気付けば、13話終了です。
まだ、決着がついてない部分も残されているので、ちゃんと見守らないと。。。
【おことわり】
Youtube版を貼り付けておきますが、今回のUncut版は、Youtube版の+15分くらいの内容になってます。。。
全部の比較はしませんが、書きたいことが、Uncutに関わる場合は、ちょっとだけ補足するかもしれません。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Love Sick 2024』
ชุลมุนกางเกงน้ำเงิน
2024年(Thailand)9/14~ 12/22, 2024
44分×全15話 / Uncut版 75分
原作:Indrytimes(Original)
制作:Channel 9
演出:"Cheewin" Thanamin Wongskulphat
対象年齢:13歳以上 ๑๓+ ※Uncut版 18歳以上 ๑๘+
Love Sick #13-3
-4
前記事未読の方は、ここからどうぞ。
#13-3の続きからです。
~フライデーカレッジ~
あれ、なんか、女子の数が多いね。
・・・と思ったら、垂れ幕に、「フライデーカレッジ 第5回全国経済クイズ 出場者の皆さんようこそ」って書いてあるみたいですね。
(Fiに)無事に、鍵を渡せたのかな。
外のベンチで、Nohに、朝食をたべさせているPhun。
Phun「はい、これ、最後のひとかけだよ」
あ~んと、口をあけて、食べさせてもらうNoh。
Nohの食べかけを食べるかどうしようか、ちょっと意識してる感じが、恋愛初期って感じよね(笑)
まだ、Phunの手には、パンの耳が残ってて、ぐっと、その手を掴むNoh。
Noh「お腹空いてる?」
Phun「うん」
飛び切りの笑顔よ。
なにしろ、こんなに、Nohとの距離が近いし・・・(笑)
これが、学内で出来るなんて、夢みたいでしょ。
そこに、後ろから、「は~い」と現れて、二人の間に顔を出したFi。
まさに、PhunがNohのほっぺにちうしようとしてた矢先で・・・
あ、やってしまった!!
くっそ、Fiの奴・・・朝だけじゃなく、またもや邪魔しやがって・・・ですよ(笑)
Fiには、Fiの言い分があります。
Fi「お前さ、恋人と一緒にいるとき、俺が(お前を)待ってるだなんて、思いもしないだろ?」
Phun「お前がギャーギャー叫んでる時は、俺が恋人と一緒にいたいんだって、思ったことないだろ?」
見事な平行線(笑)
Noh・・・話に加わりません。(笑)
Fi「“恋人と一緒に”だと、このくそったれが! 俺は、今朝からずっと電話したんだぞ」
・・・今朝のことを思い出し、ちょっと恥じらうPhun。
Fi「それとも・・(制服のナンバーを確認し)お前、Nohの家に、自分の服を保管してるのか?」
Nohの、それのどこがいけないの?と見上げる天然ちゃんぶりは置いておくとして・・・(笑)
Phun「お前な、自分が振られたからって、俺に嫌がらせするなよ」
それには、ちょっと笑ってしまうNoh。
立ち上がり、腰に手を当てると、清々しく、見渡すFi。
Fi「今日こそ、恋人を手に入れなければ! 経済学クイズ選手権に出場する女子たちがこんなに来ていて、激熱だ! 彼女たちは、俺と一緒にいる価値があるからね」
あ、Fiはバイなのね。
勢いをつけて、立ち上がるNoh。
Noh「その通り! 可愛い女の子たちがた~くさん」
声が弾んでます。
不機嫌そうに立ち上がるPhun。
Phun「もう、恋人がいない独身じゃないんだぞ」
Noh「・・え・・」
Phun「どうして、他人をキョロキョロ見ようなんて思えるんだ?」
Nohの首ねっこを押えようとしてるPhunの指が異次元に長くて、またまた、脳がバグってます(笑)
しかも、こめかみつぶし(笑)
暴れて、なんとか、Phunの手を離すNoh。
Noh「さっきまで、サンドイッチ持ってたじゃん」
パンの粉やらなにやらが、顔についた、と文句を申しております。(笑)
それなりに、綺麗好きなNohちゃん。
そんなの、どうでもいいだろ、と、改めて、こめかみを押すPhun。
その時・・・「Phun!」と女子の声がして・・・振り返ると、目の大きな可愛らしい女子が立ってました。
Phun「Pham・・・」
友達のようです。
修道院高校の子じゃないね。
誰だ・・・と身構えるNoh。
~校舎内~
二人、連れ立って歩く PhunとPham。
Pham「ってことは、実際、コンペに出ないのね?」
Phun「期限内に申し込めなかったんだ」
Pham「(Phunが出ないなら)優勝するチャンスがあがったってことよね?」
エレベーターに乗り込む二人。
Pham「で、競技会はどの部屋でやるの? 連れてってよ」
Phun「ああ」
エレベーターの回数ボタンを押すPhun。
あれ・・Nohは、後ろからついてきてないのかな?
Phun「難しいの?」
Pham「と~~っても。一晩中、勉強したのよ」
あ・・・Noh、いたじゃん。
っていうか、もう、顔つきが、般若です。
誰がどう見ても、Phunを睨みつけてます。
Phun「それ、自分でやったの?」
楽しそうに会話してるのは、わかります。
(この距離なのに)全く、Nohには、目を向けないPhun。
Phunの認識では、Phamを案内するということで、Nohとは、離れたつもりだったとか?
つまり、Nohが気になって、あとをついてきたってこと?
しかも、この様子は、Nohのことなど、少しも気にしてる風には見えない。
さっき、自分で言ったんじゃん。
もう、恋人がいる人がよそ見なんてどうしてできるんだって。
後ろから、「おい、Noh! サッカーやらないか?」とOhmたち一団が現れ、
なにも事情を知らない彼らに連れ去られていきました。
Noh「わかったよ」
Ohm「今年も、フライデーが勝つぜ」
~Perの自宅 庭~
二人で、洗濯モノを干しているPerとWin。
Per「なぜ、今日、学校に行かなかったんだ? あそこ(店かな?)にもいなかった・・」
Win「行けないよ。もし行ったら、父さんは間違いなく俺を連れ戻すよ」
納得いかないPer。
Per「こんな風に逃げ続けるつもりなのか?」
Win「わかんない。でも、もし、捕まえられたら、もう二度とPerには会えない」
気落ちするWin。
う~ん、Perの父親の職業、聞かなきゃよかった。。
おいそれと、否定できないじゃん。
Win「もう少し、ここに居てもいいかな?」
小さく頷くPer。
自分の家にいろ、と言って、ムーガタ屋から連れ出したんです。
Perだって、それなりに覚悟を決めてのことだったでしょう。
急に、Perに手首を掴まれ、
視線を落として、その手を見返すWin。
Per「よく聞け。もし、誰かがお前を隠しても、俺は、どんなことをしてでも見つけ出す。わかったか?」
掴まれた手を見ながら、嬉しくて嬉しくて・・それでも、そんな負担をPerに掛けるわけにはいかないし、おそらく、Winの胸の内は、手離しでは喜べない。
でも、今だけ・・今だけは、Perと笑っていたい。
少しだけふざけあって、再び、洗濯モノを干し始める二人。
二人とも、いい子だよね。
その時、表通りに1台の車が停車するのが見える。
ああ、嫌な予感しかしない。
背後から、名前を呼ばれるWin。。
父親「Mawin!」
Win「父さん」
部下を2名引き連れてきたっぽいですね。
覚悟していたのか、Winを自分の後ろに下がらせるPer。
不穏な雰囲気の中、#13-3、終わりです。
引き続き、#13-4です。
#13-4
うぇ~~ん!! サムネだけで、泣かせてくる!
~教室~
先生「はい、次のページをめくって、最初の表を見てみましょう」
授業中ですが、さっきの一件で、不機嫌きわまりないNoh。
バタンと、教科書を閉じました。
授業どころじゃありません。
Ohm「一体、どうしたんだよ?」
ぎろり、と睨むNoh。
Noh「暑い!」
怒りで、全身から湯気が出そうです。
Ohm「何、暑がってんだよ、Palmを見ろよ。」
冷房が効きすぎて、ガタガタ震えているPalm。
Palm「さ・・寒い」
Noh「・・・・・」
Ohm「お前とPhun、ケンカかなにかしたのか? (俺には)わかるんだぞ」
Ohmの耳元に口を近づけると、「お節介!」と一言。
Ohm「・・・(-"-)」
やられっぱなしというわけにはいきません。
手招きし、Nohの耳元に「くそったれ」と言い返すOhm。
Ohm「で、アイツはお前に何をしたんだよ? 俺が殴ってやろうか」
Noh「俺の彼氏を殴るなよ」
Ohm「今や、カミングアウトして、随分、堂々としたもんだな・・はん?」
Noh「それで、お前はまだなのか?」
あらあら・・・
Ohm「俺は、いつだって、堂々としてるさ」
先生が真後ろにやってきたとも知らず、話しに夢中な二人。
先生「Napat!! Phatchakorn!」
Noh&Ohm「「は~い」」
もう何度目になるでしょう?(笑)
このやり取りも、もうすぐ見られなくなるのかな。。。寂しいな。
~お昼時間~
授業が終わっても、NohとOhmの言い合いはまだまだ続いてます。
いつものメンバーと学食に来る途中、階段でもバトル中。
Noh「お前は、いつも干渉してくるよな!」
Ohm「だったら、俺に干渉させる理由を向けてくるなよ!」
Noh「お前だろ、お前!・・お前が・・」
Ohm「いや、お前だね」
ムンガラムンガラ言ってます(笑)
不毛な言い合いに、周りで聞いてるKornたちもあきれ顔。
そこに、Fi登場。
「どうした? 一人か? お前の秘書はどこだ?」
矢継ぎ早に聞かれるFi。
明らかに、目が泳いでます。
Fi「・・・・Phunか? あっちかな?・・・いや、そっちだったかな?・・・あ、ここだったか」
あっちこっちと指差したあげく、困ったからって、なにも、床を指さすことないじゃん。
その都度、Fiが指さした方向に顔を向けるNohたち。
一同「なんだよ!!(怒)」
その時、Kornが、「あ、あそこだ」と指さしちゃいました。
ああ、まずい・・と、固まるFi。
せっかく、みんなの気を反らそうとしてたのに。。
肝心のPhunは、Fhamと一緒に、仲良くランチしながら、競技会のためのノートを見返し中。
「あのテーブルにいる子、すげぇ可愛いじゃん」
「え、どこどこ?」
「Truam Udomの子か?」
色めき立つ男子数名と、無表情で見下ろしているNoh、そして、すぐに、まずい事態だと感じたPongたち・・と
三者に別れたものの、NohとFi以外のみんなは食堂へと向かっておりていきました。
その場を動かないNohの肩に手を回すFi。
Fi「なんでもないよ、Phunはただ、彼女の勉強を手伝ってるだけさ。なんでもないってば」
なんとか、とりなそうと必死です。
Noh「ぜ~~んぜん、平気だよ」
わざとらしく身体をくねらせて、肩をふりほどくNoh。
食堂を見下ろし、「あ、チョエイおばさんの店、誰もいないじゃん。俺、そっち、行くよ」と言いつつ、無表情のまま、Phunへと、視線を向けるNoh。
静かに、おりていくNohを見ながら、一人残されたFi。
Fi「これは、相当深刻だな!」
~休み時間~
普段は、男子ばかりの学内に、今日は、女子が溢れてます。
えっと、これは、なんの遊びかな?
じゃんけんが目的じゃないよね?(笑)
小学生の遊びかな?
でも、なんか、すごく楽しそうなのは伝わってきます(笑)
そこに、Phunが駆け付けてきました。
Phun「みんな、なにしてるの?」
まさか、自分がPhamと一緒にいたことが、問題になってるなんて、夢にも思ってない雰囲気です。
こういう時って、やっぱり、友達だねぇ。
Nohだけじゃなく、全員、Phunを見る表情が固い。
Noh「飯を食ってたよな」
Phun「?」
Noh「さぞ、旨かっただろ・・ はん?」
Phun「ごはんは食べてないよ、麺を食べたんだ」
なんて、爽やかに答えるのかしら。。
でも、さっきのテーブルの上にピザなかった?(笑)
みんなして、「そういうことじゃねぇんだよ」とか「おい、落ち着けよ」とか、蜂の巣をつついたみたいになっとる。(笑)
でも、Ohmの百面相は、それ、どうなの?(笑)
そんな中、Nohだけは、ガチです。
Khing「こいつは、お前のギク(กิ๊ก 浮気相手とかセフレ的な意味合い)なのか?」
※BLドラマには、กิ๊กもよく出てきますね。
つまり、一緒にいたPhamが、Phunの本命なのか、と聞いております。
Phun「・・・?」
わけがわからないながらも、なにか雰囲気がおかしいことは気づき、なにより、Nohが浮気相手ってどういうことだよ、と眉間に皺がよってます。
Ohm「おい、相棒! あいつは、お前を裏切ったんだぞ」
こら、Ohm!!
あんた、わざと煽ってるでしょ!
Phun「一体、なんのこと?」
Rotkeng「もし、お前が俺の友達を裏切ったんなら、俺、お前を許さないからな!」
その通りだ! よし、よく言った!と賞賛の嵐。
Phun「誰が裏切ったって? 僕は、自分の恋人ただ一人を愛してるんだよ」
うひゃひゃ。
ちょっとだけ退くNoh、もみくちゃにされながら、前に押し出されてます。(笑)
「落ち着け、落ち着けって。照れくさいのは、よくわかる」
完全に、わざとやってる親友たち。
Nohも、力強いPhunの断言に、「もういいよ・・・」
あれだけ、冷やかされるのが嫌だ、と言ってたNohはどこいった?
Noh「もう行っていいよ」
Phun「え~、もうちょっと一緒にいちゃだめなの? 会いたかったのに・・」
ギャラリー全員、鳥肌ですね(笑)
「おい、Noh、お前、真っ赤だぞ」
もういいから、行って、行って、お願い・・と、ジェスチャーのみのNoh。
「お前、大丈夫か?」
友の幸せな姿は、みんなの幸せ。
Noh「もう行ってよ」
Phun「バイバ~イ」
手なんか振ったら、もう、ギャラリーが黙ってらんない(笑)
もちろん、無理やり、Nohの手を振って、手を振り返させますよ。
それは、友達の義務です(笑)
Phunも、行きかけて、なかなか行かず、くるりと回って、「またあとでね」と、完全に揶揄われてて、Noh、おもちゃじゃん。(笑)
最終的には、ほっぺたをふくらませて、ちうアピールです。
友達たちに強引に押し出され、ほとんど、ハンコ状態で、「はい、おまけにいっとくか、ん?」と、チュ😚どころじゃなく、ほとんど鼻ぺちゃ(笑)
とりあえず、なんとか、とりなされたかなぁ~~と思ったところに、Pham登場。
Pham「Phun!」
一瞬にして、凍り付くNoh(&ギャングたち)
そして、PhamのほうにふりむいたPhunに、微笑みが・・・!
それだけ、他意がないという証拠なんだろうけれど・・・あまりにも、ワキが甘い!!
ま、Ohmの大袈裟な小芝居が、これが、そこまでシリアスな事態じゃないと教えてくれているようですが・・・(さて、どうでしょう?)
さて、いきなり画面変わります。
~Perの家~
部屋の中に入っての話し合い・・・とまではいかないのか。
Winはソファに座ってますが、Winの父親も、Perもおたがい、立ったまま対峙しています。
父「息子を返してくれれば、連行はしない」
Per「もし、Winを家に戻した場合、Winを傷つけたりしない、と、まず約束してください」
これを確認しないうちに、自宅に戻すことはできないのです。
父「家族のことに、口を出すな。」
Per「お父さんが認めてくれないのはわかっていますが、それでも、Winと僕は、お互いに愛し合っています」
父「どうやって、お互い愛せるんだ? お前たち、二人とも男なんだぞ。お前たち二人を一緒に過ごさせすぎたからか? だから、こんなことになったのか? Win!! さぁ、家に帰るぞ!!」
強引に、Winの手を引っ張ろうとする父親。
その間に入り、手を引きはがそうとするPer。
父「放しなさい」
Per「嫌です」
父「放しなさい!」
Per「嫌です」
父「これは、家族の問題だ。口を挟むな!」
Per「なぜ、僕が口を挟んではいけないのですか? お父さんなら、うまくやれると思うんですか?」
一歩も退かず、言葉で説得しようとするPer。
その時、今まで、ずっと黙っていたWinが立ち上がると同時に、父親の手を払いのけるように、力で押し返す。
え?と 驚く父親。
Win・・・あんた、もしかして、強かったん?
※考えてみたら、軍人の父が息子を育てるのに、なにも武術系を教えない、とか、そっちのほうが違和感があるかもね。
Win「Perは悪くない。最初に好きになったのは僕なんだ。そして、誘ったのも僕だ。」
将軍、衝撃!!
Win「もし、父さんが、彼を牢に入れるというなら、僕は独房の外で彼を待ち続けます。だって、Perは、僕の恋人だから」
怒りという本能も手伝い、なんとか父として息子を屈服させたくて、Winの首を掴む父。
その腕を押え、一歩も退かず、目も反らさないWin。
冷静さを欠いているのは、父親のほうに見えます。
父「自分が何を言ってるのか、わかってるのか?」
Win「わかってます。父さんにも、僕が男性を好きだってことを知ってほしいんだ」
もう、お父さん、大混乱。。。
あんまり、興奮させないほうが・・・と、逆に、傍で、ハラハラしてるPer。
Win「たとえ、父さんが僕を何百回叩こうとも、僕はPerを好きでいる」
父「Win! これは、私がお前をこんな風に、間違った育て方をしたからなのか? だから、こんな風になったのか?は?」
そんな病気みたいな言い方するのだけは止めて!
Win「だったら、始めてみましょうか? 僕は家に戻り、父さんの望み通りに、僕を育てさせてあげますよ。そうすれば、僕だって、お父さんのために、(父さんが望むような)男になれるんだって示せます。だけど、お父さんのために、女の子を好きになることは出来ないんです」
父「お前、親に向かって、皮肉を言う気か!」
Per「僕は真剣です。次に、家に戻った時、本当の僕がどんな人間なのか、見せてあげます。」
さすがに、これは、言い過ぎだ・・と、焦るPer。
そんなPerの気配を感じたのか、Perのほうを向くWin。
Win「Perは、僕のために、今までたくさん闘ってくれたよね。今度は、僕が自分自身で闘う番だ」
うひょ~~~!!
Win「変わらなきゃならないのは僕たちじゃなく、父さんだ」
すみません。このセリフ、しびれる~~!!
そう言うと、父親の手を払いのけ、自分から、Perの家を出ていくWin。
Win、別人だ~~~~~~!!
なんで、今まで隠してたん?
っていうか、だから、今が効果的なんだけど・・・
父「好きにしろ! 勝手にしろ」
Perのほうに振り返る父。
父「おまえのせいだ! お前が、こんなふうに、俺の息子を変えたんだ!」
父の最後の遠吠えに、そこまで力はこもってなかったです。
たぶん、誰よりも、それは、父親自身がわかってることだと思います。
Per「・・・・・・」
なにより、一番、驚いているのは、Perかもね。
いやぁ、意外な展開でした。。
もともと、PerWinに関しては、旧作とは、違う路線だと、以前にも書いたと思いますが、実際、旧作にも、Perが、Winのことを殴ったりしない、と父親に約束させたり、ちょっと似てるシチュエーションはあるんです。
でもね、全然、似て非なるものなので、これは比較にもらないですね。
はぁ・・でも、Winの言葉、ちょっと感動した!!
BLドラマの中でも、今まで、いろいろ、考えさせてくれる台詞やシーンがたくさんあったけど、間違いなく、これもそのうちの一つに入ります。
私は、いれたいです。
~フライデー カレッジ~
授業は終わったみたいです。
片付けてるのかな?
いつもの友達グループが揃って、後ろの席から、Nohを見てるんだよね。
しかも、丸めた紙をNohにめがけて投げようとしてたりして、全員、ニヤニヤしています。
さっきの、Pham登場で、またもや、Nohの落ち込み再燃か、と思ったので、最初、このシーン、ちょっと違和感あったんだけど、結局、PhunのNohに対する、熱烈な愛の告白のほうが信じるに足りる・・・この幸せ者が!!と判断されたってことで、OK?
Nohが振り返ると、わざとらしく笑ったりして・・・それを繰り返してるうちに、Nohも本気で頭にきて、「クソ野郎!!」と怒鳴るも、
みんなへらへら笑ってるのみ。
Noh「お前ら、一体、何してんだよ!」
答えは、彼氏に愛されまくってる友にむかって、一斉に、紙爆弾を投げつける・・・でした。(笑)
Noh「も~~う、お前ら、家に帰れよ!!」
うわ~~と、蜘蛛の子を散らすように、家に帰っていくギャングたち。
Ohm「機嫌なおったか?」
Noh「なにが?」
Ohm「彼氏が、愛してるって言いに来たからって、そんなに幸せいっぱいか?」
Noh「普通、そうじゃん」
Ohm「まあな、あんまりPhunにヤキモチ妬くなよ。もし、アイツがその気なら、とっくに捨てられてるさ」
お、Ohmのまともなアドバイス、久しぶり?(笑)
旧作のOhmって、こんな感じだったなぁ。
てろてろり~~ん、と、クネクネしはじめるNoh。
Ohm「はぁ、恋愛経験のない奴っていうのは、これだからな」
はぁ・・とため息をついてみせるOhm。
Noh「今まではな、でも、俺の彼氏は、超イケメンなんだよ」
ああ、自慢ですか?そうですか。
口笛を吹きながら、椅子を整えたりしているNoh。
思い出し笑いは、大抵いやらしい・・でしたっけ?(笑)
<Nohの回想>
Phun「誰が裏切ったって? 僕は、自分の恋人ただ一人を愛してるんだよ」
ちょっとだけ退くNoh、もみくちゃにされながら、前に押し出されてます。(笑)
「落ち着け、落ち着けって。照れくさいのは、よくわかる」
完全に、わざとやってる親友たち。
ほっぺたをふくらませて、ちうアピールです。
ほとんど鼻ぺちゃ(笑)
さっきのPhunを思い出すだけで、もう蕩けそうです。
完全に、Ohmがいることを忘れてました。
はっと我に返ると、親友が、ジト目で見てました。
Noh「じゃ、もう行くからな、友よ!」
半分、羽が生えてるようなNohが去ってしまい、残されたOhm。
Ohm「おい、俺、どうすんだよ?」
散らかった部屋を見回すOhm。
~生徒会室~
そりゃ、くるよね。(笑)
ドアの横のFIX窓から、覗き込むNoh。
Noh「Phun!! Phun!!」
大声で呼んでみるも、反応なし。
このガラス面に顔を押し付けるの、好き(笑)
その時、ホワイトボードに、
現在 不在
経済学クイズ競技会のサポートのため
必要な場合は、なにか、メモを残しておいてください。
と書かれているのに気づいたNoh。
その上に、“7階”という付箋が貼られていました。
Noh「・・・7階?」
可愛いなぁ、もう。。。
すぐさま、向かっちゃうNoh。
でも、その直後、(わざとらしい)風がふいて、付箋が剥がれた下から、
経済学クイズ競技会のサポートのため 9階にいます・・という文字が現れました。
~7階~
そしたら、いきなり、これよ!!
すでに、Nohは、一度、教室の中を見たのね。
勇気を振り絞り、改めて、部屋の中を見ると・・・
PhunにしがみつくようにもたれているPhamと、その髪をやさしく撫でているPhunの後ろ姿でした。
身体を離した二人。
Fhamの涙をぬぐうPhunを見てしまうNoh。
壁にピタリと背をつけて、立ち尽くすしかできませんでした。
13話、終わりです。
★『Love Sick 2024』Ep.13-4 雑感★
以前、「僕だって慣れてないけど、でも、Nohのことは愛してる。全世界に、君のことを愛してると伝えたいくらいにね。」と口にしたくらいのPhunなので、見知った友人たちの前で、愛の告白をすることくらい、朝飯前です。
そんなイチャイチャから一転、問題勃発編ですね。
登場したPhamは、別に、元カノでもなんでもない“ただの友人”らしいですが(やけっぱちのネタバレ)、あんなに親し気で、しかも、自分は無き者のように扱われるって・・・そりゃ、Noh、納得いかないわ。
Phunは、小さなヤキモチを息を吸うように妬きますが、Nohは、完璧に嫉妬ですね。
みんなに優しい彼。
みんなの世話を焼く彼。
みんなに頼られる彼。
みんなの憧れの彼。
Phun本人的には、世界でただ一人、Nohだけのスパダリでいるつもりだろうけど。
結果論として、浮気だとか、裏切りだとか、そういうことじゃないとしても、ああ、よかった・・私の勘違いだった、とはならないんだよね。
こういう“もしかしたら”っていう可能性を感じさせられると、疑念を抱いた記憶は消えないし、不安として残るし、なにより傷つくものなんだよね。
嫉妬の陰で、実際、Nohの心の奥底には、Phunをどんどん好きになる怖さや、“自分は、Phunにふさわしくないんじゃないか”っていうジレンマが常にあると思うから。。
それに、Nohは、Yuriに対して、水着姿でも正視しないように、後ろを向いちゃうような子なんだよ。
李下に冠を正さず。。。← なんでも、格言を持ち出せばいいってもんじゃないけどね、他に思いつかなかったの(苦笑)