絵筆を固く握りしめる阮芳芳。
話を聞き終わり、少しだけ微笑む沈翊。
沈翊「君は、少し精神的に緊張しすぎてるみたいだね。」
自分の無意識な行動を指摘されたようで、急に絵筆を放す阮芳芳。
沈翊「でも、僕、そういうときに、ちょっとだけリラックスさせる方法を知ってるんだけど、試してみる?」
阮芳芳「どんな方法ですか?」
沈翊「ただ粘土を使うだけだよ。君の好きなように、形を作ってみて。人でも、家でも、植物でも構わない。思いつくものなら何でもいい。でもね、花瓶や器はダメだよ。」
いつも(仕事で)作り慣れてるものだからね、というように工房の棚に並べられた器や花瓶たちを見る沈翊。
じっと、警戒するように、話しを聞いている阮芳芳。
沈翊「さぁ、やってみて」
粘土の塊を手に取ると、
3つに分け、それぞれ、形を作っていく阮芳芳。
その顔は真剣そのもの。
普段、粘土を扱っているせいなのか、迷いなく、力を加減しながら進めていく。
ただ、その手つきは、どこか荒々しい。
やがて、3つのものを作り終えた阮芳芳。
阮芳芳「これが私。そして、これは、私を傷つける人々。こっちは、私の家です」
なかなか、独創的だね。
これを見た時ね、ふと、この画が浮かんできたんだよね。
浦沢直樹先生の、アニメ『Monster』のエンディングの絵なんだけど、覚えてる方、いらっしゃる?
さて、沈先生、どう判定する?
じっと見つめる沈翊。
沈翊「・・・・うん、いいね。・・そうしたら、今度は、これら三つを力強く捏ね合わせてみて。君の中のネガティブな感情を全てイメージしながら・・・」
作ったものに関しては、一切、意図を訊ねたりすることなく、いいとも悪いとも評価も寸評もしない沈翊。
言われたとおり、その三つを手の中でつぶし、合わせていく阮芳芳。
・・・とは言え、か細い手先に力を込めて必死に捏ねる様子は、
普通であれば、とても庇護欲を掻き立てられる雰囲気なのでしょうが、沈翊には全く通じません(苦笑)
沈翊「もっと力をこめて」
表情を変えず、さらっと告げる沈翊。
ぐっと力をこめる阮芳芳。
沈翊「うん、そうだね。さぁ、君の中の、すべてのネガティブな感情と痛みがこの粘土に集中していると想像してみて」
力一杯、粘土を押しつぶす阮芳芳。
沈翊「力を入れて・・・もっと・・・」
既に、阮芳芳の手の中の粘土は、跡形もなく、つぶれている。
沈翊「・・・そう、いいね。てのひらを開いて。」
指の形がくっきりとついた、粘土の塊。
沈翊「見たかな? これら君のネガティブな感情は粘土のように柔らかいものなんだ。そして今、それを捨ててごらん」
言われたとおりに、捨てると、
そこで、ふ~っと大きく深呼吸する阮芳芳。
微笑む沈翊。
沈翊「気分よくなってない?」
阮芳芳「ほんとだわ・・」
ふふっと、一時的に解放されたかのように、笑い出す阮芳芳。
沈翊の視線は、さきほど、阮芳芳が色付けをしていた三体の像。
これが、阮芳芳にとって、どんな意味を持っているのか、どんな意味を込めているのか、実に象徴的な三体のような気がします。
さて、ここで、シーンは一変します。
~杜城の車中~
蒋峰を乗せた杜城が運転中。
蒋峰「沈センセって、最近何してるんですかね? 俺、ずいぶん長い間会ってない気がしますよ。何かあるんですか?」
杜城のチームとしては、王浩が逮捕され、董一旦殺人事件は解決したこともあり、沈翊自身、比較的、行動に自由が効くってことなのかもしれませんが、蒋峰が違和感を感じるなんて、これは、かなりですね。
一方、考え事をしている杜城、蒋峰の呼びかけに気づかず。
蒋峰「城隊・・・」
杜城「・・・・・」
もしかしたら、聞こえていたのかもしれませんが、そのまま、特に答えず。
~高級雑貨店~
ここはどこかな?
蒋峰「城隊・・なんで、俺たち、ここに来たんですか?」
たしかに、疑問でしょうね。
杜城「ちょっと、買うものがあってな・・」
器とか、置物とか、落ち着いた品のいいおしゃれな雑貨を扱うお店って感じですね。
丹念に見て回っている杜城。
店員「ご友人のための贈り物をお探しでしょうか?」
そう訊ねられて、「・・・あ・・」と、否定とも肯定とも取れるような答えをする杜城。
ふふ、この、ちょっと違うんだけどなぁ~な一瞬の表情、いただき!
なるほど、そうか、11月15日って、沈翊の誕生日なのね。
そりゃ、一応、友達で間違いじゃないんだけど、気持ち的には、即答できないわよねぇ(笑)
店員「お友達はどういったタイプの方でしょうか? よければ、いくつかおすすめすることもできますが・・」
杜城「いや、大丈夫です。自分で、いろいろ見てるだけですから」
このちょっと照れくさそうな顔、たまんない。
あくまでも、私の“普通”の範疇の話ですけど、ただの友達や同僚への贈り物を選ぶときに、そんな顔はしない。
全部、キャプチャーして、沈翊に送りつけてやりたい(笑)
店員「はい・・」
一方、急須をもちあげて、値段を確認しては、「超高い!」と呟いている蒋峰。
木彫りのねずみ(?)を持ち上げ、「このねずみ、すごくかわいいですよ」と、嬉しそうに杜城に見せる蒋峰。
最初、ピカチュウかと思ったけど、表情が怒ってるから、怒りん坊ジェリーかな。😂
蒋峰「この怒ってる顔!それに、全部手彫りですよ。俺、これなんていいと思うんですけどね」
蒋峰の感性も、かなり独特だね。
そう言われて、手に取ると、ちらりと蒋峰を見る杜城。
杜城:それは、お前の趣味だろう。
うん、私もそう思う。(笑)
杜城「・・・・そうだな」
全然、興味なさそう。(爆笑)
蒋峰「・・・・・・」
ちょっとショック。。
蒋峰「あ、このうちわも、すごく芸術的ですよ」
杜城「・・・・・」
無言で、戻す蒋峰。
気になるものをピックアップするセンスが違うと言えばそれまでだが・・・彼も彼なりに、杜城が誰に送ろうとしてるのかもわからず、一生懸命なんだよね。
沈翊だって知ったら、何を言い出すだろう?
ホント、いろんな意味で気の毒だな(笑)(笑)(笑)
さて、杜城は一体、どんなものを選ぶのかな。
ホントはね、もっと、あれやこれや、笑み駄々洩れで、選んでもらいたいんだけどなぁ。![]()
~観釉陶芸工房~
絵付けに入っている沈翊。
効き手じゃなくても、私より十分うまいじゃないか、と思った視聴者、たくさんいただろうな。
その時、「ファン先生、カップを取りにきました」と、生徒の一人が来所する。
阮芳芳「そう。どうぞ、こちらへ」
棚に並べてある中から、渡す阮芳芳。
阮芳芳「今回は失敗しなかったわね」
生徒「ええ、見た目もいい感じ。SNSにアップしようかな。先生、前回のアドバイス、本当に助かりました。先生がいなかったら、私をずっと悩ませていたあの浮気男から逃れようなんて思えなかった・・」
なんとなく、二人の会話が気になる沈翊。
生徒「今は、とっても順調です。ようやく、彼を捨てられました。先生の言う通りでした。あんなひどい男に対処するには、本当に厳しい手段が必要ですね」
阮芳芳「少しくらい厳しくしないと、彼は教訓を学ばないでしょ」
生徒の女の子と、ひどい元カレの話題で盛り上がる阮芳芳の様子を
それとなく観察している沈翊。
一見すると、とても楽しそうで、普通の若い女性同士の会話に見えるんだけど、
会話の内容がね、彼の猫を焼き殺したように見える写真を夜中に送信した、とか、あとになって、猫を返してあげたら怯えまくってた、とか、別れを迫った時の経緯について、すごく物騒なこと言ってるのよ。
生徒が、「ありがとうございました。さよなら」と軽やかに帰っていくなり、阮芳芳の表情は、疲れたように、冷たく無表情に一変する。
阮芳芳でなくとも、女子なら、あるあるだったりするけどね。
沈翊の手元を見つめ、「誰を描いているの?」と訊ねる阮芳芳。
沈翊「・・・君」
思いがけなかったのか、え・・・と固まって、席に座る阮芳芳。
沈翊「僕は、君を描いたんだよ。自分で自分を描くのとは違うんだよ」
ピンクと、グリーンが絶妙に融合して、顔を形作っている・・・。
阮芳芳「あなたが描いたような見た目になりたいわ。」
出た!
この視線。
なるほどねぇ、これが、阮芳芳の男を堕とそうとするときの決め視線ね。
沈翊「・・・・・」
対して、沈翊のこの意味ありげな視線!
阮芳芳は、誰に対しても心を許さないばかりか、相手によって態度を変える。
その線引きは、利用できるかできないか・・・じゃないのかな。
利用できそうな男は、狙いをつければ、大抵、苦もなくひっかかる。
大勢を相手にする中学生の頃は見破られ、退校・転校を余儀なくされたりもしただろうけど、今はもっとうまくなってるはず。
沈翊のことは、しばらく観察していたけれど、彼が簡単には靡(なび)かない男だとわかってはいたんだと思う。
でも、自分の絵を描いたのを見て、自分に興味がありそうだ、とわかり、ちょっと仕掛けてみよう、という気になったというところかな。
急に、涙をため、訴える阮芳芳。
阮芳芳「私、追いつめられてるんです。どうしたらいいのかわからない。」
沈翊「・・・・・・」
阮芳芳「私のこと、助けてくれますか? 黄韜と話してもらえますか? 私の過去を知っている人は周りに誰もいないの。相談できる人もいません」
どうすることもできない、と、歯がゆそうに手をテーブルに打ち付けるように、泣きながら窮状を訴える阮芳芳。
真に迫ってます。
女性の涙に弱い男性なら、一発アウトかもね。
ティッシュをそっと手渡す沈翊。
阮芳芳「すみません・・・」
この微笑み。
今回、蜘蛛の巣に引っかかったのは、ある意味、阮芳芳のほうかもしれない。
沈翊「かまわないよ。助けてあげる」
え・・・と、沈翊を見返す阮芳芳。
さすがに、そこまで言いだすとは思ってなかったのかな。
沈翊「助けてあげるって言ったんだよ」
阮芳芳「本当に? だったら、私と一緒に、黄韜の店に行ってもらえますか?」
阮芳芳は、沈翊をどの程度まで、利用する気なんだろう?
頷く沈翊。
沈翊「いいよ。ちょうどいい頃合いだ。 ちょうど、絵も描き終わったよ」
花瓶をもって、奥へ行く阮芳芳。
その姿を目で追う沈翊。
微笑みから段々、無表情に変わっていくところを見てると、
沈翊は、阮芳芳の正体を暴く気なんだろうなぁ。
途中ですが、一旦、ここで、切ります。
★『猟罪図鑑Ⅱ』Ep.12-1 雑感★
危険は十分承知のうえで、阮芳芳に接近していく沈翊。
当然、沈翊に思惑があることはわかっている阮芳芳なのに、どこか、無防備で隙だらけに見える部分もある。
ただ、沈翊自身も、あえてそういう雰囲気を醸し出しているところもあるから、これが、ちょっとややこしい。
同じ土俵とは言わないけれど、沈翊の危うさが、これ以上、出てこないことを祈るのみ。
だってね、例え、別行動とは言え、杜城が、誕生日プレゼントを真剣に選んでいてくれるんだよ。
こういうすれ違いもまた、セオリーであり、計算された面白みでもある・・・と、私には思えるのです。
★『猟罪図鑑』Ep.12-2に続く★






















































