これは、後半でーす。
前半をお読みでない方は、先に、
『BLIH 約・定~I do』EP.06前半 筋追い&雑感 ※ネタバレ こちらからどうぞ。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
『 Be Loved in House 約・定~I do』
【Ep.06】規約第6条:銦與銀 <インジウムとシルバー>
後半
がらりと雰囲気変わり、おうちのシーンです。
~金石ハウス リビング~
ソファに座り、雑誌を見ているユージェン。
そこへ、ユージェンの好きなソーダを2本持ったレイが、1本をユージェンの前に置く。
思わず、顔を見合わせる二人。
レイ「大抵、いつも、これを飲むんじゃないのか?」
ユージェン「ずいぶん親切だな」
レイ「別にそんなことないさ」
そう言いつつ、自分もソーダの瓶に書かれた説明書きをじっと読み始める。
気になってる人のお気に入りのものが、気になるようになったら、あと一歩(笑)
ユージェン「デンマークのオーガニック認証を受けている。人工添加物、着色料、防腐剤は使用していない。炭酸は強め、私は、レモン味がおすすめだ」
当然、効能なんて、そらんじてます(笑)
レイ「それって、信用できんの?」
ユージェン「デンマークのオーガニックソーダで金賞を受賞したことを、君はどう思う?」
ほぉ~と、感心したように見せるレイ。
一口飲むと頷き、・・・テーブルに瓶を置くレイ。
なにか、話があって来た・・・って、ムチャクチャ、わっかりやすい(笑)
レイ「なぁ・・・今日、忙しい?」
ユージェン「まぁまぁだな。どうかしたのか?」
レイ「うちの母さんと話す時間ある?」
ユージェン「どんな話?」
レイ「母さんが、あんたは成功してて、俺はちゃんとした仕事をしてないって言うんだ」
ユージェン「本当に? でも、君だっていつも、遅くまで仕事してるじゃないか。私と家に帰らないし・・・」
レイ「・・・・はぁ?(どういう意味?)」
もし、「私とは、一緒に家に帰ってくれないし・・・」的に聞こえたのなら、合ってますよ(笑)
ユージェン:あれ、俺、今、何言った?
ユージェン「・・・・・・・ああ、つまり・・・」
急に、大声出したりして、動揺してます。。。 ← 今、頭の中で、言い訳を必死に考え中。
ユージェン「しゃ、シャオチェンも遅くまで仕事してるってことだ。工房の従業員は、みんなして、働きすぎだ・・・うん・・」
ね、今の、誤魔化せた?
レイ「・・・・・そうかもな」
頷いたよ、この人、頷いちゃったよ(笑)
平和な人だなぁ。。
ユージェン「ところで・・・君は、黑沃咖啡の店員とすごく親しいのか?」
ああ、それ今、聞きます?
気になってるからって、どストレートに、チェン・ルオちゃんのこと、聞いちゃいます?
そしらぬ顔をしてますが、全神経、左側のレイの反応に集中してます。
レイ「・・・なんで、そんなこと聞くんだよ?」
ユージェン「別に・・・」
怪しむレイ。
思わず、ユージェンのソーダを手に取ってしまう。
ユージェン:あ・・・そっち、俺の・・・・
ゴクゴクと飲みながら、ユージェンの視線に気づくレイ。
レイ「あ!・・・・もう一つ、別の持ってくるよ」
その時、「シー・レイ、ちょっと来て手伝ってくれない?」と、ママの声。
レイ「ああ・・・」
これ、どうしよう・・・と手に持ったソーダを見ているレイに「構わない。そこに置いておいて・・・。自分で片付けておくから」と、安心させるユージェン。
お言葉に甘えて・・って感じで、そのまま、テーブルの上に置くレイ。
レイがいなくなってしばらくしてから、自然に、ソーダの瓶を手に持ったユージェン。
そのまま、飲みそうになる直前、これが、レイの飲みさしであることに気づき、固まる(笑)
さ、どうする?
ちらっと、後ろをむいて、確認するユージェン。 ← こういうとこは、細かく演出するよね(笑)
飲んだ~~(笑)
さっきと寸分たがわず、置きなおしても、飲んだ事実は変わらないよ(笑)
~レイの部屋~
内側のドアに、「居住公約」の貼り紙を貼るユージェン。
でも、1番(勝手に部屋に入るな)と5番(泊まるな)に、赤線が引かれてるね。
急にドアが開き、レイが入ってくる。
レイ「ドアの前に立って、なにしてんだよ?」
なにも返事をしないユージェン。
当然、ドアに貼られた貼り紙に気づきます。
レイ「おい、まだ、こんなもの、取り外さないのか? 残りのルールがあって、満足してるわけだ・・・なぁ、ちゃんと、うちの母さんに説明すべきだと思うけどな」
ユージェン「彼女なら、理解するはずだ」
レイ「俺は、別に、このルールについてだけ話してるわけじゃないぞ。うちの母さんは、俺が誰かと付き合ってるのかって、最近、俺に聞き続けてる。だから、俺は、今の職場環境じゃ、それは無理だって言ったんだよ」
ユージェン「・・・・・・・」
ちょっと考えてから、レイの顔を、見返すユージェン。
レイ「俺は、許可されてないと言わず、無理だって答えておいてやったんだぞ。な、どうだ? 俺って、できた友人だろ?」
得意げに笑うレイ。
ユージェン「・・・・・・・なんで、お母さんに言わなかったんだ?そうすれば、君の希望どおり、君のお母さんは、私を嫌っただろうに・・・」
レイ「もし、母さんに言いたければ、自分で言えよ。さもなくば、これらのルールを破棄すべきだろう。」
ユージェン「・・・君はベッドで寝たいんじゃないのか?」
話をかえてしまったユージェンに、溜息をつくレイ。
レイ「話、かえやがって・・・無責任だな・・・」
これは、ムカつくでしょうね。
レイは、いい加減、ユージェンとちゃんと話をしたいのよ。
今なら、少しは、聞く耳も持てるし、ユージェンの事情を理解できるような気がするし・・・。
それでも、なお、ユージェンは、態度をかえてはくれないの。
こういう、テンポがずれる感じ、じれったいんだけど、恋愛が始まる前ってありがち。。。
相手の思惑が、すべて、わかってるわけじゃないからねぇ。
別に、「恋愛」っていう角度的に意識してるわけじゃないのに、日常生活で、変に、ギクシャクするんだよね。
結局、そのまま、床の布団に入ろうとするレイ。
ユージェン「眠れないから、ベッドに移って来たんじゃないのか?」
もう一度、ダメ押し。。
ここ、自分はベッドからおりないってことは、一緒に、ベッドに寝ようってことだよね?
レイ「(小声で)お前が俺をコアラみたいにハグしたからだろうが・・・」
ユージェン「は?」
レイ「なんでもねえよ!」
そういうと、完全に横になり、背を向けるレイ。
夜更け・・・・
ユージェンってば、結局、レイの方に寄ってきて、ギリギリの端っこで寝てるじゃん。(笑)
そして、やっぱり、床が寝苦しくて、熟睡できないレイレイ。
眠りが浅いなか、ユージェンの寝苦しそうな寝息に気づき、目を覚まし、思わず、起き上がる。
じっと見ていると、どうやら、悪夢を見ている様子で、眉間によった皴を指で、ほぐしはじめるレイ。
レイ「これで、もう悪夢なんか見ないだろ・・・な? とにかく大丈夫だ・・・」
少しずつ、ユージェンの苦しそうな寝息がやみ、表情が穏やかになったのをみて、思わず、微笑むレイ。
はっと、自分の親指を見つめ、「俺、なにやってんだ・・・・」と呟くと、
ユージェンが少しみじろいだのに合わせて、慌てて、寝たふりをするレイ。
ユージェンも、寝返りながら、ベッドの反対側に移動する。
そっと、その気配を感じ、眠りにつくレイ。
反対をむいたユージェンの口元が少しあがり・・・
起きてたんだね(笑)
レイの優しさに微笑むと、ちょっとだけ、背後を気にするユージェン。
どっひゃ~~~!!
やるなぁ、ユージェン!
でも、穏やかに眠れそうで良かったね。
おやすみ ユージェン 🌃✨
あれ? 今日は、このあと、(無意識を装って)気づいたら、一緒に、ベッドで寝てたってことはなかったのかな?
普通は、ここ、被せるでしょ!(苦笑)
細かいかもしれないけど、せっかく二人の関係性が進展したなぁって思っても、コマが繋がらず、また、ちょっと、関係性が後退する、を繰り返すのが、「?」な部分かな?
~「精誠工藝坊」~
そう、今日は、スーチーの「体験教室」初回、講師デビューの日だったね。
生徒さんは4人です。
スーチー「今回、私がみなさんの講師を務めます。ウー・スーチーです。では、今日はもっとも基本的な材料と道具をつかっていきましょう。時間に限りがありますから、柔らかいメッキワイヤーを使うことにしましょう。・・・というのも、銅線は、固いからなんです。初回からこれを使用するのは、すこし扱いにくいのではないかと思うんです」
※英訳を信用しないわけではないのですが、スーチーのの説明の主旨に合わせて、ちょっと修正。
そこに、ワン・ジンが入ってきて、スーチーに声をかけてくる。
ワン・ジン「悪いんだけど、もう一人、生徒さんを追加したいんだ・・・」
スーチー「ああ、いいですよ。まだ、はじめたばかりだから・・・」
なぁんだ、入って来たのは、ジャオガンじゃん(笑)
ジャオガン「まだ、席はあいているか、伺いたいのですが・・・」
嬉しそうに頷くスーチー。
まったく、こんなサプライズ・・・(笑)
(メインカップルを差し置いて)
甘過ぎ!(笑)
早速、講義に戻すスーチー。
スーチー「本日は、メッキの材料を使用するので、皆さんには、事前にフォーム上で、お伺いしてありましたね。金属アレルギーに関して、最も一般的なものは、ニッケルアレルギーです。」
そんなふうにして始まったお教室です。
生徒さんが作業している間、講師らしく、回って、確認したり、アドバイスしたり・・・スーチー、がんばってます。
そして、甘さも、ますますエスカレート!
ジャオガンのところに来たスーチー、作成してるものを確認してるんだか、ただ、ジャオガンの手を握ってるのか、完全に、公私混同です。
誰も見てないと思って、ほっぺにちうしたよ、ガン哥。。。
ほらね、この程度のちう、絶対、家でもしてるでしょ。(笑)
ああ、もう、この人、止まりませんよ(笑)
止まらないのは、スーチーもでした。
こんな風に、バックハグしながら懇切丁寧に教えてくれるイケメン講師がいるなら、ご近所の奥様が殺到します!
でも、お相手は限定らしいですわよ、奥様。ちぇっ!
((( ̄へ ̄井)
今日って、指輪を作る回なの?
そのまま、残って、スーチーの様子をみていたワン・ジン。
そりゃ、気づくよ(笑)
ジャオガン「あ・・先生」
普通、呼び止めるのに、手は握らないでしょう(笑)
ジャオガン「先生は、まだ、私の作品を評価されてないようですが・・・」
スーチー「なんの・・評価?」
きょとんとするスーチーの指に、作った指輪をはめるジャオガン。
しかも、薬指。
ここ、そういう教室だった?
見てる、見てる、ワン・ジンが見てるよ(笑)
そこに、レイも、スーチーの講師デビューの様子を見にやってきました。
みんなの末っ子は、大事にされてるねぇ。
レイ「どうかしたか?」
ワン・ジン「わからないんですけど・・・なんか、感じるんですよ。彼らの間の、“粉紅泡泡”を・・・」
あはは、
レイも笑いをこらえきれてないし・・・。
レイ「別に悪くないだろ・・・。ガン哥・・・スーチーの応援に来たのさ」
認めないことが彼らへの応援なんです。
その時、「先生、終わりました」と、スーチーに声をかける男性の生徒。
作品を手に取るスーチー。
スーチー「いいですね。とてもユニークです。」
男性「少し急いでましてね。実は、今日は、こちらで、ある方と打ち合わせをするために待っているのです。工房を担当されていると言われた方から、こちらのクラスを体験してみては、とご紹介されたんです。その方は、もう、こちらにお見えになっていますか?」
途中で、立ち上がる男性。
生徒だと思っていた人からの、意外な申し出に、後ろのレイたちのほうを確認するスーチー。
レイもワン・ジンも、そんなの聞いてません。
男性「ご挨拶が遅れました。Mu Qiliang(ムー・チーリャン/慕囚良)と言います。」
慌てて、手元の生徒名簿を確認するレイとワン・ジン。
その時、満を持して、ユージェン登場。
ユージェン「申し訳ありません。お待たせしました」
~黑沃咖啡~
先日、ユージェンが、ジャオガンに、店を使わせてほしいと言っていたのは、このことだったのかな。
貸し切りにした店内で、向かい合って座る、ムー・チーリャンとユージェン。
遠巻きに見ているレイたち。
シャオ姉「ここに来いって言ってくれて良かったわ・・・。でなかったら、また、売り飛ばされるのを知らずにいるところだった」
シャオ姉に取ったら、ユージェンに引き継がれたことは、身売りだったのね(苦笑)
レイ「そんなわけあるか・・・。だが、この問題を話し合うために、ここを貸し切ったんだ。相当、大きな問題のようだな」
ワン・ジン「あの噂が本当だなんて、思ってなかったんだけどな・・・」
レイ「噂ってどんな?」
ワン・ジン「ああ・・・一週間くらい前に、鉱物会議の会場で、なんだか特別に高価な注文をしたいっていう不思議な客の話を聞いたんですよ。でも、その人は、交渉のアポイントメントを個別に取り付けることを主張するらしい。だから、誰も、契約内容の詳細をしらないんだ」
シャオ姉「そんなの、信用できない話だわ。一体、誰が、そんな話にのるっていうの?」
ワン・ジン「それだけ、多くの人が直接、彼と連絡を取りたくても確実な話が伝わってないってことなんだろうな.。それが、うちの業界の人間たちが関心を持ってるって理由さ」
レイ「最近、ジン・ユージェンが変な行動をしてると思ったのも無理はないな。この人と連絡を取ろうとしていたせいだったんだな・・」
レイも、口には出さなかったけれど、ユージェンの様子がおかしなことに気づいてたのね。
ユージェン「本日、あなたが受講された体験教室のインストラクターは、私たちの最年少で最も経験の浅いスタッフです。そしてまた、工房を引き継いでから、1か月で達成したことについても、前にお話をさせていただきました。それで、ご注文をお任せいただけるのでしょか」
ムー・チーリャン「実際のところ、そこまで、詳しくお話いただく必要はないんですよ。こちらからは、素材とコンセプトを指定いたします。貴社がそれを完成させたら、こちらはお支払いをする・・・実に簡単な話です」
ユージェン「どうぞ、お続けください」
ムー・チーリャン「主石、ラブラドライト(曹灰長石)。金属、純銅。効果、風化。」
指定の仕方を聞いて、皆の顔色が変わる。
シャオ姉「あの人、うちの業界の人間なの?」
さぁ、と首をすくめるワン・ジン。
頷くユージェン。
ユージェン「特注をお受けするにあたり、それなりの条件をつけさせていただきます。それに、主石はこちらで入手することになりますが、その場合、ご予算についてお伺いしてもよろしいですか?」
ムー・チーリャン「その点に関し、そちらが心配される必要はありません。私も、市場価格はわかっています。そちらの出される見積り額の2倍、お支払いしましょう」
いきなりの破格な申し出に、むせかえりそうになるレイ。
レイ「2倍だと?」
色めき立つ従業員の皆さん。(笑)
ワン・ジン「給料、上がるかな・・・」
レイ「一体、そんな金持ち、どこのどいつだ?」
ユージェン「ご注文が確定したあとは・・・」
ムー・チーリャン「最初に支払いの半分を送金します。支払いの受領を確認した後、あなた方は制作に取り掛かってくだされば結構です」
注意深く、話を聞いているユージェン。
ユージェン「それで、その作品のコンセプトは?」
ムー・チーリャン「密かに待つ何者かの愛」
どことなく、表情がこわばるユージェン。
絶対、これ、思うところがあるんだよね・・・。
レイ「だれかが待つ愛・・・?会社は、俺たちに、交際すら禁じてるのに?」
ワン・ジン「そうですよ」
しばらく考えていたユージェンが、何度か頷き、立ち上がると、ムー・チーリャンに握手を求める。
ユージェン「それでは、取引しましょう」
その姿に、目を疑うレイ。
シャオ姉たちも、へ?と信じられない想いで見つめている。
立ち上がり、握手するムー・チーリャン。
ありえない、と、怒り心頭なレイ。
・・・と、その様子を心配するシャオ姉。
さて、ムー・チーリャンが帰ったあと・・・。
引き続き、黑沃咖啡です。
スーチー「やっぱり、けんかするだろうね」
シャオ姉「私、シー・レイが勝つ方に賭けたいけど、過去の経験上、ジン・ユージェンにしとくわ」
さすが・・・。
スーチー「僕、レイ哥を信じてます」
みんなの、冗談めいた軽口とは裏腹に、真剣そのものの態度で、ユージェンの前に立つレイ。
レイ「なんで、この仕事を引き受けたんですか?」
ユージェン「向こうの申し出を聞かなかったのか?」
レイ「でも、テーマが“単身公約”と矛盾してると思いませんか?今日の打ち合わせを工房でやったら、あんたは、さぞ悔やむことになっただろうな」
だんだん、興奮が抑えられなくなるレイ。
ユージェン「これは、精誠工藝坊としての仕事だ。仕事を取ることは、ディレクターの仕事の一つでもある。私は、個人的な理由で、皆の権利や利益に影響を与えようとしてるわけではない。それに、君が、個人的な感情に基づいてこれらの決定を判断しないことを願っている」
理路整然。
個人的な感情だと?と、目をむくレイ。
スーチー「(小声で)確かに、一理ありますね・・・」
ユージェンの肩をもつような発言に、シャオ姉とワン・ジンが、スーチーを睨む。
レイ「でも、あんたは、このテーマを嫌いなんだろ?」
レイの追及を無言でかわし、またしても、話を変えるユージェン。
ユージェン「君は、工房のチームリーダーだ。このプロジェクトを担当してくれ」
レイ「すみませんが、私は、今、麥会長の仕事を抱えてます。」
ユージェン「それなら、残りの仕事を私が手伝う事もできる」
ユージェン「そんなに、手柄がほしいのか?」
レイ「だったら、この仕事を彼らにやらせればいい」
当然、みんなが聞いていることも承知です。
ワン・ジンが自分がやると手をあげようとするのを、止めるシャオ姉。
ワン・ジン「・・・・できないかもしれません。むりです・・・できません」
レイ「みんなも、そんな時間なんてないかもしれない」 ← ただでさえ、忙しい・・って会話、昨日してましたね。
ユージェン「・・・なんて、幼稚な!」
小声で、かつ、吐き捨てるように呟くユージェン。
レイ「幼稚だって? 幼稚なのは、あんたじゃないか!あんたは、俺たちに相談もなく、勝手にこの仕事を受けた。俺たちの実際の状況なんて、まったく考慮もせずに・・・」
ユージェン「私が、工房の代表として、この仕事を強制した場合はどうする?」
レイ「ああ、いいだろう。だが、俺たちの仲もそれで終わりだ」
ユージェン「・・・・・・!」
微かに、小首をかしげたとこ、好き。。。(笑)
みんなの顔にも、「いまのどういう意味?」と「???」が浮かび上がる。
本来なら、ハチの巣をつついたような大騒ぎだけど、いまの、この雰囲気じゃ、誰も何も言えないよね(笑)
そしてなにより、この人が一番、自分の発言に驚いちゃってるのよ(笑)
レイ:・・・俺、今、なんて言った?“俺たちの仲も終わりだ”だって? 俺たち、どんな関係だって言うんだよ! ディレクター・・・と、チーム長。 そして、同居人だ。そうだ。一体、何考えてんだよ!シー・レイ。落ち着け。落ち着くんだ。深呼吸だ。吸って~、吐いて~、吸って~、吐いて~
一瞬の間に、これだけのことを考えたレイ(笑)
ユージェン「だったら、どうしたいんだ?」
レイ「別になにも・・・、だが、(受けた以上は)取締役として、他の人間ができないなら、あんたがやるべきだろうな」
ユージェンにつめよるように、近寄るレイ。
レイ「どうか、ご自分で担当してください」
ユージェン「・・・・・・・・」
こんな雰囲気のなかで、一体、誰が口を挟めるでしょう。。。
溜息をつき、突然、立ち上がるユージェン。
ユージェン「わかった。私がやる」
それだけ言うと、出ていくユージェン。
シャオ姉「ねぇ、チーチー、私には、シー・レイが喧嘩に勝ったようには思えないんだけど・・・」
みんな、一様に頷く。
残されたレイは、放心状態。
どうすりゃよかったんだよ・・・なレイを、見守る仲間たち。。。
どーん!⚡
もはや、仕事の件での言い争いというより、痴話げんかに近くて、おそらく、レイもそんな感じだから、つい、まだ意識もしてない心の声を口走っちゃって・・・なにより、冒頭の公園のシーンが出てこない6話が、いつものセオリーじゃなくて、妙にしっくりこないのよ~~と声を大にして問いたい!(笑)
★【Ep 06 後半】 雑感★
「心の声」は決して、失言なんかじゃありません。<「心の声」推奨派>
ユージェンも、レイも、ポロポロ、こぼすようになってきました。
これは、みなに気づかれるのも時間の問題です。
いや、その前に、自分たち自身でなんとかせねば・・・でしょう。
そして、ようやく、次の段階に進めそうな雰囲気が出てきましたね。
ただし、なぜか、次の段階に進む=もめる は、こういうカップルの場合のお約束です。
「精誠工藝坊」のお仕事の全容がわからんので、なんとも言えないんですが、いろんなことが、ごっちゃごちゃになってて、お仕事部分になると、びびの共感メーターは、若干、下がり気味(苦笑)
「単身公約」は単なる労働規約であって、経営方針ではないので、別に、「体験教室」の課題で「ラブラブバカっぷるアクセサリー(指輪)を作ろう」と、「顧客のリクエストに基づいて、“愛をモチーフ”にしたものを特注制作しよう」と、別にかまわないわけです。
スケジュールが本当にタイトで、締め切りを守れないことが受注時に確定しているのであれば、断るか、人員を補充するか、二択です。
※“既存メンバーで、無理をする”という第3の選択肢は、デフォルトすぎて、私の中では選択肢にすら入りません(笑)
ドラマの内容とは関係ないんですけど、大きな流れとして、見ていった時に、ちょっとした繋ぎめの荒らさが気になることがありますね。
さて、今回の章題の「銦與銀(インジウムとシルバー)」
これは難問でした。
ハッキリ言って、なんで、これが取り上げられたのか、よくわからないんです。
体験教室の銅線のかわりにつかった、合金ワイヤーとかならわかるけど、あれは、たぶん、錫とかの合金だよね?
違うかな?
普通に、はんだワイヤーのインジウムシルバーだとして<In97Ag3> ← たぶん、このくらいの比率?でいいのかなぁ。
-優れた電気伝導率と熱伝導率
-優れた耐疲労性
このあたりが・・・なんとなく、6話にふさわしい感じ?(笑) ← 無理やりひねり出してきたなぁ。
とにかく、異質なもの同士を、はんだづけしたいんだよね?(笑)
そういうことだよね?(笑)
だって、そういう意味合いしか思い付かないんだもん!
“はんだ”ってなに?っていう方は、「精誠工藝坊」の体験教室に申し込みましょう(笑)