無事、2話目突入です。クラッカー

 

#1-1で、紹介した รักศาสตร์(恋愛の科学) 以外に、この曲もずっと頭の中で流れておりました。

 

♬Shake

 

最近のアレンジもいいけど、旧作のも、いいんですよね。

色あせないと書いたけど、映像そのものの劣化や技術面の変化に関しては、ドラマの質とは関係なく、やっぱり10年の寄る年波には勝てないことことが、はっきりわかります。(それはしょーがない照れ

 

そして、旧作の映像も何度も見返したので、この歌だって、思い出しちゃいます。

Gunsma様~~

Thanks:Peamies Pawat

 

検索すると、サミーちゃんやToptapくんや、Shingくんたちと一緒にライブしてた時の映像(2015年頃のもの)とか出てくるので、若い時の彼らを見ることができるだけでも、遺してくださってるファンの方々に、本当に感謝です。

  

【おことわり】

 

Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。

全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。

 

ラストまでの完全ネタバレです。

なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 『Love Sick 2024』

 ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน

 2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024

 44分×全15話  / Uncut版 75

 原作:Indrytimes(Original)

   制作:Channel 9

 演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat

 対象年齢:13歳以上 ๑๓+  ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+

 

Love Sick #2 

EP2  “ Aim ”

 

#2-1

 

<前回の振り返りが1分半ほど流れます。>

 

実際、ベッドに引きずり込まれ、こんなふうに抱きしめられて、なにも感じないわけがない。。。

寒い、寒い、と震えていたPhunの身体の震えが収まったことも、Nohが、しばらくはこのままでいよう、と、思った大きな理由だったでしょう。

 

根底に流れるNohの優しさは、すでに2周目以降の視聴者にはお馴染みでしょうが、この初期の、まだ、なにもわからない段階でみせるNohの思いやりというか、心根のまっすぐなところ、いいですよね。

 

でも、この戸惑いと、わけのわからないトキメキを、Nohが認識していないようで、実は、こんなふうにすごく意識していたってことがチェックポイントですね。


 

さて・・すっかり熟睡してしまった二人。

(求めあった)人肌というのは、心地よいですからね。

 

最初に、アラーム? 電話の着信音?で目覚めたNoh。

見回すと、数回で、その音が切れ、自然と、視線は、隣のPhunの寝顔に。

 

その気配を感じてか、ゆっくりと目を開けたPhun。

Phun「うわ!!」

目の前に、Nohの顔があって、びっくりです。

 

Noh「ん? なんで、そんなに驚いてるんだ?」

Phun「君に驚かされたんだよ」

Noh「お前が(毛布に)俺を引っ張りこんだんだ・・」

 

Phun「まじで?」

 

うん、と困ったように頷くしかないNoh。

普段なら、まさか、俺が自ら入るわけないだろ~~~って叫びたいけど、病人相手ですからね。

 

Phun「全然、覚えてないよ」

声がかすれています。

 

Noh「それより、もうOKなのか?」

う~~ん、と、自分の熱っぽさやだるさを確かめるような様子のPhun。


ここから、Uncut版ですね。

 

~修道院高校 図書室~

※雑感では、本当にざっくりしか触れなかった"女子友同士の男談義"シーンです。

 

図書室の一画で、商品レビューの動画をアップするために、撮影しているAimとLee。

こうしてみると、仲良さそうだけどね。

 

Jeen「うちらの友達が誤って、フロントカメラをオンにしてしまって、パニくったことがあると思う? たぶん、可愛らしさにびっくりしたんじゃない?」

Nan「ああ、もう退屈~~」

すでに、ラウンジみたいな椅子席に座っているYuri、Nan、Jeenの三人。

飲食OKなのか、お菓子とかつまんでる。。

 

撮影を終えて、席に座るLeeとAim。

 

Nan「Leeカメラマンさん、私にも、写真撮ってよ~~」

ポーズを取るNan。

 

Leeの冷めた目(笑)

そして、Leeにもたれて、今、アップした動画を確認しているAim。

ね、LeeとAimの(表現がマッチしているかは疑問ですが)百合族的な距離感がすごく気になりませんか?

 

Jeen「なにをレビューしてるの? タマリンドキャンディかなにか?」

 

ポーズしてるNanの邪魔をするJeen(笑)

 

気を取り直したNan。

Nan「ああ、もう、レストランの写真、あがってたね。すっごく素敵なの!」

スマホを取り出すNanを覗き込むYuri。

 

Nan「ほら、ここ("Skycafe Bistro")には、200のフォロワーくらいなのに、PhunとAimの写真には、2000以上のいいねがついてるのよ!」

Jeen「うわ~~、すっごい!!」

 

一瞬、嫌そうな視線を向けるAim。

 

Jeen「でも、実際、私はこの二人のこと、シップしてないけど、正直、Aimたちのカップルは"キンス(理想的なカップル)"だと思う」

頷きながら聞いていたYuriが、ひっかかる。

 

Yuri「"キン(ス)"ってどういう意味?」

※ ここでいう、キンขิงは、“しょうが”ではなく、自慢できる、とか、そういう意味で合ってます? キンス自体、なにかを略した若者言葉かな?と思われるんですが、Yuri同様、私にもわかりません(笑)

 

ちょっと小馬鹿にしたように、目をふせるAim。

 

Nan「あらあら~~~、この日本のお嬢ちゃんは、わからないんでちゅね!」

 

ざっくり雑感の時には触れなかったのですが、(同じシーンではなく、男子の噂話の時とか)旧作のほうがもっと露骨だったかな。

Yuriは、父親が日本人で、たしか、途中からタイに住み始めたので、生活習慣や言葉とか、生粋のタイ人として見てもらえないところがあって、だからこそ可愛いとみられる反面、どこか態度の端々に"差別"までいかない、あ、この子、違うんだよね、みたいなものを感じる時があるのです。

 

小さく笑うYuri。

もう、こういうのは、慣れっこなのかも。

 

Nan「ところで、さっきの"キン"って何のこと?」

 

あんたもわかってなかったの!

呆れるJeen。

 

Jeen「"完璧なカップル"って意味よ。イケメンで金持ち(同士)な誰かさんたちを、他になんて呼ぶのよ。」

Nan「そうね、まさに、彼らこそ、理想的で、価値があって、完璧ってことよ」

Jeenの言葉にのっかるNanを見て、渋い顔をするYuri。

 

Yuri「理想的であるためには、イケメンでないとだめなの?」

 

Jeenのほうに身体を寄せながら、「Yuriったら、私たちを再教育でもする気なの?」と小声で囁くNan。

 

Jeen「ねぇ、Yu、聞いて。タイの慣用句にね、"完璧な一致"っていう言葉があるの。もし、世間が無関心だったら、その言葉って存在するかな?」

Jeenは、バカにしたりせず、ちゃんとフォローの説明してあげてます。

 

それでも、まだ、ピンときてない様子のYuri。

 

Jeen「じゃ、Aimの顔を見てよ、彼女って、本当に美しいでしょ。(こんな風にしてるけど)本気で、Leeと付き合ってほしいって思う?」

くすくすと笑い出すJeen。

少なくとも、世の中が、同性愛的な関係よりも、Phunとの“完璧な一致”を求めてるのは、“いいね”の数に反映されてます。

 

無言だけど、双方、かなりJeenの言葉や聞いてるYuriの様子を意識してるAimとLee。

 

Yuri「いったい、どういうことなの?」

ますます、さっぱり意味がわからないYuri。

 

私も、筋追いしてみて、ここで、Leeの名前を出してくるとか、Jeenがかなりわかっていたんだ、ってことに気づいたよ(笑)

※最終回近くのキャンプの時に明らかにしたわけじゃなかったんだね。

 

Nan&Jeen「「ちょっと、Yuri!!」」

 

鈍いにもほどがあると言いたい二人。← Nanは怪しいけどね(笑)

 

結局、わからず気まずそうなYuri。

 

Nan「そんなことより、私とOhmも、お似合い“キンハー”だと思わない?」

Jeen「はいはい、お似合いよ。お医者さんに相談にいったほうがいいくらい、お似合いだわ・・」

Nan「・・・・(-"-)」

 

やっと、おかしそうに笑うYuri。

 

Nan「Yuri!! あなた、今日、学校に、Mary Janeの靴、履いてきたの? うわ~~、可愛い!!」

視線を落としたNanが気づく。

Nan「ええ、それ、どこで買ったの?私も、それ欲しい!!」

Yuri「昨日よ。」

Nan「サイアムでしょ? それを買うために、戻ったの?」

Yuri「うん」

Jeen「ほんと、可愛い。Yuriに似合ってる」

Yuri「だったら、同じの買ってよ!」

Jeen「もちろん、ママに頼むわ」

 

素知らぬ顔をして、実は、その会話をしっかり聞いているAim。

 

Phunという完璧なトロフィー彼氏と付き合い、羨望の眼差しを受けているAimにしては、(昨日の帰り際の約束どおり)Phunと一緒にショッピングに行って靴を買ってもらうという念押しの電話をかける流れにつながっていくので、この女子たちのやりとりも、割愛せずに、筋追いしてみました。

 

最初に言っておきますが、ここらへんの女子のパワーバランスに関しては、深く突っ込みません。(爆)

ただ、私のお気に入りのOhmが、この茶髪の子Nanに(勝手に)狙われているようなので、

それはできることなら、全力で阻止したい。← 完全に公私混同(爆)

 

はい、戻ってきました。。

 

〜Phunの部屋〜

この状況の異常さには目をつぶり、双方、今は、当然、熱のせいだったということにしておかねば・・です。(笑)

 

Phunの額に手をあてるNoh。

「まだ、熱いじゃん」

 

とろん、とした目で、Nohを見返すPhunの色気が更に放出されそう・・・になったところで、

絶妙なタイミングで、スマホが鳴動。

Aimからです。

 

本能で察知したかのように、薬、取ってやるよ、と起き上がるNoh。

時間にして、2〜3時間といったくらいでしょうか?

寝返りもできなかったんでしょう。

伸びをしながら、結構、身体、痛そう(笑)

 

なかなか、鳴りやまない電話。

反対側のサイドテーブルに回って、スマホを取ってあげるNoh。

 

(相手が誰なのかわかっている)携帯を渡すときのNohの感じが、ちょっと固くて・・、

 

受け取ったPhunにしても、Aimの名前を見ても、できることなら出たくない・・というネガティブオーラが出ちゃってる。

 

背を向けて座るNoh。

一応、遠慮してるつもりです。

 

Phun「もしもし?・・・今日?」

Aim<ええ、もちろんよ。予定してたでしょ! あなたが、ショッピングに連れてってくれるって言ったのよ>

Phun「明日にできないかな?」

Aim<どうして?私のこと、騙すの?>

Phun「いや、そうじゃないけどさ・・」

婉曲に断っても、聞く耳をもたないAim。


そして、具合が悪い、とはっきり言わない(言えない)Phun。

 

Phun「だったら、夕方に、サイアムで会おう。ね?」

Aim<わかったわ>

 

結局、夕方、ショッピングに行くことに応じる様子を背中越しに見るNoh。

 

Phun「じゃ、またあとでね」

電話を切るPhun。

 

立ち上がるNoh。

Noh「Phun! お前、サイアムに行く気か? こんな状態で?」

 

気丈に、笑って見せるPhun。

Phun「少し寝たら、よくなったよ」

Noh「お前の今の声を聞いてるだけで、俺は耐えられないけどね・・」

 

こんな状態で、誰かの買い物に付き合わなきゃならないのか?と内心、納得いかないNohなのです。

Phunへの心配と、Aimに対するある種の理不尽さと、それをヤキモキする自身の気持ちが、画面から飛び出てきそう。


ここで、ようやく、オープニングです。

 

オープニング明けは、Aimから始まりました。

エピソードタイトルとして、登場人物の名前がピックアップされるのかな。

Ep.1は、Nohでしたね。

今回は、Aimの番ですね。

 

Aimはインフルエンサーらしく、街中でも、写真をせがまれるので、それに応じる時は、笑顔です。

前記事で、笑わない女扱いしちゃったから、一応、追加説明をば。

 

~モール内 ~

まずは靴屋からですね。

既に、新作の靴をゲットしたYuriへの対抗心というより、もともと自分が先に買おうと思っていたのよ・・くらいの感覚なのかもしれません。

※ 昨日、会食後、タクシーに乗る前に、まだ、少し歩かない?とPhunを誘っていたのは、おそらく、新作の発売を知っていたからですね。

 

先に手に入れたYuriのことをねたんだり、虚勢や見栄のため・・・という感覚じゃなく、自分が欲しいものを手に入れるのは当然だ、という感じが根底にあるような気がします。

 

一方、具合が悪いのにも関わらず、Aimの買い物に付き合うPhunのことが心配で、こっそり、ついてきちゃったNoh・・・の姿はまだ見せず、袖だけです。(苦笑)


 

立ってるだけでも、きつそうなPhun。

顔色も悪いです。

 

そんなPhunの様子など、気づきもせず、新作の靴を試着し、嬉しそうなAim。

精一杯、わらいかけるPhun。

 

そればかりか、動画や写真も撮ってあげるPhun。

途中、有名なVチューバーなのか、店内で、インタビューに応じたり、

かなり無理しているPhunのことを、そっと隠れて、見守るNoh。

このなんとも言えないNohもいいよね。

 

モール内を、見て回るAimのあとを、ついてまわるPhun・・・のあとをついて回るNoh。

 

そんな時、NohはNohで、Earnと遭遇。

Earn「あ、Noh!」

Noh「あ、Earn! こんなところで一体何してるんだ?」

Earn「ああ、サッカーイベントのためのものを、ちょっと見に来たんだよ」

Noh「へぇ、ちょっと見てもいい?」

紙袋を渡すふりをして、ひっこめるEarn。

 

Earn「もし、見たいなら・・・俺と昼飯食べない?」

この、利用できるチャンスは逃さない、という卒の無さ。

 

Noh「ああ・・」

ちらっと、前を見ると、

すでに、Phunの姿はなく・・・

 

しまった・・・もういない、と焦るNoh。

Noh「うわ・・・ああ、また、今度な」

 

今の、Nohの優先度は、はっきり言って、完全に、Phunなのよ。

 

じゃあな、と挨拶だけして、足早に去るNoh。

 

ここね、なかなか、立ち去りがたいEarnの気持ちもよくわかる。。。

 

~タクシー乗り場~

買い物終了。

とりあえず、早めに帰るみたい、タクシー待ちしてる二人。

Noh、追いつきました。

 

立っているだけで、ふらふらしているPhunに全く気付かないAim。

 

それを後ろから、ジリジリと見ているしかないNoh。

この心配そうな視線を、まだ恋じゃないと、誰が言えるでしょう?

 

そして、とうとう、倒れてしまうPhun。

 

Noh「おい!!」

我を忘れて、駆け寄り、Phunを支えるNoh。

ここは、旧作の『Love Sick』でも見せ場の一つです。

 

自分を支える手の主を、振り返って確認するPhun。

 

突然のことに動揺してるのは、Aimも一緒ですが、

「大丈夫か?・・・」とPhunを気遣うNohの切実さには遠く及びません。

 

Noh「Aim、お、俺が、家に連れて帰るけど、いいよね?」

これは、別に、お伺いをたててるわけじゃなくて、Nohの宣言です。

 

どういうことかわからず、呆然と突っ立ったままでいるAim、小さく頷くしかありません。

 

「俺につかまって・・・」とPhunの身体を支え、

買わせたものを全部Aimiに持たせ、← ここはGoodJob!!

「ゆっくり立って・・・・最初に乗って」とPhunを抱えて、タクシーに乗せるNoh。

 

Noh「(運転手さんに)トンローまでお願いします」

 

完全に自分のことは無視され、置き去り状態のAimの胸中やいかに・・・です。

(なんか、この角度だと、巷に溢れてるAI画像っぽいなぁ)

 

 

途中ですが、切りますね。
 

 

★『Love Sick 2024』Ep.02-1 雑感★ 

 

前記事では、すでに、Aimを敵認定したかのような描写を先にしちゃったくせに、今更、こんなことを言うのは、後出しじゃんけんもいいとこなので、ちょっと気が引けるのですが、初見時は、かなり旧作に引っ張られて、色眼鏡で見てました。

ごめんなさい。

2024版のAimは、そこまで、ひどくはございません。

 

この年代の女子よりも、若干、自分のことが優先なだけ。

というか、タイの女子が、彼氏に対して、割合、そういう感じがしてしまうのは、私がBLドラマばかり見ているからかもしれませんね。

自然と、“健気な男子”を強調するあまり、我儘を強調したり、“女子下げ”しちゃうところ、あるでしょ?🤭

 

ただ、彼女には、彼女なりの事情がある。

 

さすがに、エピソードタイトルが“Aim”となっているだけあって、2話で、明らかになることが一杯あります。

 

ま、明らかにされるごとに、きちんと見ていければいいなぁ、と思います。

 

私とて、BLドラマにおける“女子の彼女”全てに悪意があるわけではございませんから。

 

ただ、周囲の見方や対応など、ややこしくなるのが、どうにも苦手なだけなんです。


★『Love Sick 2024』Ep.02-2に続く★