これは、Ep.11の中編です。

 

前半未見の方は、こちらからどうぞ

『KinnPorsche』EP.11 前編 筋追い+雑感 ※ネタバレ     

 

で、いつものご注意をば・・・。

本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

 

『KinnPorsche』

รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.11】中編

 

はぁ~い!

隠れ家編のスタートです。

こんなに、素敵な場所ですが、

 

注意【注意】今後、隠れ家のシーンでは、暴力描写・画像が入ってまいりますので、苦手な方は、どうか、ご注意くださいませ。

いや、前編の、電撃攻撃もかなりの拷

問だったはずだけど、注意はしなくてよかったの? ← 私、どこかのボスと一緒で忘れっぽいんです(笑) 

 

この俯瞰もいい。。

こじんまりとしている・・・と言っていいのかどうか、迷いますが、広い湖?池?に挟まれたような陸地というのか、とにかく、そこに、三~四棟が連なったくらいの屋敷って感じでしょうか。

 

「なにかありましたら、24時間いつでもお呼びください」

「構わない。家のほうから、人を連れてきているから・・・」
管理人らしき人間に伝えるVegas。

 

なんでもない旅行なら、泊まりたいくらいのコテージハウスだわ~!

あ~・・・トカゲ、とか、爬虫類系出るかな。。。サイズ感が違うんだもん。やっぱり。。。家の中とか入ってきちゃうのかな。特に水辺は怖いんだよなぁ。

えーん

 

さすがに、こんなところに追いやられる羽目になったのだ、と、自分の立場を考えないわけにはいかないVegas。

 

~隠れ家 監禁部屋?~

 

・・・その前に、

10話で、Peteが、「Vegasの秘密の部屋」に潜入した時、部屋の中のものすべてに、触れることが出来ず、ついうっかり、大切なものをスルーしてしまっていました。

ちゃんと気づかれていた皆様、ご紹介がおそくなりました。(笑)

通りすがり様、ありがとうございました✨

 

Vegasのペット、ハリネズミでございます。

ちゃんと、お世話しております。

普段は、この子が話し相手なのかな。

 

しかし、ペットが、ハリネズミ!!という、一見、意外な変化球。(苦笑)

獰猛そうな大型犬でも、気性の荒い豹みたいなヤマネコとかでもなく、小さな小さなハリネズミ。

ネズミと名前がついてるのに、実はモグラの仲間、ハリネズミ。。。

そんなハリネズミを好むのがVegas!

この設定、決して、見落としてはならなかった、ということですね。

くぅ~~~!(涙)


Vegas「お腹すいたのか・・・? そうだよな?」

声音が優しい。。。

ホント、この典型的なDV気質、どうにかして。。

だって、Vegasの後ろには・・・。

 

Vegas「ああ、別のペットにエサをやるのを忘れてた・・・」

絶対、忘れてなかったくせに。。。物申す

 

振り返ると、天井から這わせた鎖に繋がられた、分家の拷問部屋にいた時と同じく、上半身裸のPete。。。

拷問部屋より、色味が、落ち着いてきてる感じ。

 

止めてある鎖を外すと、滑車が回り、床に崩れ落ちる。

もう、まともに姿勢を保っているのも、キツイ状況のPeteの前に、銀のボウルにのせられたお粥が置かれている。

 

Vegas「食えよ」

手錠をつけられたまま、指で、ボウルを近づけ、そして、わざと遠ざける。

ずっと、食事を拒否してるのね。

 

Peteの視線に合わせるように、しゃがみ込むVegas。

Vegas「お前のしてることは、食べ物を無駄にしてるということだ。食えって言ってるだろ!!」

Peteの顔を、ボウルに突っ込むVegas。

笑いながら、「うまいか? 食えよ!」と言いながら、髪を掴んで、引っ張り上げたり、また、沈めたり・・・を繰り返す。

無理やり、口に含んだスープを、Vegasに吹きかけるPete。

Vegas「そうか・・・」


グッと、力づくで、押し付けながら、ジタバタするPeteを見て、声に出して笑うVegas。


気丈にも、Vegasを見上げるPete。

 

Vegas「いいペットってのはな、ご主人さまのいうことを聞くものだ。全部、喰えよ」

Peteの頬を、ぺちぺちと叩き、

今度は、ハリネズミちゃんのほうへ。。。

 

Vegas「ああ、ごめんよ。怖かっただろ、なあ?」

 

~本家 トレーニングルーム~

Peteの惨状を思うと、笑えないんだけど、↓こっちの緊張感の全くないシーンとのギャップ。。。

 

Kinn、Peteのこと、もうちょっと気にして!

 

Kinnと、Chanさんを引き連れて、トレーニングルームの一画を案内し始めるPorsche。

 

Porsche「Kinnの新しいボディガードを紹介しよう。俺自身が選んだんだ! こちらは、元ボクシングチャンピオンで、別名メタルボーン。」

筋トレマシンに乗ってる男(普通の中年おじさん)を見下ろすKinn。

Kinn「・・・・・・」

 

Porsche「こちらは、元、特殊部隊。」

ただの腹筋もきつそうな、どこにでもいそうな巨漢。。。

Porsche「あ、こっち。 こちらは、ボディビルダーのチャンピオンだ。← 巨漢さんと一緒に映ってるので割愛。 

そして、こちらは・・・บางน้ำเปรี้ยว(パンナムプリアウ)の元暗殺者だ。別名クルーエル(残酷)」

 

どこが?

Kinnと目があうと会釈する、礼儀正しき暗殺者クルーエルさん。(笑)

 

Porsche「ああ、そこ。女性のテコンドーチャンピオンも入れてみた♪」

一応、型らしきものを「ハイ!ハイ!ハイ!」って披露しました。

しかも、フ、フラフープ?


この時のPorscheが、一人一人、自信持って紹介するとこが、ホント爆笑。😂

 

無言で、Chanさんを呼ぶKinn。

Kinn「こいつらのこと、いままでに見たことがあるか?」

Chan「Porscheが、自分で厳選したんですよ。最後まで残ったのは、この5人だけでした。」

それだけ告げると立ち去るChanさん。

 

なるほど・・・と、事態が飲み込めたKinn。

 

「なんで、5人しか残らなかったのかな?」と自ら、Kinnに聞いてくるPorsche。(笑)

疑問、そこ?

Kinn「そりゃ、優秀な奴を切り捨てたからだろ・・・。一体、この嫉妬ぶりはなんだ?」

Porsche「なにが嫉妬だよ?むかつき

 

強くて、かっこいい人を、Kinnの側においておけるわけがない。。。のは、嫁の本能です。

 

Porsche「この5人だって、そんなに悪くないぞ・・・」

付き合ってられない、とばかりに、笑いながら、出ていくKinn様。

 

はりきってウェイトトレーニングしてた一人目のおじさんが、気を失って運ばれていったけど、たぶん、この5人は、次はいないでしょう。(笑)

それとも、どこか活かせる場所ある?

 

 

~Kimの自室~

 

<自動車事故:裕福な二名の死>

《付箋メモ》

事故に関する書類が消去されています。

誰かが、その事故を隠蔽しようとした模様。

手元にある、黒く塗りつぶされた、事故関連の調書らしき添付書類、ひどすぎ。

ほとんど、黒塗りされて、意味をなしてない。。。

・・・愕然とするKim。

 

~回想 8話中編 ~

Bigに、Porscheの両親の写真を渡し、事故に関し、調べさせていたKim。

2枚の写真を差し出すKim。

 

Big「Kittisawat? Porscheの両親ですか?」

Kim「この二人、どうも有力者の起こした事故によって、亡くなったらしい。しかも、事件はうやむやにされ、いまだに運転手すら判明していない。俺に代わって、調べてくれ」

 

Bigよ、再び!・・・なんてことはないのかな。

(回想おわり)

 

<自動車事故:裕福な二名の死>

《付箋メモ》

事故に関する書類が消去されています。

誰かが、その事故を隠蔽しようとした模様。

 

付箋の文字は、きっとBigの手書きね。えーん

これだけだと、予想していたより、全然、進展がない。

ここが、調査の限界だったってこと?

 

隠し壁の中の相関図と合わせて、資料を見ているKim。

 

《付箋メモ》

目撃者は現場で不思議なことに姿を消す

目撃者は法廷で彼らの証言を覆す
証拠不十分のため、事件は取り下げ
狙撃者の失踪に伴い、事件も沈静化した

 


分家のKanの直属の配下のところに、支部長って付箋が。。。

それに、なんで、KornとKanの代には、夫人の写真がないのかな?

 

じっと、考えているKim。

 

~本家 プール~

無心になって、一人泳いでいるPorsche。

プールサイドに手をついた、その場所に立っているのは、Chay。

表情が暗い。

ここにいると言うことは、早速、本家に呼ばれたのね。

 

どんなふうに、どこまで、説明されたのかな?

それが心配なんだけど。

 

ゴーグルを外し、ようやく、Chayが立っているのに、気付いたPorsche。

 

気まずい。。。

会話がすぐに出てこない。

 

そっと、Chayが、Porscheの前をあけると、プールから上がり、腰かけるPorsche。

 

Chay「・・・・」

 

Porsche「あ、あのさ。今、Kinnの新しいボディーガードを見つけようとしてるんだ。まだ、適任者が見つかってないんだけど。。たぶん、俺がうるさく言いすぎなんだよな」

軽めの口調で話しながら、ちらっと、Chayの様子を窺うPorsche。

 

Chay「どうして、この仕事をしようと思ったの? 理由を教えて。」

冷たい目で、兄を見る弟。


あの拉致騒動のあと、散々、Porscheに、BGの仕事を辞めろ、と言い合いをしたらしいけれど、核心にはふれてこなかったのかな。

一応、さっき、Porscheが、さらっと、Kinnの名前を出したから、状況はわかってる、と思っていいのかな??

 

Chayを見上げるPorsche。


Porsche「あの時、俺が考えたのは、お前のことだけだった。こんなことになるなんて、思ってなかった。俺は、お前のためだけを考えて、やったことなんだよ、Chay」

Chay「兄さんがしたこと全てが? 兄さんが本当に僕のためにしたって言うなら、僕にも言うべきことがある。ちゃんと聞いてよ。

僕たちには、お互いしかいないんだよ。兄さんに何かあったら、僕はどうすればいいの?」


Porsche「俺なら、大丈夫だって、約束するよ」


そんな気休めなど一切、耳に入らないChay。


Chay「兄さんに何かあったら、僕、すごく怒るし・・・僕・・絶対許さないし・・・僕・・・」

声が詰まるChay。

 

もちろん、弟の気持ちも理解してるPorsche。


Porsche「聞いてくれ、Chay。 俺は、ここにいるよ。ちゃんと、お前の目の前にいる。お前の側を離れたりしない。な、わかるか?」

 

力強い兄の言葉に、うん、と大きく頷くChay。

見つめあう兄弟。

 

Porsche「それと、一つだけ、頼みを聞いてもらってもいいか?」

またもや、頷くChay。

 

Porsche「お前と・・Kinnの2人の面倒をみてもいいかな?」

Chay「・・・・・」

俯いてしまうChay。

Porscheの言ってる意味・・・わかるよね?

 

Porsche「俺、どちらも手放せないんだ」

 

Chayの耳に、兄ちゃん、本気で好きになれる人が出来たんだよ。。。って、聞こえたかな?

 

突然、しゃがみこみ、Porscheを抱きしめるChay。

 

Chay「すごく、寂しかったんだよ、兄さん」

Porsche「俺もだよ」

返事の代わりに、ぎゅっと力を込めるChay。


Porsche「俺なら、ちゃんとここにいるよ」

うん・・・と返事をするChayに、ようやく、白い歯を見せるPorsche。

 

これから、この兄弟は、本家で、準家族として、暮らすってことになるのかな。

 

~隠れ家 監禁部屋~

 

どうやら、Vegasがいないらしく、手錠を掛けられた手を動かしながら、なんとか、鎖を外すことを諦めずに、悪戦苦闘するPete。

 

身体を大きく振り、天井から下がっている鎖に足を掛けようと、チャレンジしていると、外から、Vegasの大声が聞こえてくる。

Vegas「ええ、ここにいますよ。一体、どうすればいいんですか、父さん。私が、こんなところに望んでいるとでも思ってるんですか?!(怒)」

 

Peteが、すぐに、元の位置に戻っていると、Vegasが室内に入ってくる。

 

Vegasの様子を観察しているPete。

 

Vegas「何見てるんだ? ・・・あいつ、おかしいだろ?」

ハリネズミに話しかけるVegas。

Vegas「お前が暇なら、いいペットになるにはどうすればいいのか、教えてやってくれないか?」

 

呟くPete。

Pete「誰に話しかけてるんだよ、俺か? ハリネズミか?」

背中を向けてるけど、たぶん、こういうPeteのちょっとした反応が、じわじわと、Vegasの心に入り込んでるような気がします。

 

夕方です。

 

鎖を降ろされ、床に座ってるPete。

 🚦カラー。

 

Peteの前にしゃがみ、食事をしてないのに気づくVegas。

Vegas「なんで、食べないんだ?」

 

Peteの横には、サラダが・・・。

 

Pete「俺は、食べない。」

Vegas「なぜだ? 食べないだと? お前に選択権があると思うかのか?」

Pete「俺は選んでるわけじゃない。ただ、食べないだけだ」

 

ピキっ!!(怒)

すぐさま、立ち上がり、鎖を引っ張ると、強制的に、手を吊られて立たされるPete。

 

Vegas「飼い慣らされてないペットがどうされるか、知ってるか?」

その手には、腰から外したベルトが握られてる。

 

Pete「そういうんじゃない。腹が減ってないんだ」

Vegas「俺は、お前を傷つけたいんだよ。そうすれば、覚えるだろ。」

 

いきなりの、強めのむち打ちに、叫び声をあげるPete。

 

連続で、ベルトで傷つけられ、上半身傷だらけ。

 

さすがのPeteも、目に、痛みへの微かな怯えが走り・・・。

すると、「お前、つまんねぇな」とベルトを放り出し、部屋から出て行ってしまうVegas。

 

朦朧となったPeteの目に飛び込んできたのは、さきほどVegasが放置していったベルト。

こういうの、お誂え向きすぎるっていうんですよね。

 

なんとか、足を使って、そのベルトを器用に手繰りよせ、その金具を使い、手錠を外すPete。

ぽるちゃん、これよ。

本家のみんなは、これ、全員出来るってホントだったよ。(笑)

 

部屋を逃げ出そうとするPete。

鍵のかかったドアに体当たり。

 

結構、簡単に、ドアが開いたね。

よたよたと、出て来たところに、Vegasの声が。

 

Vegas「お前のバカな計画に気づかない俺だとでも思うのか? 逃げられると思ってるのか?でも、さすがだな。 本家のヘッドボディーガードだけのことはある。」

 

周囲の様子を見回すPete。

行き止まりまで追い詰められる。

傷が痛々しい!😭 

 

Vegas「どうした? 次はどうする?」

たぶん、この池か、湖か、川か・・・とにかく、怖いものがいっぱいいそうだけど、飛び込もうとするPete。

 

その背中に、スタンガンを押し当てるVegas。

気を失い、倒れこむPete。

この抱き止め方、支え方が、もう違うもん。

 

~Kinnの寝室~

 

VegasPeteとの温度差に、耐えられますか?

ええ、私は、耐えてみせます!(笑)

 

シャワー後、Kinnの髪をドライヤーで乾かすPorsche。

Kinnの、この嬉しそうな顔を見たら、、多少のことはどうでもよくなる。。。

 

ドライヤーを止めたPorsche。

Porsche「知ってる?」

Kinn「ん?」

Porsche「なんか、この部屋にあまり慣れてなくて、落ち着かないよ」

Kinn「そりゃ、ここで、一夜も過ごしたことがないような言い草だな」

 

Porsche「まあ、そりゃ、過ごしたけど・・・でも、誰からも、もう隠す必要がなくなってから・・ってのは、これが初めてだから」

そうか、そういうのも、気にしてたのね。

確かに、Porscheの性分からすれば、コソコソするのは、ストレスだったでしょう。

 

今までの、Porscheが示してきた戸惑いは、自分たちの関係を必死に隠さなければ・・・と思いつめていたからってこと?

結構、ばれてたから、そこまで必死、とまでは、言えなかったような気もしないでもないけど。(笑)

 

それとも、双方の家族に受け入れられた段階で、ここにこうして、Kinnとこの部屋にいて、心の解放感が違うって気付けたってこと?

 

Porscheのお腹に、頬を当てるKinn。

微笑むPorsche。

Kinnの肩に添えた手が、たまらん。

 

Kinn「子供の頃、母さんも、こんな風に、俺の髪を乾かしてくれたものだったよ」

寝室では、大抵の男性が、甘えたい盛りの子供に戻りたがるように、Porscheの細い腰に巻きつき、手を回すKinn。

 

Porsche「だったら・・・今夜は、それを俺がしてもいいのかな?」

微笑みを浮かべたまま、何も答えず、ただ、PorscheにしがみついているKinn。

 

そっと、Kinnの髪にキスし、そのまま、胸にかき抱くように、ドライヤーのスイッチを入れたPorscheが、髪を乾かしはじめる。その姿はすでに、Kinnの追い求める母親のようで・・・、包みこむ聖母のようで。

そんなPorscheの細い腰に手をまわしたKinnの両腕が、優しくて・・・。

こんなにも、Kinnが、Porscheを求めているというのに・・・。

ここだけを切り取れば、それは幸せな風景なのだけれど。。。


圧倒的な無機質な色味の中に、幸せ絶頂な二人を、意図的に置いた目的は?

この結びつきが、物悲しくみえてしまうのは、なぜなんだろう。

 

ただ・・・救いは、BGMが、『April in Detroit』 

だということです。

 

そして朝・・・

 

Kinnの寝室に向かう廊下を、当然のように入って来た“Tay & Time”

 

Tay&Time「よし、アイツを起こそうぜ」

White & Black♪

 

勝手知ったる親友の部屋ですからね。

 

部屋に入るなり・・・

「「すげぇ・・」」

立ちつくす二人。

 

そりゃぁねぇ。

親友のベッドに、こんな、こんな・・・S字ラインの美女の後ろ寝姿が目に飛び込んできたら、動きも止まりますわ。

 

Tay「しっ!」

示し合わせて、窓側に移動する二人。

 

すやすやと抱き合いながら眠ってるKinnPorscheが、ちゃんとパジャマ着てた。。。ってところは、まじ奇跡(笑)

この二人、裸以外、考えられん! ← ちょい失礼すぎ!(笑)

 

同時に、「「Kinn!!」」と声をかけて、起こすと、

Kinnだけでなく、一緒に眠っていたPorscheも、びっくりして目を開ける。。。

そう~~っと、反対方向を向くPorsche。

 

Tay「へ~ん、俺達、もう、お前がなんでまだ、起きてなかったのか、知っちゃってるもんね~」

Time「さ、これについて、説明してみてくれるかな・・・」

 

Porsche「俺、もう行かないと・・・」

 

そうはさせじ・・・なKinnが、ガシッとPorscheを押さえ込む。

Kinn「おい、どこ行くつもりだよ。もう、俺達、付き合ってるのに・・・。そんなに恥ずかしがってどうする気だ?」

モーニング、ほっぺちうキスマークです。

 

大喜びの悪友2人。

 

Tay「結局、こいつらは付き合うことになるって言っただろ」

 得意気なTay。

 

一度、認めてしまえば、もう、こっちのもの状態なKinnに比べ、まだまだ、つけなきゃならぬ心の整理の数多きPorscheです(笑)


隠さなくても良い関係と、大っぴらに振る舞える関係の間には、若干の距離があり。

 

Time「恥ずかしがる必要なんてないのに・・・」

Tay「今夜は、お祝いだな?」

 

~ハムバー ~

4人で飲みにきたのね。

ここ、個室なんてあったのね。

KinnとPorscheは、ラブシートです(笑)

 

TimeTay「「俺たちの親友の、最後のわずかな自由と、奴隷への道に乾杯!」」

これ、独身男の最後の夜パーティー(バチェラーパーティー)だったの?

嫁同伴だけど?


Time「俺も、以前には、その立場だったから、よ~くわかるぞ」

Tay「なにが、奴隷だ、ば~か!」

この二人の👬らしい場面、なかなか出てこないね。(最初の、室内射撃場でシーンくらい?)

 

Porsche、結局、煙草やめられなかったね。

 

Time「Porsche! 飲めよ。今夜は延長なし(時間通り)だからな」

Tay「・・・こいつ、賭けに負けたんだよ」

きまり悪そうなTime。

それで、奢りってこと?

 

Porsche「・・・どんな賭けしたんだ?」

なんだか、Porscheの笑顔を見ると、ホッとする。

 

Kinn「ああ・・お前が、俺の愛の奴隷になるかどうかってさ・・・」

バシっと、Kinnの太ももをひっぱたくPorsche。

 

愛の奴隷、愛の奴隷!と冷やかされていると、「愛の奴隷ってなんなの?」と、Yokが合流してくる。

 

Yok「私も、愛の奴隷になっていいかしら? ん? みなさ~ん?」

 

Time「姐さん、今日のドレスもまた、一段とセクシーですね」

 

Porscheの隣に腰かけるYok。

 

Yok「で、どうしたの? 教えてよ。なにが、愛の奴隷なのよ」

追及してくるYokに、すがりついて、なつくPorsche。

 

バーテンダーやってるときも、こんな風に、わっかりやすく、甘えたりしてたのかな?

どうも、そんな感じしないなぁ。

今はもう、すっかり、実家の母であり、姉であり・・・な存在だけど。

 

Yok「ねぇ、どうなの、Kinn様? うちのベイビーを、あなたの愛の奴隷にさせたってこと?はぁ? 私の同意をえてくれたかしら? この子には、私というお目付け役の大人がいるんですよ」

 

Kinn「ええ、それでは、義理のお母さん(メーヤーイ)に、乾杯させていただきましょうか・・・」

親に、結婚の許可を取るってことね。


Yok「まぁ~、義理のお母さんですって。。。それで、こんなふうに、プロポーズの真似なんてして、うちのベイビーのこと、愛してるの?」

後ろで、どう答える?って見てるPorscheが、すっかり、実家のママの後ろに隠れた新婦(笑)

 

勢いづけるように、グラスに口をつけて、アルコールではずみの1杯。

Tay「おい、ちゃんと俺達にも聞かせろよ」

 

「あらあら、照れてるわよ」

 

Kinn「Porscheを愛してます」

真面目に答えるKinn。

 

Tay「おい、それじゃ、ほとんど、ミュート並み(の声の小ささ)だぞ。もっと、上げて・・・」

手を上下にパタパタするTay。

 

Kinn「Porscheを愛してる!!」

 

イェ~~イ!!

 

Yok「うちの子、取られちゃったわ!」

 

Tay「それでこそ、俺のダチだよ」

 

すまして飲んでるPorscheの頭を後ろから小突くKinn。

吹きだし、Kinnの胸に軽くパンチするPorsche。

 

Time「ああ、まだ、照れ臭いんだな」

 

Yok「今夜は私の奢りよ。すぐ戻るわね」

Yok姐、ここで退場。

 

Porsche「あ、俺も、すぐ戻るよ」

Kinn「どこ、行くんだ?」

Porsche「なんで、ついてくる気か?」

バカ・・・と強がってみせてますが、そりゃ、一瞬だって離れていたくない時期ってありますからね。

Porsche「おしっこ・・・」

中座するPorsche。

 

Time「あいつ、トイレの間中、ずっとニヤニヤしてるぞ」

 

Kinn「お前ら!」

Porscheがいなくなったと確信した途端、急に、話しを遮ったKinn。

Time「あ?」

Tay「なんだよ?」

 

Kinn様、前のめり!(笑)

必死感、ぱない!

Kinn「あのさ・・・今度の土曜日、Porscheの誕生日なんだ。でも、何を贈ったらいいのか、わからないんだ」

Time「なんで、自分にリボンつけて、プレゼントしないんだ? どこにリボンを結べばいいのか、ってくらい、わかってるだろ?」

視線、あからさますぎ。。。(笑)

Kinn「おい、本気で言ってるんだぞ。俺は大真面目だ! 」

Kinn様、友達に、笑われてまっせ。

 

Kinn「これが、俺達の、最初のプレゼントなんだ。驚かせたいんだよ」

 

Tay「だったら、サプライズしろよ。お前にしかできないことをやればいいんだよ」

頷く悪友たち。

 

Kinn「OK! 決めた! 乾杯!」

名案を思い付いたみたいです。

 

  

★【Ep 11】中編の雑感 ★

 どうにも悪い方、悪い方へと考えが寄っていってしまい、かなり、レビュー部分に、余分なフィルターがかかってますね。

 

ただ、どうも、いやな予感がするというか、フラグ🚩が立ってる気がしてまして。

こんなことなら、いっそ、ネタバレ読んじゃうか、と思いつつ、一喜一憂するのも楽しいんで、このまんまです。

 

一応、シリアスなシーンと、コミカルなシーンと、バランスを取りたいんだと思いますが、他が、いろいろ難しい時期にさしかかっているので、結局、KinnPorscheの2人がなにかとひっかぶることになり、ホント大変です。

Apoくん、すごく頑張ってると思います。

Mileの😊っぷりが、癒しですね。

 

分家ボスKanの存在、結構、面白いのかもしれません。

 

そう、それに、Peteは、ヘッドボディーガード!

Porscheの選んだ5人とは、うんどろの差(笑)


あの黒塗りの捜査資料、何あれ。。。(呆)

とうとう、Jeffが本格的に動きだすのね。

はぁ、Chayのことも、気にかかる。


★【Ep.11】後編に続く★