今回、途中で、Ahnさんが作ったお料理(ゲーンソム)が出てくるんです。
初見時には、わりとさら~っと見てしまっていたので、実際、タイカレーとか、ゲーン〇〇 <※ゲーンはスープね> について調べたのは、『TharnType』の時で、ゲーンタイプラーとか、すごく懐かしいです。
(スペシャルの時の、Typeパパの辛い物尽くしとか、最高!)
で、いつものご注意をば・・・。
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『Until We Meet Again』
~運命の赤い糸~ 2019年(タイ)全17話
WinTeam focus version
【#11-2】
過去パート
10話で明らかになったように、1988年8月30日の豪雨の晩です。
Inの誕生日を祝っていたレストランから、Kornの手をとって飛び出してきたIn。
二人のために借りたコンドまで、たどり着きました。
全身ずぶぬれです。
Inは、涙をこらえきれず、号泣です。
~二人の部屋~
ドアの前で、しばらく佇む二人。
部屋に入り、お互い、疲れ切っているものの、一言もしゃべらないKornが、Inは気になります。
In「何考えているの?」
目をそらすKornに、泣きながら、くってかかるIn。
In「僕が聞いてるんだよ。一体、何考えているの?!」
不安しかないIn。
In「約束したでしょ?ずっと一緒だって、約束したじゃん」
Kornの肩をバンバンと叩くIn。
それでも、目をそらし続けるKorn。
In「約束してくれたじゃん・・」
泣きながら、自分を叩くInの手をつかむKorn。
In「お願い。僕から離れないで。」
それでも、何も答えないKorn。
膝から崩れ落ちるIn。
床に腰を下ろしたまま、泣き止まないInに、自分もしゃがみ込み、「愛してる」と声をかけるKorn。
Korn「これだけはどうか、覚えていてほしい。心からお前を愛してる」
You must not say something like this.
In「もし、僕のことを愛してるなら、一緒にいなきゃだめだよ。お願い、どこにも行かないで。一緒にいてよ。」
ただ、黙って、Inを見下ろしているKorn。
In「P’Korn、僕から離れていかないで。P’なしで、僕、どうやって生きていったらいいの?」
悲痛な嗚咽の中、なんとか翻意させようと、Kornの首元に手を伸ばすIn。
現代パート
~Pharmの部屋~
Pharm「P’Korn!!」
眠っていたPharmが、自分の叫び声で、目を覚ます。
呼吸もままならないほど、Inの激しい感情が流れ込み、苦しみながら、悲しい記憶とともに、ゆっくりと自分を取り戻していくPharm。
~大学 水泳場への入口通路~
火曜日、競技会の日が来ました。
出場者の表に、Deanの名前を見て、興奮気味のDel&Manow。
そして傍らの元気のないPharmのことを心配するManow。
Manow「どうかしたのかな?なんだか、心ここにあらずって感じよ」
Del「Pharm。大丈夫?」
Pharm「大丈夫だよ」
それでも、Manowは変だと思ってるよね。
Del「あ、P’Deanたちがこっちに来た」
無理に笑顔をつくり、Deanに近寄るPharm。
Dean「なにがあった?」
なにかがあったことは断定のうえで、聞いてます。
彼氏なめんな、です。(笑)
え・・と、固まるPharm。
Pharmの眼のふちを指で触れるDean。
Dean「泣いただろ・・」
これも断定。
正直に、また、夢を見ただけと答えるPharm。
Pharm「心配しなくても大丈夫です。大会に集中しないとだめですよ。いいですね」
Dean「もし優勝したら、どんなご褒美をくれるんだ?」
Pharm「え・・・」
Dean「俺は、Pharmから褒美が欲しいんだよ」
耳元に顔を寄せるDean。
自分の唇をす~っと撫でてますが、唇だけとは思えませ~ん。
Pharm「ほんと、意地悪ですよね」
Dean「でも、くれるんだろ?」
Pharm「ほんの少しだけなら・・・」← 分割なんてできるの?🙊
Dean「Pharmにも、褒美を用意してある」
当然、Kissのお返しかと考えたPharmに、そうじゃなくて、俺があげようとしてるのは、本当のご褒美だ、と鼻をつまむDean。
Dean「お前がくれるものとおんなじじゃないぞ」
Pharm「僕があげるご褒美のこと、どうしてわかるんですか?」
Dean「俺に言わせたいのか?」
はい!はい!はい!言ってもいいよ👌
Pharm「・・・・(〃ノωノ)」
ぽ~んと、Deanの腕を叩くPharm。
ほらね、Pharmってば、ぜ~~んぶわかってるのよ。(笑)
Win「おいおい、お二人さん、その辺にしておけよ。もうすぐ、試合だぞ」
完全に、二人の世界に入ってるDeanPharmに、Win様のイエローカードが出ました。
でもね、この場面、Teamの視線がWinに、Phuk先輩の視線が、Manowに向いてるのがツボだと思うんです。
強豪チームの出陣を見送ったのち・・・Pharmが顔を赤らめて、Deanと話をしていたことをちゃんとチェックしてる腐女子たちにつっこまれるPharm(笑)
仲良きことは美しかな。
ManowもDelも嬉しいんだよ。
~プール~
おお、サクサク進みます。
応援している三人組。
Dean、あっさり勝ちました。(笑)
っていうか、今のホントに、Dean?(笑)
あまりはしゃいでないPharmに、突っ込むManow。
Manow「どうしちゃったのよ、P’Dean、勝ったのよ」
Pharm「わかってるよ」
笑顔のPharm。
競技会ネタは、前振りで何度も登場していたので、メインイベントなのかと思っておりましたが、もしかして、『BetweenUs』で取り上げる、とかだったらいいのにな。
~プールの通用口通路~
Manow、やさぐれてます(笑)
Manow「まったく、P’Deanが勝ったとたん、みんなして、私のこと、置き去りにした~~~。
それはともかく、新年も、どこにいこうかな? Pharmは、P’Deanと一緒に寺院にお詣りにいくでしょ。Delは、お祖母ちゃんちに行くって言ってたし・・私、どうすれば・・」
スマホを弄りながら歩いていた時、なにかに、どしんとぶつかったManow。
Pruk先輩でした。
(よくある)運命のチャイムはならないのかな?(笑)
Pruk「また、前方不注意だな、Manow」
慌てて、ワイをしながら、謝るManow。
Manow「すみません。ただ、その・・・ああ・・それより、入賞おめでとうございます」
Prukの首にかかっているメダルを示すManow。
Pruk「ただの2着だよ」
Manow「違いますよ。何着だったかが重要じゃなくて、メダルを取ったことに意義があるんです」
Manowの力強い言葉に、はにかむPruk。
好きな相手に褒められてこそ、伸びていくのが男。← この決めつけで、しくじってきたんだな。
Manow「とにかく、頑張ってくださいね。私、応援してますから」
Prukの手を取り、「頑張ってください。」を連発。
Prukの時間が止まったよ。(笑)
「じゃ、お先に失礼します」とあわただしく去っていくManow。
Pruk「Manow!」
後ろ姿に声をかけたけど、もっとお話ししたかったのかな。
ぶつかった二の腕を押さえながら、「たくましいな・・・Manow」と呟くPruk。
ス~ス~ナ!!
~Pharmの部屋~
ベッドに入ったまま、クリスマスデートの写真を見ているPharm。
ノックの音が聞こえ、出てみると、オオカミ、違った、Deanでした。(笑)
Pharmがのんびりしていたところを見ると、おそらく、約束の時間よりだいぶ早く来たんでしょう。
あら・・・あの黄色いお弁当箱。
Inが使ってたのと同じのだね。
私が、あの2~3段重ねで持ち手でホールドする、このタイプのお弁当箱をちゃんと認識したのは、『杉杉来了(邦題:お昼12時のシンデレラ)』だったので、
中国のものだと思ってたんだけど、あのレトロなタイプはタイが主流だったみたい。
検索してみるものですね。
なにしろ、タイは屋台で食べたり、買ってきたり、ビニール袋に入ってるのとか、あ、ステンレスのお弁当箱の印象もある!
どことなく、落ち着かない様子で、「座って待っていてください」とDeanに声をかけるPharm。
「ああ」と、バッグをベッドの脇に置いたけど、お泊りセットと見ました。
ご褒美をもらいにきたのね(笑)
Pharm「まだ、身支度してないんですから、そんなに見ないでください」
恋人の刺さるような視線に恥じらってみせると ← この言い方に悪意を感じる?(笑)
そんなPharmを抱き寄せるDean。
Pharm「P’Dean!」
Dean「可愛いのが悪い。」
はいはい、そうですね。。。
P’Dean「着替えますから、5分待ってください」
月ごとの返済を利子込みで払うまでは、放す気はないそうです。(笑)
Pharm「え?」
Dean「月末だからな。分割で支払うって約束しただろ」
今日は、買い物デートの予定だったみたいです。
Pharm「出かけないと・・・」
まだ11時だろ・・・開いてないと、余裕ぶっこいてます(笑)
え? さすがに、11時には開店してるでしょ?
大抵、10時くらいには開くんじゃないかな?
※市場によっては、Openとなってても準備中のお店が多くて、お昼くらいから活気づくとかもあるらしいので、行かれる方は事前にお調べになってね(^_-)-☆
抱きついたまま、スンスンしはじめちゃうDean。
Pharm「P’Dean。待ってください。そんなの詐欺みたいでしょ。だって、P’Deamは、母さんとの話を教えてくれてないんだから。」
そんなの関係ないもん。
Pharm「P’Deam、本当に支払わせるつもりなんですか?」
Dean「よくわかってるな、いい子だ」
しかたないな、とばかりに、ちゅっとキスすると、
この上からいく感じ、角度いいね。
支払いましたよ、と、Pharmが火をつけました。← 違う!!(Pharm)
ほらね。
寝技に持ち込まれました。
ちうの嵐です。
やめて、と言われて止まるもんじゃないです。
この間も思ったけど、Pharmって、ちょっとくすぐったがりすぎじゃない?(笑)
Pharm「大好きです」
にっこり微笑むPharm。
Dean「まだ、出かけたいか?」
うわ~ぉ!!名言でました。(笑)
Pharm「また、今度にしましょうか・・・」
こっちのお答えも、大変よくできました!!
頷くDeanが、甘い口づけを再開。。。
ここで、バックに流れるのは
出演者で歌う 「we meet again (ด้ายแดง) OST The Luckiest Boy」です。
このMV、いいよね~♪
ちいにいちゃんにも、運命の恋人ってやつをさずけてあげて!(笑)
場面一転、Deanの胸に身を預けてるPharm。
最初、リアルで見てたら、あれ・・はだかんぼじゃないぞ・・・まさか、また、同じ服を着たわけじゃないよね?と、誰かに聞きたかったよ(笑)
だって、この“ぎゅっ”のあと、パーンアウトしたんだよ。(笑)
Dean「腹へったか?」
慌てて身体を起こすPharm。
Pharm「ごめんなさい。P’Deanこそ、おなかすいてますか? なにか食べ物をつくりますね」
Dean「必要ない。用意してきたんだ・・Pharmはただ、座って待ってて」
ベッドから降りて、用意をするDeanを盗撮!(笑)
Dean「このキッチンは狭すぎるな。俺たちが家を建てるときは、もっと大きくしよう」
さらっと言ってくれちゃいます。
Pharm「・・・・」
固まるPharm。
そんな先の話を・・とか、叶えられないかもしれないのに言えるか・・とか、ゴチャゴチャ言うけどさ、そんなことよりも、自分との未来を、同じ方向を向いて、見ていてくれるのが嬉しいのよ。 ← 誰に文句言ってんだ?www
Dean「キャビネももっとないとな・・。そうすれば、調理道具だってもっとしまえるだろ・・。いや、そうじゃないな。Pharmの使い勝手が一番だよな・・」
これは・・・可愛すぎる。。
もう、こんなん言われたら、また、被りもの大会する?(笑)
Dean「な、いい考えだろ?」
ほんとは、おふとん、ひっ被って、ジタバタ・ゴロンゴロンしたいよね(笑)
Dean「Pharm? なにしてんだ?」
そっと顔を出したPharmの顔は、真っ赤です。
Pharm「なんでもありません・・・」
ベタでいいのよ。
ベタがいいのよ。
取り出したお弁当箱に入っていた料理をみて、「どこで買ってきたんですか?」と訊ねるPharm。
Dean「まず、食べてみて」
スプーンですくったカレーを一口、含んだところで、動きが止まるPharm。
脳裏に、いつか夢で見た声がよみがえる聞こえてくる。
Ahn「今日はあなたの誕生日よ。なにか食べたいものはある?」
In「だったら・・チャオムの入ったオムレツ入りのแกงส้ม/ゲーンソム(酸味の強いカレー)とカイパロー(豚と卵の角煮)はどうかな?」
見る見るうちに、Pharmの目に涙があふれあがってくる。
Ahn「そうね、じゃ、つくってあげる」
In「できるだけ早く帰るよ」
姉にハグを求めるIn。
In「大好きだよ」
Inの指にはまっているのが、先日、Deanが見ていた指輪ね。← たしか、だいぶ前に、どなたかにメッセージかコメントで、教えていただいたんですよね。あとで、探します。
温かい抱擁の感触とともに、一滴の涙。
Pharm「P’Dean・・・」
Dean「会ってみるか?」
Pharm「・・・」
Dean「これが、試験を頑張ったお前へのご褒美だよ。会うも会わないも、Pharmが決めていいんだ。Pharmがどちらを選んでも、俺が、いつだってお前のそばにいることに変わりはないんだから」
気持ちを決めて、目をあけるPharm。
Pharm「会おうと思います」
Dean「会いに行くということは、過去について、もっと知ることになる」
この間、なにも変わらないのであれば、知らなくてもいい、と答えたPharmを気遣うDean。
Pharm「そばについていてくれますよね・・・」
頷くDean。
Pharm「だったら、怖がることなんてありません」
Ahnの料理をともに食べる二人。
確かに、舌の記憶ってすごいものだけど、この場合は、どうなんだろう。
お姉さんの料理の味を覚えてるっていうのがすごいなぁ。。。
泣きながら、「おいしいです」と、口に運ぶPharmの肩に、手を置くDean。
同時期に生まれ変えれて、本当によかった、と思うよ。
【SideStory】
わ~い、WinTeamの番です。
ちなみに、APEXという、Medical Centerのコマーシャルです。
Winが買い物をして、部屋に戻ってくると、
ちゃっかりベッドに寝転んでゲームをしているTeam。
Win「お前、ゲームばっかりだな。飯の時間だぞ」
動こうとしないTeam。
Win「おい、起きろ!」
Team「食べたくないんだ。デブだから・・・。俺の顔見てよ。Manowから“顔がぽっちゃりしてる”って言われたんだ。自分でも肉まんみたいだって思うよ」
Win「何を気にしてんだ?そんなの、簡単な方法があるだろ」
Team「どうするの?」
言うが早いか、ベッドに乗り、Teamの上に、覆いかぶさるWinの早業(笑)
下になってるTeamの表情が、CMっぽくなくていいわ!!(拍手)
私も、ドキドキしちゃう。
Win「こうして、お前のぽっちゃりほっぺを、ピカピカ、スリムに、がっつりマッサージすればいいのさ」
TeamのほっぺをぐにぐにするWin。
Team「やだよ。怖いもん」
もうこの体勢は怖くないと。。。(笑)
Win「どこが、怖いんだよ! APEXの技術なら心配いらないぞ。俺だって、お前を、テキトーなクリニックになんか行かせないさ」
Team「APEX? なんか聞き覚えあるよ。 Manowが話してたのを聞いたんだ。あいつら、俺をやせさせようと躍起になってるんだ」
Win「コースだってたくさんあるんだぞ。全身痩身や美顔コースとかいろいろな」
Team「いいから、どいてよ」
Win「こっちこい。見せてやるから。」
こりゃ、思ったより、完全、がっつりCMだな。(笑)
スマホで、サイトまで見せるWin。
Win「これが痩身コース。1週間で1㎏落とせるぞ」
Team「へぇ、じゃ、食べたいもの、食べられるね」
ああ、食べよう、と頷くWin。
Teamの手を取り、起こそうとするWin。
Win「心配せずに、いいから食え。早く!」
Team「わかった。食べるよ」
Win「よし!」
ポテチのせいだ、とは、誰も言わない(笑)
★【#11-2】の雑感 ★
後半、このシーンで始まるのが辛い。
ここ、このKornInのシーンで一番つらいかも。
正直、Inの立場に立っちゃうかな。
世間に後ろ指をさされようと、父親に反対されようと、そんなもの、Kornに背を向けられることに比べたら、全然、まし。
もちろん、Kornの辛さは、今まで描かれていたとおり、八方ふさがりだったかもしれないけれど、すでに、心が折れてる感じがして仕方がないんだよね。
たとえ、身を引くにしても、Inを守るが最優先だったら、もっと堂々としてたでしょうし、心を鬼にもできたような気がしてしまう。
★#12に続く★