これは、2ブロックめです。
【Ep.05】 (1/5) はアップ済みです。
Maxを絡ませておいて、Tun様を出さないのは、ちょっとね~(笑)
(ついつい、バランスを考えてしまうのは・・・私の性格です。)
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
5分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Lovely Writer』
นับสิบจะจูบ
【Ep.05】 (2/5)
~撮影中~
Aeyが言っていた、本日、最後となる、トイレでの撮影シーンです。
Namcha(Aey)を壁に押し当てるKinn(Nubsib)。
Namcha(Aey)「P’Kinn! 痛いです。」
なんとか、Kinnから逃れようとするNamcha。
Kinn(Nubsib)「ちょうどいい!それなら、お前の脳も、俺を怒らせるべきじゃないって・・わかるだろうからな。」
このあたりのセリフ自体は真に迫ってるんだけどね、なかなか劇中劇って難しいのかな(苦笑)
怯えた表情で、Kinn(Nubsib)を見つめるNamcha(Aey)。
Kinn(Nubsib)「お前、Tawanの奴に、俺とは全く関係ないって言いたいんだろう? いいだろう・・。」
額を押しつけるように、Namcha(Aey)に迫るKinn(Nubsib)。
監督「ちょっと!ちょっと! お互い、もう少し、離れて立ってみて。Kinn、もっと攻撃的にできる?」
モニターを見ながら、指示を出している監督、その両脇には、演出捕と・・・Geneが座ってます。
監督「それから、Namchaもね、『365 days』の女性みたいに、されたくないように振る舞ってても、実際、あなたはそれを望んでるのよ。“私はあなたのものになる準備ができています”みたいな感じ。わかる?」
力なく頷くAey。
監督「さぁ、いいわね、もう一度やりましょう。3・・2・・・アクション!」
Namcha(Aey)をトイレに、引きずり込むKinn(Nubsib)。
Namcha(Aey)「放してください! P’Kinn! 痛いです。」
壁に、乱暴に押し当てられ、ほとんど泣きそうに、Kinn(Nubsib)を見つめるNamcha(Aey)。
Kinn(Nubsib)「ちょうどいい!それなら、お前の脳も、俺を怒らせるべきじゃないって・・わかるだろうからな。お前、Tawanの奴に、俺とは全く関係ないって言いたいんだろう? いいだろう・・。」
監督「ああ、ちょっと待って! 待って!Kinn、私はもっと、攻撃的にやってほしいのよ!もっと、感動的で・・・もっとドラマティックにね!」
さすがのSibも、つい、声をあげてしまう。
Sib「でも、これじゃ、ほとんどレイプですよ、P’」
レイプと言われて、よほど心外だったのか、眉間に皴が寄っちゃうMai監督。
Sib「台本からは、Kinnは、それほど攻撃的ではないように読み取れましたし、それに、Kinnは、このあと、もっと優しくなるんじゃないですか?」
誰よりも、台本に忠実に演じようとしてるSibの言葉が内心、嬉しいGene。
監督「いいから、私が言う通りにやればいいのよ!」
ここで思わず、え?と横を見ちゃうGeneがいいよね。。
監督「二人は恋に堕ちてるのよ!恋愛ドラマの雰囲気がわからないの? もう、あれやこれや、聞かないでちょうだい!とにかく、私が言ったとおりにやって! はい、続き、いくわよ。」
Geneも、Sibもうんざり気味。。
監督「3・・2・・・アクション!」
(仕方なく、監督に言われたとおりに、)
さっきよりも強めに、Namcha(Aey)に迫るKinn(Nubsib)。
Namcha(Aey)「痛いです。P’Kinn!!」
監督「Nubsib! 手を、Aeyのシャツの中に滑り込ませてみて」
言われたとおりに、Tシャツの裾をたくしあげ、手を入れるSib。
監督「そうよ。右に滑り込ませて。 手を滑らせて・・・そうよ、指先を使ってね~、Aey、彼の手を外そうとひっぱって・・・でも、やろうとしてもできないって感じよ。それで、誘惑されちゃうの・・・ちょっとだけ喘いで・・・あ~ん、そう、そんな感じ・・・あ~。素晴らしいわ、はい、Nubsib、そこで、本当のキスよ!」
ギロリ、と隣に座るGeneが監督のほうに視線を向ける。
監督「本気の・・・ジュ~シ~なキスよ。キスして、キッスよ!そう・・・そんな感じ・・・」
ジューシーなキス!
間合いをつめていくSib。
真剣に、モニターを見つめるGene。
これは、Geneの鼓動ね。
とうとう・・・唇を重ねるNubsib。
この時の、BGMがなんとも言えず、もの悲しくて、虚無的で、この世の終わり・・・とはまではいかないけれど、確実に、やりきれなさを植え付ける曲調なの。。。
満足げに雄たけびをあげる監督や、周囲のスタッフに混じり、たった一人、眉間に皴をよせ、厳しい顔でモニターを凝視するGene。
監督「そう、その調子よ、Nubsib!」
居ても立っても居られず、じっとしていられない想いを、全て、自分の腕を自分で押さえ、服の端を握り締める力に込めるしかないGene。
こういう手の使い方・・・Geneの状態を、そのまんま表してるんですね。。。
監督「さぁ、Aey。腕と足の力を抜いていって・・・そう、恥ずかしそうに・・・彼に抗ってみて。Sib、もっと愛撫して・・・」
Mai監督、真骨頂(苦笑)
この人(Gene)、こんなに辛そうなのに、この先、俳優の恋人なんてやっていけるのだろうか・・・。
見てて、心配になっちゃうよ。
監督「どうかしら? 気に入った? ファンたちが、枕を引き裂くのは、このシーンだって、保障するわ」
隣で、盛んに話しかけてくる監督の声など、耳に届かないGene。
監督「どうかしました? 私の演出の仕方がよくないとかなにか、あります?」
大きく首を振るGene。
Gene「なんでもありません。ただ・・・ちょっと・・・僕には、刺激が強すぎたのか、熱くなってしまって、どこか、ひと気のないところで、休んできます・・・」
立ち上がりかけたGeneを止める監督。
監督「ちょっと、まだ、行かないでください。次のシーンこそ、ハイライトなんですから・・・。そのシーンは、Gene先生の心をきゅっと締め付けること、間違いなしですわ~。絶対、見たかったはずですもの」
きゅ、と締め付けるどころか、捩じりあげられて、死んじゃうかもしれません。。
Gene「大丈夫です。どうぞ、続けてください」
息も絶え絶え・・・もう限界なGene、そう言うと、席を立ってしまう。
あれ、どうしたの?と、演出捕と顔を見合わせる監督。
監督「彼、どうかしたの?」
周囲のスタッフにたずねても、皆、首をひねるばかり・・・。
あの~~~、監督、あなた、今のシーン、カット掛けましたっけ?
監督「それとも、このシーン、わたしの演出がセクシーすぎて、火照っちゃったのかしら?」
監督の自画自賛に頷いたり、愛想笑いを浮かべたりする周囲のスタッフたち!
監督「あ、カットよ! カット! このテイクはここでOKよ!」
まさか、私のシブシブに、今までずっと、まさぐらせてたんじゃなかろうなぁ(怒)
~メイクルーム~
一人きりで、メイク道具を整理しているTum。
そこに、背後から近寄って来たTiffy。
Tiffy「あ、これ、みんながすごくいいって言ってるクッション(ファンデ)? 私に合うと思う?」
Tum「これは敏感肌の人用だよ。クリーム(ファンデ)のほうが軽くて、濃くもないし、にきびも出来ないよ。Sibの顔は本当に敏感だから、これを使うしかないんだ・・・」
へぇ~と、何度も頷くTiffy。
この顔(笑)
ただ、Tumとの会話のとっかかりが欲しいだけなんじゃないの?(笑)
Tiffy「じゃあ、この日焼け止めは? どう思う?」
Tum「う~ん、これねぇ・・」
そう言いつつ、Tiffyの顔全体を観察するTum。
Tum「いいとは思えないな、もし、キミが脂性肌ならね・・・」
またしても、ちょっと不満そうTiffy。
Tiffy「どうして? 試してもいないのに、どうして、よくないってわかるの?」
Tum「そういうのって、すこしは見たり、人が使ったりしてるのをみればわかるだろ・・」
Tiffy「・・・・それ、私への嫌み?」
Tum「違うよ、ただ、事実を言ったまでだ。君には・・もっと君に合ったものがあるってことさ」
素直に頷くTiffy。
Tiffy「だったら・・・今晩、時間ある?」
Tum「・・・・・・」
ちゃんと聞いてるのに、下を向いて、無言のTumがいいよね、ここ。
Tiffy「私に合ってるのを探すの、手伝ってくれないかな・・・」
どう?と、目をぱちぱちさせるTiffyの顔を見て、思わず、顔がほころぶTum。
Tum「・・・いいよ」
Tiffyも嬉しそう。
Tum「何時ごろに行く?」
Tiffy「今日の撮影が早く終わったら、近くのショッピングモールに行くのはどう? それでいい?駐車場で待ち合わせましょう、OK?」
行きかけて・・・すぐ戻ってきたTiffy。
Tumのほっぺをぐりぐりして
「頑張ってね!」と、手荒い挨拶をして出ていく(笑)
ほっぺを押えながら、嬉しくてたまらないといった様子のTum。
みんな、こうやって、スモールタイムを利用して、職場恋愛のきっかけをつかむんだろうねぇ・・・。(笑)
~ 楽屋 ~
Tumと一緒に、ファンにむけてのライブ配信をしているSib。
興奮したようなファンのコメントが次々に現れる。
仕事、いっぱいしたの?という問いに、ちょっと疲れた顔で、ピースサインをして見せるSib。
Sib「はい・・・しましたよ! 休憩する時間もなかったです」
Tum「(Sibに向けて)ほかに、ファンの皆さんにいいたいことはある?」
Sib「みんな、応援ありがとうございます。」
そこへ、Geneが入ってくる。
Gene「なにしてるんだ?」
Sib「し~! (小声で)先にTumが、ライブを終わらせるから、少し待っててください」
頷くGene。
Tum「みんな、サイアムパラゴンのイベントには来てくれるのかな? Nubsibが参加可能かどうか、確認してみましょう。」
Sib「行けると思いますよ。」
小声で、自分をライブに出すな、と先手を打つGene(笑)
Tum「皆さん、今日のライブはここまでです!もっともっと彼に会いたいですよね。時間があるときに、もっと長いライブセッションをやりましょう!さ、終わる前に、なにか言って!」
Tumったら、Sibに肘鉄したな(笑)
Sib「また会いましょう、バイバイ」
Tum「バイバイ!」
Tum「OK、終わったぞ」
Gene「なんで、お前たち、こんなところで、ライブなんかするんだ?なんで、家でやらないんだよ?」
Tum「だって、もう俺、一緒に住んでないじゃん。俺は、ただ、彼のファンが離れていくかもしれないのを恐れてるだけだ」
Gene「俺の家でライブすればいいだろ・・・。俺が、今まで、文句を言ったことがあったか?」
Tum「俺に当たるなよ。な? もう帰ろうぜ・・」
3人が荷物を持って立ち上がった時、
Aeyが控室に入ってくる。
Aey「Sib・・・・」
Aeyに気づき、さっと、緊張が走るGene。
Aey「もう終わったの?だったら、夕食に行こうよ」
ほぼ同時に、お互いの顔を見るGeneとSib。
仕方なく、Aeyに答えるSib。
Sib「また、今度にしようって言っただろ・・・」
Aey「う~、今日、行けないの? 誕生日なんだし、ねぇ、いいでしょ?それに・・・もし、今、家に帰っても、なにを食べるか決まってるわけじゃないでしょ・・・」
ちらりと、Geneを見るSib。
Aey「そんなに時間は取らせないし、ちゃんと玄関先まで送り届けるよ」
追い込んでくるAeyに、内心、困りはててるSib。
Aey「ねぇ~?一緒に、食べに行こうよ~」
盛んに、なぁなぁ言って、甘えながらも、強硬に迫ってくるAey。
またしても、ちらりとGeneを見るSib。Geneがなにか言うのを待ってるの?
Gene「俺、トイレ行ってくるよ」
隣のTumに告げるGene。
Tum「だったら・・俺も行くよ、行こうか・・・」
Tumも逃げる気でしょ?(笑)
あんたたち・・・。
Sib「Geneさん、どう思いますか?」
Geneを呼び止めるSib。
逃がすか! ← そりゃそうでしょう(笑)
さっと、Sibの視線上から、一歩下がるTum。。
ここらへん、ホント、日頃のSib様の躾(しつけ)が行き届いてます。。。(笑)
Gene「ん?なにが?」
視線を、Aeyから戻すSib。
Sib「行かせたいですか?(まさか、そんなはずないですよね?)」
これは、質問ではなくて、意志表示の強要というんじゃなかろうか。。。
Gene「・・・・・・」
Geneもまた、Aeyを見る。
Aey「Geneさん・・・。(約束しましたよね?)」
SibからもAeyからも強要される、完全、板挟み状態なGene。
Sib「もし、行ってほしくないなら、僕は行きません」
Gene「行こうと行くまいと、お前次第だ」
Aeyがどうのこうの・・・ではなく、これは、二人の問題なのです。
Sib「それはつまり、もし、僕が行っても、Geneさん的には、OKということなんですね?」
小さく数度頷いてみせるGene。
ついには、目をつぶってしまうSib。
Sib「だったら、シャワーをあびて、先に休んでてください。戻るときは、できるだけ静かにしようと思います」
Gene「・・・・OK」
Geneの態度が不満なSibですが、ここは、そのまま、Aeyと出かける選択をします。
Sib「(Aeyに)正面のところで会おう」
Aey「うん」
最期まで、まっすぐに、Geneのほうを見ながら、控室を出ていくSib。
そんなSibを伏し目がちに目で追うGene。
あとを追おうとするAeyが、立ち止まり、Geneに向かって、お礼を言い、頭を下げる。
Aey「僕・・・今夜、Nubsibに、好きだって告白するつもりなんです」
をいをい! ← マネージャーの前で、よく言うわ!
無言のままのGene。
Aey「それじゃ、また・・・」
Tumにも会釈をして、出ていくAey。
Tum、あなたはなにか、言わなくていいの?(笑)
じっと、Aeyの後ろ姿も見つめ、心なしか、気落ちしているのが顔に出てしまうGene。
心配そうに、後ろから見ているTum。
つんつん、と Geneを肘で押す。。
Gene「こいつ、なに見てんだよ?」
Tum「別に何も・・・。俺たちも行こうか?」
Gene「当然だろ。Nubsibはもういないんだから・・・。どこかで飯くっていくか?」
Tum「悪いな・・。行けないんだ。先約があるんだよ・・・」
得意げなTumに、眉を顰めるGene。
友達甲斐のない奴!
Gene「ああ、わかったよ。家に帰って、一人でなんか食うよ!」
~撮影スタジオ 通用口~
携帯を見ながら、建物の外に出て来たGene。
駐車場の車の前で、背をむけて、立っているSibに気づき、立ち止まる。
この距離・・・。
Geneは、どこか、Nubsibに対し、自分には手の届かない存在としての距離感を感じているのかな・・・。
その時、横から現れたAeyが、Sibの頬にキスするのが見える。
言い知れぬショックを受けるGene。
Aey「みんなが私たちを恋しがってくれるだけで十分だよ~。おやすみ~!」
携帯を片手に、ライブ中の様子。
それ以上は見ていたくない・・・とばかりに、固い表情のまま、その場を後にするGene。
Aey「(Sibに)ほら、バイバイって言ってよ」
ライブが切れた途端、不機嫌そうなSibが、構わず、Aeyを押しのける。
ショックを受けるAey。
あからさまに、自分を否定されれば、恋愛抜きにしても、傷つくというものです。
Aey「どうして、僕のことを押しのけたりしなきゃならないの?」
Sib「だったら、なんで、あんなことをするんだ?」
Aey「僕はただ、動画を撮ってただけ。ファンのためにね」
いい争う時間すらもったいない、とばかりに、「行くぞ」と車に乗り込むSib。
Aeyは、ガラスのハートの一部分だけ、鉄のメンタルなんかな?(苦笑)
気を取り直し、助手席に向かうAey。
ああ・・・それを、建物の陰から、じっと見てるMhok。。。
そうでした、ここにも人知れず、気持ちを秘めた(?)人がいたのでした。。。
★【Ep 05】2/5の雑感 ★
そうなんです。
今までの流れからして、すでに、NubsibとGeneの二人は両思いだというスタンスで見ていますが、4話ラストの、Nubsibの告白を、Geneがどう受け止めたのか・・・
おそらく、冗談めかすかなにかで、二人の関係性やGene自身の気持ちの明言については避けたんじゃないかな?!
だからこその、この展開と、この態度。。
そう、まだ、肝心のことが詰められてない、探り探りの状態です。
気の毒に、Sibの待ち状態は、告白しても、まだ、続いてるのね。
Aeyとのことは、それほど、重きを置いてはいませんが、 ← それは失礼すぎ。。。
表面上も、三角関係になりきれてない、その収まりの悪さ・・・。
本当に、(Sibを)好きなのかすら、疑問を感じるくらいの、あざとさだからね。
(この辺りで、Aeyのベクトル、確証はないけど、気づきはじめました)
昔なら、主役カップルに横やりを入れるキャラは、無条件に嫌われるものでしたが、これはこれで、ドラマを展開させる必要な構成要員なので、Aeyのことも、見守っていきたいと思います。
何度も言いますが、私は、盲執にならない限り、片思いの味方なので、当然、Mhokにも、注目してます。。(苦笑)