続き、どんどんいきます。

 

【おことわり】

こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Great Men Academy

  Great Men Academy สุภาพบุรุษสุดที่เลิฟ 愛すべき最強紳士

 2019年(Thailand)Feb.6~ Jul.5, 2024

 75分×全8話

 制作:ナダオバンコク・LINE Thailand、GMMTV

 脚本:  Waewan HongwiwatWanwaew Hongwiwat  

 演出:“Wan”Wannwaew Hongwiwat、“Waew” Waewwan Hongvivatana

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+ 

 

 

Great Men Academy

EP2 #2-1の続きです

 

~引き続き、教室~

言われたとおり、教壇におかれた封筒を取りにいく学生たち。

 

Nuclear「おい、Love・・俺と正々堂々、勝負するか?」

Love(♂)「・・・?」

 

Nuclear「誰が(メンターとして)P’Vierをゲットできるかを・・」

 

視線を落とすLove(♂)

 

Love(♂)「・・・だめだよ。僕には・・無理だ」

あの、Vierの態度を見ちゃったらね。。。

 

Nuclear「おい! それでも、本当に、P’Vierのファンなのか? こんなに簡単にあきらめる気なのかよ! そんなの、ファンでもなんでもないね

ちょっと拗ねたようにしつつ、実際は、Love(♂)を発奮させたくて、挑発するNuclear。

 

考えるLove(♂)

Love(♂)「わかったよ。」

Nuclear「本気だな?」

頷くLove(♂)

 

Nuclear「よし、1、2、3!」

 

いきおいよく、教室を飛び出していくNuclear。

Love(♂)「おい!」

 

慌てて、追いかけるLove(♂)の手には、封筒が見えてますね照れ

よしよし、ちゃんと取ってきたんだね。

 

途中、結構、長い距離を追いかけても、全然苦しくならないことに気づいたLove(♂)。

Love(♂)「(小声で)あれ・・男子の身体って、すごい強いじゃん」

この素直な反応とか、すごい好き(笑)

 

スピードをあげ、なんとか、Nuclearに追いついたLove(♂)

 

Love(♂)が持ってる封筒を見て、絶叫するNuclear。

Nuclear「しまった!! 俺、封筒のこと忘れてた!!」

慌てて教室に戻っていくNuclear(笑)

 

~グラウンドの片隅~

太い木の幹に、紐を渡して、柔道の投げ技のけいこをしているVier。

そのそばでは、Tangmoがスマホのゲームに夢中(笑)

 

そんなTangmoの姿を見て「おい」と声をかけるVier。

 

Vier「お前、まったく練習しなくていいのか? 昇段テストまで時間ないぞ」

Tangmo「あとでやるよ」

やる気のないTangmoに、「こんな調子で、いつ黒帯になれるんだ?」と注意するVier。

Tangmo「取れても取れなくても、どっちでもいいかな。いいから、お前は続けろよ」

 

呆れたようなVier。

Vier「ああ、好きにしろ。俺、先にシャワー浴びるぞ」

Tangmo「ああ、ああ、また、あとでな」

ゲームから目を反らさず、答えるTangmo。

 

カバンを取りに来た時、Tangmoの背中を叩こうとすると、さっとよけるTangmo。

Tangmo「へん、お見通しだよ~」

 

得意げなTangmoもあとに残し、歩き始めたVierの前に走り寄ってきたのは、Love(♂)です。

 

Love(♂)「P’Vier!」

急停止したLove(♂)

 

Love(♂)「私のメンターになってくれませんか?」

封筒を差し出し、頼むLove(♂)

 

Great Men Academy

EP2 Part2

 

~グラウンドの片隅~

 

封筒を差し出されたVierの答えは、やはり「ノーと言わざるを得ないな。悪い・・」でした。

ゆっくりと封筒を降ろすLove(♂)

 

Love(♂)「大丈夫です・・」

心のどこかで、そう言われるだろう、と思っていた部分もありましたが、実際に、ここまで気持ちを奮い立たせてきたLove(♂)にとって、ショックを隠せません。

 

そのまま、立ち去るLove(♂)の姿を、微動だにせず、無言で立っているVier。

視線だけは、Love(♂)の背中を捉えていて、決して、Vierも平然と断ったわけではないことがわかるものの、

でも、不快が勝ってるって感じなんでしょ?

 

その時、封筒を取り忘れて、一度教室に戻ったNuclearが、Vierの前に駆けつけてくる。

Nuclear「P’Vier、あなたは僕のアイドルなんです。どうか、僕のメンターになってください」

小さく、ん、と頷くと、Nuclearから封筒を受け取るVier。

Nuclear「やった~~!! ありがとうございます、P’」

 

なんとなく、先は読めていましたが、ここで、Love(♂)の目の前で了承させる、とか、ちょっと残酷な展開すぎる気がしちゃいます。

その声を聞きながら、静かに、その場をあとにするLove(♂)

 

~洗面所~

洗面所で手を洗うLove(♂)

鏡を覗き込むと・・・そこには、本当の自分、Love(♀)が映り込んでいる。

実際、鏡に映すと、本当の姿が見えるとかっていう設定じゃないです(笑)

 

悲しみに暮れるLove。

こればかりは、どうしようもない。。

 

その時、ちらりと、顔を覗かせるTangmo。

Tangmo「おい、Love!」

びくっと、Tangmoも見るLove(♂)

 

くいくい・・・と、こっちに来い、とジェスチャーで誘導してくるTangmo。

この顔、絶対、なにか企んでるに違いありません。

 

警戒しながら、更衣室のほうに進んでいくLove(♂)

 

この間の二の舞にならないように、手を大きく振りながら、透明テープの存在を確認しつつ、進んでいくと、

Tangmo「おまえ、なにやってんだよ? 幻覚でも見てるのか?」

 

そう言われたLove(♂)、Tangmoのほうに足をすすめた・・その途端。。

 

今度は、足もとに、透明テープが貼ってあり、またしても、見事に引っかかるLove(♂)

Tangmo「あははは・・」

またしても、手を叩いて大喜び。

 

一方、前のめりになり、膝をひどく打ち付けたLove(♂)

でも、痛いのは、足じゃなくて、心でした。

顔をあげられないLove(♂)

 

Tangmo「おい、痛いのか?」

ちょっと気になって、Love(♂)の顔を覗けるように、前にしゃがむTangmo。

 

Love(♂)「・・・はい」

抜け殻のように、力なく答えるLove(♂)

まさに、泣きっ面に蜂です。

 

Tangmo「・・・・・・」

Love(♂)の頭を軽く叩き、「なんで、そんなにしけた面してんだよ? お前、大丈夫か?」と、軽口を言うTangmo。

 

Love(♂)「・・・僕、メンターになってくれる人、見つけられないんですよ、P’」

 

Tangmo「俺は?」

自分を指さし、即答するTangmo。

 

え?とびっくりするLove(♂)

Love(♂)「・・・・?」

全く、範疇外だったです。。

 

Tangmo「俺なら、お前のメンター、なってやれるぞ。さ、封筒、貸してみろ」

まっすぐ、手を差し出すTangmo。

細かいようだけど、Love(♂)が足をそろえて、ペタンと床に座ってるところとか、期待通りに可愛いし、この、いかにも、おもしろそうなおもちゃを見つけたみたいに、ニコニコしながら、クイクイ、手招きするTangmoが、見てるこっちとしては、拍手喝采なのよ。

 

~グランド~

まずは、第1の封筒です。

このシーリングスタンプ(封蝋)もそうだし、Great Men Academyって、制服の感じもそうだけど、ちょっと、紳士の国英国スタイルを感じさせるよね。

 

談話テーブルに腰掛け、第1の封筒を開くTangmo。

 

Tangmo「・・・メンターから与えられたミッションを完了する」

 

読み上げたTangmo、じっと考えてます。

 

Tangmoの、いいこと思いついた・・という表情に、

身構えるLove(♂)

 

Tangmo「お前、今までに、誰かをからかったことあるか?」

思いっきり、首を横にふるLove(♂)

 

またまた、手招きして、Love(♂)の耳元に口をよせ、なにかを囁くTangmo。

 

Love(♂)「・・・・(ええ~~?)」

明らかに困惑してるじゃん(笑)

 

眉毛あげで、にこにこ嬉しそうなTangmo。

絶対、ろくでもないことだっていうのだけはわかります(笑)

 

しばらくして・・・・

 

右手に水が入ったペットボトル、左手にコインを持っているLove(♂)

 

Tangmo「何をするか、わかってるか?」

一応、頷いてみせるLove(♂)

 

Tangmo「お~い!Sean~~!」

グラウンドを歩いてきたSeanを大声で呼び寄せるTangmo。

 

慌てるLove(♂)

Love(♂)「まさか、P’Seanをからかうんですか???」

Love(♂):そんなの、聞いてないよ~~~~!!

 

予定変更はありえないのです。

Tangmo「(Seanに)お~い、こっちこいよ」

 

近づいてくるSeanを見ながら、焦るLove(♂)

 

Sean「P’、どうかしたんですか?」

Tangmo「Loveの奴が、お前に手品を見せるんだとさ。」

 

Sean「いいぞ、やってみろ」

 

ひきつってる・・・Love(♂)

Love(♂)「それでは・・・ボトルの中に・・・コインをいれてみたいと・・・思います」

 

一応、それらしく見せてます。

Love(♂)「ええっと、こんなふうに、ここにコインを置きますね」

テーブルの上に、コインを置くLove(♂)

Love(♂)「それから、ここにボトルを置きます。」

コインの上に、ペットボトルを重ね、ポケットからハンカチを取り出すLove(♂)

 

Sean「本当にできるのか?」

 

Love(♂)「できます。よく見ててくださいね」

ボトルの上に、ハンカチをかぶせるLove(♂)

 

ここで、Sean、Tangmoを見る。。。(笑)

企み顔のTangmo(笑)

 

Love(♂)「おおおおおおお~~~ぴやん!

掛け声が可愛すぎる。。

“ちちんぷいぷい”とか“アブラカダブラ~”みたいなものだよね。

タイのおまじないって、こういう感じだったんだっけ?

なんか、覚えがあるような、ないような・・・思い出したら、追記しておきます。思い出しました!!

 

【ざっくり雑感】『Until We Meet Again』#14 ネタバレ

ここで、自分で書いてたじゃん(笑)

 

Alin「Inおじちゃん、笑って。Alinが、魔法をかけてあげる。โอมเพี้ยง(オー(ム)ピエン〈Xom pheī̂yng〉。ぜんぶうまくいきますように」

※“ちちんぷいぷい”みたいな、魔法の呪文みたいな言葉。

In「うん、全部うまくいきますように・・・」

優しくて可愛い応援団の励ましに、辛い気持ちを押し殺して、笑顔を見せるIn。

 

ハンカチを取り去るLove(♂)

 

Love(♂)「コインはもう、ボトルの中ですよ。どうぞ、確認してみてください」

Sean「確認?こうしてか?」

ボトルに顔を近づけるSean。

 

Love(♂)「そうじゃありません。こうやって覗き込まないと・・・」

自ら手本を示すように、ボトルの上に顔を合わせるLove(♂)。

 

そのタイミングで、ペットボトルをギュっと押し出し、水を噴出させるSean。

Love(♂)「うわ!!!」

 

びしょぬれなLove(♂)

 

大笑いのTangmoとSean。

Sean「P’、このトリック、古典的すぎませんか?(笑) Love(♂)をからかいたかったんですね?」

Tangmo「二重の騙しだな・・・面白いだろ?」

 

Love(♂)「一体、どんなメンターなんです? 自分のメンティーをからかうなんて・・」

顔を拭きながら、文句を言うLove(♂)

 

Tangmo「おい! 俺みたいなメンター、どこ探しても見つからないぞ、わかったか?」

Love(♂)「ひど~~い!」

 

顔だけじゃなく、首元を開き、シャツの中まで拭くLove(♂)

 

その時、胸元の、ユニコーンの痣に気づいたSean。

Sean「それ、なんのマークだ?」

もしかして、このあざのこと、なにか知ってる?

 

マークと言われ、ちょっと考えるLove(♂)

Love(♂)「・・・・ああ、タトゥーですよ」

こともなく答えるLove(♂)

痣って言うより、タトゥーのほうが通りがいいのかな?

 

Tangmo「おい!おまえみたいな奴が、タトゥーを入れてんのか?」

驚くTangmo。

Tangmo「ちょっと見せろ! 見せろってば」

Love(♂)「いやですよ!」

そういうと、テーブルの上のペットボトルを、さっきのように押し出して、Tangmoに掛けるLove(♂)。

Love(♂)「こっちならどうぞ!」

 

Tangmo「こいつ・・・!! こっち、戻って来い!!」

 

逃げるLove(♂)を追いかけるTangmo。

 

そんなLove(♂)のことを、明らかに気にしてるSean。

 

Love(♂)「もう水は勘弁してください。僕、びしょぬれなんですよ~~」

 

追いかけ続けるTangmo。

Tangmo「1・・2・・」

Love(♂)「うわ、やめてぇ~~、もう濡れてるのに~~~」

すっかり仲良しさん(笑)

 

追いかけっこしてる二人の様子を、Vierと囲碁をしながら、見ているNuclear。

 

Nuclear「なんだか、楽しそうですね」

 

Vier「なにがだ?」

Nuclear「その・・・P’Tangmoって・・すごく自由気ままで、無茶苦茶クレイジーで、毎年、トーナメントに出場できるトップ候補者の一人には見えませんよね。P’みたいに、かっこよく見えないですもん」

Vier「おまえの、(他人への)好奇心はつきないようだな?ん? あの時の、Oh先生のことといい・・・」

へへ、と笑うNuclear。

 

Vier「ん・・お前の番だ」

 

どこに置こうか、盤面を見ているNuclear・・・の様子を見ているVier。

 

Nuclearが石を置くと同時に、口角をあげ、

ねらっていたように自分の石と置くと、Nuclearの石をいくつか取り上げるVier。

 

Nuclear「・・・え?」

じっと、盤面を見るNuclear。

 

Nuclear「・・・・敗けました!」

いさぎよく頭を下げるNuclear。

 

Vier「お前は、せっかちすぎるんだ。勝つことに集中しすぎて、盤面全体を俯瞰で見ていない。もし、お前が、ここに石を置いていたら、まだ、ゲームは続いていたぞ」

ちゃんと教えてあげるVier。

 

Nuclear「あああああ」

悔しそうに声をあげるNuclear。

Nuclear「P’の言う通りです! 目先のことばかりを見るべきじゃなかった・・・」

力を落とすNuclear。

 

Vier「見た目はあんなだが、Tangmoは、お前が思っている以上に、有能だぞ」

Nuclear「でも、“Greatest”の決勝にいったことはないですよね?」

Vier「だが、準決勝までは進んでいる、・・・それも“易々と”だ。俺が思うに・・あいつは参加はしていても、それについてほとんど考えてないんだ。でも、本気になった奴は・・・注意すべき人物になる

Nuclear「ほぉ~~、本をカバーだけで判断するなかれ・・ですね?」

Vier「・・・・・」

ニヤリと、口許に笑みを浮かべるVier。

こいつも、見た目よりは、賢いところがある・・って見てる感じね。

 

スマホを取り出したVier。

 

Vier「ん・・・」

向けられたスマホの画面には、ぽっちゃりとした男の子がブランコに乗っている写真が映っている。

 

Nuclear「まさか・・・この子が、P’だなんて言わないでくださいよ」

Vier「ああ、俺だよ」

Nuclear「うわ~、P’、まじでかっこいいです。この子が大きくなって、こんなふうに、かっこよくなるなんて・・・」

Vier「でも、かなり苦労したんだぞ。ただ・・・達成した時は、最高だったよ。」

スマホをしまうVier。

Nuclear「俺、P’がやったみたいに、1年の時から、“Greatest”のトーナメントに出場したいんです」

Vier「ずいぶん、意欲的だな、はん? でも、負ける覚悟もしておくべきだな。なにしろ、俺も3年連続の“Greatest”を狙ってるからな」

 

弾んだ口調で、訊ねるNuclear。

Nuclear「P’のお父さんのようにですか? 伝説の3年連続“Greatest”!」

 

急に、Vierの顔から笑顔が消える。

 

Vier「そのことは、関係ない。俺はただ、自分の能力の限界に挑戦したいんだ。ボーリングをした時に、ストライクを出したいようにな・・」

 

そんな話をしていると、テーブルに近づいてきたのは、Sean。

 

Sean「おや、ここのメンターさんは、ずいぶん“ノーマル”なようですね」

Vier「去年、俺は、Seanのメンターだったんだ」

会釈するNuclear。

 

Vier「なんで、お前は、こいつみたいに、やる気を見せなかったんだ? 成績は、優秀なのに、トーナメントに申し込まなかった」

Sean「・・・出たくないですよ、だって、たぶん、(出場したら)P’に勝っちゃうだろうから」

Vier「自信過剰な奴だな、え?」

席を横にずれるVier。

Vier「さぁ、今度は、Seanと対戦してみろ。Seanを打ち負かさなければ、第2の封筒は開けないぞ」

Nuclear「イエッサー!」

 

~グラウンド~

さて、場面変わって、トムジェリラブラブの二人です。

随分、遠くまで、追いかけっこしてきたねぇ(笑)

サッカー場まで来ちゃったじゃん。

 

女の子走りのLove(♂)が可愛い・・・でも早いの(笑)

 

そのうち、疲れてきて、ヨタヨタと、芝生の上を転びながら走り続け、とうとう、倒れ込んだところを、Tangmoに押さえ込まれたLove(♂)

 

ロマンチックでもなんでもなく、ただの締め技です。

Tangmo「よくも、メンティーのくせに、自分のメンターを出し抜こうとしたな!ん?」

Love(♂)「ああ、ギブギブギブ~~」

 

降参して、なんとか起き上がったLove(♂)

 

Love(♂)「P’ってまじで、足、速いですね。去年の大会と同じみたいでしたよ。僕、見てました」

Tangmo「おい! テレビで、俺、映えてたか?」

う~ん、と考えて、「まぁまぁ・・でしたね」と答えるLove(♂)

またしても、頭を軽くはたくTangmo

 

Love(♂)「もう~~(冗談で言ったのに~~) でも、実際のところ、後悔しなかったですか? 敗退しちゃった時・・」

 

Tangmo「なんでだ?」

本当に、わからないみたいです。

 

Love(♂)「え・・だって、P’は、“Greatest”になりたくないんですか?女の子にモテモテですよ」

Tangmo「全然! 俺、別になりたくないもん、Vierが、タイトルを取り続けるんだ。そもそも、成績が出場条件を満たしてたから、参加しただけだ。それに、ゲーム自体、面白そうだったし・・・」

 

あまり、納得いってなさそうなLove(♂)

 

Love(♂)「だったら、なにか他のことを目指してもいいのでは?」

Tangmo「なにか他のことってなんだ?」

Love(♂)「う~ん・・ユニコーンに願いを叶えてもらう・・とか」

 

今度は、Tangmoのほうが、ピンときてなさそう。

Tangmo「いや・・俺、別に、なにを叶えたいとかもわかんないし・・・。もう十分、イケメンだし、いつも幸せだし、お前みたいな友達もいるじゃん」

 

友達ですか?(笑)

いつから?(笑)

 

くくく・・・と笑い出すTangmoと、一緒になって笑顔になるLove(♂)

 

Love(♂)「だったら、(自分のためじゃなくて)他の人のために願ってみるのはどうですか?」

Tangmo「他の人のため?」

Love(♂)「ええ・・」

Tangmo「そうだな、確かに、なんか、面白そうだ。一晩、考えさせてくれないか?」

うん、と明るく頷くLove(♂)

 

どっちがメンターよ(笑)


ここで、一旦切ります

 

 

★『Great Men Academy』Ep.02-2雑感★ 

 

だいぶ、TangmoとLove(♂)の間が、近寄りました。

 

最初は、Tangmoのことを苦手な先輩って感じてるのか、と思いきや、Love(♂)の様子を見てると、そこまでじゃないんですよね。

 

実際、なにも考えてないような自由気ままなTangmoのペースにハマると、スルスル~~と楽しくなってくるし。。

 

謎多き2年生Seanが、気になるのは、相変わらず。。

でも、Seanも全てわかってるといった感じでもなくて・・・。

そして、Vierのいるところ、必ず現れるSean。

 

うん、これも大事なポイントですね(笑)

 

★『Great Men Academy』Ep.02-3に続く★