【お詫び】

実は、金曜日の遅くというか、土曜日から、頭痛と発熱(原因はわかっているので、コロナじゃないんですけど)で、ヘロヘロです。

すでに、熱は下がったんですが、

面白いことが頭に浮かびません。← それはいつも。

 

なので、今日はアップ時間がいつもより前後するかもです。

 

 

本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。

苦手な方は、ご注意ください。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)

 

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

前回のお話(Ep09)が気になる方へ・・・

【Ep.09】 (1/4)

【Ep.09】 (2/4)

【Ep.09】 (3/4)

【Ep.09】 (4/4)

 

『Manner of death』

 พฤติการณ์ที่ตาย

【Ep.10】 (1/4)

 

今回は・・・先週ラストに至るまでに、実は、もっと、いろ~~~んなことがあったんだという穴埋め回&これからも、落とし穴に気をつけろというありがた~~い忠告回でもあります。

 

朝になり、夜になり・・・という単純な時系列ではないと思いますので、日付感覚が狂いそうです。

監督のいけずぅ~~と、床をゴロンゴロンしたくなりました。。。(笑)

 

しかも、恒例のオープニング前のエピは、4年前に遡ります。

つまり、Tanは、大学を卒業したってところということになるかと思われます。

22歳か、23歳ってところですね。

 

では、まいります!

 

【4年前】

真正面に立つPorを眼光鋭く睨みつけているTan。

 

そんなTanを、容赦なく殴りつけるPor。

 

 

Por「俺はな、Phongの死体を連れて戻ってこい、と言わなかったか?おめおめ逃げられるとはどういうことだ?おまえらが、俺の金をどれだけ使ったのか、わかってるのか?」

(あ・・・9話で、Tanたちを襲撃した手下たち(アミーゴス)が、Porのすぐ後ろに控えてますね・・・そんなに上級クラスの手下だったとは・・・(笑))

 

Tat「俺たちは、ほとんど国境付近まで、奴を追い詰めました。でも、もう、奴は逃亡したあとだったんです」

事情を説明しようとするTan。

 

その前に、Phongが誰なのか、教えて?(笑)

 

Por「俺はな、たくさんの嘘つきを見て来た。その中でも、お前は、最悪の嘘つきだ」

Porを睨みつけるTat。

拳銃を取り出し、Tanの額にむけて、構えるPor。

Por「おまえのような奴に、他人を殺す勇気などあるわけがない!」

Tan「あいつらがそれに値するなら、当然、俺にだって、奴らを殺せます」

Por「値するなら・・だと?」

その言葉を聞き、銃を、Tanの傍に立っていたTatの額に向けなおすPor。

あ、Tanの隣に控えていたのは、Tatだったのね。

4年前だといくつ?まだ、中学を卒業したくらい?

この子との関わりについても、詳細を触れないよね。

(関係ないけど、この子、いつも、このペンダントを身に着けてるね。まさか、限定品の時計と同じ意味合いだとか言わないよね?)

 

Por「Tatが、うちに、Phongを連れて来たんだぞ」

 

こんな子供に、銃など向けて、と、Tanの目に怒りが浮かんでいる。

Por「だったら、こいつは値するってことにならないのか?」

Tan「兄さん!」

諫めるTan。

Por「俺に証明してみせろ。こいつを殺せばいいだけだ。」

さすがに、そんな命令をきけるはずもなく、こうなったら、Porを撃ち、自分が殺されてでも・・・という気持ちで、後ろのポケットに突っ込んだ銃に手をかけるTan。

 

Tan「兄さん。」

Por「撃ってみろ。もし、お前が撃たないなら、俺がやるぞ」

この人(Por)、興奮して我を忘れているように見せてるけど、案外、冷静に、Tanのことを見据えているのね。

 

Tan「兄さん!!」

一発触発!

後ろ手で、銃のグリップを握る手に力がこもるTan。

ギリギリのところで、耐えてます。

 

涙を流し、自分から目をそらすTanを見て、

殴りつけるPor。

床に突っ伏すTan。

Por「お前がこんなふうだから、俺はお前を信用できないんだ、Tan!」

 

見上げたまま、睨みかえすTan。

 

その時、「兄さん! 何してるんだ!」とPuedが入ってくる。

Pued「こいつは、弟じゃないか!」

Por「お前は、口を挟むな。こいつは、お前の弟かもしれんが、俺のじゃない」 

Pued「だとしたら、兄さんは、俺の弟を殺すことなど、許されない!」

しゃがんだままのTanの前に、進み出るPued。

Porが構えた銃を自分の胸に押し付け、「もし、兄さんがこいつを殺したいなら、まず、俺を殺せよ!」と食ってかかる。

 

Por「Pued・・・」

この時のPuedは、なんのためらいもなく、Porの前に立ちはだかり、目をそらさず、じっと、説得するような目で、Porを見つめている。

 

しばらく睨みつけていたPorが、忌々しそうに銃を構える手を降ろす。

Tanに向かって、指をさすPor。

Por「Tan、よく覚えておけ!今回は、Puedがお前を救ったんだぞ」

ということは、以前にも誰かに救われたことでもあるの?

 

視線を合わせるPuedと、Por。

居間を出ていくPorと、そのあとに続く子分たち。

 

座り込んでいるTatを後ろから、支え起こすTat。

振り返り、「気を付けろ! 次はないぞ」と警告するような目で、Tanを見るPued。

 でも、すぐに心配そうな視線をTanに

向けるPued。

 

Porに対する、憎しみと憤りをなんとか、抑えようとするTan。


 

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(オープニング)

 

【気になった画像、貼っちゃえ!シリーズ】

わかってます。

あなたがかっこいいということは、骨身に染みるほど、わかってます。

脱いでも脱がなくても、わかってます。

ま、脱ぎたいなら、しょうがないけど・・・・。ニヤリ

 

『Manner of Death』の役柄で、やってみたかった役を、弟分のTatだと答えていたMax💗

HONDAのバイクに乗りたいって。

彼のアニメ好きの熱量もだけど、日本ちょいちょい絡んでくるので、かなり嬉しい😂


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~Tanの隠れ家~

9話終盤で、アミーゴスこと南米おじさんたち(違います、Porの手下たちです)との銃撃戦を潜り抜け、Tanが買ったという森の中の隠れ家にやってきたところに戻ります。

 

真っ暗な家の中に入って来たTanとBun。

Tan「座ってください」

Bun「ああ・・・」

そういったものの、あたりをきょろきょろと見回し、落ち着かない様子のBun。

 

しまってあったキャンドルに火を灯すTan。

 

真っ暗なのに、テーブルの埃が気になるBunセンセー(笑)

清潔に関する基準が、職業と直結しているんだからしょうがないよね。


Tanがテーブルの上に置いたキャンドルの灯りに、ほっとするBun。

Bun「ありがとう・・・」

まだ、自分の家で命を狙われていた頃にも指摘してましたが、Bunは、結構な怖がりです。

 

リビングに、火のついたキャンドルを置いていくTan。

 

Bun「Tan、この家って、なに?」

Tan「僕が買ったコテージです」

Bun「なんのために買ったの?」

Tan「最初は・・・大学卒業後、母と一緒にここに住もうと思っていたんです」

なるほど!

最近じゃなくて、結構、前に買ってあったんだ。

・・・となると・・・Porだって知ってるんじゃないの?

 

そうだったのか・・・と頷くBun。

Tan「でも、結局・・・母はこの家を自分で見ることはできませんでした・・」

自分でも腰を下ろしたTan。

あれ、お母さんって病気で亡くなったんだっけ?

Bun「お母さんと、こんな森の中に住むつもりだったのか?」

Tan「うちの母は、あなたによく似てました。母も自然が好きでしたから」

お母さんのことを、笑顔で話すTan。

Tan「静かで、喧噪から離れたところが好きだったんです」

暮らしはじめてからも、“自分のお母さんと似てる”って感覚を、ずっと持っていたのかな?

 

周囲を見回し、なぜか、ちょっと椅子をテーブルに近づけるBun。

※ テーブルに近づくというよりは、Tanの方に近づくというのが、より正解です(笑)

Tan「どうかしましたか?怖いですか?」

Bun「・・・(目が泳いでるよ)ここ、気に入ったよ。私は、検視官なんだぞ。なんで、こ、ここを怖がったりするんだよ?」

こういうのを、語るに落ちるって、言います。(笑)

Tanの強がりを面白がってるTan。

Tan「気に入ったって言いましたけど、一体、なにを気に入ったんですか?」

Bun「それは・・・・・(ここは)お菓子の家みたいだろ・・・」

Tan「ちょっと待ってください・・・。お菓子の家ですって?」

 

いい歳をした大人の男性から、“お菓子の家”というキーワードはなかなか出てきません。

Bun「うん。グリム童話の“ヘンゼルとグレーテル”だよ。二人の兄妹が、継母によって、森の中のお菓子の家に閉じ込められるんだ」

平然と説明するBun。

 

それを聞き、家の中を見まわすTan。

 

Bun「似てないか?」

思わず、笑いだすTan。

Bun「なんで、笑うんだよ」

 

Tan「ようやく、あなたとJaneが、(本当に)お互いに気が合ってたんだって納得できましたよ。知ってましたか?Janeもよく、こういう物語を僕に話してくれました。」

Bun「私の(本)は、原作本を複製したものだったからね。Janeは、私から、何冊かおとぎ話の本を借りてたんだ。」

得意気に語っちゃうくらいの筋金入りのメルヘン好きなんです。

 

それを聞くと、さらに、笑顔になるTan。

Tan「・・・ちょっと待ってください。(まさか)あの古い“アンデルセン童話”が、あなたのものだったなんて、言わないでくださいよ。」

Janeが、15年間借りてた“人魚姫”の本をTanも知ってたってことね。

 

もう、本当に、嬉しくてたまらなさそうなTan。(笑)

Bun「そうだよ」

平気そうな顔をしてますが、内心は、得意満面(笑)

Tan「へぇ・・・」

この笑顔。。。

 

ほんの些細なことでも、好きな人とつながってたことを、後から知るって、本当に嬉しいことだものね。

ここでのTanは、本当によく笑っています。

 

Tan「もし、寝るときに、お話を読んでくれって頼んだら、読んでくれますか?」

寝るときに本を読んで・・なんて、少年のころに戻ったみたいに、キラキラした目で語りかけるTan。

Tan「僕は、あなたのことがもっと知りたいんです」

そんなふうに、ストレートに言われて、かなりドギマギしてしまうBun。

照れくさくて、目を合わせられないのに、「もちろん・・・」と頷いて見せるBun。

 

Tan「それで・・・私たちのうち、どっちがヘンゼルで、どっちがグレーテルなんですか?」

鼻で嗤うBun。

Bun「よしてくれよ。二人は、ピーノーン(きょうだい)なんだぞ」

 

ここで、今までの笑顔が嘘のように、凍り付く。

え、ちょっと、どうしたの? この、Tanの顔!!

なんで、こんなに、固まってるの?

 

今は、Bunの言葉を「よしてくれよ。二人は、ピーノーン(พี่น้อง Phī̀n̂xng)なんだぞ(自分達は、きょうだい《兄妹》じゃなくて、恋人だろ?)」と、ラブリー展開で受け取った方がいいですか? ← いや、それは無理があるでしょううーん

 

Bunの言葉のどこに、ひっかかったんでしょうか?

会話の流れ的には、自分達を表す言葉を訊ねたかったはず。

当然、ヘンゼルは男の子で、グレーテルは女の子なので、ここでいう「ピーノーン」は当然、「兄と妹」のはずですよね。英訳もそうなってるし。

兄と妹・・・兄と妹・・・。

誰のこと?

誰と誰を思い浮かべたの?

 ※「ピーノーン」には、単に「年上・年下」の先輩後輩的な意味合いもあるので、もちろん解釈は広がりますね。


まさか、気づいてるはずないよな?っていう表情に(私には)見えます。 

 完全に、妄想入ってると思いますが。

 

Bunの言葉に、微かに頷くTan。

Tan「・・・そうですね」


薄暗いキャンドルの灯りの中で、リビングを天井から壁から見回すBun。

Bun「ここは、徹底的に掃除する必要がありそうだな・・・」

奥さんは、やる気です。

 

Tan「手伝いますよ」

 

 

★【Ep 10】1/4 雑感★

 

「僕の父には、複数の妻がいました」

私の疑念を解決するのは、この言葉・・?

 

『人魚姫』の比喩の謎に触れるのも躊躇っているっていうのに、『ヘンゼルとグレーテル』まで出てきちゃって・・・、頭ドンッ状態です。

 

 

完全に、『Manner of death』から逸脱し、一人歩きを始めた私の妄想。

 

実は、今まで訳しながら、「なんで、こんな言い回しをするのか?」と首を傾げつつ、スルーしてきたセリフが、ちょこちょこありました。

 

Rung「PuedもTanも、私の弟みたいなものなのよ!」

Por「お前の弟であっても、俺のじゃない!」

Por「お前と俺は、同じ穴のムジナだ(お前と俺は、そうは変わらん)」

 

 このふたりが、実はキーパーソンなのかもしれないですね。

 

人魚姫を救おうと、相手の王子を殺すナイフを渡したのは、人魚姫の姉たちであったはず。

愛のために死を選んだ人魚姫の、その理由を知られるわけにはいかない時、姉たちは何をする?

 

でも、私の恐ろしい妄想を、形づくるには、まだ、ピースが足りないんだと思います。

 

 

根が深い・・・・。

Porは、弟Puedに、決して、自分のような、裏稼業を歩ませたりなどさせず、手も汚させたりしない。

実母を亡くし、継家に虐げられても、身をよせざるを得なかった童話の主人公のようなTanが、辛い仕事をさせられている。

 

ただ一人・・・Puedだけが最低限、Tanを気にかけ、見守ってくれている。

時には、こうして、身体を張って、守ってくれる。

Tanにとって、Puedはそういう兄。。。

 

Puedのいう事には逆らえなかったTanの行動の意味。

この4年後、Puedの遺体にすがって「起きてくれよ、起きて俺のことを助けてくれよ」と泣いた弟としてのTanの想い。

 

根が深い・・・。

哀しいけれど、血は水より濃い。

では、血の色をした水は誰?

 

表面的には、以前、Tanが語って来たとおり、継兄Porによる、理不尽に虐げられ続けて来た日々というエピソード。

本当にそれだけなのか、回を追うごとに、疑問が募っています。

 

Porは、Tanを徹底的に虐げながら、この家に、この自分に、染まないTanを試している。

裏切り者をかばい、その場しのぎの嘘をついていることなど、お見通し。

境遇を嘆き、周囲の人間を守る力も覚悟もないくせに、まだ、向き合えずにいることも、なにもかも気に入らない。

たった一人の裏切りや迷いが、ここにいるファミリーの命を一瞬で左右するとわかっているから。

むしろ、嫌われるべき人間でい続けるために、Tanを徹底的に虐げる。

 

命は星より重い。

どうか、私の頭によぎった考えが当たっていませんように・・・。

アンダーカバー説を考えていた頃のほうが、はるかに、呑気で気楽だったよ(涙)

 

 

★【Ep 10】2/4に続く ★