15話後半戦、特に大好き!

ホントは続けてアップしたいくらいです。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~

 猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin 

 2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022

 45分×全20話 

 脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao

    演出: Xing Jian Jun

 

前記事未読の方は、こちらから

#15-1 #15-2

 

 #EP15-3

 

 

~モデル事務所~

 

さて、噂の中心、休日中の“杜城くん”ですが、行きがかり上、お見合い相手の簫珊を乗せて、モデル事務所にご到着。

ホントは、車に、しかも助手席に乗せたくなかったんじゃないかな。

だって、この愛車のジープは、仕事とか事件現場とか、杜城にとっての戦場に赴くための戦車であり、プライベートも含め、聖域じゃん(笑)

あんな風に助手席で、く~く~寝ちゃう沈翊だけが例外であり、それを許せるくらい、特別なのよ(笑)

・・・フォンを乗せてた時には気づかなかった違和感やろな。

 

簫珊「上がってお茶でも飲んでいく?」

わりと、軽めに誘いをかけてくる簫珊。

だまって、首を横に振る杜城。

 

顔付きが少し変わって、真面目になってます。

杜城「何か話したいことがあるなら、はっきり言えよ。あそこのカフェの室温は、25度だった。それほど寒くなかったはずだ。わざとここに連れてきたんだろ。俺自身じゃなくて、俺の、警察官としての身分を狙ってるように思えるがな」

 

さすが、杜城(笑)

鼻の下、伸ばしてるだけじゃなかった・・・。

 

頷きながら、微笑む簫珊。

バレちゃったか・・・

 

そんなことがあり、事務所の建物に入ってきた簫珊と杜城。

簫珊「迷惑かけたくはなかったんだけど、ただ、こうでもしないと助けてくれる人が見つからないのよ」

 

階段を下り切った倉庫のようなところの廊下に、布を掛けられたパネルが大量に置かれている。

その布を取り去る簫珊。

なぜか、どれも、顔の部分だけが切り取られたパネルばかり。

これは、穏やかならぬ事態というか、事件の匂いしかしません。

杜城の顔が、刑事の顔になりました。

杜城「なんだ、これは?」

 

簫珊「新しくオープンしたばかりの信山アートパークって知ってる?」

 

名前だけは・・と言ったようすで、頷く杜城。

 

簫珊「最近、そこで、トップカメラマンの曼迪(マンディ)による作品展が開かれたの。私も、なんとかモデルとして、彼との契約を勝ち取ったの」

杜城「そしたらこんなことになった、と?」

 

簫珊「作品展の初日、会場に入った途端、私の写真の中の顔や頭部が全て、何者かによってナイフで切り落とされていたのよ」

 

杜城「いつ?」

簫珊「三日前・・夜中に。今は展示は中止されている」

 

杜城「警察には通報したのか?」

簫珊「したわ。その晩のうちに警察に通報した。でも、信山アートパークは新設施設で、まだ、内部に監視カメラは設置されていなくて、犯人を見つけらることは出来なかった。・・・展示会場は、夜間は施錠されることになってるから、つまり、犯人は、深夜0時前に侵入したはずなの」

 

写真のパネルをよく観察し、切り口を確認する杜城。

 

杜城「写真の頭部を切りぬくなんて、斬首そのものだろ。つまり犯人は君に対して強い悪意を持っている。今の時点では、物理的な被害はなかったが、犯人が見つからなければ、より深刻な被害に発展する可能性が高い」

 

あらためて、刑事の杜城に指摘され、恐ろしさに愕然となる簫珊。

 

杜城「最近、誰かに恨みを買ったか?」

 

該当人物を考える簫珊。

 

~スタジオ~

 

簫珊<舒浅浅(シュー・チェンチェン)・・・私がマンディと仕事してるって知った時から、なぜか、いつも私に敵意向けてくるの。わけがわからないわ・・>

 

モデルたちの控えテーブル席に行くと、仲間のモデルたちが出ていくところで、挨拶される簫珊。

 

舒浅浅「あら、簫珊、来たのね?」

笑顔で、話しかけてくる舒浅浅。

 

舒浅浅「写真展の話、全部聞いたわ。あんまり、気にしすぎないで。」

 

そんな心にもない言葉なんて聞きたくもない、と、挑むように近づいていく簫珊。

簫珊「マンディの写真展には、私たち二人のモデルしかいない。そして、今、私の写真だけが撤去された。残っているのは、あなたの写真だけよね」

舒浅浅「私がやったとでも?」

こっちも、かなり気が強い(笑)

 

慌てて、仲に入る杜城。

杜城「まぁまぁ、そう興奮しないで」

 

舒浅浅「あなた誰?」

見事なガンつけだ(笑)

 

杜城「俺は・・・」

 

わざとらしく、親しそうに杜城の腕を取る簫珊。

簫珊「友達よ」

ま、ここで、警察官の身分を明かしても仕方ないよね。

 

杜城「ちょっと状況だけ聞きたいんだ。事件の前夜、何してたのかな?」

 

舒浅浅「あの晩は、夜19時から22時まで、FLYスタジオの春デビューイベントショーがあったの。22時以降は祝賀パーティーに出席していたから、明け方まで帰れなかったわ」

 

杜城「その証言を、誰か証明できるのかな?」

 

舒浅浅「きまってるでしょ。あんた誰? 警察?」

 

小さく首を振り、否定する杜城。

 

杜城「俺はただ、もし本格的に捜査が入ることになれば、誰のためにもならないと思っているだけだ」

悪いことをしていなくても、警察沙汰になるのは避けたい心理を、うまいことついたね。

 

それを聞いて、少しトーンダウンした舒浅浅が、より詳しく答える。

舒浅浅「あの日のショーに居合わせた人たちが証人になれる。それに、その日のパーティー後、張社長が専属の運転手に私を直接送り返すよう手配してくれた」

 

それ以上のアリバイがある?って感じです。

それが、確実であれば、信山アートパークに行く時間はなさそうです。

 

その時、背後から、「浅浅・・・」と男性の声がする。

すぅ~っと、杜城の腕から、自分の手を外す簫珊。

 

外されたほうの杜城、ガン見よ、ガン見ゲラゲラゲラゲラ

 

「始めようか」と姿を見せた男性。

 

舒浅浅「雷先生。すみません。撮影の時間でしたね。少しお待ちいただけますか?」

 

雷「外で待ってるよ」

舒浅浅「はい、すぐ行きます」

 

雷氏、退場。

写真家らしい。

 

舒浅浅「(簫珊に)まったく、時間を無駄にしてくれたわね」

小声で、悪態をつく舒浅浅。

 

バッグを手にすると、「簫珊、見たでしょ。雷先生は、これから私の専属カメラマンになるの。あなたも運が良かったわよね。先生のおかげで、有名になれて・・でも、まさか、こんなにも早く見捨てられるなんてね・・」と、煽る、煽る。

簫珊「私の方から、契約を解消したのよ」

おおお、まさに火花散る女の戦いだぁ。

 

負け犬の遠吠えね、とばかりにニヤつき、

その場を後にする舒浅浅。

 

~モデル事務所の外階段~

 

あら、お着がえも済ませて出てきたのね。

先ほどの舒浅浅との言い合いで、ヒートアップする簫珊。

簫珊「きっと舒浅浅に違いないわ。他に、誰が私にこんな卑劣なことをするっていうのよ!!」

 

逆に、杜城としては、容疑者が一人消えた感覚です。

杜城「他に何か不審な点や危険を感じた人物はいないか?」

 

そう言われて、考える簫珊。

 

その時、誰かに見られている気配を感じる杜城。

金世佳様のこの角度、まじでおすすめ!ラブ

 

建物の陰から、カメラで狙われてました。

 

杜城「ついて来て」

簫珊の腕をとり、歩き出すことにする杜城。

 

不思議そうに後ろを気にする簫珊に、「振り返るな」と一言。

 

簫珊「誰が追ってきてるの?」

 

杜城「おそらく、君の写真を切り取った奴だろう。あくまでも、自然体にしていろ。さもないと捕まえられない」

 

路地へ路地へ・・と入っていく杜城たち。

まんまと、導かれる男。

 

見失ったか、とキョロキョロしている男に、声をかける杜城。

杜城「おい、なぜ俺たちを尾行してるんだ?」

 

大きなカメラを抱えている男、犯人というよりは・・・カメラ小僧よりは年を喰っていそうだけど、パパラッチ?

 

逃げようとする男を、羽交い絞めする杜城。

 

男「お前、誰だ? 何者だ?」

 

それは、こっちの台詞だ、とばかりに、いつものあれ、警察バッジを見せる杜城。

 

途端に、おとなしくなる男。
 

杜城「なぜ、簫珊を尾行してるんだ?」

証拠品のカメラを押収。

 

男「それがなんだよ? 俺は法律違反なんてしてないぞ。」

あら、小生意気なことをぬかすじゃないの!

 

杜城「プライバシー侵害も立派な犯罪だぞ。」

ちらりと、カメラを見る杜城。

証拠なら、ここにいっぱい入ってそうだもんね。

 

男「俺はただ、彼女のことが大好きなんだ。俺の理想の女性なんだよ。でも、彼女はいつだって高慢ちきで、俺が毎回、空港に迎えに行っても、一言も話してくれない。

彼女のために大金を費やした。それなのに、なんで、俺のものにならないんだ?そんなの、我慢できないだろ」

 

高慢ちきっていうのだけ、笑っちゃった(笑)

 

杜城「あああああ、もういい、もういい」

そんな話はどうでもいいんだ。

 

杜城「先週、彼女が展示会に出る予定だったの知ってるか?」

男「知ってる」

さすが、ストーカー。

杜城「で、その展示会が中止になったのも知ってるか?」

男「知ってる」

杜城「理由を知ってるか?」

男「知ってる・・いや、知らない」

これは、ついうっかり、なんでも、知ってるって答えてから、反射的にって感じだね。

 

杜城「写真の中の彼女の顔が切り取られてたんだ。お前がやったんだな?」

男「俺じゃない。そんなの、絶対に・・・絶対に俺じゃない。」

杜城「・・・・・・」

ま、そうだろうな・・って顔に書いてある(笑)

 

でも、しっかり通報した杜城。

当然です。爆笑

もう二度とストーカーまがいなことをしないよう、警察でお灸をすえないと。。

パトカーが呼ばれ、警察に連行されていく男。

警察官二人に、両脇に抱えられながらも、「俺はただ、彼女が好きだっただけだ。俺は悪くない。俺が何をしたっていうんだよ?簫珊、愛してる。簫珊、愛してる。簫珊~~~~」暴れながら、愛の告白までしてる。

 

物陰にかくれて、気持ちわるそうにしてる簫珊(笑)

笑い事じゃないよね。

ああいうの、マジで気持ち悪いもん。

 

パトカーが走り去ってから、出てきた簫珊。

簫珊「杜さん、あなた、すごいのね。それで、奴があの変態だったのね」

杜城「違う。奴じゃない」

変態は変態でも、違う種類のおともだちです。

 

杜城「あれは、ただの熱狂的なファンだ」

簫珊「ファン? Σ(゚Д゚)」

 

杜城「展示会の前日に、君を追ってパーティー会場に来ていたんだ。アートパークまで行く時間なんてなかったんだ」

つまりは、舒浅浅と同じ。

パーティに来ていたのなら、調べればすぐわかるってわけね。

 

事件解明ならず。

 

~北江市内の街路~

さて、お姉さまと沈翊の、優雅なお散歩は続いてました。

今度は、街ブラですね。

 

杜傾「いつから絵を始めたの?」

俄然、沈翊への興味関心、爆上がり(笑)

傾姐、分かり易すぎる!

 

沈翊「子供の頃です。当時は、ただ気楽に描いてました。それから、先生に出会って・・・それから・・・あれ・・」​

ふと、おしゃれなカフェレストランの前を通りかかった沈翊、さすが目ざとい。

 

杜城が女性と一緒にいるところに遭遇(笑)

引き寄せるねぇ。

 

こういう展開、大好き(笑)

 

~カフェレストラン~
 

表でそんなことになってるとも、露知らず。

 

簫珊「杜さん・・これからどうしたらいいと思います?」

杜城「・・・指紋も証拠もない。誰か、負傷者がいるわけでもない。となると、(正式に)証拠調べができないんだよな・・・」

途中から、呟きに変わってます。


その時、突然、表のガラスに近づいてきた、妙な男女(笑)に気づいた簫珊。

なに、この人たち?!

 

外からペンで、ガラス窓に、なにか描いてる男性を見て、

 

簫珊、ぎょっとしてます。

 

 

無言になってしまった簫珊を見て、「どうかしたのか?」と訊ねる杜城。


あれ・・あれ・・と指さす簫珊。



振り返る杜城。

その顔に合うように、カイゼル髭(ハクション大魔王の髭みたいなの)を描いてた沈翊。

うう、薄いけど見えるかな? 

くるりんとした髭。

さすが、位置ぴったり!爆笑

 

※へ?リメイクされてたの? 最近のは顔付きも違う。昔のは、おひげが二重だったんだけどな。切られると、魔法が使えなくなる奴(笑)

Ⓒタツノコプロ
 

 

杜城「・・・・・・?」

 

あははは・・・と、今日一の笑顔を見せる沈翊と、

一緒になって笑う杜傾。

 

・・・というわけで、勿論、傾お姉さまが、こんな(面白い)場面にぶち当たって、気を利かせて素通りなんてするはずないじゃないですか(笑)

 

店の中に入り、同席することにした沈翊と杜傾。

 

でも、話題は当然、簫珊の事件のこと。

スマホの中の、顔が切り取られた画像を見て、

思わず、声をあげる杜傾。


杜傾「こんなひどいことをするなんて。この男はきっとあなたのことを相当憎んでいるに違いないわね」
簫珊「でも、心当たりがないんです」


自分にも見せてください、と、スマホに手を延ばす沈翊。

ぐふふ、杜城だけが、このシチュエーションをおもしろくなさそうに、そっぽ向いてる(爆笑)

既に、“お見合い”という要素はなくなってるものの、一番、見られたくない人に見られ、姉までくっついてきて、居心地悪いったらないのです・・・。

 

画像の、切り取られた断面を拡大する沈翊。

他の写真も一様に拡大して、確認していく。
 

沈翊「これ、憎しみの表れだと思いますか?」
お姉ちゃんに聞いたのね。

もちろん、杜城だって、ちらりと、沈翊のほうを見るのはお約束(笑)


杜傾「え~、だって、この人は、彼女の頭を切り取っているのよ。なのに、憎しみじゃないって言うの?」

 

改めて、それを聞いて、落ち込んでしまう簫珊。


沈翊「切り口は滑らか・・・本当に、憎しみから切り取ったんでしょうかね?」
スマホを簫珊に返す沈翊。


杜城「また、何か気づいたのか?」


沈翊「・・・・・・」
今の、杜城へのヒント以外ないでしょ。(笑)

料理を注文しに席を立った杜傾と簫珊。

レジカウンターで注文するスタイルのお店らしいです。


杜傾「サラダを4つください。あ、ひとつだけ、肉入りのサラダにしてちょうだい」
店員「かしこまりました。ありがとうございます。他に何か必要なものはありますか?」
杜傾「いえ、結構よ。あなたは、なにか、注文する?」


簫珊「ちょっと待ってください・・ええっと・・結構です」

メニューを手にしながら答える簫珊。

 

さて、一方、お席にいる二人は・・・。

杜城「なんで、姉貴と一緒にいるんだよ?」

声を潜める杜城。


沈翊「だって、僕の授業を聴講しに来たんだもん」

はぁ・・・とため息をつく杜城。

杜城「だから、前に警告しておいただろ。姉貴は、ただ俺の周りでスパイする人物を探しているだけなんだって! 姉貴のいうことなんか聞くなよ」

話半分で、画集を見ている沈翊。


沈翊「この(絵の)説明の部分、興味深いね」

 

ん?どれどれ・・・と杜城が覗き込もうとしたら、

ぱっとテーブルに伏せられちゃった。


沈翊「僕、二人のこと、見てくるね飛び出すハート

席を立つ沈翊。(笑)
完全に思わせぶりじゃん。

 

気になる、気になる、気になる、気になる・・・

う~~~、我慢できん。

こっそり、本を持ち上げ、

とうとう、見ちゃう杜城。


杜城「“アーティストが写真を切り取るのは、ただコレクションするためだけとは限りません。彼らは再び組み合わせ、新たな価値や感情表現を見つけるのです”」

読み上げても、正直言って、なにが興味深いんだか、ピンときてない感じです(苦笑)

 

・・・と思ったけど、そうでもないかな?(笑)グッ



三人が戻ってくる気配がして、慌てて、本を伏せる杜城。

 

ちなみに、沈翊が見ていた本は、『熱愛生活 デービッド・ホックニー作品集』

沈翊ったら、なんで、これ、持ってたん?(笑)

それとも、ここ、ブックカフェもやってて、たまたま席に持ってきただけ?

 

沈翊が注目していたページはこれです。

“アーティストが写真を切り取るのは、ただコレクションするためだけとは限りません。彼らは再び組み合わせ、新たな価値や感情表現を見つけるのです

 

~カフェレストラン~

 

素知らぬ顔して、待っていると、女性陣がお料理を持って、戻ってきましたよ。

 

杜傾「はい、どうぞ」

杜城の前に、サラダを置く杜傾。

確かに、一人分だけ、肉のサラダを注文してたけど、これは、男子高校生なみのわんぱく盛(も)りだなぁ(笑)

サラダなのに、野菜が見えてない(笑)

姉ちゃんの感覚では、未だに、杜城はその年代。

杜城「(いくらなんでも)多すぎるだろ!」

笑うしかないって感じ。
杜傾「いいから、召し上がれ。他に、頼みたいものがあったら言ってね」

簫珊も、笑いをこらえてる(笑)

一人遅れて、戻ってきた沈翊。
沈翊「面白かっただろ?」

伏せてあった本を手に取る沈翊。
杜城「なにが? 何が面白いだって?」


食べるのに夢中なふりをする杜城。

 

笑っちゃうよね。

ほんと、わかりやすくて、可愛い(ボクの)男チョコ

 

料理を取り分けてくれた杜傾に、「謝謝」と言う沈翊。

 

~カフェレストラン~

 

食事も終わり、お店から出てきた一行。
うう、(厦門の)静香House、看板が大写しになってる。

そんなに、私に検索をさせたいのだろうか。

これでも、結構、我慢してるのよ。

触らぬ神に祟りなし。

 

杜城「あ、沈翊・・お前、俺といっしょに・・・」

ついてこい・・という言葉を遮るように、「僕も今日は非番なんだよ」と言い切る沈翊。

もしかして、警察学校の教師って、ボランティアで続けてるわけじゃないよね?Σ(゚Д゚)

そりゃ、いくら非常勤で、刑警隊のお仕事最優先にしたって、一応、(学生にだって)履修スケジュールってもんがあるじゃん。

(刑警隊の)非番の日に、講義を入れる、とか、そんな自由設計できるの?

 

ちぇ・・と、面白くなさそうな杜城。

 

杜傾「ちょっと! 沈翊に仕事させないで。私が彼を連れていくのよ。」
杜城「連れていくってどこへ?」
杜傾「パーティーよ!」


沈翊「はぁ?」

初耳です。


杜傾「あなた(杜城)が来ないなら、彼(沈翊)が一緒に来るしかないでしょ」

どういう理屈だ?(笑)

姉ちゃんの中では、すでに、二人は“にこいち”認定されたのか?

 

沈翊ったら、(助けを求めて)杜城の目しか見てないじゃん!!

これ、どうすりゃいいの?

 

沈翊「え・・僕は・・」
杜傾「さ、行きましょう」

沈翊「でも・・僕は・・・」
杜傾「いいから、いいから」

最後まで杜城を見続けてる沈翊の肩を押しながら、意気揚々と連れ去る杜傾。

 

この場合、簫珊が一切、興味なさそうでもしょうがないよね。(苦笑)

 

杜城〜〜!

意地を張らずに、杜城と行くと言っておけば・・・後悔先に立たずやねぇ。(笑)

 

杜城「・・・・・・」

引き離されて、この顔よ(笑)

 

でも、忘れてたわけではないでしょうが、まだ、隣に簫珊もいます。

っていうか、事件、解決しないと。www

 

そのために、沈翊を連れていこうとしてたのに、完全に、姉ちゃんに取られてしまいました。

姉の無双ぶりは、弟の杜城が一番わかってます。
 

簫珊「杜さん、私の事件については?」

簫珊としては、ここで杜城に見捨てられたら、困るわけよ。

 

振り返る杜城。

杜城「君の周囲に、アーティストっている?」

ふっふ~~♪

ちゃんと、沈翔のヒント受け取ったみたいです。

 

簫珊の脳裏に浮かぶのは、雷先生と言われてたカメラマンだろうね。

 

ここで切ります。

 

★『猟罪図鑑』Ep.15-3 雑感★ 
 

『杜城くんの休日』、まだ、決定的な犯人が見つかりませんね。

でも、(天性の)刑事の血は、時と場所を選ばず、事件を呼び寄せるみたいです。

 

プラス、杜家の血、パワフルで濃そうだもんなぁ(笑)

 

今回、姉ちゃんが目の当たりにした、弟と沈翊との関係性もそうだけど、知らない杜城の一面も垣間見えたって感じなのかも。

高校生の頃のやんちゃな姿がやきついて心配で仕方ない姉に対し、なんだかんだ言っても、合わせてあげてる弟の優しさよ。

大人になり、それぞれ自立した家族って、そういう関係でいいような気がします。

 

で・・・いいタイミングで現れた救世主(笑)

 

杜城の、沈翊への依存度が半端ない(笑)

 

実姉の前で、杜城を理解している、と言い切った沈翊ですけど、実際、そうなんだから仕方がない。爆笑

 

時として、こんなふうに、杜城を、掌の上でころころしてる感じがまさしく、(仕事を離れても)らぶ💘

 

でも、思ったより、簫珊が美人だったんで、ヒントは少なめにしとこうかなぁ~~。

 

 

 

傾姐、嬉しくもあり、寂しくもあり。

な〜んて、殊勝なタマじゃありませんね。

ルンルンです(爆笑!)

 

それに、今後を考えると、沈翊にとっても、この突発事故のような傾姐の無茶ぶり、案外、悪くなかったかな、と思います。

 

★『猟罪図鑑』Ep.15-4に続く★