実は、『猟罪図鑑』をちょっとお休みして(いや、継続しつつ・・かな)、【割り込みごめん】で別のドラマのざっくり雑感とか書きたいなぁとか、思いはじめてるんですけど、なんか中途半端になりそうで、悩みどころ。
1話とか2話とか、序盤、雑感にしても、結局、ああ、ちゃんと筋追いしとけばよかった~~と言い出すにきまってる。← 今までの経験上、何度もあったんで、かなり自信ある。
とにかく、他のドラマがいろいろ目白押しでして、先日、ちょっと触れた風間クンのドラマもそうですし、14日に始まったタイドラマ『Dating game』とかも見ようと思ってるし、あと『逆愛』とか、そりゃ青宇Ver.との比較もしたいし、・・DMD勢とか、ほかにもなんだったけな、見終わってるのも入れると、正直、とにかく、一杯一杯なんですぅ。(笑)
よく聞かれるんですが、GMMをガン無視してる理由とか、全然、ないんですよ。
しかも、8月は、もしかしたら、本家に戻るかもしれず。。(笑)
どうする? ワタシ?
『Shine』 も控えてるのに、既に完全にパンクだ。
そして、ユネクに『陳情令』が戻ってきた!(笑)
本気で、私に代わってドラマを見てくれる紙人ちゃん(小紙人)たちが必要になってきた今日この頃。
【おことわり】
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『猟罪図鑑 ~見えない肖像画~』
猎罪图鉴(獵罪圖鑑) / Under the Skin
2022年(中国)3/6~ 3/16, 2022
45分×全20話
脚本: Jia Dong Yan、 Wu Yao
演出: Xing Jian Jun
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#EP7-2
~聴取室~
今回も、杜城&ハンコンビが取り調べを行うのね。
最近、予審官どうしちゃったんだろ。← 他の作品とかもあって、忙しかったんかな。
杜城「この男を知っているか?」
沈翊にもう似顔絵はいらない、なんて言ったけど、そう簡単にいくはずがないのです。(苦笑)
ちゃんと必要だったじゃーん🤭
首を横に振る配達員、名前は陳銘峰(チェン・ミンフォン)。
陳銘峰「知りません」
畳みかけるように怒鳴る杜城。
杜城「しっかり見ろ!」
陳銘峰「本当に、知らない人です」
杜城「お前に、食事の配達を頼んだのは誰だ?」
陳銘峰「段哥です」
また、出ました! 段哥です。聞璟(ウェンジン)が廃墟を出る際に、メッセージを送信した相手も、段哥でした。
<終わったよ、あとはまかせた・・>
メッセージの相手は、段哥・・
杜城「続けろ」
陳銘峰「早朝で、まだ寝ていたんです。そしたら、突然、メッセージが届いて・・」
<午前6時、海沿いの家に朝食を届けてくれ>
相手は、段哥。
ハンが、配達員のスマホを、杜城の前に置く。
確かに、その文面が表示されている。
その場で、段哥と呼ばれる人間に、電話をしてみる杜城。
電源が入っていない、というメッセージが流れる。
繋がらなければ、当然、身元確認もできないわけで・・・。
杜城「住所もないのに、どうやって、あの場所がわかった?」
陳銘峰「以前にも、食事を届けたことがあったんです。あの場所はかなり遠くて、通常の出前のエリアじゃないんですよ。刑事さん、私は、本当に(頼まれたとおりに)ただ、配達しただけなんです」
杜城「どうやって、段哥と知り合った?」
たたみかけるのを止めない杜城。
陳銘峰「正直、私と段哥は、知り合いとは言えないんです。クラブで、一度酒を飲んだにすぎません。あの店の常連みたいでした。そこでは、誰もがあの人のことを知ってましたから。 人情に厚く、かなり社交的に見えました。その後は、特に連絡を取り合ったりしてません。少し前、突然、食事を届けてほしいと言われました」
一応、質問によどみなく、答えてはいますが、杜城の"不審を感じるアンテナ"(刑事の勘)は、立ったままです。
~北江分局 刑警隊~
一旦、取り調べを終えた杜城とハン。
ハンと話しながら歩く杜城。 ← 視聴者に対して、状況説明や情報共有をするためにも、このパターン、多いです(笑)
ハン「段哥の電話番号は、闇市場で売られていたものでした。今のところ、身元情報など何も発見できていません」
杜城「例のナイトクラブの捜査が必要だな。 陳銘峰(チェン・ミンフォン)の家に捜索には行ってるのか?」
ハン「ジャンフォンがもう到着してます」
~配達員 陳銘峰(チェン・ミンフォン)の家~
高台の、住宅が密集しているエリアにある家のようです。
家宅捜索中のフォン。
雑然とした家の中を見て回ってます。
捜査員「なんだ、これ?」
冷蔵庫の野菜室からは、むき出しのまるごとコンニャク芋発見(笑)
フォン「こんにゃくだよ」
ん?よく知ってるね。
中国って、こんにゃく食べるイメージあまりないし、(食べる)地域も少なかった気がします。← 検索してたら当たってた。雲南とか四川とか、辛い料理の地域で食べられるらしい。麻婆豆腐の豆腐をこんにゃくに置き換えるバージョン、とかは、美味しそうでした。
冷凍庫には、冷凍餃子?
豚足?
フォン「なんで、こんなにたくさん、豚足があるんだ?・・・」
さぁ?
※でも、これらの食材、覚えておいたほうがいいのは確かです。
フォン「見たところ、ただの配達員って感じだな。 全部、押収して持ち帰れ」
~北江分局~
ようやく、ムーヤオが保護されたことを知った父親の華教授と、廷飛が駆けつけてきました。
「すみません、私は、華木姚の父親です。娘はどうなんでしょうか?」と、通りかかったハンに声をかける華教授。
ハン「ご心配なさらないでください。ご無事ですよ。まだ、少し怯えてはいますが・・・すみませんが、こちらをご確認ください」
話しながら、PCを操作し、陳銘峰(チェンミンフォン)の写真を見せるハン。
ハン「この男性をご存じですか?」
華教授「いいえ」
ハン「では、こちらは?」
今度は、聞璟(ウェンジン)の似顔絵を見せます。
華教授「いいえ」
ハン「ご存じないんですか? 彼は、お嬢さんの付き合ってる人で、誘拐した人物です」
なんだと・・と、画面を凝視して、顔をこわばらせる廷飛。
そりゃ、婚約者の身分でここに来てるのに、他に男がいたなんて言われたらねぇ(苦笑)
華教授「娘はどこですか?」
しかし、まだ、事情も関係性もよくわからないのに、こんなにしゃべってしまっていいんだろうか、とちょっと不安になるなぁ。
~沈翊の部屋~
膝に、聞璟(ウェンジン)の似顔絵を置いたまま、呆然としているムーヤオ。
ノックの音が聞こえる。
沈翊「どうぞ」
警察官「被害者のご家族の方がお見えになりました」
沈翊「どうぞ、こちらへ」
父親の姿を見て、立ち上がるムーヤオ。
別に、父親に心配かけることを望んでいるわけじゃないからね。
華教授「すみません。ご面倒をおかけしました」
沈翊「いいえ・・仕事ですから」
ムーヤオ「爸・・」
華教授「一緒に帰るぞ」
声を潜める華教授。
少し遅れて入ってきた廷飛(ティンフェイ)が無言で、ウェンジンの似顔絵を手に取りながら、ムーヤオを睨みつける。
ティンフェイ「こいつは誰だ?」
ムーヤオ「・・・・・」
目も合わそうとしません。
華教授「ティンフェイ、とにかく、家で話そう」
大事にしたくない華教授。
華教授の手を振りほどくティンフェイ。
年長者へのこの態度。
もしかして、立場的に、こっち(ティンフェイ)のほうが、姚姚パパよりも上なのか?
華教授「とにかく、まずは帰ってからにしよう」
ティンフェイ「説明しろ。こいつは誰なんだ?」
詰問するティンフェイを押さえつけるようにして、部屋を出ていこうとする華教授。
これは、訳ありも訳ありだね。
ムーヤオ「彼は、私の恋人です」
うわぉ、言っちゃった!
振り返り、固まる男性陣。
それを聞くなり、ムーヤオの頬をビンタする華教授。
ムーヤオの長い髪が乱れてます。
華教授「お前、気でも狂ったか?」
当然、放っておくわけにはいかない沈翊。
沈翊「あの・・お嬢さんは誘拐されたばかりなんです。どうかその辺り、お考え下さい」
親子間の感情的な諍いを注意するのではなく、常識的に優先を説く沈翊の言い方に、「申し訳ありません」と、頭を下げる華教授。
プライド高い人、多いから、指摘の仕方を考えないとね。
黙って、部屋を出ていく廷飛。
それを見て、娘そっちのけで、「おい、廷飛! 廷飛!」と必死に声をかける華教授。
なにこれ、自分の娘より、婿候補が大事なの?(怒)
追いかけるのをやめ、振り返り、「なにが恋人だ! お前、恥ずかしくないのか!そんな卑しい奴と付き合うとは、どういうことだ!こんなことが広まったら、私は一体、世間にどう顔向けすればいいんだ?」とムーヤオを罵倒する父親。
あの~~さっきの、沈翊の忠告、聞いてた?
冷めた目で、父親を見るムーヤオ。
小さく笑い、「爸に恥ずかしい想いをさせたことはわかってる。小さい頃からずっと、爸は自分が一番で、私のことなんて気に掛けてくれたことないでしょ」と、はじめて口を開くムーヤオ。
いきなり、なにを言い出したんだ、と、ちょっと目を丸くしてる華教授。
先ほどの怒りは影を潜めたものの、娘に反抗される理由すら理解できないと言った様子で口ポカン・・・って顔してる。
これまで、よっぽど、ムーヤオったら、父親に反抗したこととかなかったんだろうね。
涙をこらえながら、話を続けるムーヤオ。
ムーヤオ「爸が一番気にしてるのは、自分が自慢できる婿を見つけられるかどうかだけですものね。学部でもメンツも保って、自慢できるし・・。私が誰を好きなのか、何を望んでるのか、私が幸せなのか、そうじゃないのか、爸はちっとも気にしたことないでしょ」
ムーヤオの主張をじっと聞いている沈翊。
冷静になろうと、必死に努めているムーヤオ。
ムーヤオ「言わせてもらうけど、私は、廷飛(ティンフェイ)が大嫌いなの。私は絶対、あの人とは結婚しない。たとえ、残りの人生、ずっと独身でいなければならないとしてもよ。もうこれ以上、爸の言いなりにはならない!!」
娘の言葉に、押し黙る華教授。
~クラブ~
次は、段哥が出入りしていたと言われるナイトクラブにやってきた杜城。
口明けの準備中ってところですね。
支配人「これは、なんとも困ったことをおっしゃられる。なにしろ、この店には、100人とも、1000人とも超える人々が出入りしてるんです。みんな、"兄貴(哥)"と呼ばれてるのに、どうやって、あなたの言われる"哥"のことを私がわかると言うんですか・・・? あははは、 (従業員に)おい、急いで綺麗にするんだ!」
杜城をけむに巻いたり、従業員に指示したり、食わせ者の支配人。
店の中を見回している杜城。
杜城「確か、このあたりの管轄は、劉(リウ)所長だったかな?」
部下「はい」
わざと部下に訊ねるところ、憎いねぇ(笑)
杜城「劉所長に電話してくれ。このあたりの・・・」
言いかけると、支配人が慌てて「どうか、止めてください、どうか、どうか・・」と腰を低くして止めに入ります。www
その気になれば、営業停止の理由なんていくらでも付けられるんでしょうね。(笑)
支配人「何をお聞きになりたいんですか? 何でもお尋ねください。全力でご協力いたします。先ほど、おっしゃられたのは・・」
先ほどとは態度一変、平身低頭(笑)
杜城の、最初から素直に言えっつ~の、と呆れて横向いちゃってます!(笑)(笑)(笑)
杜城「段哥!」
支配人「段哥・・ですか」
ちょっともったいぶったものの、まじでわからないらしい(笑)
支配人「もうちょっとだけ、ヒントをいただけませんか?」
杜城「証言からすると、この店の常連だったらしい」
支配人「常連で・・段と言えば・・ああ、たしかにいます。酒癖が悪くて、怒りっぽくて・・来るたびに、酔っぱらっては、グラスを投げつけるんですよ。 うちの店に来たのは、数か月前くらいだったかな・・金払いがよくなかったら・・」
出禁にしたいくらい・・というニュアンスです。
配達員の陳銘峰が言ってる男とは、あまり合致しません。
納得いかないような杜城。
杜城「最近、ここに来たのは?」
支配人「いいえ、しばらく見てません」
杜城「この人物に見覚えは?」
聞璟(ウェンジン)の似顔絵を見せる杜城。
近くにいたホール担当を呼ぶ支配人。
支配人「この人のこと、覚えてるか?」
スタッフ「眼鏡をかけた、例の、ケチなお客さんでは?」
支配人「ああ、そうだ、そうです、この男、かなりケチでしてね。来るときは、一番安いワインをたった一杯しか注文しないくせに、一晩中、居座るんですよ。一体、どこの人間なのか、全く知りません。 そうだよな?」
ホールスタッフのお姉さんにも同意を求める。
杜城「ここに、監視カメラはあるのか?」
支配人「ええ・・でも、壊れてます」
なんだと?、と目を剥く杜城。
支配人「すぐに修理しますっ!(汗)」
あはは・・・!
この人、わかりやすすぎて、おもしろ~い。
ここで切ります。
★『猟罪図鑑』Ep.07-2 雑感★
ムーヤオの"姚姚"って呼び方、可愛いよね。
※姚・・・はるか/うつくしい
なかなか、ヘビーな姚姚の家族事情が発覚。
教授のお嬢様も大変だ。
聞璟(ウェンジン)のこととは切り離しても、意に沿わない婚約者の存在とか、パパへの不満とかムーヤオも問題山積じゃん。
出てこないけど、味方になってくれるママはいないのかな?
ティンフェイのことをよく知らないのに、決めつけるのは申し訳ないが、大嫌いと言った姚姚の気持ちはよくわかる気がする。
あの雰囲気、私も苦手だ。
たぶん、次の8話で出てくるが、雰囲気どころか、言動全部ダメだ。
あと、残りのパートは、普通の捜査編でしたね。
そう、これは刑事ドラマの側面もあるので(笑)、もちろん、こういうこともあります。