すごい揺れでした。
皆様、大丈夫でしたか?
直後は、ちょっと、酔ったような感じさえしてました。
震源に近い地域の方々はもっと怖い思いをされたことと思います。
直後から、さまざまな場所で、復旧に勤められた方々、ありがとうございました。
さて、前記事 3/4のバーのシーンの弾き語りの曲、この4/4で使われてる曲にリンク貼ってしまってました。
大失敗・・・(''◇'')ゞ
しかも、曲そのもののタイトルやアーティスト名をド忘れしてしまって、すぐに訂正できず。
ああ、で、それを思い出そうと、いろんな曲を聞きまくってたんです。
上記のミステイクには全く関係ない曲なんですけど、ああ、この歌もあったなぁ・・・と、
急に、降りてきました。 ← なにが? 神のお告げか?
この曲、ご存じの方も多いのでは?
わりとよく流れるので、聞いたことがあるかもしれないですね。
TayNewの二人も歌ってます。
Special thanks: Pinny V
1時間くらいあるイベント動画なんですけど、歌は、開始後1分くらいで出てきます。
ไม่พูดก็เข้าใจ(mai poot go kawjai ) - เพลงประกอบละคร ตะวันฉายในม่านเมฆ
で、その歌の、実際のMV(ドラマのOSTバージョン)がこれ。
デュエットソングは、それだけで、好きなジャンル(?)なんですけど、Prawちゃんのこの高音が可愛くて、お気に入りの曲でして。
タイトルの意味は、「話さなくてもわかる」・・・みたいな感じで、恋愛初期の、そして、恋愛が無茶苦茶うまくいってるときの、キャッキャウフフな時期を歌ったものですね。
* ไม่พูดอะไร ก็เข้าใจกันทุกคำ
(なにも言わなくたって ちゃんと全部わかってくれる)
ไม่เคยต้องถาม ก็ตอบมาได้ตรงใจ
(わざわざ聞かなくても 答えが返ってくる)
ไม่ต้องเรียกร้องก็ได้รับ กับสิ่งที่ดีมากมาย
(必死に言い張らなくても 素敵なものが溢れてる)
เข้าใจเมื่อได้รักเธอ
キミを好きになったから それに気付けたんだ
ただ、ちょっと意地悪な見方をすると、これを、恋愛の理想形とするのは、ちょっと、違うような気もします。
「言わなきゃだめな時もある」という塩梅が難しいところなんです。
PeteとKaoも、あれだけ、バシバシ言いたいことを言い合っているようでいて、自分の気持ちを言えずに、ため込んでいたこともあるんじゃないのかな。
“言い過ぎ”も“言わなさ過ぎ”も、及ばざるがごとし。
いまは、派手にすれ違っておりますが、
本来、「何も言わなくても(目をみただけで)相手の事を察する」
そんなシチュエーション、たくさん経て来たでしょう?
ね? そうでしょう?
辛い時の逃避に、お気に入りの明るい曲はもってこいです。
(あ、どん底に辛い曲を聴いて、どん底まで落ちて、這い上がるという荒療治もあります)
で、いつものご注意をば・・・。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
GMMの公式動画に合わせて、1話を4分割しています。
前半未読のかたは、下記リンクからお読みください。
『Dark Blue Kiss』EP.10 1/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ
『Dark Blue Kiss』EP.10 2/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ
『Dark Blue Kiss』EP.10 3/4 筋追い&雑感 ※ネタバレ
『Dark Blue Kiss』 จูบสุดท้ายเพื่อนายคนเดียว
【Ep.10】(4/4)
~お花屋さん~
“La-Pis” と書かれた看板には、 Flower &Cafe となってます。
この店名は、パワーストーンの ラピスラズリから取ったのでしょうか?
ご存じの通り、ラピスラズリは、深く濃いブルー(紺碧色・群青色)な石ですもんね。
なんだか『Be loved in House』の石のストーリーが懐かしい。
Sunがお店に入ると、Kittyが、お花を剪定していました。
そう、ここは、Kittyのお店です。
Sun「よぉ・・・」
Kitt「は~い、(この場所)見つけるの大変だった?」
店内のベンチに腰かけるSun。
Sun「いや、そうでもなかったよ。Facebookで、見てただけだけど・・・たしかに、ここには一度も来たことがなかったな。 でも、君はすごいな、やりとげたんだな」
Kitty「コーヒーから、花へとね」
笑顔を見せるKitty。
Kitty「・・・ああ、あなたがここにいる間、誰が、お店の面倒を見てるの? Rain、どれともMork?」
まだ、時間的には、それほど遅くないってことね。
早速、Morkの名前が、Kittyの口から出て、気まずいSun。
Sun「・・・Morkは辞めたよ。」
Kitty「え? もしかして、それが、あなたがここに来た理由なの?」
Sun「俺、そんなに、わかりやすいか?」
Kitty「あなた、誰と話してると思ってるの、私はKittyよ(私を誰だと思ってるの!?)」
最強にして、最後の元カノです。
Sunに、かなうわけがないのです。(苦笑)
Kitty「ね、ちょっと、これ持ってて」
ブーケをSunに手渡すと、持ち手に、リボンを付けるKitty。
Sun「きれいだな」
Kitty「そりゃ、そうよ。私が作ったんだもん。」
満足そうに、ブーケ全体を確認し、「で~きた!」と、テーブルに置くKitty。
Kitty「これ、新郎と・・・新郎のための花束なの」
Sun「ん? 本当か?」
Kitty「今頃、友達同士で、パーティーをしてる頃ね。 なによ、あなたも欲しくなった? 作ってあげてもいいわよ。」
Sun「誰が、俺なんかと結婚したがるんだよ。いっつも、しつこくて、文句ばっかり言ってるんだぞ。口だって悪いし・・・。俺の事なんか、相手する奴なんているわけない」
小言も多いが、愚痴も多いSunじいさん(笑)
はぁ~と、大袈裟に溜息をつくKitty。
Kitty「相変わらずなのね。悪いと思ったら、ただ、謝ればいいでしょう」
Sun「君も、俺のせいだって思うのか?」
Kitty「Sun、誰のせいかなんて、どうでもいいのよ。どっちが先に謝ろうと、相手のことを思いやれるかどうか、が肝心でしょ。」
Sun「・・・だけど、俺のカフェはめちゃくちゃにされたんだぞ。Morkは、俺に謝りもしてない」
Kitty「Morkに、その機会をあげたの?」
お見通しです。
Sun「まるで、俺達のこと、その場で見てたみたいにわかるんだな」
あきれ果てるKitty。
Kitty「Sun、私にはわかるわよ。どうせ、ギャンギャン、Morkのことを責め立てたんでしょ?」
Sun「お見通しだな・・・」
Kitty「Sun。どっちが、最初に謝るかなんて、大した問題じゃないのよ。悪かった、って思ってるなら、ちゃんと、彼に言ってあげなよ、(その方が)かっこいいよ・・・!」
Kittyがいてくれて、ホント、よかった。
・・・っていうか、Kittyのほうがよっぽど、男前な気がするよ。
そうそう、よく考えなさい。
その時、ドアが開き、白い帽子をかぶった男性と、ストライプのシャツを着た男性のカップルが入ってくる。
立ち上がるKitty。
Kitty「ああ、ブーケの準備ができているって、電話しようと思ってたところよ」
ブーケを差し出すKitty。
新郎(帽子)「うん、君の好きな色だね」
隣の新郎さんに渡す新郎さん。
この雰囲気、すごく素敵。
新郎(帽子)「僕たちが結婚出来たら、結婚式の手配も、Kittyにお願いしたいんだ」
嬉しそうに、笑顔になるKitty。
新郎さん(シャツ)「とりあえず、パートナーシップ登録でいいよ。僕、ニュースの見出しになんかなりたくない」
新郎(帽子)「なんで、男同士の結婚が話題になったりするんだよ?」
こういう考え方が素敵!
こういうところにも、監督の意志がちりばめられているように感じます。
新郎さん(シャツ)「そうだね。とにかく、ありがとう、Kitty。このブーケ、すごくきれい」
Kitty「気に入ったみたいで嬉しいわ」
じゃ、行こうか、と顔を見合わす二人。
どうか、お幸せにね~~~~!
じっと、その場で見ていたSun。
Sun「いいな、ああいうの・・」
ふと自然に口に出るSun。
そうそう、すこしくらい本音をいってもいいんだよ。
Kitty「羨ましい?だったら、とっとと恋人を連れ戻しなさいよ」
Sun「恋人ってなんだよ? 俺にはいないよ」
Kitty「な~に言ってんの! こら、認めなさいよ」
Kitty「あの子は、あなたの彼氏でしょ」
今度は、否定しないSun。
************
~Nonの自宅~
うわ、暗いけど、外観凄そうなお屋敷じゃん。
Kao「気をつけて。こんなに酔っ払って、お父さんに見つかって、何か言われてもしらないからな」
Kaoの言葉が、耳に入ってないくらいのNon。
作為だけではなく、純粋に、Kaoが来てくれて、自分を支えてくれて嬉しいっていう感情もあるから、始末に負えない。。。
Non「あっちで、P’は、僕を教えてくれたんですよね」
廊下の奥のほうを指さすNon。
よっぽど、Kaoと一緒に、家で勉強したことが嬉しかったんだろうなぁ。
ハッ! いかん、いかん。
つい、ほだされてしまう。
私も、Nonに、コロリと騙される口です。
Kao「ああ、覚えてるよ」
ぐらんぐらんしてるNon。
Kao「おい、気をつけろ。」
Non「本当に、親切な人ですね」
酔っぱらってても、まじまじと、Kaoを見つめるNon。
Kaoも気づいてるでしょうけど、危険よ、これ。
Kao「ちゃんと歩けよ」
~Nonの自室~
Kao「さぁ、ベッドについたよ。横になって。1、2、3・・・」
ゆっくりと、Nonを仰向けにベッドに寝かせるKao。
一息つくと、汚れたNonの手や首筋を拭いてあげるKao。
まじで、そこまでする必要、ナッシング!
それとも、タイには、酔って送り届けたら、キレイキレイしてあげなきゃならないっていう決まりでもあるの?
『Love by chance』で、NOちゃんなんて、玄関入ったところに捨てられてたよ、Typeに(笑)
恋人のTharnからの電話を優先させるType。(笑)
Nonが未成年だから?
悪いけど、タイの高校生もののドラマで、隠されてるのは、飲酒してるところじゃなくて、お酒の瓶やコップのほうだよ(苦笑)🙊← それこそ、そういう規制です。(笑)
Non「ありがとうございます」
とりあえず、意識はあります。
吐き気もなさそうだし、救護義務は果たしたから、おうちに帰ってもよし!
Kao「もう二度とこんなことするなよ、子供のくせに」
Non「子供? また、それだ!いつになったら、ガキ扱いするの、やめてくれるんですか」
Kao「僕は、君のことを、何者とも思ってみたことさえないよ」
なんとも思ってないのなら、相手に期待させないのが誠実ってもんだよ。
首元をぬぐうKaoの手を掴むNon。
Non「P’Kao! でも、僕だって、あなたを単なるP'だなんて思って、みたことなんてありませんよ」
Nonの手を、無理やり剥がそうとするKao。
Kao「そのせいで、こんな滅茶苦茶なことになってるんじゃないか。」
多少、強く言ったくらいじゃ、響かないだろうけどね。
Kao「放せよ」
Non「P’・・・」
Kao「動くな。僕に触らないでくれ。Non、放せよ!」
Non「P’Kao・・・」
執拗に、Kaoの手首を握りしめ、放そうとしないNon。
Non「ここに、泊まっていってくれませんか」
Kao「いやだ」
Non「ねえ・・P’」
Kao「ダメだ!」
Non「父は今夜、家に居ないんです。 お願いです、一緒にいてください」
ほら、計画的だ!
Kao「僕を放すんだ!」
Non「P'Kao!」
Kao「Non!」
ようやく手を振りほどくと、ベッドから離れるKao。
同時に、ベッドから起き上がり、Kaoを後ろから抱きしめるNon。
Kao「僕は、手を放せと言ったぞ!」
Non「僕、本当に、P’Kaoが好きなんです」
振りほどき、正面を向くKao。
Kao「だけど、僕は、君の事が好きじゃない。決して好きになったりしない。 わかるか?」
Non「本当に好きなんです」
Nonを押しながら、ベッドに倒れこむ二人。
倒れながら、Kaoの背中に腕を回し、抱え込んでるNon。
その時、部屋のドアが開き、Non父が入ってくる。
Non父「なにをしているんだね?」
いないはずのNon父が・・・・いたじゃん。
体勢としては・・・Kaoが、Nonに覆いかぶさってるみたいに見えちゃうかな。。
すぐに、身を起こすKaoと、Non。
Non「お父さん・・・」
Kao「あの・・・こんばんは。」
Non父「・・・・・・」
無言で、二人の顔を見比べているNon父。
Kao「これは、校長先生が思ってらっしゃるようなことじゃありません。なにが起きたのかは、Nonに聞いてください。すみませんが、失礼します」
荷物を持って出ていくKao。
ああ、酔っていたKao自身の動揺も、ここから一刻も早く出ていきたい気持ちもわかるけど、Non父にも知られたわけだし、自分の口で状況を説明しなかったことは、どうなの?って思ってしまう。
すっかり、酔いが醒めたように、蒼ざめた顔で立ち尽くすNon。。
**************
ここから、しばらく、無言になってもいいですか?
~Peteの部屋~
壁一面に貼られたKaoとの写真。
薄暗い部屋に一人、立つPete。
手に持っていた箱を、ベッドの上にポンと置く。
ただ立ってるだけの佇まいが綺麗で、泣ける!
箱の中に入っているのは・・・しろくまちゃんをはじめ、Kaoとの思い出の品々。
(補足:すでに、棚の方にあったものを片付けたってことね)
正面の壁の前に立つPete。
ドラマ内MV仕様ですね。
曲は『รักเธอให้น้อยลง』です。
♪キミを好きになりすぎたみたいだ
この痛みはそう簡単には消えてくれそうもない
写真を片っ端から、剥がし始めるPete。
♪もう終わったんだよな
全部忘れるべきなんだよな
剥がれた写真がしわくちゃになって、バサバサとベッドの上に落としてる途中で、たまらず、膝を抱えて蹲るPete。
♪思い出なんて 忘れたい
キミを恋しく思う気持ちも
待ち望んでしまう未練も
心の中全部 消えてくれ
Pete~~~~~!
๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
バスの中で、Peteに電話をしようかどうか、躊躇うKao。
同じころ、Kaoの電話をブロックするPete。
ス、スト~~~ップ!!
あ・・・・(👁_👁)
押してしまった。。。
♪もう二度と キミに会わないと決めたなら
なにも考えずに過ごしたい
繋がらない電話に、深い絶望がKaoを襲う。
♪キミのことを考えるときは いつだって辛かった
キミが他の奴と楽しそうにしてるのをみると
胸が痛くてたまらなかった
PCの前に座り、溜息をつくPete。
思い浮かぶのは、Nonの言葉・・・。
Non<ああ、すみません、お母さんと彼氏が待ってますから・・・と言いながら、家の中に入っていくNon。>
Kao<ちょ、ちょっと待ってよ! あの子が嫌な奴だって僕だって知ってるけど、あの子はただの子供だし、もう、僕はNonを教えてないんだ。なにも起こりようがない。 だって、もう、Nonと会ってないんだから>
必死に否定してきたKao。
俺がどんな思いで今日、ここに来たか、お前にわかるか!?
Pete<嘘をつくなよ>
Kao「・・・・・・(?)」
そっか・・・
Peteは、この時のKaoの怪訝そうな顔も見てはいたんだよね。
(そもそも、事態が分かってないとはいえ、このPeteの言葉を、重く受け止めず、身に覚えがないのであれば、キチンとちゃんと聞き返すべきなのに、それすらもせず、このあと、こともあろうに、Nonを迎えには出向いていく、という・・・負の見本。)
思わず、目を閉じるPete。
こんなにも、Kaoのことがわからなくなった時は、Peteにもなかったんでしょう。
でもね、それでもね、これが、最後の言葉になっていいはずがない!(声なき叫び)
♪ 涙にくれながら 見るしかないんだ
もう二度と、俺を愛することがないとわかっていても
PCの中にも、膨大なKaoとの・・・(いや、正確には、TayNewのミールデートも含まれてるけども)画像を見つめるPete。
♪思い出なんて 忘れたい
キミを恋しく思う気持ちも
待ち望んでしまう未練も
心の中全部 消えてくれ
バスの中、涙をぬぐうKaoの前髪が、窓からの風に揺れています。
ノーエアコンバスなんですね。
バスデートの時に、「せめて、エアコン付きバスにしろよ」とPeteに言われてました。
普段、僕が乗っているバスなんだよ。。。
こんな時ですが、別の意味でも、Kaoの苦学生っぷりに涙してしまいます。
(ノンエアコンバスは、廃止されると聞いたことがありますが、どうなったのかな?)
この話題は、このシーンでしたくて、先日はスルーしました。。。
エアコン有のバスよりも、運賃が安い・・・とはいえ、1回乗るくらいであれば、微々たる金額のはず。
でも、毎日の往復を考えると、1ヶ月、3か月、半年・・・その金額の差が、Kaoをノンエアコンバスに乗る選択をさせるのでしょう。
もう、なんだか、頭の中がグチャグチャになりそうです。
Kao<これからは、僕たちの間に何かが起こったら、君のことを最優先にするって約束する。>
何が本物なんだ?
♪思い出なんて 忘れたい
キミを恋しく思う気持ちも
待ち望んでしまう未練も
心の中全部 消えてくれ
PCの画面の中の、自分たちを見つめるPete。
Kaoも同じように、自分が撮ったPeteの寝姿の動画を見ている。
この時から、それほど、時は経っていないのに。。
♪もう辛い思いはたくさんだ
死ぬまで キミを愛し続けるなんてごめんだ
時間を無駄になんかしたくない
壊れた心のまま 泣き続けたくなんかないんだ
Kao「もし、いつか僕たちが別れなくてはならない時って、一体、どういう理由なのかな?」
まるで、今日の日を予言していたかのような、Kaoの呟きさえ、思いだして、さらに辛くなるPete。
♪思い出なんて 忘れたい
キミを恋しく思う気持ちも
待ち望んでしまう未練も
心の中全部 消えてくれ
そんな思い出が詰まったKao専用のフォルダ。
♪もう二度と キミに会わないと決めたなら
なにも考えずに過ごしたい
Pete<お前とは別れるなんて・・そんなことありえないからな>
この時の言葉を思いだしても、Kaoとの思い出のフォルダを、ゴミ箱へと引っ張るPete。
♪思い出なんて 忘れたい
キミを恋しく思う気持ちも
待ち望んでしまう未練も
心の中全部 消えてくれ
♪もう二度と キミに会わないと決めたなら
なにも考えずに過ごしたい
この時の二人が、最後に、回想される意味!
完全に、マウスから手を放し、溜息をつき、席を立つPete。
大丈夫、ゴミ箱に入れただけ。。。
それを知らないPeteじゃなかろう。
って、そのゴミ箱に捨てるっていう行為自体が、Peteにしたら、ありえないことだということなんです!
泣いてる場合じゃないのよ、Kao。
あなた、今、ゴミ箱に“仮置き”なのよ!!
~Peteの自宅 リビング~
なんとか、おうちに辿りつきました。
薄暗い中で、ソファに座っているKao。
今日は、いろんなことがありすぎました。
それでもまだ、事態がよくわかっていないところが、恐ろしい。
起きてきたママ。
Kaoママ「Kao、こんな暗い中で、なんで座ってるの?なぜ、寝ないの?」
Kao「灯りをつけなくていいよ。すぐ、部屋に行くから。」
Kaoの様子がおかしいのに気づくママ。
ママ「酔ってるの?」
Kao「ちょっとだけね。お願いだから、怒らないでよ」
Kaoにとって、飲んで帰ってきたら、怒られる・・・って言う認識なのかな?
・・・まぁ、いくつになっても、親は親だし、子は子だし・・・、習慣は変えると言うのは難しいもの。
ママ「ちょっと・・・どうして、怒ったりするのよ。お友達と夜、出かけて楽しんできたのなら、嬉しいいくらいよ。ずっと、お金のために、働きっぱなしなんだもの」
とても、楽しんできたとは言えない状況に、一瞬、言葉につまるKao。
Kao「・・・・・もう、寝ていいよ。僕もちょっとしたら、上に行くから」
ママ「あ、Kao。 あなたが家に戻る前に、校長先生がうちに見えたのよ」
さっと、緊張が走るKao。
ママ「来年、昇進させるつもりだって言ってたわ」
そう・・・この、一連の揉め事の始まりは、そのことも一端ではあったのよね。
Kao「・・・・・・・よかったね」
そう声をかけるのが精いっぱいです。
ママ「ありがとう」
Kao「母さん・・・」
ママ「ん?」
Kao「僕、もうNonの家庭教師、辞めるよ」
ママ「別にいいわよ。Nonは、あまりいい生徒じゃないんでしょ?甘やかされて育ったせいね」
今頃、そんな風に言われても、時計の針は、戻らない・・・。
全部、飲み込むKao。
結局、Kaoは、Nonの家庭教師を続けることを、一人で選択した時と、なんら、変わっていないのです。
Peteのなすすべのない気持ちが、Peteのいないシーンでも、はっきりとわかります。
Kao「僕、インターンシップが始まるまでの間、塾の講師の仕事をしようか、と思ってるんだ」
ママ「ええ、そうなさいな」
Kao「・・・・・・」
ママ「じゃ、寝るわね。さぁ、キスしてあげる」
ママがリビングから出ていくと、大きく溜息をつき、頭を押さえるKao。
八方ふさがりです。
~塾の面接~
早速、進学塾で、面接を受けるKao。
Kaoが、家庭教師の際に作っていたノートに目を通す責任者の女性。
たぶん、塾長さんでしょう。
塾長「よくできてるわ。以前に、あなたの学習テキストをうちの生徒に見せてくれるように頼んだことがあったの。直接、あなた本人に会えるなんて思ってもみなかったわ」
Kao「それは、僕自身の試験の際に、必要だと思ったものなんです。わかりやすく理解できるように、工夫したつもりです」
頷きながら、丁寧に、ページを追っている塾長。
塾長「素晴らしいわ。」
期待するKao。
塾長「あなたの予定を教えてくれるかしら?」
笑顔になるKao。
Kao「・・・ということはつまり・・・」
長「あなたさえよければ、いつでも、うちで働いてちょうだいっていう意味よ」
Kao「ありがとうございます」
塾長「おめでとう、Kao先生」
~塾の入っている建物~
面接が無事に終わり、スマホを手にしているKao。
<新しいスタート(心機一転)>
Facebookに書き込むKao。
「どこだって?」
階段で昇ってきた二人組の男子生徒。
掲示板を見て、「2階だって書いてあるだろ。ほらな? こっちのほうが近道だっただろ」
背中を見せてますが、ドヤ顔であろうことが想像できる、Morn(Phuwin)くん。
そして、Mornと一緒だと言えば、もう一人は、Gord(Neo)くんで確定。顔、みえてるし!
NeoPhuwin
急に、近くで声がして、ちらっと、様子をみるKao。
Gord「なに言ってんだ。エレベーターに乗っていたら、もっと早く到着していたさ。」
ふ~っと、大袈裟に溜息をつくMorn。
Morn「こっちのほうが近道だったよ」
Gord「遠回りだった! こっちのほうが近かったよ」
Morn「なんで、お前は、いちいち言い返してくるんだよ?」
Gord「そっちが、しかけてくるだろ!」
まるで、自分とPeteの言い争いを見るようで、思わず笑顔になるKao。
Morn「じゃあさ、あの人に聞いてみようよ。・・・あの、P’ すみません。グッドブレイン塾は、どこですか?」
きゃ~、やっぱり可愛いわ♪
この当時って何歳?15~16歳くらい?
Kao「ああ、ここの、すぐ上の階だよ」
Morn「どうもありがとうございました」
Newさん、それじゃ、完全に、事務所の後輩を見る目になってますよ。
後ろを振り向くMorn。
Morn「ほらな。俺が合ってたじゃん。塾は俺達の真上にあったんだぞ。お前と一緒だと、いつもひどい目に合うよ」
Gord「お前が言うな!」
Morn「おい、なんで、俺に文句言うんだよ。お前の言う通りに来てたら、俺達、ここにたどり着いてなかったんだぞ」
Gord「ついてたさ。どのルートだって、来ようと思えば来れるんだよ」
Morn「もう、辞めろって」
Gord「だったら、喋るなよ、そしたら、辞めてやる!」
微笑ましそうに、塾への階段を昇っていく二人を見守っているKao。
そこに、ママから電話が。。。
Kao「ああ、母さん。」
Kaoママ「Kao、今から、学校に来てもらえるかしら?」
ど~ん!
笑顔が消え、表情が引き締まるKao。
Kao「ああ、いいよ」
予想はついています。
~校長室~
Non父「君は、私の息子に何をしたのかね?」
驚き、顔を見合わせるKaoと、Kaoママ。
どうやら、予想以上の展開が待ってるみたいです。
心を開いて、お互いに耳を傾ければ、お互いのことをよりよく理解できるかもしれません。
- Dark Blue Kiss จูบสุดท้ายเพื่อนายคนเดียว -
できるかもしれませんが、できないかもしれません。
そもそも、心を開き、耳を傾けられないから、こんな事態になっているわけで・・・。
★【Ep 10】4/4の雑感 ★
Pete~~~~!!
まるで、部屋の隅で、じっと、Peteのすることを見てる気分でした。
見る、というより、Peteのすることを目に投影させてるだけ。
思考が停止しちゃうんですよね。
なんて声をかけたらいいのかもわからない。
Peteに 同化するわけでも、自分に重ねてみるわけでもなく、ただ、心だけは壊さないで、と願うくらいが精一杯。
私、こういうMV仕立てにすると、大抵、楽曲の効果で、泣きの涙になってしまうんですが、今回は、違うんです。
あまりにも、ドンピシャすぎて、かえって、全然、実感がわかないんです。
Peteが何を考えているのか、理解し、受け止めるのが、自分にとって辛すぎるからだろうってことは、わかってます。
いつもは、勝手に聴こえてくる「心の声」をシャットアウトして、このシーン、なかったことにしようとしてるんじゃないかな、とすら思います。
そのくらい、このシーンは私にとって、何度見ても、途中からよくわからなくなって、気づいたら、茫然自失・・・を繰り返すのみ。
ドラマウォッチャーとしては、失格かもしれませんが、いち視聴者としては、すべてが虚無
Kao~~~~~~!
隙だらけのKao・・・に、思いっきり、叱咤したいんですが、あんなふうに、べそをかかれてしまうと、ちょっと、手綱を緩めたくなると言いますか・・・つい、同情バイアスをかけてしまってますね。
バスの中で、もし、Kaoの電話が、Peteに繋がっていたら、どうだったのかな。
うまく話せなくて、ぐすぐすと泣いてる気配を、Peteは感じ取ってくれたかな。
あまりにもKaoがふがいなくて、ついつい、Peteに、事態の打破を求めてしまうのだけれど、それどころじゃないPete。
Peteは、Kaoの不実に、ここまで、思いつめてしまっていると言うのに。。。
かたや、Kaoの行動は、表面的には通常を装うこともできていて、
確かに、大人になるということは、こういうことだったりします。
でも、このタイミングで「新しいスタート(心機一転)・・・」って、これはさすがに・・・フォローしきれない。
いや、それを言うなら、今までのことも、ダメだししなきゃ。
そりゃ、この手のバーター出演シーンを入れ込むのはありがちだけど、ここ?
Phuwinくんにも、Neoくんにも、ましてや、Newくんにも罪はないのだけれど、ここに挟まれてしまっては、全てがお気楽に見えてしまう。
重たいものに、のしかかられて、、二人と一緒に沈みこんでいく気分です。
11話、さらっと流す。
。。んなわけにはいきませんよね。
でも、確実に、事態は動きます。。
<おまけ>日本語字幕なし
ご参考までに、公式動画おいておきますね。