自分でも単純だなぁ~と思いますが、Por兄、大注目です。
キャスティングの妙って、時に、ものすごい化学反応を繰り出してきますよね。
本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。
苦手な方は、ご注意ください。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Manner of death』
พฤติการณ์ที่ตาย
【Ep.13】 (2/4)
これ以降もしばらく、「学校」と「病室」のシーンが、目まぐるしく行き来します。
~学校 空き教室~
キャビネから、隠してあった金を取り出し、リュックにしまうNam。
・・・ってことは、Namは、現金に困っていて、やむなく身体を売っていたわけではないってこと?
あとは、クスリを買うお金が必要だったとか?
少し離れたところから、様子を見ているSorawit。
その時、TatがSorawitの背後に迫る人影に気づく。
Tat「おい、こっちだ!」
Namの手を引っ張るTat。
そのまま、羽交い絞めにされ、拳銃をつきつけられたSorawitを見て、
動きを止めるNamとTat。
Yordでした!
Yord「おまえらが立っていたところに下がれ!」
仕方なく、キャビネの近くまで下がるNamとTat。
Sorn「俺のことは心配しないで! いいから、早く逃げて!」
Sorn!!(涙)
Yord「座れ!」
TatとNamの二人に命じるYord。
Tat「どうやって、お前ひとり残していけるんだよ・・・」
汚い大人たちばかりを見てると、子犬カップルのお互いを思い合う気持ちが本当に尊く見えるね。
その場に、腰を落とすTatとNam。
Sornの首元に、銃を突きつけるTat。
~Viangpha Mork病院 Mの病床~
下卑た笑みを浮かべながら、バルブを閉めるGun。
Gun「どうか安らかに・・・・」
少しずつ、微かに、苦しそうな動きを見せ始めるM。
じっと様子を確認するGun。
~学校 空き教室~
依然として、Sornの首元に、銃を突きつけているTat。
身動きの取れないTat。
その時、いきなり、銃声が聞こえ、Namが悲鳴を上げる。
後頭部から顔にかけて、血が滴っているSorawit。
Tat「Sorn!」
慌てて、駆け寄るTatとNam。
呆然と、震えている血の付いた自分の手を見つめるSorawit。
Sornの首の後ろに手をやるTatと、恐怖で目を見張るSorn。 ← ここ、お互いしか見てないところが、泣きそう。。。
そして・・・Namの視線の先は、おそらく、銃弾に倒れたYord。
~病院 Mの病床~
Gunに酸素を止められたM。
意識がないまま、頭を動かしている。
その時、様子を見に、治療室に入って来たOat。
でかした、Oat!!
ふと、Mの枕元に、Gunが立っているのが見えた・・・と同時に、吸入用の酸素がまったく動いていないことに気づいたOat。
Oat「なにしてるんですか?」
~学校 空き教室~
なにが起こったのかわからず、血が滴っているSorを囲んで、呆然としている子供チームの3人。
ようやく、入り口で、こちらにむかって、拳銃を構えたままのPorに気づく!
Por兄?!
なんと、こっちは、Por兄が、Yordを撃ったのね。。。
静かに、銃口を下げるPor。
依然として、呆然としたまま、Porを見つめて立ち尽くす、Sorn、Tat、Namの3人。
~病院 Mの病床~
警報音が鳴る中で、急いで、バルブを開くOat。
Mの呼吸が戻ったのを見て、脈を測り、眼球の状態も確認する。
その隙に、病室を無言で出ていくGun。
Gunを気にしながらも、あえて追いかけるわけでもなく、とりあえず、Mさんを優先するOat。 ← でも全然、慌ててないというか、なんなら、すでに予見していたような感じに見えなくもないんだけど、これは、折り込み済みということなのかな?
入ってきたタイミングといい、この表情といい、そうだよね~、きっと。
********************
~Puedの隠れ家~
卓上のルームランプを付けたTan。
ようやく、ちょっとだけ一息ついたBun。
Tan「次は何をしましょうか?」
Bun「(ただ、こうして)警察が逮捕するのを待ってる逃亡者でいるわけにはいかないだろ・・・。Janeの事件の件もある。もし、Puedでなければ、犯人は誰なんだ?」
うわ~ぉ、諦めてなかったのね(笑)
Tan「わかります、あなたは誰かを疑ってますね。でも、その人物の名前を口にするのが怖いんでしょう?」
身を乗り出すBun。
Bun「君も同じことを考えてたのか?」
その時、コンコンコンとノックの音が・・・!
慌てて立ち上がると、すぐさま、Bunを守るように、手首をつかみ、自分のほうに引き寄せるTan。
(もちろん、Bunも自発的に(!)、Tanにくっつこうとしてます✨(笑))
なんだかんだ言っても、Tanの、こういう「あなたを守ります」という有言実行なヒーロイックな振る舞いが好きすぎる。
無言で入ってきたのは、Por兄でした。
ま、最初にノックしたから、よしとするか・・・(笑)
(子供チームを助けたあと・・・ということでよろしいのかな?)
この威圧感には、かなわないよね。
動揺を表すかのように、ちょっとだけ離れたり、くっついたりしながら(笑)、後ずさっちゃうTanとBun。
Tan「兄さん・・・」
迫力負けして一歩下がっちゃったけど、たぶん・・・Bunの手首はつかんだままだよね。
さすがにもう、兄も気づいてますよね?
二人が常に一緒にいる理由が、ただ警察に追われてる指名手配犯だから、って理由だけじゃないことくらい・・・。
Porだけじゃなく、TanBunの周囲の人間が、特に取り立てて言及しないところが、このドラマの好きなところでもあります。
構わず、二人に近寄り、手に持った携帯電話を見せるPor。
Por「Rungtivaが逮捕された時、警察署でこの携帯を受け取ったんだ。俺も、この携帯を何に使っていたのか、以前から不思議に思っていた。確認してみたが、(確かに)特に不審な点は見つからなかった。」
ぽん、とテーブルに携帯を置くと、悠然と椅子に腰をおろすPor。
顔を見合わせ、手を離すと、自分たちも椅子に腰かけるTanとBun。
目の前の、白い携帯電話を手に取ったBun。
中を確認し始める。
これって、なにも言わないけど、Por兄が、手がかりをもって、弟(夫婦)に協力を申し出てきたってことよね。
パチパチパチパチ!!
Por「俺でも、お前たちがここにいると気づいたくらいだ、やつらがここに気づくのも、それほどはかからんだろう、先生よ、これからどうするすつもりなんだ?」
Porに向きなおるBun。
Bun「今、そのことをちょうど話し合っていたところです」
呆れたように、「逃げるつもりなのか?」と詰問するPor。
代わりに答えるTan。
Tan「そんなことしませんよ、兄さん。もし逃げたりしたら、今までのことを俺たちがやった、と認めたことになってしまいます。」
Porという人は、とてもクレバーなんですね。 ← Rungとは、クレバーさの種類が似て非なるというか。。
質問しているようでいて、実際には、求める答えを相手が用意できるかを試しているところ、ありますよね?
だからこそ、お兄ちゃん、悠長なことを言ってる二人に呆れ果てるというか、歯がゆくて仕方がなさそうです。。。
Por「もうすでに、お前たちは、警察から追われてる逃亡者なんだぞ」
それは、わかってます。。
Tan「・・・・・」
Por「で、どうするつもりなんだ? 言ってみろ」
Tan「・・・・・・」
そう言われても、妙案があれば、とっくにやってます。。
その時、ずっと携帯をながめていたBunが、なにかを思い出す。
~回想 【Ep 01】3/4~
Viangpha Morkに戻ってきて、市場で、Puedと再会したときのことです。
Pued「お前、ここにきて数日たつだろう? どうして、俺に電話してこなかったんだ?」
Bun「何言ってんだよ! 電源切ってたくせに」
Pued「ああ、そうだったか? すまんな。Giftの奴がいつも俺に嫌がらせをするんで、俺、電話番号を変えたんだよ」
その時、電話がかかってくる。
Pued「あ、ちょっと待ってくれよ」
Bun「ああ・・・」
Bunに断ってから、電話に出るPued。 ← ちょっと、出るの躊躇ってたよね。
Pued「・・・・もしもし」
(回想終わり)
Bun「なぁ・・・Puedは、たしか、携帯を一つ以上持ってたはずだ・・・」
その言葉に、はっと反応するTan。
身を乗り出すPor。
日頃のPuedを知っていたTanも、間違いないと、同意する。
Tan「・・・・・そうです。Pued兄さんは、黒い携帯電話も持ってました」
Por「おい、Tan。」
Porに普通に話しかけられて、見返すTan。
Por「よく考えてみろ。もし、お前がPuedなら、携帯をどこに隠す?」
この質問の仕方、絶妙~~!!
ただ、やみくもに思い出せ、って命令するんじゃなくて、TanとPuedの間に、ちゃんと兄弟の絆があることもわかってた上で(そして、それを黙認してきたこともわからせてるし・・・)、その行動様式の観点で考えさせようと誘導してる。。。
じっくり、Puedとのやり取りの記憶をたどるTan。
~【過去遡り】 Puedの部屋?~
ここは、はじめて映るよね。
ソファに腰かけるTan。
サイドテーブルに乗っているランプをのぞき込むTan。
Tan「このランプ、壊れてますよ、兄さん」
これって、何年前かな? Tanの雰囲気がちょっと違うわ。。。大学生くらいな感じ?
ソファの背もたれに手をかけてる感じ、大好物!
笑いながら、答えるPued。
Pued「ば~か、俺が分解したんだよ」
Tan「なんで、分解なんかしたりするんですか?」
呆れたように訊ねるTan。
Pued「知りたいか?」
Tan「ええ」
ランプのシェードを外し、中から、布の袋を取り出すPued。
Pued「ほら・・・」
袋を受け取ったTanがあけてみると・・・・
Pued「出してみろ。俺、たくさん持ってるんだ」
Tan「おお・・・」 ← こころなしか、真剣に見つめてるTanくん。。(笑)
コン〇ームの箱がいくつか。。。
確かに、タイのパッケージって、正方形ってイメージあるよね。 ← パッケージはこの際、関係ない。。。大事なのは中身&用途と使用目的よ。(笑)
熱心に見ているTanを見て、笑ってるチイ兄ちゃん。
Tan「なんで、こんなとこに隠してるの?」
Pued「お前、バカか! 考えてみろ。もし、そんなものを見えるところに置いといてみろ、何人の女が残ると思う?大失敗さ・・・」
目をぱちくりするTan。
Tan「なるほど・・・」
Pued「好きなだけ、持っていっていいぞ」
笑い出す二人。
(回想おわり)
Tanさん、記憶がよみがえってきました。。。
この際、こんな記憶でも、兄弟間の大切な記憶(笑)
Tanの視線が、部屋の中を行き来する。
いきなり立ち上がり、入り口付近の戸棚に向かう。
Por「おい、どうした?」
答えることなく、戸棚の下を見て、次にその上に乗っているランプを動かしてみる。
特になにもなし。
Bun「Tan・・・なにしてるんだよ?」
Bunの質問にも答えず、今度は、部屋の隅に置いてあるサイドテーブルの上のランプのもとに急ぐTan。
シェードを持ち上げると・・・・黒い携帯が置かれている。。。
あった~~!
Bun「・・・おい!」
慌てて、携帯を手にとり、席に戻ると、Bunに手渡すTan。
すぐに、中身を確認していくBun。
Tanだけでなく、Por兄も、がっつりのぞき込んでるわ。
そして、このBunの表情。。。
一体、何を見つけたの?
どんどん、核心にせまっていきます。。。
★【Ep 13】2/4 雑感★
「学校」と「病室」二元中継で、命を救う、訳ありサイレントヒーローが現れましたね!
まずは、Por兄。
Porは、病院から、子供チームに見張りをつけていたのかしら?
銃の規制も、「にわとり🐓」と「たまご🥚」ですね。
堂々と所持し、街中でもぶっ放す人がいる以上、自衛せざるをえない。
(あ、Porのところは、ちょっと一般論では当てはまらないと思いますけどね。)
顔を隠さず、Sornの首元に銃を突き付けてるYord。
ここに来た目的は、もう既に、(この3人の)口封じの段階ってことでしょう。。。
例え、子供であっても撃つことを躊躇わないであろう、警官の身分のYordから、Sornを助け出すのに、他に、どんな方法がある?
う~~、悩ましいけど、やっぱり、Porの登場に拍手してしまう自分がいます。
本日も、子犬カップルに癒される💗
そして、Oat。
こちらは、本業を活かして、ばっちりなタイミングで、Mのもとに現れました。
でかした!Oat。(2回目)
あそこで、わざとらしく騒ぎ立てたら、逆にOatがやられてたかもしれないしね。
あ~、M・・・撃たれた時、血は出てたと思うから、被弾はしていたものの、防弾ベスト越しで急所は無事だったとかかな?
でも、Gunだったら、近寄ったら、着てるのわかるよね。。
あと、ドラマがここまで佳境に入ってる今、TanBunの、Puedとの絆エピは、確かに、それぞれ弱いと言えば弱いけど(苦笑)、ここは、Porと近づいてもらわないと困るのよ。
そして、あくまでも、闘う相手は、
Runtivaでしょう ← やっぱり、ラスボス認定なのか・・・。素直に笑えん。