(もう、すでに、心は10話を求めて、気はそぞろ!)
だけど、何事も、この9話の二人あっての、今後です。
二人が勝ち取る刹那的な幸せが、どんなに尊いことなのか、気づきながらも、見守るしかないのです。
本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。
苦手な方は、ご注意ください。
なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。
誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦
(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)
いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
พฤติการณ์ที่ตาย
【Ep.09】 (4/4)
~Tanのおうち~
疲れ切ったように、ソファにバサッと腰を下ろすTan。
もう、ソファの背に全体重をかけるように座り、両腕を背もたれに回しましたよ。
「はぁ~~」と、声が漏れるTan。
あの~、これは、早くこっちにおいで・・・ってポーズでしょうか?(笑)
この視線、やっぱりそうだった(笑)
当然の如く、隣にきたBunが一回座って、また、チョコンって奥に座りなおすところ、天才的に可愛いんですけど。
Tanの肩に、そのまま、もたれ、頭をつけるBun。
なんだ、これぇ~~~!🙈
いいの?これ、見てもいいの?(笑)
いや、確かに、これに近いの、Teatherだったか、先行画像かどっちかで見てました。
見てましたけど、やっぱり、ドラマの流れの中で出てくると、破壊力が半端ないね~!
今回のBunは、一貫して、嫁でした。
嫁以上に嫁でした。
でも、それは、あくまでも、表情やしぐさや、ダンナを助けようとする心意気や行動、振る舞いの話よ。
だけど、これはもう、どう見ても、この人、性別、女性化してますよね。
まぁ、今に始まったことじゃなく、本気出したTul様を見ると、いつも思うんだけどね。。。
身を預けて来たBunを、愛おしそうに見つめるTan。
肩に手をかけると、ポンポンと軽くたたき、お疲れ様とねぎらうBun。 ← ちゃんと足だって閉じ気味よ。
そんなBunの肩を抱きよせるTan。
Bun「私の事、守るって言ったんじゃなかったのか?」
ん?と上目遣いする奥様。
Tan「今回は、僕を守った人ってことにしておいてあげましょう」
なんだ、その余裕ぶった言い草・・って思ったBunに、「でも、今回だけですよ」と続けるTan。
負け惜しみかよ、と、クスっと笑いながら、Tanの顎に手を当てると、ケガの様子を見るBun。
Tan「痛っ!・・・・や・・やさしく・・・(お願いします)」
一応、ひどい状態にはなってないみたい。
Bun「・・・そうだといいけどな」
もう一度、TanにもたれかかるBunの前髪に軽くキスするTan。
いやん、うっとり。
ああ、この二人、自分たちが自分たちを一番わかってるって感じが、変に嫌味じゃなくていいんだよね。
もうしばらく、お互いを補給するかと思いきや・・・。
身体を起こし、座りなおすBun。
Bun「説明してくれよ。Puedの別荘で、一体、なにがあったんだ?」
そうね、これも大事よ。
でも、仲良しこよしも大事よ。
真剣な顔つきで、話しはじめたTan。
Tan「Puedに呼ばれたんです。兄は、もうこれ以上待てないと言い出しました。僕に、自分を迎えにくるように指示し、そのあと、あなたに会わせるように言ったんです。それで、至急、あそこに向かったんです。でも・・・僕が到着した時、床の上に動かず、横たわっている兄が見えました。すぐに、心肺蘇生を試みました。でも、ほんの少しだけ、やっただけでした。すぐに、警察がきて、逮捕されたんです。その直後に、あなたも到着しました。」
じっと、Mとの警察署での会話で知りえた情報や、Tanの説明した流れを考えていたBun。
Bun「警察に通報したのは殺人犯かもしれないな。」
今度は、その意味をじっと考えるTan。
それができる可能性があるのは、誰かってことよね。
~Songchai議員の隠れ家~
Tanが保釈されてしまい、イライラしている議員。
議員「あんたは、自分にまかせておけ、と言ったんじゃなかったのか?」
署長を責める議員。
署長「私はちゃんとやったよ」
議員「それは、奴の保釈を許可するという意味かね?」
署長「まかせてくれ。あの若造にとって、自由の身になるより、留置所にいたほうがより安全だったのに・・・ってことさ。我々には、何もする必要などないんだ」
この悪そうな顔。
ああ、こいつら、この段階で、なんとか、地獄送りにできないものかしら。。。
~TanとBunのおうち~
Bun「できたよ」
リビングのテーブルに、お皿が準備できてます。
Bunったら、出来立てをフライパンごと、持って来たよ。(笑)
Tan「Bunさん、すごくうまそうな匂いがします」
こっちはこっちで、完全に、胃袋掴まれたダンナさんの発言ですね。
Bun「さ、まだ、熱いぞ。気をつけて・・・」
カオパット(タイ風のチャーハン)っぽいですね。
Tan「あのネーム(Naem=チェンマイソーセージ)ですか?」
Bun「冷蔵庫にあったもの、全部使ったよ」
微笑むTan。
Tan「Bunさん・・」
Bun「ん?」
Tan「ソースがあれば、もっと良いですよね」
笑い出すBun。
Bun「やっぱり、君は、しょっぱい料理を食べるハイソだな」
Tan「ソース、掛けることにします」
Bun「自分でとってきて」
Tan「はい。ちょっと待っててくださいね」
Bun「うん」
こういう、ごく当たり前の日常が、二人が求めている「幸せ」だと思います。
ソファの後ろを通って、キッチンに向かおうとしたTanが、カーテンの隙間から、庭にだれか人がいるのに気づく。
Bun「Tan?」
窓際から動かないTanに気づき、声をかけるBun。
黙ったままのTan。
慌てて、立ち上がると、「どうかしたのか、Tan?」と近寄るBun。
Tan「誰かいます!」
その時、突然玄関から、何者かが、銃を構えて入ってくる。
なんで、玄関、開けっ放しにしてんの~~~!
・・・って、ここはタイ。
「伏せて!!」
いきなり、撃ってくる侵入者。
一瞬、南米系の小太りおじさんみたいに見えたけど・・・、すみません。
今までの賊のように、目だし帽をかぶるわけでもなく、全く、顔を隠すこともなく・・・どんどん、撃ってくる南米おじさん。 ← だから、違うよ。タイ人だよ。
あ~、ソファが穴だらけになる。。
っていうか、焼き飯に命中したけど、その瞬間、お米の粒がパラパラってなってなかった?
せっかくのカオパットが。。。許せん!
今、そういうことを言ってる場合ではなくてよ。
弾を使い切ったおじさん、柱に隠れて、次の銃弾を装填中。
ソファの後ろに身を隠す二人。
二人、身を寄せ合ってたのね。。。
いきなりの銃撃戦に、思考がついていってないBun。
Bun「一体、どうなってんの? Tan?」
Tan「とにかく、どこかに隠れて! さぁ、早く!」
ソファの端と端に分かれる二人。
相手は、銃弾を装着中。
その隙に、引き出しから、拳銃を取り出すBun。
背中越しからだけでなく、ちゃんとこっちのアングルからも映してるじゃん!さすが!!
でも、袋だけで、中身がない!
Tan「なにしてくれたんです!?」
さすがに、文句を言いながら、空っぽのフォルダーを見せるBun。
Bun「銃を隠したんだ。待ってて」
身を伏せながら、暖炉の中に隠した銃を取り出すBun。
すぐさま、Tanに向かって銃を投げる。
Bun「Tan、受け取れ!」
銃をキャッチするなり、玄関の柱に隠れている男にむけて、発砲するTan。
Tan「今です!・・・早く!」
Bunを逃がすために、男にむけて、援護射撃をし続けるTan。
自分も、その隙をつき、玄関から飛び出す。
二人、なんとか、手に手をとって、逃げだしてきたところに、庭にいたもう一人の男が襲い掛かる。
蹴り飛ばされ、芝生の上に倒れるTan。
Tanを狙う男の後ろから、今度はBunが蹴り飛ばす。
Tan「こいつ!」
起き上がったTanがDamに豹変。
狂ったようにパンチを続け、倒れている男をそのまま、殴り殺しそうな勢いです。
起き上がり、蹴り上げるTan。
Bun「Tan!」
後ろから、必死で止めさせるBun。
それよりも、今は逃げるほうが先決。
Tanのキックに完全にノックダウンされたおじさん、いえ、賊。
なんか弱いな。。。
もう一人も今頃になって、家から出て来たけど。。。
ああ、Tanの銃がかすったんだっけ?
肩を押えてるね。
男「行くぞ、さ、早く!」
飛び起きる、芝生でノビてた男。
こう言っては申し訳ないが、実写『101』に出て来たクルエラの手下の二人みたいじゃない?(笑)
~車中のTanBun~
運転しているBun。
すぐ、追いつかれた。
Tan「やつら、すぐ後ろまで来てます!」
バックミラー越しに、確認し、頷くBun。
蛇行しながら、猛スピードで、なんとか躱そうとする。
Tan「前にも注意してください、Bunさん。」
前方から、反対車線を走ってきたトラックとすれ違う。
Tan「奴ら、追いつきましたよ、急いで、Bunさん」
交差点にさしかかる。
Bun「前方は、赤信号に変わりそうだ」
Tan「そのまま、走り抜けましょう!」
Bun「しっかり捕まってて!」
アクセルを踏み込むBun。
ギリギリで、交差点を突破した二人。
なんとか、追っ手を振り切ることに成功。
~ボス兄の館~
電話で、怒鳴りつけているPor。
Por「なにやってんだ、お前ら!俺は、あいつを連れてこいって言ったんだぞ」
ボス兄!
あんたの仕業だったの?
っていうか、やっぱり、お馬鹿な手下たちだったってこと?
Por「奴を探し出せ!」
激高するPor。
ボス兄が、クルエラに見えて来たよ(笑)
~車内のTanBun~
なんとか、無事に切り抜けたね。
Bun「あいつら、何者なんだ?Tan」
Tan「Porの手下です」
Bun「え? なんで、お前の事を撃ったりするんだよ? お前、彼の弟じゃないのか?」
Tan「兄は、僕のことを弟だなんて、思ったことないですよ。あなたも、うちの家族が“超あったかい”って知ってるでしょ」
こんな時でも、嫌味程度ですませるのね(苦笑)
Bun「まるで、火みたいに熱々だな」
バックミラーで、後方を確認するBun。
Bun「どうやら、まいたみたいだな。・・・で、これから、どこ行く?」
Tan「僕が運転します」
一軒の家にたどり着く。
用心しながら、車を降りた二人。
すぐさま、周囲を警戒しつつ、Bunの手を握るTan。
Tanの腕に、無意識にしがみつくBun。
この、手に手をとって・・・って感じも大好き!
鍵をあけて、中に入ろうとするTan。
Bun「ここは、なんなの?」
Tan「僕が買った家です」
へ?
あ~、もしかして、PatのPCとか、ここに隠したのかな?
でも、不動産の売買って、情報漏れやすいよね。
大丈夫なのかな?
~Tanの隠れ家~
夜が明けましたね。
森の中のおうちの全景が見えました。
家の中では、Bunがテーブルに座り、髪を乾かしてます。
アースカラーの部屋着だけど、これって、Tanのだよね、きっと。
シャワーを浴びたのね。
近づいてきたTanが、「手伝ってあげますよ」とタオルを取り上げ、拭き始める。
Bun「ありがとう・・・」
そのまま、おとなしくされるがままのBun。
Tanの髪も洗い立てって感じ。。
Bunをのぞき込むTan。
こういう仕草の一つ一つが、ホント柔らかいのよ、Tanは・・・。
Tan「何考えてるんですか?」
その声に、パッと、Tatを見上げるBun。
Bun「わからないのか?君が私を心配するのと同じように、私だって、君を心配してるんだ」
微笑み、腰をかがめ、Bunの顔に近づくTan。
Tan「でも、僕があなたをどれほど心配してるか、わからないでしょ」
この身震いするほど、駄々洩れな色気を、私たち(Tanと・・・私を含めた視聴者)はどうすればいいですか?(笑)
ドックンドックンドックン・・・・。
思わず、切なげに、Tanの顔を見入ってしまうBun。
愛が降り注がれてるのがわかるでしょ?
微笑みながら、微かに、うんと頷くBun。
Bunの耳に優しく触れながら、髪を拭き続けるTan。
もう一度、Tanを見上げたBunが無茶苦茶可愛い!!
すでに、この二人は無敵です!!
キスするTan。
Bunの、静かに、流れに委ねるように、Tanを求める感じも凄く素敵。
お互いに、一秒たりとも、離れていられないこの感じ。。。
何度見ても、この時のTanの気持ちを思うと、泣けて泣けて仕方がない。
Tan「上に行きましょう」
誰がこの言葉に抗えましょうか?
ささやくTanに、そっと立ち上がるBun。
キスしながら歩き、歩きながらキスし・・・数歩をかけて、階段の手すりにもたれたBun。
途切れることなく、お互いに触れつつ・・・
カチャリ・・・
小さく、異質な音が聞こえ、目の前のTanを見つめるBun。
じっと瞬きせずに、Bunの顔を見つめ返すTan。
Tan「申し訳ありません」
Bun「・・・・?」
前に進もうとして、またしても、カチャリ・・・と音がする。
違和感に、自分の手元を見ると、階段の柵に、手錠をかけられてる~~~!
振り返らずに、家を出ていくTan。
Bun「Tan! Tan! お前、なにしてんだよ?」
血相変えて、大声で、Tanを呼ぶBun。
Bun「おい!」
手すりを確認しても、そう簡単には外せそうもない感じ?
立ち上がるBun。
Bun「戻ってこい!!」
思いっきり叫んでみたものの、あまりのことに、呆然となるBun。
もう一度、しゃがみ、手すりと手錠を見ちゃうBun。
悲壮な表情で、すでに、誰もいなくなった玄関のほうを見つめるBun。
でも、私がTanでも・・・・やっぱり、置いていくと思います。。。
ただ、Bunの立場になるとそうも言ってられません。
のちのちお互い無事だったら、この仕打ちは絶対忘れません。(笑)
手錠かけて、やりたい放題してやります。。
【本日のおまけエンディング】は、なしみたいです。
残念!
なので、いつもは、割愛する予告部分を紹介。
銃撃戦の痕跡が生々しいTanのコテージ。
M:警察が現場に到着した時、銃弾と、争った形跡を発見しました。
交差点で、Tanたちが追っ手の車を振り切ったあとの防犯カメラの映像。
M「あなたのところの配下から、事情聴取を行いたい」
Porを説得にきたM。
相手にしないPor。
ああ、Bunに手錠をかけたあと、Tanは、Porのもとにむかったのね。
Tanに銃をつきつけるPor。
Por「わからないのか、Tan? 一度中に入ったら、出ることなどできないぞ」
Porだけでなく、拳銃を構えた男たちに囲まれるTan。
Songchai議員と署長の密談。
「彼らを対処しろ。なんとしても黙らせるんだ」
「やりますよ」
草むらの道を、銃を片手に、歩いているTan。
その前方には、走って逃げているBun。
断崖に追い詰められたBun。
拳銃をむけるTan。
ああ、このシーンは、Theather で繰り返し見たシーンです。
ここで、Teatherだと、一言いうんだけど、ああ、予告ではぶったぎられた!
★【Ep 09】4/4 雑感★
いや~、盛り上げてくれますね。
今回のソファのシーンは、下手に、キスになだれ込まず、額へのチュくらいだったのが、逆に良かったと思います。
精神的にも肉体的にも疲労困憊の二人にとって、まず、ゆっくりと身を寄せ合い、寄り添う感じ・・・。
熱情をぶつけあうシーンではありませんが、これはこれで、他人が見てもいいのだろうか、と躊躇うほど、素敵なシーンでした。
すでに、心と心で結びついた二人は、お互いのぬくもりがどれだけ必要なものなのか、そんな癒しのペースですら、合ってきたってことなんでしょうね。
ようやく、おうちでほっとしたのもつかの間・・・。
どうせ、留置場では何も食べてなかったでしょう。
ご飯くらい、食べさせてあげたかったよ。
私は、Porに、なにも、Tanを可愛がれとまでは言わないから、内心では改心してほしいんだけど、ダメなのかな?
Boss兄、根っからの悪人説、消えたような気がするんだよね。
手下は、賢くないけど(笑)
Tanの森の中のおうち・・・第二弾。
今、住んでいるところや、Viangpha Morkの中心地から、どのくらい離れているのか、まったくわかりませんけど、Tanは、着々と秘密裏に、いろんなことを進めてる人ですね。
勝手にかけた手錠もそうですけど・・・(苦笑)
でも、最悪の事態を想定しないわけがないと思うので、そうせざるを得なかったTanの想いは、察してあまりあるものがあります。
あ、手錠はたぶん、古いおうちだし、古い階段みたいだから、なんとかなるんじゃないかな。。。
ちゃんと、自力で外せるかどうか、確かめてあるはずだよ、Tanだったら。
だって、トイレ行きたくなったら、困るじゃん。