だんだん、長くなってまいりまして・・・とりあえず、分割位置がずれこんでおります。
どこかが突出して長いというわけではなく、基本は、だらだらと、ずれ込んで言ってる感じです。
変な切り方になってしまって、申し訳ないです。。
【おことわり】
Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。
全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Love Sick 2024』
ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน
2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024
44分×全15話 / Uncut版 75分
原作:Indrytimes(Original)
制作:Channel 9
演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat
対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+
Love Sick #2-2
#2-1の続きです。
〜タクシー車内〜
Youtube版には、タクシーの中の様子がないんですが、それも残念。
Nohの肩にもたれ、目を閉じているPhun。
でも、Phun、起きてました。
Phun「家に帰らないわけにはいかないかな?」
ここでいう家とは、Phun自身の家をさしてますね。
Nohともっといたい、という本音に加えて、具合が悪いのに出かけて、もっとひどくなって戻ってきたら、さすがに、両親の耳にも入るでしょう。
Noh「本当に、大丈夫なのか?」
正直に、首を横に振るPhun。
この上目遣いに弱いってのが、(無自覚であろうとも)もう恋に堕ちてる人なわけですわ(笑)
仕方ない・・・と、運転手さんに、「すみません、代わりに、エカマイに回ってもらえますか?」と行先変更を告げるNoh。
エカマイとトンローだったら・・たしかに近いと言ってもいいかもね(笑)
それを聞き、安心したように、目を閉じ、更に身体をNohに密着させてくるPhun。
え・・と驚きつつ、
そのままにして、車窓に目を移した後・・・それでも、ひとまずこれで、最悪なことにはならないだろう、と、ちょっと一息ついたように、目をつぶるNoh。
まだまだ、安心はできないけれど、倒れ込むPhunを見た時のあの動揺を、二度と味わいたくありません。
そのまま、自分の頭をPhunの頭にかしげ、寄り添うNoh。
これがすべてを表しております。
~Nohの家~
リビングで、ドラマを見ているNohの両親。
ドラマにでている男性よりも、自分のほうがハンサムだと思う、と宣うNohパパ。
Nohママ「ふ~、あなたって本当に自信家なのね」
面白くなさそうなNohパパ。
そんなに違いはない、と、ホント、どっちでもいいって話を延々と。。
はいはいはいはい・・・って、ママ、だいぶめんどくさくなってるな(笑)
横で、二人の会話を聞きながら、楽しそうに見物してるIm&Am。
Im&Am「「まぁ、お二人ともラブラブぅ~~」」
(テレビ正面を陣取ってるのが、主人夫婦じゃないところが、この家、ホント好き(笑)
※ ホントはカメラ位置の関係です🙊
盛り上がってるところに、Phunを連れて、入ってきたNoh。
すぐさま、気づいたママ。
こんばんは、と挨拶するPhun。
Nohママ「こちらは、どなた?」
Noh「友達だよ。・・・具合がよくないんだ。それで、部屋に連れていこうと思って・・」
Nohママ「手伝ってあげるわ!」
お手伝いさんのIm(イム)やAm(アム)に、「薬とタオルを持ってきてちょうだい。それから着替えのTシャツもね」とてきぱきと指示するママ、かっこええ!!
残されたまま、棒立ちのパパ。。。
パパ「みんな行っちゃった・・・」
これは、いつものことなので、お気になさらずに・・・です。
~Nohの部屋~
Phunを、ゆっくりとベッドに座らせるNohと、Nohママ。
Noh「本当に、家に帰らなくていいのか?」
首を横に振り、帰らなくていい、と意思表示するPhun。
Noh「病院に行くか?」
Phun「もう大丈夫だよ」
たしかに、Aimから解放された&Nohと一緒にいられるからか、先ほどからすれば、ちょっとだけ、顔色もよくなったようなPhun。
Nohママ「Im、Am? はやくいらっしゃい!」
Im&Am「「はい、ただいま、奥様~~」」
洗面器やら、タオルやら、一式、持って登場。
Nohママ「さぁ、貸してごらんなさい。・・・Noh、さぁ、解熱剤よ。それから、身体を拭いてあげるのを忘れないでね。全身、汗まみれよ。まだ、シャワーは浴びないほうがいいわ。終わったら、これに着替えなさいね。わかった?」
Noh「・・・はい」
Nohママ「なにかもっと欲しいものがあったら、知らせてちょうだいね。いいわね?・・・(Phunに)自分の家だと思って気楽にしてね」
Phun「はい、お母さん」
言い終えると、部屋を出ていくママ。
Nohは弟も妹もいないし、他人の世話なんて全く縁のない一人息子なので、一応、揃えるべきものは揃えてあげますが、なんでもかんでも、ママが手を出すわけじゃなく、任せるところは任せるって感じですね。
一方、超絶イケメンなPhunのお世話を焼きたくてしょうがないIm&Am(笑)
特に、Im姐(笑)
Nohに、「N‘Nohのおともだちは、スーパーハンサムだ」と大絶賛。
そんなこと、本人の前で言うもんじゃない、とAmに怒られると、Phunの後ろに回って、Nohに話しかけるとか・・・、
さすが、ジェニー様。2話、大活躍。
今ドラマでも、キャラはブレてません(笑)
階下から、「Im&Am、降りてこないの?」と声をかけるNohママ、ナイス!!
Im&Am「「はい、ただいま、奥様」」
慌てて、降りていくIm&Am。
さて、騒々しさから一変。
二人っきりになりました。
Noh「さ、服を脱げよ」
意識してないと、こんなにも、単刀直入に言えるんですね(笑)
Phun「自分で拭くよ」
Noh「どうやって、自分でキレイにできるんだよ。さぁ、さっさと、シャツ脱げって」
しかたない・・と、パーカーを脱ぐPhun。
Noh「早く・・」
まず、袖から抜いていくPhun。
Noh「なんで、頭っから、脱がないんだよ」
Phunは、あなたと違って、既に、意識してるからですよ(笑)
おかしそうに笑うNoh。
笑ってられるのもいまのうち。。(苦笑)
あとは、Tシャツです。
今度は、首から脱ぎましたよ。。
当然ながら、その下は素肌です。
途中で、動きが止まっちゃったのは、
やっぱり、これがただの、友達の着がえのお手伝いじゃないからだよね。
肩から胸にかけて露わになったPhunの肌から、視線を外せないNoh。
同じくNohを見上げるPhun。
午前中は、薬を塗るために、Phunの半裸に触れ、午後は午後で、具合が悪いPhunの身体を拭く、という、ドキンドキンタイムの再来です。
#2-2
ゆっくりと、Tシャツを取り払われ、またもや、二人きりの空間で、Nohに肌を見せることになったPhun。
濡らしたタオルを絞るNoh。
さぁ、さっき、あんなに気楽に笑った自分を後悔しなさい(笑)
今や、Noh自身も、“意識する”という意味を自覚してるんで、Phunの美しい半裸を凝視もできず・・・思わず、目を閉じちゃうの。
自分でもわかるくらい、雰囲気、激やばです。
逆に、もはや遠慮せずに、Nohを見つめちゃうPhun。
さっき、モールで、Nohが突然現れた意味なんて、どんなバカでもわかりますからね。
微笑みながら嬉しそうに、自分を見上げてるPhunに対して、
なんだよ・・と無言の抗議(笑)
もう、眩しくて、Phunの半裸が目に入るたびに、ちょっとだけ、目をつぶっちゃうけど、
でも、やっぱり、拭くためには、目を開けるわけで、そうなると、目が・・勝手に・・まるで、覗き見みたいにチラチラと、そのうち、結局、吸い寄せられるように目が離せなくなってしまって。。。
この矛盾に、どうしていいのか、わからず、全然、定まらないNohの視線。
ああ、俺、どうしちゃったんだよ~~~
首元から、胸に・・そして、お腹へと段々、拭く地点が降りていく中で、自分の心臓の音がうるさい、うるさい。。
しかも、Phunは、ずっとNohを見上げ続けてるし・・・。
(はっきり言って、嬉しそうだし・・・)
これ、普通に、ケアされてる具合の悪い病人に見えますか?
文字通り、腰が引けてます(笑)← それは、意味ちゃうやん。
パッと、Nohの腕を掴むPhun。
え? なに? 俺、なんかまずかった?
ずっと無言で、自分の身体を拭くNohに対して、「Aimのこと、怒らないでくれよ、そんなつもりじゃなかったんだから」と、まるで、Aimが無理やり買い物に付き合わせたことを、Nohが怒っているかのような口ぶりのPhun。
Noh「なんで、俺が怒ったりするんだよ。こうなったのは、お前自身が招いたことだろ。賢い奴って、いつだって、頑固なんだよな」
ジョークっぽく受け答えしてますが、Nohは、Aimのことなど、正直、頭になかったと思います。
この短い台詞に現れる、二人の、ちょっとした感覚の違い。
なんとか、拭き終わったNoh。
たぶん、内心、疲労困憊です。
でも、嫌な疲れ方じゃないでしょ?
Noh「お腹空いてる?」
首を横に振るPhun。
Noh「空いてないのか? だったら、少し寝ろよ。あと、家にも電話しろよ」
頷くPhun。
Noh「それから、さっきも言ったけど、このシャツを着ればいいよ。」
シャツを着ようとしていたPhunが、洗面器を持って、下に降りようとするNohに、「Noh! (僕たち)もう親しくなれたかな?」って、ちょっと唐突に問いかける。
これって、例のレストランで、親しいと認めなかったNohに対する問いかけだよね。
~レストランでの回想~
Aim「NohとPhunって、親しいの?」
Phun「うん、親しいよ。昨日の晩も、僕の家に泊ったくらいだよ」
Aim「ふ~ん、じゃ、昨日の夜は、Nohと一緒だったのね」
ちょっと気まずいNoh。
ここで、親しくない、というのは、大人げないというのはわかります。
でも、認めるのも、なんか違う気がするんです。
かまわず、Nohの肩を抱きよせ、「ほら、シャツだって俺の着てるんだ」と親しさアピールを、自分の彼女にするPhun。
なぜ、それ言うかな・・・と、ぐっと、Phunを押しのけるNoh。
それこそ、親しくなんかない、と、Nohが主張したがってるようにも見えますが、そういうの、逆効果って言うんだよね(笑)
二人の親しい様子に、絶対零度な視線を送るAim。
親しいという言葉が持つ意味を考えると、安易に親しくなった、と認めることは、今のNohにとっては、複雑なものがあるのかも。
Nohは、みんなに可愛がられて、とても素直で、まっすぐな心根だけど、決して、無邪気なだけってわけじゃないから。
たっぷり・・・言葉を溜めたあとに、
Noh「・・・知らないね!」
そんなふうに、軽めに誤魔化して、部屋を出ていくNoh。
Nohの「・・・・知らないね」の前の、溜めに溜めた時の表情がね、いいのよ。
ここで、そうだね、と認めてしまってもいいのか、とか、まだ、先のことを考えるそんな段階じゃないはず。
Nohの答えに、一人、ほくそ笑むPhun。
そして、まだ、こんなに可愛らしい顔立ちなのに、
やっぱり、雰囲気は攻めは攻めなんだよな。。ボソッ。← こら! まだだよ!!
~キッチン~
一人、ごはんをたべながら、今までの、Phunとの、あれやこれやを思い出しているNoh。
🤫キッチンに腰掛ける受けを見ると、そのカップルのエロ度は確実に上がるって、私は、バロメーター的に思ってるです。
予算の件で、生徒会室に飛び込んだ時に対応してくれたPhun。
あれよあれよという間に、妹ちゃんの前で偽装恋愛じみた真似をしたり、一緒にびしょぬれになりながらバイクを洗ったり、熱を出したPhunに抱きしめられたことなどなど・・・すべて、ここ数日のことだなんて、信じられないくらい、短期間に、本当にいろんなことがありました。
笑みが止まりません。
なんか、本当に、はじめて告白されて、舞い上がっちゃった人みたいです。
ゴン、と後頭部を打ち付け、痛そうに押えるNoh。
<(俺たち)もう親しくなれたかな?>
先ほどのPhunの言葉・・・を思い出すNoh。
Nohの顔は、自然に湧き上がる笑顔で、喜びに満ちてるの。
~ショッピングモール~
すっかり、日は落ちてしまったのに、まだ、モールにいるAim。
立場が違えば、この時の、Aimに同情する人もいるんだろうね。
彼氏だと思っていた人を、横から、かっさらわれたわけだから。。
一応、夕方から、ずっと、Phunに、ラインでメッセージを送り続けてるAim。
もう家についた?
大丈夫?
電話してもいい?
しょぼ~~んのくまさんのスタンプ。
返事なし。当然の如く既読にもならず。
そんな時でも、お構いなしに、ファンが写真を撮って、と言ってくる。
ファンが去った後の、Aimの深いため息。。
~Nohの部屋~
・・・本日は、そのまま、Nohの家にお泊りです。
シャワーを浴びて、部屋に戻ってきてみれば・・・布団にくるまって寝ているPhun。
また、熱が上がったのか、寒そうにしているPhunが心配でたまらないNoh。
Phun、Phun、と、二回ほど声をかけても、一向に目をあけません。
恐る恐る手を伸ばし、額に手を当ててみる。
熱い・・・
ベッドに乗っかったNoh、しばらく考えていましたが、
二人の間を隔ててるロング抱き枕を、自ら外しました。
半身で、Phunを抱きかかえるように寄り添いながら、
「寒いか?」って訊ねるNoh。
目をとじたまま、うんうん、と頷くPhun。
早く治って、楽になってほしいのに、着がえさせても、薬を飲ませても、しばらく寝かせても、一向に下がらないPhunの熱。
こんなに震えて、苦しそうなのに・・・自分では万策尽きて、他に、熱を下げる術を知らず・・・なNoh。
ここで、大進展なのよ(゚∀゚)
Nohがね、「ハグしてもいいよ」って言うのよ。
うっすら、と目を開けるも、ちゃんと意味がわかってないようなPhun。
Noh「さっき(昼間)みたいに、ぐっすり心地よく眠れるなら・・・いいよ」
少し不安そうに、Nohの顔を見上げるPhun。
この崇高な気持ちが胸に迫ってどうしようもない!
安心させるように微笑むと、
自ら、Phunの腕に入っていくのよ。
Nohを迎え入れる感じの、Phunの細くて長い腕もまた、素敵すぎる。。
ここで、ベッドでの二度目のハグをもってきたのか!!
2014版は、この一度だけですが、その時の構図も、こんな風でした。
外見は高校生になったとは言っても、まだまだ、病気になった時の心細さみたいなものは残っている"あどけなさ"もありつつ、子犬のように寄り添う姿は理屈じゃないのね。
Nohの顔を、間近に見るNoh。
<(俺たち)もう親しくなれたかな?>
本当は、答えは出ているのに、まだ、自覚はないの?
あるんでしょ?(笑)
ゆっくりと目を閉じ、更に、Phunに顔を寄せるNohと、それを受け入れるかのように抱き寄せるPhun。
まだ、二人はスタートラインに立てているかどうかも怪しい時期なのに、既にこれ。
こんなの、雪山で遭難したり、生死をかけるくらい辛い時以外、友達にはしないよね???
する?
まぁ、雪山の場合は、濡れた衣服も脱ぎ捨てて、素っ裸になって人肌で温め合うという、もうちょっとハードル上げる必要があるかもしれませんけど。。
Nohをぎゅっと抱きかかえ、更に、自分に近づけるPhunの、この満ち足りた表情。
いや、全てを受け入れ、目を閉じられるNohがすごいのか。。
完全に、頬と頬がぴったり合わさってますわ~~~!
これを密着と言わずしてなんと言う?
やはり、切るなら・・ここですよね。
★『Love Sick 2024』Ep.02-2 雑感★
付き合ってるはずの彼氏を、自分以外の人間に、かっさらわれてしまいました。
その後、連絡もつきません。
どうしたらいいでしょう。
(17才 高校2年生女子)
そこだけを見てしまえば、ひどい話ですが、今回の、AimやPhunが抱えている事情は、もう少し、複雑です。
(それは、これから、明らかになっていくので、今の時点では、成り行きを見守る以外ありませんが)
それに、改めてみると、このサクサク進む感は、ちょっと危険かもね。
旧作を見てる側からすれば、4~5話くらいの時間間隔と、周囲の人間のエピソードの積み重ねがあって、こういう行動に至るPhunや、その境地に至るNohをじっくり見ることが可能で、脳内補填されるわけだけど、これ、『LoveSick 2024』をはじめてみる人にとったら、PhunとNohの引き合い方があまりにも拙速で、他者を顧みてないように見えちゃうし、誤解されかねない気がしてきた。。
とはいえ、主人公二人の恋は、勢いがついたら、止められないし・・・。うーん🤔
実際、具合が悪いことを告げなかったPhunの落ち度は、Nohの言う通り。。
しかし、ここは、なんと言っても、Nohの心の変化ですよね。
杞憂してる割に、私ったら、
旧作の時以上に、大興奮!!
Nohの心の動きが細やかで・・・そして、わかりやすい!!
私はせっかちで、すぐに先走るので、やたら、と、恋だの、愛だの、断定しがちなんですけど、これはもう、言ってもいいでしょ?
恋の予感をふっとばして、既に、恋だよ。。。
Phunの放つ、“気づけ!”のオーラも、なかなかのものですけどね(笑)
★『Love Sick 2024』Ep.02-3-1に続く★