なんとも、蒸し暑いですね。。。
ドラマを見ていても、地下室のシーンの息苦しさが、こちらにまで伝染してくるようです。
意志薄弱なので、すぐドライ付けちゃう(笑)
あと、突然の地震の被害に遭われた方々、どうかお大事になさってください。
で、いつものご注意をば・・・。
本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『KinnPorsche』
รักโคตรร้าย สุดท้ายโคตรรัก【Ep.11】前編
《オープニング Story》
いやぁ、完全に、じらされてましたよね?
VegasPeteには。。。
これを見たときから、ずっと待ちわびていたんです。
見回せば、Youtubeでも、BibleBuildの仲良しイチャコラ動画がたくさん、上がってます。
よせばいいのに、おススメされると見ちゃうでしょ。
そうすると、更に、すすめられるという、夢循環。( ´艸`)
これなんて、ものすごく可愛いです。
個人的には、ポールダンス編とか、好きだったりします。
基本的な、体幹の強さというか、運動神経及びバランス感覚が、一遍に見て取れるので、お得な気がします。← だから、なにが目的?(笑)
最初の方、ヘラヘラしてるのに、わりと出来ちゃってるBuildくんとか、← 途中からの彼を追及してはいけない😜
絶対、モノにしてみせるって気合いのオーラが出まくってるBibleくんとか、好き!👍
Vegasも、Peteも、キャラクターという点では、どちらも、光と闇が共存して、はじめてバランスをとっているような、危うさがある同士なので、表裏一体ですよね。
11話・・・ここから、彼らの本当の、「明けない闇はない」が始まるのか、否か。
ああ、なんだか、シェイクスピアづいてますね。
ドラマ内に出てくるVegasが読んでいる本、読まないとダメかしら。
*********************
~分家 地下室~
引き続き、VegasのPeteへの暴行は続いていて、Peteもかなりぐったりといった感じです。
Peteを見る、Vegasのこの嬉々とした表情。
金属バットのような棒で、ぐったりと垂れたその顔を正面に向けられると、気力を振り絞り、はっきりとした口調で、「さっさと殺せばいいだろ」と詰(なじ)るPete。
その言葉を聞き、嬉しそうなVegas。
Vegas「最初は、お前を殺そうと思ってた。でも、気が変わった。苦しんでるときのお前は、なかなか興味深い。」
踏みつけても踏みつけても、ぐっと堪えるような、Peteの反抗の仕方がお気に召したようです。
睨みつけるPete。
この気力を失ってない眼力がよき。 ← ラブシーンの実況より、こっちのほうが楽しいかも。
棒を放り出し、Peteの周囲をゆっくりとまわるVegas.
Peteの上半身は、殴られたダメージで、真っ赤。
ゆっくりと、Peteの下着に手を入れるVegas。
Pete「なにするんだ!」
そう、その抵抗の一言がたまらない。
にやつきながら、ぐっと下着をずり下げると、腰骨のラインに沿って、文字が刻まれている。
Vegas「ああ、タトゥーなんて入れてるんだ。“No legacy is so rich as honesty”(正直さほど価値ある遺産はない)」
※シェイクスピアの『All's Well That Ends Well』三幕五場に出てくるマリアナ(マリアンナ)という女性の言葉ですが、作中で使われてる意味合いは、本来、格言的な形で使われてる内容ではなく、ざっくり言うと“処女にはそれくらい価値があるのよ”的なことを言い換えたダジャレに近いものだそうです。← ただ、この部分の英訳を読んだだけでは「どういう意味???」になってしまい、解説サイトを読まなければ、全然、わかりませんでした。
あまりにも、言葉自体のかっこよさからか、のちのち、いわゆる「名言として」独り歩きしたっていう感じなんでしょうかね。
指でなぞりながら、滑らかに読み上げるVegas。
Vegas「あほくさ・・・。お前、そこまで、本家の忠実なペットなのか。」
Peteの顎を掴み、顔を締めあげるVegas。
Vegas「お前にいいことをおしえてやろう。正直が本物だなんて考えるのは、バカだけだ」
そういうと、今度は、Peteの後ろに手を回すVegas。
Pete「殺せって言っただろ!!」
必死で、身をよじりながら、叫ぶPete。
そこに、突然、「一体、何してる!!は?」と大声が。。。
Vegas「父さん・・・」
Kan(当然、分家ボスよ)「自分が何をしてるのか、わかってるのか?!」
同時に、Vegasを思いっきり、殴りつける。
あらためて、縛られてるPeteを見る分家ボス。
睨みつけながら「父さんに言われたことをしたまでです!」と叫ぶVegas。
Kan「俺が何と言った?俺は、Porscheを見張っていろ、と言っただけだ。あいつを傷つけろ、ではないぞ。なんで、俺の命令に従えないんだ? はん?」
Vegasの顎を掴み、ギリギリと締めあげてから、思い切り突き飛ばす。
さっきまで、Peteを締めあげていたのと全く同じ。
なんと、わかりやすいルーツよ。
Kornの暴力的な様子を、睨みつけるように見ているPete。
Vegasは、ただ、悔しそうに、父親を見つめるだけ。
さすがの分家ボスパパも、頭の中で、どうケリをつけるべきか、思案中。
本家に連れてこいとは言われたものの、Vegasだけなら、なんとか時間稼ぎもできるけど、本家のボディガードを監禁暴行したことがバレれば、ただですむはずがない。
上を見て、大きく溜息をつくKanパパ。
もう、差し出す首は無いし・・・。← ブラックジョークです。
今度は、本当に撃ちあいです。
このパパの間が、全てを物語ってます。
Kan「荷物をまとめろ。本家は、お前をブラックリストに載せた。隠れ家に行け。事態が鎮静化したら、次の策を決めればいい」
そういって、正面に括られたPeteを、忌々しそうに見るKanボス。
Kan「本家の連中は、確認のために、ここにチェックする人間を送り込むだろう」
拳銃をVegasに手渡し、
「ちゃんと、後始末しろ」とだけいい、出ていくKan。
うわ、ここ、問答無用で、Peteを撃ったらどうしようって、ドキドキした。まぁ、基本、自分の手を汚さないタイプなのかな? 万が一のことを考えて、本家に申し開きのできないリスクを負わなかっただけかもしれないですが。。。
拳銃を置くと、耐え切れずにそこら中のものに、当たり散らすVegas。
その姿をじっと見ているPete。
Peteの正面の折りたたみいすに、力なく腰かけ、再び、拳銃を手にするVegas。
拳銃を向けられたPeteが、嬉しそうに笑みを浮かべる。
辱めを受けるくらいなら、死ぬ。
Kanパパが入ってくる直前、おそらく、そのくらいの覚悟、つけてたよね。
そんなPeteの顔を見上げるVegas。
Vegas「まだ、喜ぶには早いぞ。俺は、今、お前を殺すつもりはない。なんだか、お前といると、無性に面白いんだよ」
そういうと、本当に、拳銃を置いてしまうVegas。
このVegasの表情、まじでいいね。
代わりに、傍らのPeteの携帯を手にする。
Vegas「お前、しばらく家に帰れてないだろ・・・、俺、お前とちょっとした休暇を過ごそうと思うんだ。」
急に、家のことなど持ち出され、何をするつもりだ・・・と、真剣に、自分の携帯を凝視しているPeteを見て、ニヤリとと笑うVegas。
この、なにをするか、明かす寸前の、もったいぶった態度の妖艶さ。
どことなく、不安そうな瞳が見え隠れするPete。
******************
~Kinnの自室 寝室~
そして同じころ・・・・KinnPorscheと言えば・・っていう比較ですね。
なんとも、えぐってくれるわ~~!(笑)
こちらは、前話ラストからの引き続きの流れ・・・です。
Kinnの胸に頬を寄せて、目を閉じているPorsche。
胸筋の凹凸に、ジャストフィット(こういうのも、シンデレラフィットって言うの?(笑) ちょっと違うよね)してるPorscheの顔。。。
そして、このKinnの、世界で一番、「余は満足じゃ」な顔を別角度からもういっちょ。
メッセージ着信音?
視線を携帯にむけるKinnと、顔を伏せたまま、目を開けるPorsche。
実は、ここのシーン、Kinnと視線を合わせていない時の、どことなく冴えないPorscheの表情に注目です。
Peteからでした。
Pete:Kinn様。すべて解決しました。
祖母に会いに行ってもよろしいでしょうか。どうも病気らしくて、とても心配なんです。直接、ご報告できずに申し訳ありません。すぐに戻ります
それを読むなり、「しまった!ああ・・Pete~。 やべぇ・・」と声をあげるKinn。
(身体全体を持ち上げるように、動かすところも地味に萌え)
きょとん、と首をあげるPorsche。
Kinn「完全に、あいつのことを忘れてた」
振り返り、文面を読むPorsche。
Porsche「Pete、家に帰るの?」
Kinn「でも、なんで、こんな大切なことを電話してこないんだ?」
Porsche「休暇を申し出るときって、電話しにくいもんなんだよ。休ませてあげなよ」
でも、納得いかなさそうなKinn。
そりゃそうでしょ。
大抵、Peteって、Kinnとは電話連絡だもん。
Porsche「ね、いいじゃん💕」
そういうと、また、Kinnの胸に、顔をぴとっと預けるPorsche。
この時の、自然に身体をまかす感じ。
んもう💓 🙈
でもね、無意識かもしれないけど、もう明らかに、Peteとは同じボディーガードの立ち位置の発言じゃなくなってる。。。
いやはや、マフィア映画に出てくる、幹部の情婦みたいなPorscheを見ることになろうとは。。。
┐(´∀`)┌
こら、Kinn様、そこで納得しちゃだめだよ!
まぁ、納得してなさそうで、よかったです。
~分家 地下室~
携帯を眺めていたVegas。
Vegas「アイツは、お前に許可を与えただけか・・・。なんて、バカな奴・・・」
多少、Kinnから、なにかしらの反応があるかと思って、待ち構えていたんでしょう。
若干、肩透かしな感じで、小バカにしてます。
Vegasが何をしでかすつもりなのか読めずに、不安なPete。
Vegas「・・・それじゃ、次は・・・」
立ちあがり、架電相手の名前を、Peteに見せるVegas。
画面に映し出された文字は・・・「ยาย(ばあちゃん)」
※ ヤーイ・・・母方の祖母
引きつるPeteの顎を押さえつけるVegas。
Pete「なにするつもりだ!」
Vegas「お前のお婆さんなら、お前のことをとっても愛してるに違いない。お前も、お婆さんに会いたくないわけないよな?」
Pete「ばあちゃんには手を出すな!!」
そこは、感情的になるPete。
その、ムキになって、歯向かってくる反応がたまらないVegas。
Vegas「もし、彼女がいなくなったら、本家のやつらが、探してくれると思うか?時間の無駄だと思わないか?」
囚われの身となってしまい、自分の命を差し出すことすら、覚悟を決めていたPeteにとって、さすがに、お婆ちゃんの存在は別です。
Pete「負けた・・・Vegas。俺の負けだ」
完敗を認めるPeteですが、もう、Vegasは止める気などありません。
Peteの喉元を押さえつけたまま、発信するVegas。
今にも泣きだしそうなPete。
Vegas「ああ、こんにちは。ヤーイ(お婆さん)」
繋がってしまいました。
絶望しきったPeteの首を締めあげ、声を出させないように、喉を押さえつけるVegas。
Vegas「僕は、Peteの友人なんです。しばらく、Peteと一緒に旅行に行こうと思って、それで、お許しをいただこうか、と思いまして・・・。本家から休暇をもらえたんです。・・・彼に代わりますね。」
そういうと、Peteの耳元に携帯を当て、余計なことは一言も言うな、と睨みつけるVegas。
私なら、この視線だけで、ちびるかも。洗脳されるかも。いや、命とられるかも。
Pete「・・・うん、ヤーイ(ばあちゃん)。ごめんね、本家から数日、休みをもらったんだ。・・・ああ。旅行のあと、家に寄るからね?」
今は、ひたすら、お婆ちゃんの無事だけを考えて、話しを合わせるPeteの右頬に、顔を寄せていくVegas。
明らかに、そのVegasの抱擁と口づけに、一瞬、意識を持っていかれて、目を閉じて、恍惚とした表情を浮かべてしまうPete。
別に、心から受け入れてる訳じゃなく、潜在的なものと言えばよいのかな。
この打てば響くようなPeteの反応に、満足そうなVegas。
Pete「そうしたら、また、一緒に旅行に行こうね?・・・愛してるよ、ばあちゃ・・」
必死で、優しそうな声で話を続けていたPeteが、愛してるよ、と言ったところで、さっと、携帯を取り上げるVegasの非情さに泣く。
喉を押さえる手はそのまま。
Vegas「ああ、ありがとう、お婆さん。ああ、もし、本家から電話があったら、Peteは家にいるっていってくれませんか?」
Vegasの策略に、自分の愛するお婆ちゃんのみならず、本家も巻き込まれていくのを聞きながら、泣きそうな顔になるPete。
Vegas「Peteの奴、旅行なんかのために仕事をさぼったとか、叱られるんじゃないかって心配してるんですよ。・・・・そうなんです。では、失礼します」
あっさりと電話を切るVegas。
顔を歪めるPeteの頬をポンポンと叩く。
たまらず、何度も何度も叫び声をあげるPete。
その様子に、嬉しそうに笑いだすVegas。
Pete「これで、満足か!!」
絶叫するPeteに、笑いながら、「いいや・・」と首を振る。
この辺、ホント、Vegas!
Vegas「まだ、はじめたばっかりだ。俺は、一人で、隠れ家になど行きたくない。俺に付き合わせるためのペットを連れていこうと思う。 Who's a good boy? Who's a good boy?(ああ、いい子だな・・・おお、よしよし・・・いい子だ・・・)」
まるで、犬にご褒美をあげるときの口調で、Peteの頭をガシガシゆらすVegas。
お婆ちゃんの安全を思うと、このまま、みすみす、ただ、Vegasになぶり殺されるわけにはいかなくなったPete。
縛っているロープをほどくVegasの気配を感じながら、柱からなにかを決意したように、グッとこらえている。
~Kinnの寝室~
そうよねぇ~~。
気になるよねぇ。
ガウンを着て、どこかに電話をかけるKinn。
Kinn「こんにちは。ヤーイ・・・」
Kinnも、ヤーイって呼ぶのね。それに、はじめて、話をするっていう雰囲気でもなく。。
その声に、まだ、ベッドで横になっていたPorscheが、聞き耳を立てる。
ええ、それだけじゃなくて、同時に、恐ろしいくらいくびれたウェストを披露してくれてます。
Kinn「Peteは家にいますか? 全く、彼と連絡が取れないんですよ。・・・・おお、 あ~はい、ありがとうございます。ええ、お身体を大事になさってくださいね・・・」
そこで、電話を切ったKinn。
振り返るPorsche。
Porsche「どうかしたの?」
ここで、Porscheはずっと背を向けたままでいるんだよね。
表情も暗いし。
ほっておけ・・・ゆっくり休ませてやれ、って言ったのに、わざわざ電話なんかして・・・とか思ってるのかな。
Porscheは、Peteと牢の前で殴り合っちゃったからね。
きまり悪いこともあるし、出来るだけ、Peteの意向を最大限聞いてあげてほしいんじゃないかな。
それに、こんな風に親身になって、配下の家族との関係を築いているKinnを見ると、今、絶賛、Porchayとのことで悩んでる真っ最中のPorscheとしては、どこか、素直になれないっていうのもあるのかな。
どうも、ここでの、Porscheの表情が、ちょっと気になるんだよね。
Kinn「お婆さんは、Peteは家にいると言ってた」
Porsche「だったら、よかった。休ませてあげようよ。すごく疲れてるに違いないよ」
Kinn「・・・・ん~」
Kinnの生返事が気になるPorsche。
Kinn「でもなぁ・・・」
何事も、いつもと違うなにかは、要注意なんです。
Porsche「ほらぁ。そんなに考えすぎるなってば。俺なんて、休暇大好き。クスっ」
それでも、どう考えても、すっきりしないKinnなのでした。
~ボスパパ Kornの部屋~
そうです。時計のからくり引き出しのある部屋です。
パパだけでなく、Kinnと・・・Chanさんが控えてます。← しかも、立ち方とか、任務じゃなくて、内輪な立場で参加してるって感じだし、超かっこいい。
そこへ、大股で現れたkhun坊ちゃまが、「どうかしたの?緊急ミーティングって、一体、なんなのよ?」と、招集かけたKinnを問い詰めます。
本日は、全身グリーン系。
光沢ありのロングジャケットが目を引きます。
手を腰にあてたTankhunを見上げ、「Porscheについて話したいんだ」と答えるKinn。
Tankhun「・・?」
今度は、パパのほうを向くKinn。
Kinn「俺、あいつを辞めさせようと思うんです」
パパの眉間に、皴が寄ります。
これには、さすがのkhun坊ちゃまもびっくり。
Tankhun「え?」
改めて、パパが諭しに入ります。
パパ「お前も知ってのとおり、この世界は一度入ったら、抜けるのは相当むつかしいんだぞ」
Tankhun「そうよ」
Kinn「わかってます。でも、Porscheの弟が、ここで働くなって懇願してるんですよ」
ますます、解せないパパ。
父の代わりに長兄が訊ねます。
Tankhun「はぁ? だからなに? なんで、あんたがそうしなきゃいけないのよ」
Kinn「(弟は、Porscheが)ボディガードをするのは、あまりにも危険だって言うんだよ」
今日のKinnは、ザ・次男坊って感じ。(笑)
それを聞いて、余計、つっこみたくて、たまらないkhun坊ちゃま。
Tankhun「ちょっと待ってよ。あんたが、ボディガードになれって、あいつを雇ったんでしょ? 家に置いて、花みたいに飾っておくとでも言うの?はぁ? なんで、突然、そんな心配なんてするのよ! うぅ~わぉ!」
呆れ果てるkhun坊ちゃま。
パパ「それとも、あいつ(Porsche)が我々を裏切ろうとしてるとでも?」
厳しい表情です。
パパとしても、そのくらいの理由がなければ、この話し合いの必要性を感じないでしょうねぇ(笑)
Tankhun「そうね。もしくは、あんたに対して、不安を煽るようなことをしたとか?」
パパ「それか、なにか別の問題をしでかしたとか?」
Tankhun「あいつのことが嫌いなの?」
パパ「ああ、だが、そこまで重要なことか?」
Tankhun「それか、あいつ、臭いの?」
パパ「それか、急に死ぬのが怖くなったとでも?」
Tankhun「ああ、それもあるわね。どうなの? Kinn? はぁ?」
パパ「ん?」
二人から、ピンポンラリーのように交互に攻められ、たまらず、立ち上がるKinn。
Kinn「俺・・・・、あいつを愛してるんだ。」
胸を張って堂々と・・・というか、なんだか、小学生が「今日、学校で1等賞をとってきました」みたいな宣言だけど。。。
Tankhun「・・・・・」
khun坊ちゃま、口ぽかん・・・で絶句!
Kinn「・・・これでいいか?」
兄ちゃんの嬉しそうな顔!!
Tankhun「あ~は~は~は~は~、Kinn~~~!」
バシバシ、Kinnの肩を叩いたり、キックしたりしてる(笑)
喜びの舞!
こいつ、とうとう(家族の前で)言いやがった~的な?(笑)
Kinnも照れたような笑みを返してるし。。。
こんな雰囲気の中で、この二人がこんな風な言葉を交わすなんて、いつ以来なのかな。
・・・というより、今まであったのかな?
Tankhunとしても、嬉しいだろうね。
Tankhun「そういうことですって。ねぇ、父さんも、この件についてはOKでしょ?ね?父さんも、Porscheのこと、気に入ってるって言ってたじゃない・・・。」
黙ったまま、じっと何かを考えてるようなボスパパに声をかけるTankhun。
兄ちゃん、回す、回す。
Tankhun「とうとう、私たちに、Porscheを愛してるって言ったわね。んもう、Kinnったら~~~。んもう、なんて、可愛いのよ~~」
言われてるKinnもだけど、
キャビネにもたれて、見悶えてるkhun坊ちゃまが可愛すぎる。
(そして、ダメだ!我慢できない! 金のケトル~(笑))
でもですね、そりゃ、こういうことは、Kinnサイドの一方的な話だけでは、事は済みません。
相手があります。
すぐさま、Porscheが呼ばれます。
パパの部屋に入る前の前室に、ずらりと、他のBGたちが居並ぶ中、Porsche登場。
「がんばれよ、Porsche!」
すでに、どういうことなのか、先頭に陣取るArmやPolはわかってるっぽいね。
静かに、扉を閉めながら、「王の間」に、入室してきた姫(Porsche)
ど緊張です。
ドアの隙間から顔をのぞかせるArmやPol。
Arm「おい、押すなって!」
Pol「こいつはすごいぞ!マフィアが、会議室で叫んだんだからな。“俺のボディガードを愛してる”ってさ」
Arm「おい! まず、自分の友達のことを心配しろよ。ほら、俺達は、あいつの身に何が起きるかわからないんだぞ」
Armは、ずっとPorscheの味方なのよね。
実際、それも正論です。
マフィアは身内を罰する前に、他人を罰しますから。。。
先ほどまでKinnが座っていた椅子に通されたPorsche。
Chanさん!!
そんな、ピストル剥きだしで、Porscheの横に陣取って威嚇しなくても、、、。
それって、すなわち、パパの意向ってこと?(苦笑)
尋問開始です。
パパ「Kinnが、お前のことを愛してると言ったが、それは合ってるんだな?」
なぜ、それを、わたくしにお訊ねになるのですか?・・・な状況の姫(Porsche)。
三方向、固められてます。
ここの、カメラがずっと引いていって、ようやく、王子様(Kinn)が見えるのがいいのよね。
周囲を順番にみまわすPorsche。
Tankhun、かっこいい。
長い沈黙のあと、「はい・・・」と答えるPorsche。
Porsche「はい、そうです」
Tankhun「おまえは? おまえは、愛してるの?」
ますます、身を固くして、またまた、自分の周囲を見回すPorsche。
いつものおふざけは、封印です。
Porsche「・・・愛してます」
それを聞いて、入り口の先輩BGたちは大喜び。
Pol「ボディガードが、会議室で宣言したぞ。“私の心は、ボスだけのものです”ってさ」
Armも、目を輝かせて、成り行きを見守ってます。
パパ「実際、うちには、上司と配下の者が恋愛した場合・・なんて、そんなルールはないのだが・・・、しかし、恋愛は、仕事の妨げになるだろう」
Kinn「父さん・・!!」
悪いほうにしかとれません。
その様子に、ほら、やっぱり、公開恋愛なんて、無理だったじゃん・・・と緊張を強めるPorsche。
俺たち、どうなる?
膝に置いた手に力が入る。
パパ「これ以上、お前に、Kinnのボディガードをさせるわけにはいかない」
ボスの言葉に、全員(← 主にギャラリー)、失意の溜息が漏れる。
目を閉じるPorsche。
Arm「えー! お父様は、お気に召さなかった!! ふたりの別れを望んでいる」
見守るしかないArmたち。
Kinn「・・・・・・」
たとえ、父親であっても、大前提として、ボスであり、家長の言葉は絶対なのです。
絶望のあまり、視線をそらせているPorsche。
パパ「だが、お前とお前の弟をここに住まわせよう・・・Kinnの恋人として・・・」
Porsche「・・・・・?」
一瞬では、意味がわからなかったPorsche。
いち早く、歓声があがるギャラリー!
「うわ~~~!!」
その声に、視線を向けても、イマイチ、ピンときてないPorsche。
ドアが大開きになり、Armたちが押されて、なだれ込む。
家族の無言の視線を浴び、一礼して、三々五々、散っていく一同。(笑)
ようやく、うっすらと微笑むKinn。
Porscheも、これを喜んでいいのか、よくわかってない状況で、Kinnのほうに、そういうこと?的な視線を向ける。
それでも、とりあえず・・・みとめてもらえたんだよな・・・って感じくらいです。
★【Ep 11】前編の雑感 ★
いや、とりあえず、11話は、なによりも、VegasPeteよ!!
空気も滞空時間も、すべて濃厚。
こっちはこっちで、父親に罵倒され、行き場を失った(隠れ家に追いやられることになった)Vegas。
父から告げられた処遇によって、彼の雰囲気が、明らかに、変わってしまったような気がします。
何をやっても、父からは認めてもらえない、という絶望はさらに、闇へと駆り立て、Peteへの依存も見て取れます。
苦しめて苦しめて、それでも、離さない。
Peteも素質十分そうだしなぁ。
前編の部分は、分家と本家の、家族(父と息子)間の対応の違いを見せつけるのが目的?
しかし、いやいや、ここにきて、ボスパパKornの采配というか、英断には、Σ(・□・;)というか。。。
KinnとPorscheが宜しくなっちゃった経緯は、たぶん、把握済みだったんでしょう。
例のドラッグ騒動の時も、関係を持ったKinnPorscheを引き離すことはせず、他の人間からどう思われるか考えろ、っていう指示の仕方だったし。
Kinnの本気度がここまでとは、さすがに、想定外だったのかもしれないです。
王様(パパ)自ら、お城に住まわせる・・・と言ったので、もともと、たとえ、ボディガードでなくても、Porsche(Chayも含めて)のことを面倒みようと思ってた・・に近いのかな?
ただ、あの場で、ちょっと、何かを考えてはいた様子だったので、もろ手を上げて、大賛成、というわけでもないような気もします。
なんか怖いなぁ。
なかなか、前途多難な、うちの姫👸
制作陣的にも、「白雪姫」モティーフは健在。
だって、この人たち、どうみても、小人@白雪姫 だもん(笑)
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