ฅ(๑˙o˙๑)ฅ 

 

これ↓、流れてきた時は、ロッカーしか目に入らなくて🤭、とうとう、ロッカーフェチになったのかと思いましたが、写真3~5枚目で、復活しました。

 

 

 

 

ロッカールーム、万歳🙌

 

では、いつものご注意をば!

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

これは、Ep.02-2です。

前出部分を未読の方は、こちらからどうぞ

『Between Us』#2-1 筋追い+雑感 ネタバレ

 

『Between Us』

เชือกป่าน~ 2022年(タイ)全12話

 

 "Hemp Rope" (เชือกป่าน) by lazysheep / ด้ายแดงスピンオフ作品 

 

 

【Ep.2-2

 

ここで、少し 場面が移ります。

 

~Winの実家~

 

リビングで、ゲームしてるWan。

「T-rex! 撃て! 左だ、左だ!」

通信ゲーム中らしい。

 

そこに、テラスを通って人影が・・・。

も、もしかして、このお二人は、ご両親様?

 

父「いい歳をして、まだ、ゲームなんぞしおって!」

 

ちらりと、父親を見て、

「おかえりなさい」と呟くWan。

 

父「Wan!」

母「落ち着いて・・・二人とも。」

 

母でいいのよね?

後妻さんとかじゃなくて・・・。

兄弟全部、ママが違うとかじゃなくて?


父「そんなふうなことで、我々が年をとった時に、お前に頼れるのか?もういい加減、そんな子供じみた真似はやめなさい。こんな話はするのも疲れる。」

 

恒例なやり取りにうんざり、といった様子のお兄ちゃん。なんでしょう。

 

父「そんなに暇なら、少しは家業に身を入れたらどうだ。私の指示に従うばかりじゃないか。いい加減にしなさい」

 

たまりかねて立ち上がるWan。

Wan「ご覧のとおり、これが、私にできるすべてですよ。これ以上を望むなら、いますぐ眠って夢の中ででも見たらどうですか?」

 

まだ、言い足りないような様子でも、とりあえず、父の前から立ち去るWan。

父「Wan!!」

母「おちついてくださいな」

止めに入る夫人。

母「あの子、卒業したばかりなんですよ。あの子が会社を引き継いで経営できるようになるには、まだ、調整に時間がかかるかもしれません」

これ、実母なら、完全な甘やかしだし、継母なら、なにか魂胆あり?

 

父「もう何年も、口出しせずにきたんだぞ。リゾート事業へあいつを送り込まなければならんかもしれんな。少なくとも、今よりはましになるかもしれないからな」

 

母「でも、私が見る限りでは、あの子はもう十分に一生懸命、努力してますわ」

やっぱり、実母か。。。

 

父「お前がそうやって、あいつをいつも甘やかすから、このざまなんだぞ!」

いや、そうやって、最後には、奥さんのせいにして英断を振るえないから、このざまなんだぞ、という人は、この人の周囲には誰もいないのかな。。

 

~Wanの部屋~

結局、自分の部屋に逃げ込むしかなく、パパにあれだけ言われても、ゲームをやめないWan。

やめないことが、Wanの矜持なのかもしれないけれど・・。

あはは、「矜持」ってこういう場面で使う言葉じゃないわね(苦笑)

 

Wan「しまった!マイクを切るのを忘れてた・・・」

 

通信ゲームの相手に呼びかけるWan。

 

Wan「T-Rex、今の、聞いてたか?」

 

おおお、そういうことね。

Tulが、T-Rexねぇ。

 

T-Rex(Tul)「うん・・・でも、別に誰にも言ったりしないよ。たとえしたくても、君が何者か知らないんだから、できっこないよ。 ただ・・・」

Wan「ただ・・・なんだよ?」

T-Rex(Tul)「君の名前が・・・Wanだってことを知っただけ、でしょ?」

Wan「詮索するな!」

 

ベッドに横になると、ただ、話しかけるだけのTul。

T-Rex(Tul)「俺に聞いてほしいこととか、なにかある? 俺、結構、いい聞き手だよ」

Wan「どうして、俺の個人的な話を見ず知らずの奴に話さなきゃならないんだよ」

T-Rex(Tul)「もう一遍、よく考えてみなよ、お前が俺に話をしても、俺はただ、聞くだけだ。俺は、おまえのことを知らないわけだから、誰とも、お前のことを噂話したりできない。お前は、胸のつかえがとれるし、俺はお前の個人的なことに知って、好奇心が満たされる。それでおしまい。ウィンウィンな状況だろ・・」

 

なんとなく、その気になりつつあるWan。

 

スマホのスピーカーを隔てているけれど、本当は隣にいてほしい・・・聞いてほしいっていうのが切実に見えてくる。

 

話し始めるWan。

Wan「俺は最低な長男なんだ。いや、俺がどんなに頑張っても、彼らにとっては決して十分じゃないんだ」

T-Rex(Tul)「それを率直に話したことは?」

 

それができないから、こういう事態になってるわけで・・・。

 

急に、スマホを手に取るWan。

 

Wan「今日のところ、お前に話せるのは、ここまでだ。お前、また、ゲームにログインできるか? そうじゃなければ、俺は他のやつらとプレイするぞ」

T-Rex(Tul)「ああ、わかったよ。ログインしたぞ」

 

ゲームの世界に戻ったTul。

 

~Teamの寮の駐車場~

Teamもいい車乗ってんなぁ。

 

運転席に乗り込もうとしたとき、人影が・・・(笑)

 

しかも、先に、助手席のドアを開けた(笑)


おどろくTeam。

 

Team「え・・なに、Hia! なにしてんの?」

 

Win「一緒に行こうと思って・・・」

平然と答えるWin。

 

Team「バイクはどうしたの?」

Win「ガソリン代だって高くなっただろ。俺たち、目的地は一緒じゃん。けちけちすんなよ」

Team「先輩みたいなリゾート会社の御曹司が何言ってんですか!? ガソリン代なんて屁でもないくせに!」

パタンとドアをしめるWin。

Win「俺のこと、調べたのか?」

  

あ・・・

 

 

Team「次はもっとうまくウソつきますよ~だ」

口をとがらせて、さっさと車に乗り込むTeam。

 

笑いながら、一緒に乗り込むTeam。

 

この人も、ぐいぐい距離を詰めてくるなぁ。

好き!

 

 

~大学 談話テーブル~

一人テーブルについて、座っているPharm。

爆音がして不安定になったPharmを、Deanが病院に連行されたときを思い出してるってことは、『UWMA』でいうところの3話ですね。

 

のちの会話から、あの日の翌日ということが分かります。

 

背後から近寄ってきたのは、もう、日常生活、Pharmのことで頭がいっぱいいっぱいなDean様。

 

あと2歩というところまで来たとき、「Phar~~~~m」という絶叫と共に、猛ダッシュで現れたManow。

Deanに気づき、急停止!

Manow「あ・・・こんにちは。P’Dean」

 

軽く会釈したのち、「Pharm、大丈夫か? 気分はどうだ?」と声をかけるDean。

Pharm「もう大丈夫です」

 

そして、今度は、Teamも合流。

なぜ、お前が・・・と不思議そうなDean。

 

Team「P’Dean、こんにちは」

Dean「Teamが迎えにくるっていう話じゃなかったのか?」

Pharm「その・・・今日、Teamは寝坊して・・・自分で来るほうが便利だったので・・・」

 

なるほどね。Deanは迎えにきたかったのに、Teamが来るから大丈夫って断られたんだ(笑)

それなのに、Teamがあとから来たんで、「え?」となったってわけね。

 

あれ、例の“オムレツの朝”は、病院に行って連絡先を交換した翌朝じゃなかったの?

 

Dean「じゃ、明日の件は、伝えるのを忘れるなよ。俺はもう行くよ」

立ち去るDean。

 

さて、「P'Dean急接近の謎」の追求タイムですね。(笑)

 

Team「で?」

Manow「さっさと話しなさい」

 

言いにくそうなPharm。

Pharm「昨日さ・・君たちと別れて、家に帰ろうとしたとき、すごい爆発音がして、パニックを起こしたんだけど、結構、症状がひどくなって・・・」

 

この二人は、Pharmが大きな音が苦手なことは承知しています。

 

Pharm「そんな状態の僕をP’Deanが見つけてくれて、助けてくれたんだよ。それで、病院に連れていってくれたんだ」

 

それを聞き、とたんに、Pharmの容態を心配するTeamとManow。

Team「で、もう大丈夫なのか?」

Pharm「平気だよ。実際、(パニックを起こしても)しばらく座って、落ち着いてれば、大丈夫になるんだ。でも、P’Deanは、医者に見せに行くって主張して・・・」

 

Manow「まぁ・・ねぇPharm、次、なにかあったら、私に電話してよ! もし、今日、私たちがP’Deanと会わなかったら、このこと、私たちに黙ってたでしょ?

Manow、するどい!

Teamも同意します。

Manow「それって、危なすぎるんだよ。もし、P’DeanがPharmを見かけなかったら、どうなってたと思う?」

Pharm「ごめん。今度からはなにかあったら、ちゃんと君たちに話すようにするよ。ね、怒んないでよ。ねぇ? ナナナナナ~~」

Manow「じゃ、約束よ」

三人で指切りげんまんです。

Team「ちゃんと、俺たちに話せよ」

Manow「そうよ、全部、話してね」

ホント、この三人、いい関係を築けてて、ほんわかするよ。

 

Team「ああ、あれってなんのことだ?P’Deanが俺に話せって言ってたこと・・・」

ちゃんと思い出せたね。

 

Pharm「その・・・えっと・・・僕の寮に、迎えに来なくてもいいってことなんだ。つまり、それは・・・代わりに、P’Deanがが迎えにきてくれるから・・・」

しどろもどろになりながら、説明するPharm。

 

Team「はぁ?」

Pharm「でもね、一日だけなんだよ。一日だけ」

必死で、強調するPharm。(笑)

 

それが何を意味するのか、わかっちゃって、金魚みたいに、口がパクパクしちゃってるManow。

 

Pharm「お礼に、朝食をつくってあげたいだけなんだよ」

 

Manow「ふ~ん・・・ほんとに、ただの朝食だけなのよね」

変顔Manowは、そんなの、1ミリも信じてません(笑)

 

Pharm「決まってるじゃん、Manow! (Teamのほうに向きなおり)で、君はどうなの? Team? 今朝はどうしたの?なんか、不機嫌そうだよ」

Team「ある人にちょっといやがらせされてさ」

 

Manow「なによ、Teamにそんなことをするのはどこのどいつなの?」

Team「なんでだよ? 俺の代わりに、そいつをこらしめてくれるのか? それは、いいな・・・」

Manow「ちがうわよ。 その人に感謝したいのよ、よくぞやってくれましたってね。その人、私たちに代わってしてくれたんでしょ」

 

Team「なんだよ、いつも、他人のことバカにして! 自分のことはどうなんだよ! 昨日だって、みんなに注目されただろ、なぁ!」

 

Pharm「・・・???」

Pharmは、なんのことか、知らない様子です。

 

TeamとPharmの追求の視線で、硬直するManow。

 

Manow「だから、それはね・・・ただ、大学の前で、Phuak先輩に偶然会っただけなのよ。そうしたら、食事に誘ってくれて・・お腹すいてたから、一緒に行っただけなのよ。で、食事のあとは、それぞれ、帰ろうとして、そしたら、停留所まで送ってくれたのよ。それだけよ。ほんとにそれだけなんだから!Lineだって交換してないし、電話話番号もよ。なんにもなし。誓うわ!」

 

 

Team&Pharm「「Manow!!」」

 

あはは、これじゃ、嘘ついてます、じゃん(笑)

 

Pharm「だから、僕と一緒に歩いて帰らなかったんだね」

※一応、補足するならば、一緒に帰れないのは、演劇部のオーディション等で忙しい、ということになってました。(笑)

 

あ・・と気づき、指をもとに戻すManow。

 

Team「A(ABCのAのことです)がさ、俺の休みについて、(プールに)Manowが話しに来たって言ってたよ。あいつ、Phuak先輩と恥ずかしそうに話してる君を見たって言ってた。そういうことか」

Manow「・・・・・」

 

Team&Pharm「「Manow!!いますぐ、全部話して」」

今度は、バンとテーブルを叩く二人。 息ぴったり(笑)

 

泣きそうなManow。

Manow「だから、全部話したでしょ。そりゃ、ちょっと作っちゃったし、誇張したかもだけど、でも、全部話したよ。」

 

いきなり、楽しそうに笑いだすManow。

Manow「冗談よ。な~んにもないってば」

 

どことなく、納得していなさそうなTeam。

Phuak先輩とのことがど~のこ~のっていうよりも、Manowのことが心配なんだろうね。

 

~水泳部 ロッカールーム~

 

朝練後。。。

 

着替えている部員などが、まだ、数名います。

Teamもいます。

 

主将・副将の二人が入ってきました。

Win「なんで、こんなに記録がよくないんだ? 練習方法を変える必要があるんじゃないか」

Winってば、天才肌スイマータイプで、地道な練習とかに懐疑的なのかと思ってたけど、まじめで驚いた。

 

うなずくDean。

Dean「だったら、Phuak先輩とTulへの指示は、お前に任せるよ」

 

荷物を持ったTeamが、箱を抱えて、Deanの前に来ました。

Team「P’Dean、Pharmが、これを先輩に渡してほしいって・・・」

箱を差し出すTeam。

Dean「・・・あ」

まったく、Pharmの名前を出されただけで、この反応。。。ニヤリ

Dean「でも、なんで、直接自分で、渡しに来ないんだ?」

こらこら!

 

Team「たぶん、テンパっちゃって、頭真っ白になったんだと思いますよ」

Dean「・・・ああ、そうか。Pharmに礼を言っておいてくれ」

ご自分でもするでしょ?(笑)

 

Team「はい・・・」

 

内心、すべてわかってて聞く男。

Win「いつのまに、Pharmと親しくなったんだ? 朝食まで作ってくれるなんてさ・・」

Dean「・・・・あとで、説明するよ」

こんな恥じらいたっぷりな好き好きオーラだしといて、隠せてると思ってるほうがどうかしてる(笑)

 

そんな会話を尻目に、自分の分のボックスを開けるTeam。

Winが、それを見逃すはずがありません。

 

嬉しそうに、ボリューミーなサンドイッチを取り出すTeam。

 

(-_-メ)

 

Win「俺のは?」

何をバカなことを・・・と呆れるTeam。

Team「先輩の名前は、“Dean”っていうんですか? Pharmは、特別に、P’Deanのためだけに作ったんですよ」

へへ・・と笑いながら、一口頬張ろうとしたときに、奪い取られ、そのまま、Winの口に・・・。

Win様、ヤキモチさく裂~

 

ついでを言えば、お前のものは俺のもの!

俺のものは・・・・「いらねぇって言っても全部くれてやる!」になっていくんでしょ? (^_-)-☆

 

Team「・・・・ちょっと、Hia!! それ、俺の朝食!!」

 

Win「落ち着けよ。講義、何時からだ?」

サンドイッチを取り戻しながら、「9時」とだけ、ぶっきらぼうに答えるTeam。

Win「よし! だったら、おれと一緒に飯食いにいくぞ」

またまた、肩をつかまれ、連行されるTeam。

 

Team「自分で行けばいいでしょ。俺は行きませんよ、Hia!」

Hia、と叫ぶTeamの声を聞きながら、複雑な顔を浮かべるDean。

 

~食堂~

基本、Teamには断る権利はないのです。(苦笑)

 

Winの器を覗きこむTeam。

Team「あんまり、調味料、足さないですよね」

Win「いいから、急いで食えよ, 俺のことなんて、観察せずに。お坊ちゃん、お食べなさい。そうすれば、も~っと大きくなれますよ」

Team「だれが、お坊ちゃんだって?ムキー

 

Pharmのサンドイッチは既に食べたのよね?

 

そこへ、お皿を持ったTulが通りかかる。

Tul「あれ、お前もとうとう、朝飯を食うことを学習したか? いつもは、コーヒーだけだろ」

ほほほ、いい情報をありがとうございます。

 

Win「お前もな。ついに朝早く起きる方法を知ったのか?」

嫌味半分、余計なこと喋んな、って言ってるみたいに見える(笑)

 

ふと、向かいに座るTeamに気づいたTul。

Tul「あれ、たしか、この子、うちのクラブの1年生だろ? 見おぼえあるぞ。なんで、おまえに朝食を取らせてるんだ?」

この人、頭は良くて状況把握力は高そうだけど、着眼がちょっとユニーク(笑)

 

Win「こいつ腹減ってんだ。だから、ここで奢ってやったのさ」

 

わかったような、わからんような・・・。

Tul「この子・・・まじで大物なのかもな。名前は・・Teamだったよな?」

なんで、こんなにTulが関心を寄せるのか、と思いながらも、「ああ」と頷くWin。

Tul「そうか、頑張れよ、後輩!そうすれば、Winの後継者になれるぞ。こいつが誰かを気に入るなんて、めったにないからな」

ウソの付けないWinさんの口角、あがりました。

Tul「俺、先に皿を片付けてくるわ。じゃ、授業でな・・」

Win「ああ」

 

Tulが去っても、何もしゃべらないTeam。

Win「どうした? やけにおとなしいな」

Team「別に・・・。Hiaの講義、何時からですか?」

Win「お前と同じ9時からだ。話をするくらいの時間はあるぞ」

頷きながら、食べ勧めるTeam。

 

いまだ、手を付けられてないTeamの水のふたをあけるWin。

当然、Teamも気づきます。

Team「Hia Win・・・他人の面倒をよく見る人なんですね」

Win「俺を観察してるのか?」

Team「観察なんかしてなくたって言えますよ、俺の分までお皿を運んでくれたり、水のキャップだってあけてくれたり、食べにつれてってくれたり、支払いまでしてくれたじゃん・・・」

 

まぁ、なんていうことでしょう。

そんなことまでしてたのね、Teamのためだけに!!(笑)

 

少し考えるWin。

Win「俺が、真ん中の子だからかもな。」

Team「真ん中の子?」

Win「ん。俺には、兄貴と弟がいるんだ。二人ともすっげぇバカだけど。。。そのせいで、いつもあいつらの面倒を見なきゃならなかった。お前はどうだ?」

Team「・・・・俺?」

言いよどむTeam。

 

Win「ああ、ほかに兄弟は?」

Team「・・・・・・」

明らかに、事情があるというか、言えないって感じで、黙ってしまうTeam。

Winもおかしいって感じたよね。

 

Team「いませんよ」

Win「・・・・・」

今度は、Winが黙ってしまう番ね。

 

まるで、それ以上、なにか聞かれても答えなくてすむ言い訳のように、いままで、飲んでなかった水をごくごくと飲み始めるTeam。

 

ここで、自分の話を急にし始めるWin。

 

Win「俺が、まず最初に髪を金髪にして、そのあとに、タトゥーを入れたのは、注目を集めたかったからだ」

Team「ちょっと、Hia。そんなガキみたいな真似・・・」

Win「ああ、実際、当時の俺はガキだったよ。反抗期ってやつかな? 両親はいつも、兄弟にばかり、気を取られてた。9年生の頃は、何度も学校をさぼったし、校長室に呼びだされたし、高校の時には、髪を染め始め、ピアスをあけ、そして、タトゥーまで入れた」

口を挟まず、黙って聞いているTeam。

Win「でも、幸か不幸か、俺、頭いいんだよ。成績も良かった。勉強じゃ、いろんな大会やコンテストで、数々の金メダルも取った。バスケもうまくて、水泳だってこのとおり、得意だろ。だから何の罰も受けることはなかったんだ・・・」

 


Team「もういいですよ。自慢話なんてやめてください。頼むから・・・」

Win「ほんとのことを言ってるだけだろ。だけど、俺の父親は、事態を把握して、ちゃんと俺と向き合ってくれた。お互い、大切に想ってるし、愛してるって話したんだ」

 

Team「本当ですか? だって、まだ、体中にタトゥー、入れてるじゃないですか」

Win「タトゥーを入れている人間が、常にトラブルメーカーというわけじゃないんだぞ。俺は、タトゥーが好きだし、自分の個性を見せられるからな」

Team「ん・・・」

頷くTeam。

ちらりと、自分の身体に目を落とすと、「腹にも入れてる。前に見ただろ」
Team「・・・見てない!」

ムキになって全否定するTeamの頭にデコピンするWin。

Win「他の奴らだって見てるだろうが! 部員ならみんな見てるぞ」

Team「あ・・確かに」

恥ずかしそうなTeam。

こういうとこが、もう、可愛くてたまらん。

 

それだけじゃ終わりません。

 

Win「水着の下のタトゥーを・・見たことあるのはお前だけだな」

日頃は、 パンツ脱がずに、ちゃちゃっと済ませてたってやつ?18禁

 

にゃ~ぉ💕 (=^・^=)

 

意味わかったTeamちゃん、ただ黙って、麺をすすります。

にやりと笑うWin。

 

他人の純情はうざいけど、Teamの純情は大好物!

 

Team「もう腹いっぱいですか?Hia? 俺、満腹です。なんで、そんな話しなきゃならないんですか?」

荷物をもって立ち上がり、器を持つTeam。

行きかけて、「あ!」と戻ると、Winの器も一緒に持つと、片づけに行く。

その様子をじっと目で追うWin。

 

Winの語ったことは、おおむね、合ってるんだろうけれど、かなり端折っているんでしょう。

詳細のニュアンスは、もっとずっとシビアな気がします。。。

 

 ここで、切ります。

 

★【Ep.2-1】の雑感 ★

 

嵐を呼びそうな派生カップル:WanとTulの様子から来ましたね。

まずは、Wan兄ちゃん。

なるほどねぇ。

ふむ・・・まぁ、ここらへんは、お金持ちの家庭によくあるというか、想定内な親子関係よね、韓国ドラマだと・・・(笑)

 

BLドラマは、タイに限らず、社会人編は増えつつあるものの、基本的に、メインカップルは自分たちを認めてほしいっていうスタンスだから、対外的にちゃんとしてるカップルが多い印象よね。

ノン気、もしくは予備軍のほうが、そういう意味では、「ダメ息子」として描かれるかも。

 

「ダメ息子」だけれども、一つ同情できると言えば、顔も見たことがない「T-rex」を信じるに値いする根拠は、ネットゲームを通じて繋がった“Online”と呼ばれる見えざる紐だということ。

リアルかノンリアルかではなくて、「つながり」にすがるその姿は、とても胸が痛い。

 

片や、実社会では、頭がよすぎるのか、他人との関わりを「一面的」に限定しているかのようなTulですが、まだまだ、謎多きパーソンっていう扱いですね。

 

『UWMA』の時からだったんですが、PhuakManowのカップルについても、結構、楽しみに見ています。

心根の優しい同士ではあるけれど、最初から足並みそろってないことは、百も承知。

コンプレックスにもめげず、前向きで、ちょっぴり気が多くて、足もとを見るのがつい疎かになりがちな夢見る夢子のManowのことを、全部受け入れOKみたいなPhuak先輩の存在が、すばらしすぎる。

もう少しすると、Manowは、(Pharmとのあれやこれやで)P’Alexの本性に気づきつつある時期に入ると思うので(笑)、その裏で、結構、Phuak先輩、がんばってたんだなぁ、と思ってニヤニヤしています。

 

Winって、当初、思ってたより、全然一途で、真っ当な面もあり、わたくし、二度惚れ三度惚れです。

外見の好みはそのまんまで、ただ存在してるだけで、吸引力の変わらない色気に、更に、人間的な魅力がましましです。

「Teamは特別」

彼の行動の主軸はこれ。

あんなふうに、人目もはばからず、部室から連れ出したりして、Deanでなくても、ちょい心配になってしまいます。

 

ま、Teamも、Winがどんどん自分のテリトリーに入ってきていることに、文句いいつつ、順応するし・・・(笑)

 

これから、双方、乗り越えなければならない壁があるんだと思うけれど、今のうちに、どんどん根っこを強くしていてほしいなぁ。

実際、私は視聴しながら、右往左往しちゃうと思うけど・・。

 

★Ep.2-3に続く★