ちょうどOST情報、欲しかったんです。

 

 

聞き馴染みありますよね?

 

 

本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。

苦手な方は、ご注意ください。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)

 

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

 
『Manner of death』

 พฤติการณ์ที่ตาย

【Ep.10】 (4/4)

 

~Rungのスパ~

 

Rung「今日は、こちらに、とても重要なお客様がたくさんいらっしゃるわ。ちゃんとおもてなししてあげてちょうだいね」

スタッフに指示しているRung。

スタッフ「わかりました」

 

Mが、もう一人警官を連れて、入ってくる。

Rung「あら、捜査官。Yordさんも・・・」

あの、署長の犬(← 失礼、犬に失礼でした)は、Yordと言うのね。

 

M「昨日、お預かりいただいた、女性労働者を引き取りにまいりました」

Rung「あら、捜査官は、昨日、あの子たちはしばらくここに滞在するとおっしゃってませんでした?」

書類を受け取るRung。

M「新たな指令が届いたんです。反人身売買局が、彼らのほうで、全労働者の面倒をみると連絡をしてきました。」

Rung「警察では、そのような結論を出されたんですか? 人身売買や未登録の移民の移送を行うと?」

よくご存じで・・・と頷くM。

M「いえ、いまのところはなんとも・・・。ですが、我々も捜査のために最善をつくしているのです」

Rung「最善を尽くすですって? あなたは、Janeの事件でも最善を尽くされてるんですか?まったく、なんの進展もありませんよね。」

さすがに、言葉を失うM。

M「・・・我々は、どの事件であれ、最善を尽くしてます、Rungさん」

なんだろ・・・この真剣な感じ。

この間は、茶化しちゃったけど、MとRungってなにかあるの?

Rung「その言葉を信じることにしましょう・・・。それでは・・スタッフに彼女たちを連れてくるように伝えてきますね」

M「ありがとうございます」

う~ん、Rung姉ちゃんの反応も、なにか、あの不法就労の子たちの件で絡みがありそうな気がします。

 

~車中のTan~

Tanが家を出てから、(Bunが手錠でつながれてから) 何日たったの?

普通に考えると、TanがPorの屋敷に忍び込んだ晩と、署長に捕まった晩の・・・少なくとも、夜を2回迎えてることになりますね。

 

運転しながら、署長に言われた言葉を反芻するTan。

 

署長:君には、私のために、Bun医師を殺してもらうよ。そうすれば、この子たちを解放しよう。

 

~回想~

TatとNamを振り返るTan。

署長「だが、もし、12時間以内に、Bun医師が死ななければ、どういうことになるか、わかるだろう」

 

考えこみながら、運転しているTanの前に、一台のピックアップトラックが道をふさぐように停まる。

慌てて、停止するTan。

あら~、車から降りてきたのは、私服姿のM。

すぐさま、拳銃を構えるところが、男前。

いや、違う・・・なかなか、素敵なお出迎え。

 

怒りをこめた表情で、車を降りると、拳銃を構えたMの前に、立つTan。

この二人は反目しあってる最中だったっけ?

あ、公式には、保釈中に所在がわからなくなった容疑者ってことになるのかな。

でもね、共同戦線とまではいかなくても、Mはこっち側じゃなきゃ!

 

~Tanの森の隠れ家~

床に突っ伏して倒れてる放置少女末期のBun。

こんなときでも、チラ見せの肌が憎いでしょ(笑)

そして、こういうところが、大好きなんだけども。。

 

物音が聞こえたのかな?

力なく、うっすらと目を開ける。

すぐさま、頭を起こすと、玄関に人影が。。

 

Bun「Tan・・・・Tan! Tan!!

そりゃ、泣いちゃうよね。

 

Bunの前に膝をつくTan。

Bun「俺・・・もう、二度とお前に逢えないのかと思った・・・」

そういうと、泣きながら、TanにすがりつくBun。

落ち着かせるように、「もう、会えたでしょう」とBunを抱きしめるTan。

涙が止まらないBun。

Tan「ただいま・・・」

Bun「すぐに帰ってくるって言ったじゃないかよ・・・」

激しく泣きじゃくるBunの様子に、胸がいっぱいになるTan。

 

Tan「もう全部、大丈夫ですよ」

やっと手錠を外したTan。

 

手が自由になると、すぐさま、どこかケガはしてないか、と、Tanの身体や顔を確認するBun。

この時の必死さは泣けます!

 

Tan「い・・・痛いです」

ささやくTan。

そうね、あのあとも、結構、殴られてるもんね。。。

Tan「もう・・泣かないで・・・」

自分を気遣うTanの声など、耳に入らないBun。

Bun「ケガしたのか?見せてみろよ・・・」

Tan「大丈夫ですよ」

立ち上がる二人。

 

Bun「で、Porはなんだって?」

微かに、首を横に振るTan。

Tan「信じてくれませんでした。証拠を見せろと言ってきました。」

Bun「じゃ、この間ずっと、どこにいたんだよ?」

顔つきが一層、真剣になるTan。

それを今から、説明しなければなりません。

Tan「Tung署長に捕まったんです。NamとTatも捕らえられていました。」

考えるBun。

Tan「彼は、NamとTatを殺すと言ったんです。」

突然のことに、混乱するBun。

Bun「だったら、俺たちはどうすればいいんだ?」

Tan「NamとTatを救う唯一の方法は・・・僕が・・・あなたを殺すことなんです」

Bun「・・・・・・」

 

Tanが、ノープランで戻ってくるはずはありませんが、なにしろ、時間がありません。

 

すぐに、進行します!

 

~Viangpha Morkの断崖絶壁~

崖に続く草むらの中を、走って逃げるBun。

途中、転がりながら、ひたすら走り続ける。

 

拳銃を左手で持ち、そのあとをゆっくりと追いかけるTan。

そして、少しずつ、スピードを上げていく。

 

湖?大きな貯水池?ダム?とにかく、そういう感じ。。

これは、上から見たところです。

ちょっと、これだとわかりにくいですよね。

 

端まできて、追い詰められるBun。

もうあとがありません。。。

ゆっくりと間合いを取り、拳銃を構えるTan。

 

おお、この方向から見るのが、一番、情景がわかりやすいかな。

拳銃を構えてるTanと、ふちに立ってるBun、見えます?

 

動きを止めたBunが、これから起こることへの不安な気持ちを拭うように、Tanに呼びかける。

Bun「Tan!」

Tan「愛してます、Bun先生」

引き金に指をかけるTan。

 

愛する人に向けて、引き金を引く前に、愛の言葉を口にするなんて・・・こんなハードボイルド、予期してなかったけど、よすぎて、一回倒れそう。

 

Bun「私も愛してる・・・」

 

悲壮な表情で、引き金を引くTan。

背後の湖面にむけて、背中から、まっすぐに堕ちていくBun。

水しぶきがあがる。

そのまま、Bunが落ちていった崖の端まで進み、湖面を見つめるTan。

 

そして・・・背後から、制服姿のMが現れる。

振り返ったTanに、銃口を向けるM。

問答無用とばかりに、引き金をひくと、その場に崩れ落ちるTan。

落ちた? 落ちてない? どーなった?

いいところは、映さないのよ!プンプン

 

Mが横を向くと・・・そこには、〇〇署長。

そのまま、銃をホルダーに収めながら、署長のもとに近づくM。

あ、署長の横に、Yordもいた。

 

署長に頷いてみせるMのアップで、今回はおしまいです。


 

【本日のおまけエンディング】

 

倉庫で、段ボール箱にもたれて、一人眠っているTat。

ああ。。。Namが連れ出されてしまった間ね。

 

バイクに、Sorawitを乗せて、山の中の、車も誰も通らない道をツーリングするTat。

 

運転中、眩しさを覚えたTatが、手をかざして、日よけをつくると、さっと、自分も手をTatの額の前に差し出すSorn。

その手をちょうどいい位置に合わせるTat。

ここ、何度みても、すごく素敵。。。

 

そのあとも、手をかざして、日よけを作ってあげるSorawit。

終始、笑顔の二人。

 

ああ、鼻の奥がつーんとなりそう。。。

 

夢のような時間を、夢の中で味合うTat。


生きて、Sorawitのもとに帰らなきゃだめだからね!

 

★【Ep 10】4/4 雑感★

さすがに、ここまで映しておいて、Tan&BunとMの共同戦線、予定調和な展開「死んだことにする作戦」以外にありえないわけで、その話し合いのシーンが、いつ出てくるか・・・はわかりません(笑)

 

とにかく、愛のために死を決意する『人魚姫』が、ここでも出てきましたね。

(今、視てる韓国ドラマ『哲仁王后』でも、「人魚姫かよ!」って突っ込むシーンがあって、このところ、『人魚姫』が私の中でバズり中(笑))

 

最後の断崖絶壁シーン、Yordがとどめをさす・・とか言って、銃を取り出したらどうしようって、そこではじめて、ドキドキしたよ(笑)

 

なにしろ、誤算の回だったからね。。。(苦笑)

 

ただ、おまけエンディングのこの雰囲気・・・普通は、走馬灯みたいに使われるから、なんだか、不安なんだけど。。。

4年前、すでにPorの配下だった様子のTatを見ると、一体、この子の人生、どうなってんのかと、関係者に問いただしたいけれど、おそらく、親の庇護も受けられず、市場を仕切っているPorのもとに身を寄せるしかなかったのかな~と推察。

でも、もっと濃ゆい関係だったらどうしよう。

なにかあれば拳銃を突きつけられるような、殺伐とした日常の中で、Sorawitの無邪気さがどれほど、Tatにとって、代えがたいものだったのか。。

臆するところなく、ケガの治療をかってでたり、一緒にご飯食べたり・・・Sornから慕われる毎日が、Tatの心を和ませたのか、と思うと、泣けてきます。

 

人は一人では生きていけないけれど、Tanと言い、Tatと言い、ちゃんと無二の人を見つけられたんだね。。

 

どうか、Tatの夢が、現実になりますように。。

お兄さんチームがんばれ!

 

 

★【Ep 11】1/4に続く★