1週間、噛みしめた最終回14話のレビュー、アップしていきます。
本日、5分割ですよ~~。
お間違いなく。。
Viangpha Mork、よいとこ、一度はおいで、はぁ~どっこいしょ、どっこいしょ(笑)
本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。
苦手な方は、ご注意ください。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
前回のお話(Ep.13)が気になる方へ・・・
『Manner of death』
พฤติการณ์ที่ตาย
【Ep.14】 (1/5)
ご覧になった方はお分かりの通り、最終回、とても情報量が多いので、スピーディーに、物語が進んでいきます。
その分、私の勝手な推測による、つながりを補う説明やピンク字が多くて、うるさいかもしれません。
~Puedのコテージ~
前回は暗かったですが、このコテージが、正六角形ハウスだということは、これでよくわかりますね。
前回の13話で、Rungtivaの妖女ぶりにクラクラしちゃった私が気になっていた、PuedとRungtivaの最後の会話・・・さすが監督、ここは出し惜しみせずに、トップから放出です。
神経質そうに、煙草を吸っているPued。
Pued「ここに隠れてれば安全だって、お前が言ったんだぞ。これのどこが安全なんだ?!」
既に、激高モードのPued。
うわ~!
Puedがここに隠れていることは、Tanを尾行しなくても知ってたどころか、そもそも、隠匿作戦自体、Rungの発案だったとは・・・。
黒幕は、こうでなくっちゃ!って誰もが思う、流れの通りになってきましたね。(苦笑)
Pued「あの記者だって死んだ!お前のことを通報しようとしたからだろ? それから、Bunの事件もだ!お前は、あいつを少し怖がらせるだけだと言ったじゃないか!だが、あれはどういうことだよ? お前は、あいつを完全に殺そうとした!とにかく、Bunをどうにかしようとする計画は、今すぐにでもやめろ!」
PuedがBunを狙っていたわけではないとわかったのは救いでした。
Rungtivaさん、結局、あなたが関わってないことを探す方が大変そうですね。
どんどん、興奮してきて最後には、指をさして、怒鳴りつけるPued。
もちろん、ここまで言われて黙ってるようなRungじゃありません。
Rung「止めろ、ですって? 私には、もう事態は誰の手にも負えなくなってるように思えるけど・・」
それこそ、ほぼ投げやり状態になってるRung。
Pued「それにJaneのことだって・・・、お前、なんで、彼女を殺したりしたんだ?Janeが死んだあの日から、ことはどんどん悪くなるばかりだと思わないのか?」
Rung「いいえ!あなたのせいよ、Pued・・・」
Pued「・・・・・」
一瞬、言葉を失うPued。
Rung「10年前、あなたが私を捨てた時から、引き返す道なんてなかったのよ!」
Pued「・・・Rung」
Rung「あなた、わかってる? あなたとJaneが付き合うことになったのを私が知った時、どう感じたのか? 」
~回想 1年ちょっと前 冒頭~
Pued「俺とJaneは・・付き合うことにしたんだ、Rung・・・」
一瞬だけ、愕然と、二人を見るRung。
たしかに、あの時のRungは不自然だったし、Puedの警戒さも若干、異様ではありました。
その時を思い出し、すでに涙目で訴えるRung。
Rung「私の心をこんなに傷つけたんだもの、あなたには、もっと痛みを味あわせてあげようと思ったのよ」
Pued「・・・お前!」
ちょっと待った~!
(; ̄Д ̄)?
これ、今回の事件の動機というか、根っこを、いわゆる、痴情のもつれに戻してきました?
仲が良かった姉妹の確執を生んだのは、「10年前に私を捨てた男」のせいよ、と。
これみよがしに、私の前で、見せつけたりしなければ、ヒヒ爺にあんな提案なんかしなかったのに・・・って?
あの“一瞬の魔の刻”が全ての悲劇の始まりだったということ?
ということは、ただ、この場面だけ、Puedに対する長年の恨み言をぶちまけたに過ぎないってわけじゃないんですね?
うわ~、すごいな。
いや、もちろん、そっち路線の動機でも十分、成立はします。
だったら、こちらも切り替えねば! ← タイが抱える社会の「闇」問題に焦点をあてることをテーマの一つに掲げていたようなので、少しもったいないような気もしますが、まぁ、どっちにしても罪は罪。
でも、これは同時に、Rungの人生に対して、一切の酌量の余地なし・・・という宣告をするっていうことですよね。
そうか・・、そうなのか・・。
Rung「あなただって、わかってるでしょ! あなたがあいつらにJaneを差し出さなかったら、こんなことにはなってないってことも!」
Pued「ああそうだ、俺はろくでなしだ!みんな、俺のせいだよ!でもな、俺のせいなら、お前は、俺に(直接)仕返しをするべきだっただろ!なんで、Janeのことを追いつめたりしたんだよ?」
これ、Puedは自分を悪者と認めたうえで、更に、Rungを悪者扱いしてるけど、所詮、「目〇ソ、鼻〇ソを笑う」とか「どんぐりの背比べ」レベルです。
でも、Puedが不思議に思うのも無理ありません。
そのくらい、可愛がっていた妹に手をかけるって、相応の理由付けが欲しいじゃないですか。
もし、Puedの無責任さにライトを当てるのなら、当時、お気楽な遊び人だったPuedには自覚がなかったかもしれないけれど、Rungの転落のきっかけを作ったとか、・・・というより、この場合は、Puedのことを未だにどこかで自分のものだと思っいたがっているというRungの妄執に囚われた描写が、もうちょっと欲しかったですよね。
まぁ、それだと、ネタバレになっちゃうのか。
はぁ、しかし、なんとも、やるせない。
完全に、開き直ったようでいて、目に浮かんだ涙が悲しく反射するRung。
Rung「もし、まだ、Janeが生きてたら、あなたはこんなところで、私と言い争う必要もなかったでしょうね。だって、とっくに、監獄にいたはずだもの!」
あなたを守りたかった・・
Pued「お前だって、俺のこと、責められないだろ!お前がやめなかったからなんだぞ! お前が、あんな汚い仕事をいまだに続けてるせいじゃないか!!」
Rung「その汚い仕事に、あなたは出世を助けられたんじゃないのよ!」
私を認めて欲しかった・・
Pued「俺は、そんなの望んでない!」
Pued、心臓悪い上に、今にも、血管、ブチ切れなくらい、興奮状態です。
人は、指摘されたくないことを言われた時ほど、激高することもあるのです。
Pued「俺は、Janeが終わらせられなかったことを、終わらせるよ」
Rung「何する気よ?」
Pued「お前がJaneを殺してる動画があるんだ」
少しずつ目を見張るRung。
そんなの、私・・・・聞いてない。
わたし、この「え・・」っていう表情、好きなんです。
Pued「もし、お前が止めないのなら、それを公表するぞ」
Rung「あなたに、そんなことできるの?」
Pued「もう、俺には失うものなんてない」
Rung「ああ、わかったわよ! だったら、みんなで地獄に堕ちましょ!」
Pued「お前・・・化けものだな」
Rung「私が化けものだったら、あなたは何なのよ? 私たちは、所詮、同じなのよ!」
とは言いつつ、もう、同じではない、と、ここではっきり自覚しちゃったのね。
鬼気迫る怪演。
ここまで言っても通じないのか、と、Rungに背を向け、ポケットから携帯を取り出すPued。
でもね、この携帯には、証拠の動画は入ってないのよ、Rung。
たぶん、Tanに連絡しようとしただけなんじゃないかな。
いつの間にか、掴んでいた注射器を、Puedの右肩に突き立てるRung。
一瞬で、静止すると、そのまま、膝から崩れ落ちるPued。
すぐに、心臓のあたりを苦しそうに掴みはじめる。
握り締めていた注射器を、なによ、こんなものと、投げ捨てるRung。
倒れたまま、苦しそうにうめくPued。
Puedの傍らにしゃがんだRungに、最後の力を振り絞るPued。
Pued「Rung・・・、Janeがお前をどれだけ愛してたのか、わかってたよな?」
必死の形相で訴えながら、苦しそうに、心臓のあたりを押えたまま、少しずつ、動かなくなっていくPued。
最後の最後まで、自分を気遣うような言葉をかけてもらうことはできませんでした。。。
ただただ、息絶えていくPuedの傍らで、泣き続けるRung。
***************
(オープニング)
※すみません。一応、音源ファイルをあげようとしたら、引っかかっちゃったみたいです(笑)
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~Por兄の館~
改めてみると、バンコクのドラマではあまり見かけない感じですけど、玄関の扉周辺の装飾とか、すごく素敵でした。
常に、酒で水分補給してるPor兄。 ← 身体のこととか心配してくれる奥様募集中(性別問わず)
《Por:誰もいないと言った覚えはないぞ》
あ、確かに!(笑)
一旦、Tanたちとは離れ、自宅に戻ってきてたみたいですね。
そこに、訪問してきたのは、Tung署長とGun。
署長「お伺いしたいことがあって、お邪魔しました」
二人とも私服だけど、これ、私用ってことじゃないの?
署長「あなたは、警察官殺害の容疑で疑われています」
Por「・・・・・・・」
黙って、酒を飲み続けているPor。
署長「ここでは、お話を伺うのに不便ですから、一緒に来ていただきますよ」
ああ、囮になったわけじゃなかったのね。
ようやく、グラスをテーブルに置くと、腕組みをするPor。
Por「署長と一緒にいくわけにはいかないな。まずは、うちの弁護士に連絡する必要がある」
署長「その必要はない」
その言い方に、ちょっと違和感を覚えたPor。
Gunが拳銃を取り出しました。。
(予告で)Por兄が捕らえられていたのは、そういうことでしたか。。
~隠れ家~
テーブルに置いた携帯を前に、じっと考え事をしているBun。
一睡もできなかったよね。
その後ろで、行ったり来たりしながら・・・同じく何かを考えているTan。
Bun「(このやり方で)うまくいくと思うか?」
Tan「我々にとって、唯一の選択肢ですからね。(逆を言えば)これをやってしまえば、もう他には、なにも残ってません」
シンプルね。
Tan「もし、僕たちがこの動画を公開し、Rungtivaが逮捕されたとしても、僕たちは依然として、逃亡中の犯罪者ですけどね・・・」
それじゃ、だめじゃん。
力なく、椅子の背に身体を預けるBun。
Bun「まるで、Runtiva魔女に戦いを挑もうとしてるヘンゼルとグレーテルみたいだな・・・」
奥さん、いろいろ混乱してて、またまた、メルヘンの世界に逃避中です。。。
若干、私もBunと同じ匂いのする人間というか、思考パターンが似てるところがあるので、気持ちはよくわかります。。。
Tan「それはないですね」
Bun「・・・・?」
後ろに立つTanを見上げるBun。
身体をかがませて、Bunに顔を寄せるTan。
Bun「だって、僕はあなたの“きょうだい”になりたくありませんから・・・」
あはははは~~~!
ここ、全然笑うところじゃないけど、すみません。笑わせてください。
あんなに必死に考えたのに、ただの「きょうだい」なの?
あの時の、Tanのためらいは・・・「僕たちは、きょうだいなんかじゃないのに」・・・っていう単純な理由だったの?
ヘンゼル(兄)とグレーテル(妹)の性別・年齢の比喩、無視?(笑)
ちぇっ!(笑)
気を取り直して・・・・
Bun「だったら、何になりたいんだよ?」
そのまま、ゆっくりとBunに顔を寄せ続け、「きょうだい」だったら絶対しない「大人の〇〇」を仕掛けようとするTan(笑)
あれだけ、ひどいめにあっても、いざとなると、条件反射のように、うっとり目を閉じちゃうBun子ちゃん。
その時、携帯から着信音が鳴り響く・・・。
発信者の名前は・・・「Rung」
TanBun「・・・・!」
「大人の〇〇」中断!
びび「おのれ~、ルーンティワー(Rungtiva)!!」
★【Ep 14】1/5の雑感 ★
ふ~、最終回、大団円を迎えるまでは、重めのシーンが続くんです。
・・・と言いつつ、変なところで切ってすみません。(笑)
だって~、最近、こうして、寸前で邪魔が入るパターン、多いんですもん。(笑)
雰囲気が重い方向にいきがちだからこそ、TanBunにとっては、イチャラブが大切なのに。
今までの回での出来事についての所見を、軌道修正しながら、筋追いをするという流れになるので、まぁ、ほぼほぼ、言いたいことは上記で言っちゃてる感じですね。
なので、書かなかったことをちょっとだけ追記。。
基本、私は、Rungに対して、妹を性接待に利用するなんて、よっぽどのよんどころない事情があるに違いない、という見方をしてきたので、今さら、急に、掌返しで、彼女を責める気にはなれないのですが、まぁ、ドラマの中の展開がそうなっているので、致し方ありません。
結局、人間は自分で背負い込んだ業は自分に帰すしかないし、所詮、エゴイズムは、何物にも勝る罪深さの原点だっていうことなのでしょうか。
Puedのどこに、ここまで血迷わせる魅力があったのか・・・と思うと、恋愛至上主義の私は、そっちに興味が湧きます。
いや、わかるんです。
ダメ男は、とにかくモテるんです。
クズ男と言われるようなタイプですら、どういうわけか、破綻の仕方がエグいほうがモテたりします。
そういう人は、日頃、甘い言葉もまともな言葉も期待通りに言ってはくれませんが、女に言っちゃいけない言葉を、言っちゃいけないタイミングで言うこともありません。
悲しいかな、並みの男は、その逆をしでかしちゃうことが多いんですよね。
でも、女もそうなので、お互い様なんです。
Puedは、Janeを愛するようになって、並みの男になっちゃったのかもしれません。
Rungにこれだけの大罪を犯させたのが、Puedへの愛だとすれば、殺害現場の動画を撮ったというPuedの行動が、完璧に自分の側(サイド)ではなくなったという絶望、「化け物」という言葉も相当、堪えたのではないかな、という気がしています。
10年間、自分でも、秘めよう、秘めようと努めてきたけれど、どうしても、思いきれなかったくらい、Puedに対しては、ずっと女でいたかったんだと思います。
・・・というのは、いつものびびの世迷言なので、どうか、お気になさらずに。
あと・・・本当は、注射のシーンだって、殺害シーンなので、残酷は残酷なんですけど、色帯はつけてません。
気になさってる方がいらしたら、本当にごめんなさい。。。