Haapy Songkran

朝から、#Songkran2025 関連を観まくってましたクラッカー

メッセージだけじゃなく、実際、現場に出向いてる人たちは目を引いてしまいますね。

水に濡れたあと、色っぽくなるCP、好きですラブ

 

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『TOP FORM 』

กอดกันมั้ย นายตัวท็อป

  2025年(Thailand)20.March~ 15.May

 45分×全11話  

 原作:"抱かれたい男1位に脅されています。" by 桜日梯子

   制作:WeTV Original

 演出:"Boss" Wasakorn Khumklaowiriya

 対象年齢:18歳以上 ๑๘+

 

 

TOP FORM EP.5

#5-2

長くなったので、分割しました。

前記事 未読の方は、#5-1


 からどうぞ。

 

~局のエントランス?~

囲み会見ね。

ん? Jin一人?

(Ford氏とTouchが後ろに控えてるから、シグマの仕切り?)


記者「まずは、今年の、"抱かれたい男"になられたことについて、Jinさんにお祝いを言いたいと思います」

Jin「ありがとうございます」

にこやかに答えるJin。

 

ファンも後ろに並んでます。

 

記者「今年はじめて、受賞されましたが、お気持ちはいかがですか?」

Jin「とても嬉しくて、興奮しています。これは、私にとって、俳優として最初の受賞ですし、とても光栄に思っています。すごく胸が躍ってます。私に投票してくださった皆さんに感謝したいです。ありがとうございました」

 

その時・・・「どうか、道を開けてください、道を開けて」という声と共に、JadeやP’Saiに先導されて、Akinが現れました。

 

記者「それでは、Akinさんもご一緒にインタビューさせていただいてもよろしいですか?」

一礼するAkin。

 

記者「5年連続、"抱かれたい男"の称号を保持されたあと、今日、あなたは、それをJinさんに、明け渡さなければなりませんね。どういったお気持ちですか?」

記者「悲しいですか?」

記者「どうか、お答えください」

  

記者たちの声が収まるのを待って、ようやく話し出すAkin。

Akin「まずは、Jinに、おめでとうを言いたいですね」

会釈するJin。

Akin「昨年來の、彼の仕事ぶりから見ても、本当に、このタイトルにふさわしいです」

 

ファン?「P’もすばらしいです。大丈夫!」

 

その声に、誰よりも嬉しそうに、頷くJin。

微妙な空気感のズレの象徴みたい。

 

だって、ここは、Jinのライジングスターぶりを持ち上げる記者会見じゃない。

 

Akinの社長が危惧していた通り、飛ぶ鳥を落とす勢いかと思われていた人間が、天上から墜落した(みじめな)姿を取り上げたくて、Akinから、失意やネガティブなコメントを引き出したいマスコミ側。

 

記者「Akinさん、まったく、残念に思ってないのですか?」

Akin「残念・・? 私は、長い間、1位でした。今年、こうして、私の立場は変わりましたが、(ここからの)景色は全然悪くありません」

 

納得しないのか、さらに質問をぶつけてくる記者たち。

記者「Jinさんのために、身を退いた、ということですか?」

記者「Jinさんとお話されましたか?」

記者「あなた方お二人、カメラが回ってないところで、ケンカとかされてませんよね?」

記者「Akinさん、Jinさんにバトンを渡したあと、Jinさんになにか言いたいことはありますか?」

記者「なにか、おっしゃりたいことはありますか?」

Akin「ええっと・・・」

矢継ぎ早な質問に、言葉がつまるAkin。

 

横から、さっと、「バトンを渡す? 一体、なんのことをおっしゃってるんですか?」と言葉を続けるJin。

Jin「私と、P’Akinは、たかが数百票しか離れてないんですよ。ですよね?」

 

それを聞き、沸き立つAkinのファンたち。

ああ・・Jin、その辺にしておかないと。。

あくまでも、勝者の弁は勝者のものであって、敗者との差を浮き彫りにするだけなのよ。

 

Jin「私にとって、今年は、二人で、1位を獲得したように思ってるんです」

 

記者「王冠をシェアすると?」

Jin「そうですよ。王冠と言えば、じゃ、王冠を被りましょうか」

そう言うと、エア王冠を、Akinの頭に乗せるJin。

 

そりゃ、ファンは、ナ~ラ、ナ~ラ、大騒ぎするけどさ。

 

記者「Akinさんはいかがですか?」

 

ほらきた!

 

Akin「・・・・私も、Jinに同意します。さきほどの質問についてですが、私は、誰にも、バトンを渡すつもりなどありません」

Jinを見上げるAkin。

笑顔で応えるJin。

 

Jinの肩に手を置き、「今年の"抱かれたい男"になれたこと、おめでとう」と告げるAkin。

Akin「でも、気を引き締めてないと、来年は、確実に、俺が取り返すよ」

(言い終えたAkinの瞳は、笑ってません。)

 

記者「これは、タイトル奪還へのチャレンジですか?」

含みをもたせたように、微笑むAkin。

 

もうこれ以上のサービスは無用です。


Akin「さぁ、そろそろ、ドラマについてのインタビューをはじめましょうか」

 

~Jadeのオフィス~

夕方です。

インタビューも終わり、AkinとJin、二人で座ってますが、雰囲気は、どんよりです。

チョコドリンクを渡すJin。

Jin「P’のために、買ってきました」

 

Akin「・・・ありがとな」

 

いつもなら、すぐにキャップをあけるのに、そっと、テーブルの上に置いたのは、Jadeが部屋に入ってきたせいばかりじゃないと思う。

 

Jade「雑誌のN-ASHが、最新号に、君たち二人の表紙でいきたい、と言ってきている」

 

Akin「別にいいよ」

と言いつつ、全然、いいって表情じゃない。

Jinもなにかを感じつつ、「私も平気です」と同意する。

 

Jade「よし。おそらく、お前たちのドラマがトレンド入りしているからだろうな。ネット上では、その件で大騒ぎになってる。それから、さっきの記者会見、うまくやりきったな・・」

 

すでに、Akinの顔から笑顔が完全に消えてます。

 

Jin「P’Akin? 大丈夫ですか?」

Akin「・・・ああ、平気だよ。俺たちのドラマも上手くいってるし・・・」

Jin「本当ですか?」

Akin「ああ・・もちろん。何度も質問するな (-"-)」

Jin「・・・・・」

 

Akin「P’・・明日の、N-ASHとの予定時間は何時?」

Jade「朝7時の予定だ」

Akin「ふ~ん・・じゃ、帰って休むとするよ」

 

え・・と驚くJin。

 

そのまま、チョコドリンクを手に持ち、部屋をあとにするAkin。

 

あんなAkinの様子を見れば、心配しかない。

 

~シグマの、チームJinの祝賀会? お疲れ様会?~

大がかりなものではなくて、スタッフだけの集まりみたいです。

別の日かな?

それとも、あの会見のあとかな?

もしかしたら、Jinにこの予定があったのを知ってたのに、Akinが一人で帰っちゃったから、驚いたのかな?

 

Ford「ようやくだな・・俺たちの長い旅も終わりに近づいてるようだ。Jin、"抱かれたい男"1位、おめでとう」

ワインを差し出すFord氏。

Jin「ありがとうございます、P’Ford。皆さんもどうもありがとうございました。シグマの皆さんにも感謝しています。ありがとう、P’Touch。それから、ミンディ事務所にも感謝してます。ここにいる皆さんの力がなければ、この賞は取れませんでした。みなさん、本当にありがとうございました」

感謝の言葉を述べるJin。

授賞式の挨拶っぽいな(笑)

おめでとう、よくやったね、と拍手を受けるJin。

 

Ford「だが、私から君に、善意の忠告をしたいんだが・・長年、ここで働いている者として、少し、Akinと距離を置いてもらいたいんだ

Jin「・・・・・」

Ford「君が、Akinのことを好きなのはよくわかってる。君たち二人のことを推してくれてるファンがいることも理解してる。でも、みんなが君のことをスーパースターだと認識し始めたら、ゲイであることは、もちろん、悪いことではないが、受けられる仕事の範囲は、それほど広くはなくなるのも確かだ」

 

ずっと言う機会を狙ってたみたい。

 

無言のままのJin。

 

Ford「Jin、君はもう、小さな役で甘んじる俳優ではないんだよ。君は、そういうところまで昇ってきたんだ。」

 

Jin「・・・・・」

 

Ford「シグマは、君がここよりももっと先へ進んでいくことができると、信じている」

 

小さく頷き、微かな声で「はい・・」と返事をするJin。

乾杯したものの、とても、そんな気分じゃありません。

 

~雑誌表紙の撮影現場~

うわ~~、二人とも、テンション低い~~。

笑顔なし。

会話なし。

 

化粧直しの時間も、ただ、そこに立っているだけ。

ディレクターさんが、「もういいわね。フレームから出てちょうだい」とメイクさんに声をかけてます。

 

Jadeも、少し離れたところから、様子を見てるけど、絶対、おかしいって思ってるよね。

 

二人に近づくJade。

Jade「写真の感じはいい。お前たち二人は、なにも心配する必要はない。俺も、ちゃんと見てるからな・・」

小さく頷くJin。

Jade「今年のコンセプトは、"退廃的"風じゃなかったか? 視聴者も、きっと気に入ってくれるだろう」

 

Akin「ありがと」

 

その時、Jinが、「P’に話したいことがあるんですけど・・」と耳打ちする。

Akin「今はだめだ」

Jin「でも、本当に話したいことがあ・・」

Akin「今、仕事中だろ!」

 

そこへ、煙草をもってきたディレクター。

ディレクター「お二人とも、寄りの画で、煙草を吸ってもらってもいいですか? カメラマンが、煙草を吸ってるショットを希望してるんです」

 

すぐさま、「ちょっとまってください」と止めに入るJade。

Jade「合意した内容には、彼らが喫煙をすることは入っていませんよ」

Jin「それに、普段、P’Akinは、煙草をすいません」

ディレクター「わかりました。でも、カメラマンが、要求してるんです」

 

いやいや、これ、スポンサーとか、広告業界とか全般絡んでくるんで、そんな簡単な話じゃないのよ。

タイは、そうじゃないのかな?

いやいやいや、そのための、事前打ち合わせでしょ?

 

Jade「認めることはできません」

 

その時、ディレクターの手から、煙草を受け取るAkin。

Akin「かまいませんよ。撮影を続けましょう」

ありがとうございます、と礼を言うディレクター。

 

あ~あ。

 

Jin「でも、P’は、普段だって吸わないのに、どうやって吸うん・・」

Jinの口に、煙草を咥えさせ、言葉を遮るAkin。

 

ライターがない素振り。

 

Jade「・・・・・(-"-)」

Akinが一度言い出したら聞かないのはわかるけど、本当にいいの?

 

Akin「お前と俺には、やるべき仕事がある」

 

仕方なく、再び近づいてきて、自分のライターで火をつけるJade。

Jadeが、さっきから、ジッポ(だよね?)をカチャカチャやってたのは、これのため?(苦笑)

 

ここ、咥えてつけないところで、Akinの慣れてない感を出そうとしたのかな?

 

火のついたタバコを咥え、ぐっと、Jinの頭の後ろを掴むと、移し火するAkin。

普段、煙草を吸わないというAkinの仕草にドキっとする。

これも、長年の演技経験の賜物なのか。

 

すぐさま、撮影開始。

今度は、JinがAkinの後頭部に手を置き、向かい合って吸う構図ね。

 

そのあとは、二人並んで、階段に腰掛けたり、撮影していく。

「二人とも、そのまま、お互いに、頭をくっつけて・・」という指示に従う二人。

 

さて、画面変わりまして・・・

 

~オフィスの屋上?~

Jadeのお気に入りの場所なのか、煙草を吸うときは、ここにくるのかな?

 

スマホをみているJade。

※ここのシーン、あとから【おまけ】で描かれます。。

 

~ビルの屋上の駐車場?~

 

今日は、Jinの車で、帰ることにしたんだね。

人気(ひとけ)のない場所までやってきて、車をとめたJin。

 

Jin「・・・・・」

Akin「話したいことってのは、なんだ? さっさと言えよ。お前のために使える自由な時間なんて、そんなにないんだよ」

 

Jin「P’の、次の仕事って、舞台なんですか?」

Akin「どうやって、知ったんだ?」

淡々と答えるAkin。

 

Jin「この舞台を演じる主役は、シグマ所属なので、それで、オレも知ったんです。少し後悔しました。この舞台のために、オーディションを受けるべきだったのに、Judyさんとの共演の話に夢中になってしまって・・」

 

その話は、初耳だった様子のAkin。

 

Akin「Judyとの共演は、いい話だ。彼女はキレイで、才能もあって、イメージもいい。俳優なら、みんな、Judyと仕事をしたがるさ」

 

Jin「欠点をあげるなら、このあと、しばらく、オレたちがお互いに会うことができなくなることですよね」

Akin「なにが言いたいんだ? 言いたいことがあるなら、さっさと言え」

 

Jin「オレは、ただ、P’の気持ちを確認したかっただけです。オレ、今、すごく怖いんです。 このドラマが終わったらあと、今までのように、お互い会えなくなるかもしれないと思うと・・怖くてたまりません

Akin「そうしなきゃならないんだよ。お前はまだ、こういうことに慣れてないかもしれないし、キャラクターの感情から、現実を切り離すことさえ、できないかもしれないが、心配するな。別々の道を歩み始めたら、確実に忘れることになるんだ」

 

Jin「もし、P’の気持ちがそうなのであれば、だったら、どうか、オレの顔を見て、オレの目を見て、言ってもらえませんか?」

 

Jin「お前のことなんて好きじゃない、と、言ってください。その言葉を、P’が言ったら、P’から離れます」

 

涙を浮かべながら、笑顔をつくるJin。

 

Akin「本当か? なんで、人ってのは、俺にそこまで期待するんだろうな?

Jinを見るAkin。

Akin「お前も含めて・・だ」

ここのセリフ、いいね。

 

そのまま、車から降りるAkin。

限界だったんだね。

 

すかさず、自分も降りて、

Akinを追いかけると、後ろから、Akinを羽交い絞めにするJin。

もうすでに、涙がこぼれているAkin。

Jinのほうに向きなおる。

 

Akin「わからないんだ。どうして出来ないのか、俺にもわからないんだよ。お前のことを本当に好きなのか、わからないんだ。 お前に求められても、俺には、本当にできないんだ」

どんどん変化していく周囲と、自分の心との乖離にずっと苦しんできたのね、Akin。

 

自分に手を伸ばしてきたAkinの手首を包み、自分の頬にあてるJin。

 

Akin「("抱かれたい男"の投票)結果を知った日から、距離を置いてしまって、すまなかった。最初、俺、自分が獲れるだろうと思ってたのに、結果はこうなってしまった。」

Jin「・・・・・・」

 

Akin「俺、本当に、耐えられなかったんだ」

誰にも言えなかった・・心の奥底を言葉にするのは、とても勇気がいることだよ。

 

それだけで、はぁはぁ・・と、息があがったAkin。

 

Akinの首の両側を包み込むと、そのまま、キスするJin。

え・・と戸惑いながらも、ふりほどけないAkin。

もちろん、Jinも離す気はないですけどね。

 

Akinの頬を伝う涙を、指先でぬぐうJin。

きゅっと、唇を閉じた顔が、まるで、訴えたいことがあるのに、泣くことしかできない幼気(いたいけ)な子供のようで、こっちまで、泣けてくる。

 

実は、英訳があがってくるまで、我慢しきれず、Xとか見ちゃって、このシーンの画像や切り抜き動画もたくさん見ちゃったんですけど、その時は、なんだ、このAkin、かわええ~~って思ったんですけど、ストーリーを追ってみてきたら、とても、そんなふうに思えなくなってました!

 

 

Jin「オレのほうこそ、ごめんなさい」

そう言うと、抱きしめるJin。

わかる!

抱きしめるしか、他に術がない。

 

そして、Jinの腰にぎゅっとしがみつきたいのに、それができない・・・たぶん、これが、Akinの今の気持ち。。

 

Jin「ごめんなさい。ごめんなさい、P’ オレはただ、自分たちの関係がどうなるかばかり気になってしまってて・・・

 

うん、Jinの焦りもまた、仕方がないこと・・のような気がします。
 

少し、身体を離し、Akinの顔を見つめるJin。

Jin「でも、オレ、うれしいです。ようやく、P’の本当の気持ちをオレにわけてくれましたね。いいですか、P’Kin、これからは、P’はもう一人じゃありません。」

 

綺麗な涙。

 

Akin「なぁ、知ってるか? 俺、"抱かれたい男"を獲得したその日から、ずっと演じ続けるのを止められなかった。」

うんうん、と頷くJin。

 

Akin「でも、今日、やっと、本当に自分になれたような気がする」

 

一人で背負い続けてきた肩の荷を、誰かと一緒に背負っていくのは、バランスのとり方がむつかしいだけで、やってみる価値はある。

 

 

 

もし、傍らに寄り添って、同じ方向に進んでいきたいのであれば・・・。

 

 

ふふ、と笑うJin。

Jin「よかった・・・」

 

固く固くハグしあうJinとAkin。

Jinの腰にまわしたAkinの手に力がこもってるのを見て、ホッとなりましたよ(笑)

 

~どこかのビルの屋上?~

 

Jin「落ちないように、気をつけてくださいよ」

通常の階段室の階段じゃなくて、更に上にあがるむき出しの階段を上がってきた二人。

周囲を見回すAkin。

星空だ。

※ すみません。元の解像度のせいで、星空ほとんど見えません(笑)

 

Akin「うわ~」

思わず、声をあげるAkin。

 

Jinの手のひらから、スルスル~っと、出てきたのは、ネックレス。

三日月?みたいに見えます。

 

Akin「すごく綺麗だ・・」

 

Jin「受け取って」

手を出し、吊るしてみるAkin。

 

Jinの手には、もう一つのネックレス。

Jin「ただ、綺麗なだけじゃないですよ。

 

ぴったりと重ねあわせると、太陽の形?

 

これに似てる・・・でも、Jinがあげたのは、両方シルバーだけど。。

 

Akin「可愛いじゃん」

 

Jin「これは、オレたちの約束の証としての、贈り物です。その日が着て、オレがその賞(最優秀新人賞)を獲ったら、そして、その時もまだ、オレたちの気持ちが同じだったら、ずっと一緒にいましょう」

照れくさそうに、微笑んで、声を出さずに、小さく頷くAkin。

 

・・この、チラッとがいいでしょ?

 

Jin「え? 聞こえなかったんですけど・・」

すでに、Akinをからかう気、満々(笑)

 

Akin「ん・・」

Jin「なんて言ったんですか?」

Akin「ああ」

 

はっきり声にしないAkinを許しません(笑)

Jin「なんですって?」

 

仕方なく、Jinの手を取り、吐息交じりに、

「ああ。これで、満足か?」と頷いてみせるAkin。

やっと頷くJin。

 

空を見上げるAkin。

Akin「うわ~、星がたくさんだな」

ようやく、自然になったAkinを見つめるJin。

 

Akin「なぁ、あれって、北極星か?」

指さすAkin。

Jin「本当に、わかったんですか?」

Akin「なんだよ、誰だって、成長ぐらいするだろ?」

 

へぇ・・と大袈裟に頷いて見せるJin。

 

Jin「あ、そうだ、P’Kin、あの晩・・・P’の北極星が誰なのか、教えてくれませんでしたね。」

 

Akin「ある女性だよ。」

Jin「???」

Akin「美しくて、温かくて、今日の俺がいるのも、彼女のおかげさ」

 

女性ときいて、顔が曇り、ため息ついちゃうJin。

 

Akin「おい!彼女は、俺の祖母だよ」
 

え?と驚き、声も出ないJinを見て、微笑むAkin。

 

Jin「お祖母さん?」

Akin「うん・・」

 

なぁんだ、と、一安心で、笑うJin。

 

~Akinの回想?~

子供の頃のビデオテープね。

 

Akin(子供)「サンキュー、サンキュー」

拍手と歓声を受けているAkin。

ビデオを撮っていたグランマが、舞台に近づき、Akinを抱きしめる。

 

なにかをノートに書き留めているグランマ。

<私の孫は、世界で一番、可愛い人です。大きくなったら、いい俳優になってもらいたい>

 

ビデオを撮りながら、近づいていくAkin。

 

Akinのグランマは、小さな劇団の女優さんなのかな。

グランマの舞台を最前列で見つめるAkin。

 

<劇中の台詞>

「あなたならできると知ってるわ。最後に一度だけ、抱きしめてもいいかしら?」

グランマの演技を、身を乗り出して、食い入るように見つめているAkin。

 

<劇中の台詞>

「もう二度とあなたに会うことはないわね。ごめんなさいね。どうしても行かなければならないの」

全身で表現する演技、これがAkinのルーツね。

 

いつしか劇は終わり、会場は拍手に包まれる。

 

自分が撮ったグランマの演技を真剣に見返し始めているAkin。

 

Jin「じゃ、P’の時間の都合がいい時に、お祖母さんのところに連れて行ってください」

 

Akin「うん、いいよ。もし、チャンスがあったら、連れていくよ」

 

指切りげんまんのつもりで、小指を出すJin。

Jin「約束! 約束しましたからね」

Akin「わかってるよ」

Jin「Okey、すぐ行きましょう」

ふと、私の好きな鈴子さん(トータカのおばあちゃん)の台詞「いつかって思った今がいつかだよ」の代わりのような気がしました。

 

あれ、じゃんじゃないけど、終わりだ(笑)

 

【おまけ】

 

Jadeです。

 

スマホに着信。 

相手は、LITってなってます。

もしかして、噂のスペイン編の、あの方ですか?? ← まだ、見てないのよ。でも、近々見ます! 

※ 気になる箇所があったので、突貫で土曜日深夜に見ました(笑)

 

なんで、出るのをためらってるの、Jade?

 

あ・・出た!

 

Lit「ハロー、調子はどうだ? 敏腕プロデューサーのJadeさん?」 

 

Jade「お前が俺なんかに電話を?」

Lit「しばらく、お前から連絡なかったからな。 お前の声、聞いちゃだめなのか? 俺の・・・うさぎ」

ふふ・・と笑うLit。

 

Jadeがうさぎうさぎ

最初、訳した時には、ここがわからなかったんですけど、原作では、Jadeは「卯坂和臣」・・うさ・・・あ、察し。

 

Jade「・・・戻ってきて、俺のために曲を書いてくれないか?」
Lit「歌?どんな歌?」

Jade「俺がやってるドラマのための曲だ。・・・もしもし? Lit? おい、聞いてるのか?」

Lit「・・・いつだったら、都合がいいんだ?」

 

都合を聞いてきたLitに驚いて、一瞬、固まったみたいに見える。

煙草を吸うJade。

 

Jade「最も早く都合がつくのはいつだ?」

質問返しだ。

Lit「そんなに、俺に会いたいのか? はん? ふふふ、 いいぞ。やっと、俺たちの話ができるな・・・冗談だよ。ああ、まずは、帰国のフライトのチケットを取るよ。すぐ会おう。バイバ~イ」

 

電話、切れました・

 

この黒うさぎ、妙に、訳ありの匂いがするな、と思ってましたが、ビンゴでした。

 

写真?

気になるじゃん!! 

こっちのほうがよっぽど「じゃん!」だよ(笑)

 

 

★『TOP FORM』Ep.05-2 雑感★ 

 

原作を読んでないので、詳細な設定がわかってないのかもしれませんが、5話ともなれば、スタイルやキャラが確立してきて、日本版の持つノリや空気感を単純に取りこんでドラマを制作するというよりは、「だかいち」を知らない人たちにむけて、コーティングを取り除いて、わかりやすくドラマにしてる感じ。

 

珍しく、筋追い途中で、劇場版とかまで見ちゃって(笑)、もういっそ、原作読めよって感じですよね(笑)

もしかしたら、「いとこくらい似てない」じゃなくて、「はとこくらい似てないのか」の確認がしたかったのかもしれません。(笑)

原作読んで、「他人」だと、はっきり結論づけしちゃうのは、まだ、ちょっと怖いかな(笑)

 

やっぱり、キャラクターを掘り下げてくれる作品は、見ていて楽しいし、嬉しくなりますね。

 

Janeの件、【おまけ】にもってきたってことは、そこまでがっつり本編に絡ませるつもりはないのかな?

ええ・・・もったいない!!

あ、それと、スペイン編見てて、状況設定とか全然違うんだけど、どこか『囀る鳥は羽ばたかない』の矢代と影山(医者)、彼らと同じ匂いがしたの。

(ちなみに、この作品、私は人間ドラマとしてかなり好きですけど、一般向けにしてあるとは言え、一応、極道モノで、もはやゲイとかゲイじゃないとか気にするのもどうか、というようなR18指定作品なので、一旦、ちょっとググるなりして、うっかり手を出すことのないようにしたほうがいいと思います(笑))

 

★『TOP FORM』Ep.06に続く★