すでに、終了後1 週間が経過したのに、まだ半分も終わってないし、チェリーマジック以外のTayNewとか見て過ごしたり、とか、ホント、絵に書いたように逃避中。
さて、2/4は短めです。。のはずでしたが、あんまり短くないかも。。(笑)
こちらの筋追いは、気になったドラマを、世に出回る商業翻訳ではなく、ドラマ好き有志の英訳・もしくは配信サイトの英訳をもとに、(英語ができないくせに)果敢に訳した「なんちゃって訳」となっており、多少、ストーリー展開は訳者の願望に寄ってます。内容を把握しながら、突っ込んだり、賞賛したりしたいという、ドラマ好きの発露です。
ラストまでの完全ネタバレです。
なお、扱う内容も、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Cherry Magic』
30 ยังซิง
2023年(Thai)Dec.9/2023~ Mar 2, 2024
47分×全12話
制作:GMM 25, ViuTV
原作:豊田悠『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』
前のエピソードをお読みでない方は、こちらから。
Episode 12−2
<Achiの実家>
その日の晩です。
外に出て、電話をかけているKaran。
Karan「2日はどうですか?」
母親「お父さんも私も、2日は不在よ。また、後で、話さない? 私、まだ、外にいるのよ」
Karan「お母さん!」
母親「いいわね。じゃ、またね」
Karan「お母さん・・?」
切られた電話。。
ため息をつくKaran。
そこへ、Achiが、もう寝ようか、と呼びにくる。
Achi「もう、ベッドの準備、できたよ」
頷き、家の中に入っていくKaran。
少し気になる展開、というか、和版(映画)と同じような流れなのか・・少し、アレンジしてくるのか・・・この時点では、ちょっと不明です。
~オーディションを開催した会社~
「はい、みなさん。本日、ご足労いただいたのは、グッドニュースを分け合いたかったからです。」
おそらく、CEOでしょう(笑)← まんま、お洋服の感じ、似てるよね(笑)
隣の女性は、ディレクターって感じかな。
みなさん、と話しかけられたのは、Minを含む
グループ4人ですね。
追加オーディションから、どのくらい経ったのかな。
CEO(暫定)「あなた方4人は、オーディションに合格したので、うちのレーベルからデビューすることになります」
顔を見合わせる四人。
Min「本当ですか?!」
CEO「ああ」
喜びあう4人。
CEO「これから、君たちは、予定されたプロモーション期間までにデビューできるようにもっと練習しなければなりません。がんばってください。できますよね?」
Min「はい!」
夢をかなえるための、スタートラインに立てたMin。
~Achiの実家~
帰る時間になりました。
ランナー風提灯って、個人宅でも飾るのね。
例の、お祭りや寺院とかに、た~くさん吊るしてある画像は見かけるのですけどね。。。
ママ「帰る前に、一緒に作ったKhao Puk Ngaを持っていくのを忘れないでね。この箱の中に詰めておいたわ」
Karan「ありがとうございます」
パパ「これも持っていきなさい」
他のお土産も手渡され・・・受け取るのは、Karan(笑)
ママ「気を付けてね。(Achiに)さぁ、父さんと母さんにハグしてちょうだい」
そういって、大きく手を広げ、パパと共にAchiを抱きしめるママ。
いくつになっても、子供は子供・・・というけれど、こうしたスキンシップは、やっぱり、海外だなぁって見てて思います。
後ろで微笑んでいるKaranに
ちゃんと気づくママ。
ママ「Karan、あなたもハグしていいのよ。あなたも私の息子なんだから」
ありがとうございます、と言いながら、近寄っていき、AchiママにハグするKaran。
温かい家族でよかった、よかった。。
挨拶を交わす四人。
パパ「気をつけてな。」
Achi「ありがと・・」
パパ・・・終始、無口だったね(笑)
助手席に乗り込みながら、両親に向けて、手を振るAchi。
かわゆす。。
静かに、発進するKaranやAchiを乗せた車を見送るご両親。
なんとなく『Between Us』を思い出すね。
個人的には、あのパターン(本人たちは自分たちの関係を告げてはいないけど、両親はちゃんと気づいてて、しかも好意的)も好きだったんですけど、今回は、両親へのカミングアウトが主目的なので、シチュエーションが違うということで。。(笑)
いずれにせよ、我が子の幸せを願い、その相手に信頼を寄せようとする親の愛に違いなくてうるうる。
~Minの所属事務所 通用口~
出待ちの女子たちがたむろしているところに、Minが現れました。
大歓声です。
「一緒に写真撮ってもらえますか?」などのリクエストに、こころよく応じてます。
その様子をそっと遠くから伺っているJinta。(笑)
彼氏になっても、不審くん。(笑)
ひとしきり終わったあと・・
「もう行きますね。みなさん、また、今度、お会いしましょう」
手を振られながら、進み出たところで、いきなり、Jintaに引っ張られるMin。
その様子を、ファンたちにバッチリ見られてました。
Jintaに手を引っ張られて、階下におりてきたところで、「なにしてるんですか!」と立ち止まるMin。
帽子とサングラスをはずすJinta。
Jinta「俺だよ」
Min「(そんなの)わかってますよ!」
このやりとり、ちょっと好き(笑)
Minはそれどころじゃく、真っ先に、Jintaに伝えたいことがあったんです。
Min「・・聞いてほしいグッドニュースがあるんです」
Jinta「え?」
Min「今日、契約書にサインしてきました。僕、デビューすることになりました」
Jinta、大喜び。
Jinta「な? だから、俺が、君には才能があるんだから、君の時代が来るって言っただろ?」
喜怒哀楽、激しめなんです。
Jinta「一回、叫んでもいいか?」
Min「ええ」
Jinta「うわ~~~、やっぱり、才能があったんだぁ!!」
その時です。
「やめて!!」「彼から、離れて!!」「なにしてんの!!」という怒声が聞こえてきて、さきほどのファンたちに取り囲まれるJinta。
そりゃ、あんな拉致まがいのシーンを目撃したら、追ってこないはずがない。
Jinta「な、なにもしてないよ」
ファン「じゃ、なにしてたんですか?」
Jinta「な、なんでもないよ」
ファンたちのすごい勢いに、Minもタジタジです。
Min「ちょっと待ってよ、みんな。」
ファン「・・・・・・」
一斉に、視線は、Minに集中。
Min「この人は・・・その・・・」
その時、Minの脳裏に、さきほど、ディレクターから言われた言葉が蘇ります。
ディレクター「これからは、何をするにも気をつけてください。たとえ、私生活と言えども、適切な行動をお願いしますね」
Minのスマホケースの裏側には、Rockたち学生時代の仲間との写真や、Jintaとの2ショットが貼ってあります。
せっかく、デビューできることになったのに、ファンに対して、恋人の存在を明かすどころか、本人まで見られちゃって、大きな選択を前に、言葉がつまるMin。
Min「彼は・・・」
そんなMinの様子を見て、Jintaがおかしい、と思わないわけがないです。
Min「僕の彼氏です」
え・・言っちゃったよ。
ファン「はぁ?」
ファンの声もデカかったですが、それ以上に、デカかったのは、この人。
Jinta「はぁ?」
首の筋が!!
Min「びっくりさせてごめん。みんなの中に、僕が交際中だってことを了承できない人がいることも理解できます。受け入れてくれ、とは言いません。でも、みんなが決めたことなら、なんであれ、みんなの気持ちを尊重したいと思います。」
ファン「そういうことじゃないんです、Min。私たちは、ただ、あなたのことが心配なだけなんです。あなたの彼氏については・・・それは、あなたの個人的なことですから・・。準備が出来たら、いつでも、私たちに話してください。」
代表で話しはじめたファンの言葉に、頷く一同。
こういう時、一番、いたたまれないのは・・Jintaだよね。そして、誰よりもアウェー(苦笑)
温かい言葉に、感極まるMin。
Min「本当に、ありがとう」
その時・・・傍らで、固まっていたJintaを見ていたファンの一人が「あ・・・」と声をあげる。
ファン「すみません」
Jinta「え?」
ファン「あなた、この小説の作家の、Jintaさんですよね?」
そういうと、Jintaの小説を前に掲げる。
すでに、世に出回ってたのね。
しかも、表紙に、チェリー🍒
Jinta「あ・・そうですけど」
ファン「サインしてもらえますか? あなたの作品の大ファンなんです!」
すかさず、ペンと本を差し出すファンの子。
ざわざわしはじめる周囲のファンたち。
ファン「あなたの処女作から、ずっと追いかけてるんです! お願いします!」
Jinta「も、もちろん」
他にも、本を持ってる子が何人かいて・・・、結局、他のファンも、列を作りはじめ・・・なんだか、流れが、Jintaのほうに・・・(笑)
「ありがとう」とお礼を言いながら、サインしていくJinta。
完全に、風向きが変わりました。
その様子を微笑みながら、見ているMin。
新進気鋭の作家と、ニューフェイスアイドルの、パワーカップルじゃん(笑)
Jinta「もう、僕のことを攻撃しようとしたりしないよね?」
にっこり微笑むファンたち。
Jinta「ああ、よかった。本当に、ありがとう!!」
Minにむかって、OKマークをつくるJinta。
さて、またまた、KaranAchiへと戻ります。
~帰り道~
どことなく、運転中のKaranの様子が気になるAchi。
Achi「Karan、どうかしたの?」
Karan「・・なんでもないよ」
その時は、素直に頷くAchi。
Achi「ところで、君の実家に訪問する話についてなんだけど・・」
Karan「ああ。その件ね。」
はぁ・・とため息をついた後、なかなか、話し出さないKaran。
Karan「母に電話してみたんだけど、どうやら、あんまり気がのらないような感じだったんだ。」
まず、自分だけで解決しよう、とかじゃなくて、ちゃんと、Achiに話したね。
よしよし。← 何様。。
小さく何度も頷くAchi。
どこかで、その反応であっても当然だし、理解できるくらいに思う部分もあるんでしょう。
Achi「じゃ、また、別の機会にしようか・・。まだ、心の準備ができてないのかもしれない」
Karan「僕の家族が、このことについて、準備が出来るかどうか、わからないんだ」
Karanにしては、珍しく、ネガティブな雰囲気と表情です。
Achi「・・・・・」
結構、深刻だなって感じたかもね。
Karan「昨晩、母に紹介したい男性がいるって、話をしたんだけど、会話を避けようとしてるようだった。」
Achi「それで、Karanはどうしたい?・・・ご家族が心地よく過ごせる道を選びたい?」
それを聞いたKaran、ハンドルを切ると、路肩に急停車させる。
改めて、Achiに向き合うKaran。
Karan「まさか! 僕はなにがあろうと、君を選ぶよ!」
Achi「・・・・・」
Karanの家族のことを考えると、単純に、その力強い言葉に対して、笑顔も向けられないし、嬉しいとは言えない状況です。
Achiの手を握るKaran。
Karan「何が起こっても、僕のそばにいてくれる?」
さすがのKaranでも、家族のこととなれば、気弱な面も見せるよね。
もう、Achiは、Karanとの愛に、迷ったり、揺れたりすることはないの。
更に、手を重ねるAchi。
Achi「案ずるこたねぇ。いづだって、Karanのそばにいるっちゃ」
ここなんです。ここだけは、どうしても、方言の表現にしたかったんです。
別に、方言だから、より想いが真摯だ、とか、愛情表現が強い、とかそういうつもりじゃないんです。
ただ、Karanを包み込むようなAchiの想いのこもった言葉が、ここでは、とても自然に感じられたし、私の頭の中で、勝手にしゃべってくれたからです。
穏やかに微笑むAchi。
Karanも思わず微笑むと・・・Achiの手の甲にキスをする。
Karan「気が変わった。これから、うちに行こう」
Achi「え?」
Karan「どうせ、準備なんてできる人なんていやしないさ」
そういうと、カーナビの行先を変更するKaran。
え・・・ホントにいいのかな?なAchi。
かまわず出発するKaran。
そして・・・600数kmの道のりをびゅんと超えて・・・
チャイムを押す指。
え? もうついた?
うわ~お、懐かしいな・・・ここんちも。。
さすがに、セキュリティ万全地域なので、ストビューでは近づけません(笑)
『LovelyWeiter』の、お庭でのカミングアウトを思い出し、以前、探し当てていた際の画像を掘り起こしてきました。。(笑)
自動でスルスル~~と開く門扉。
KaranとAchiが、顔を見合わせて微笑みあった
その直後、人影が見えました。
全開となった家の前に、たちはだかる、アシンメトリーブラウス姿が上品な、この家の女主人・・・Karanのママの登場です。
さすがに、緊張を隠せないAchi。
二人がワイをして、
敷地に入ったところで、
2/4はおしまいなんです。
★『Cherry Magic』Ep.12 2/4 雑感★
いやぁ、Karanママの佇まいが、ラスボス。。
あ・・・最終回だから、ラスボスであながち、間違ってないのか。。
まぁ、次の3/4で、いろいろと判明することもあるので、詳しくは、また、その時に。。
筋追いしながら、『Dark Blue Kiss』はもちろんのこと、『TharnType』やら、『Love by Chance』『Lovely Writer』などなど、懐かしいドラマのシーンを思い出すことが多く、ついつい、勝手に過去を振り返り。。。
ドラマを再度、視聴したり、自分の筋追いを読み返したり。。。
筋追いの読み返しは危険ですね。
全部、手を入れなおしたくなる衝動にかられます。
Achiママじゃないですが、「何言ってるのか、さっぱりわからない」と言いたくなるほど、意味不明なピンク字。。
真ん中に、挟まれた形になってましたが、JintaとMinのシーンも、ファンに関係を明らかにするという、なんともリスキーな展開をさらっと繰り広げてくれてました。
タイは、本当に、ファンとの距離が、物理的にも心理的にも、近いからねぇ。
私が最初に、BL沼に来た当初は、シップ組んでる推し同士がカフェにいても、みんなそっとしてあげたり、逆にフレンドリーに話しかけてきてくれたり・・・、それまで見てきた韓国や日本の芸能人文化とは全然違うなぁって、いい意味で驚いたんですよね。
今も、感覚的には、まだ、こんな感じなのかな。
もう少し、シビアになってきてる気がするんですけどねぇ。