ハイカラで、ちょべりぐなサボテングッド!

(だんだんキツくなってきたぞ(笑))

 
 

本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。

苦手な方は、ご注意ください。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)

 

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い


4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.06】 (1/4)

【Ep.06】 (2/4)

 

『Manner of death』

 พฤติการณ์ที่ตาย

【Ep.06】 (3/4)

 

~町はずれの隠れ家~

アル○ァードが停まってます。

 

うわ、百歩、いや、1万歩譲って、Namにどうしようもない事情があったとしても・・・無理無理無理無理・・・!

しかも、噛み癖なんて、百万年早いわ!!

 

ただ、ちょっと気になるのは、Namがこの男に、時折、笑顔を見せることかな。

 

議員「笑いなさい・・。君はとっても可愛いのに。どうして、そんな悲しそうな顔をするんだ?さぁ、笑ってごらん」

あんた、自分が何を言ってるのか、わかってるの?(怒)

 

さえない表情のまま、ベッドの背にもたれているNam。

 

議員「ここじゃ、楽しくないのか?」

楽しいって何?(怒)

 

議員「医者や警察になにか、話したのかね?」

話したら、無事じゃすまないでしょう?

ちらりと、議員のほうを見るNam。

Nam「何も言ってません。先生をトラブルに巻き込みたくありませんから・・・」

議員「いい子だ。君には、ご褒美をあげないといけないね。望みはなにかな?」

Nam「家に帰りたいです」

 

ベッドの脇に腰かける議員。

議員「帰りたいのか?」

Nam「はい」

生理的嫌悪感しかないですわ。

脚を触るな!

 

議員「だが、まだ、君を帰らせるわけにはいかないんだ。なぜなら、私が君を手放して、警察に遭遇したりしたら、彼らは君にもっと質問をするかもしれないし、(そうなれば)君は難しい立場に立つことになるからね」

口調は穏やかですが、明らかな脅迫です。

 

Nam「どのくらい、ここにいなければなりませんか?」

議員「私が帰ってもいいと同意するまでだ」

そういうと、部屋を出ていく議員。

そんな日は来ないんでしょう?

 

それがわからないNamじゃないと思うんだけど。。。

 

~Viangpha Mork署~

Patのノートパソコンを調べていたGun。

Gun「捜査官、こっちにきて、これを見てください」

立ち上がると、Gunの背後から、画面をのぞき込むM。

 

Gun「これは、Patが死ぬ前に取材した最後のデータのようです」

 

画像に映し出されているのは、

《中絶は本当に犯罪ですか?》というキャプションと共に、手術器具が並んでいる。

Gun「ですが、彼は、この記事を、まだ、ネットにはあげていません」

 

《中絶クリニックの真実は、まもなく明らかになる》

 

M「8番街にあるあれか?」

Gun「そうだと思います、捜査官」

M「確認しなければならないな」

 

~Viangpha Mork病院~

帰り支度をして、病院から出て来たところで、Sorawitに会うBun。

Bun「ああ、Sorawit?」

Sorn「先生、こんにちは」

Bun「どうした? なんだか、やけに上機嫌だな。君は、餅をもってくるのも久しぶりだな。最近、新しい味の餅はなかったんだろ?」

Sorn「いっつも同じですよ、先生。(餅屋の)おばさんは、もう新しいのは作らないんです。ああ、そうだ。これを先生に買って来たんです」

Bun「私に?」

Sorn「ええ」

Bun「ありがとう。そっちの袋は誰のためのものなんだ?」

Sorn「僕、Namのために買って来たんです」

Bun「Namだって? Namなら、病院を退院していったよ。彼女、君に電話しなかったのか?」

Sorn「いいえ。僕からは電話しましたけど、とらなかったんです。Namはもう目が覚めたんですか? どうして、こんなに早く退院したんですか? 先生」

確かに、Sornが不思議に思うのは無理ないよね。

 

改めて、気になり始めたBunは、自分の携帯をとりだすと、Sorawitに、Namの電話番号とアドレスを訊ねる。

Sorn「いいですよ、先生」

入力し、携帯を戻すと「まず、僕が様子を見にいってきますね、先生」と答えるSorawit。

急ぎ、病院をあとにするSorawitを見送るBun。

 

Namがクスリをやっていたと知っても、変わらず、友達として接しようとするSorawitがいい子過ぎる。。。

 

~市民相談サービスセンター~

6話冒頭で、Janeが訪れた場所です。

 

車を降り、ゆっくりと建物の中に向かうMとGun。

 

中に入ると、受付の女性に声をかける。

ちらっと、Mたちを見る女性。

M「ちょっとすみません」

Gun「ご担当の方にお話を伺いたいのですが・・・」

女性「はい・・・少しお待ちください」

 

受付の女性がいなくなってから、しばらく、様子を見まわしているGun。

M「Gun・・・」

Gun「はい」

のんびり待たされているわけにはいかないと、どんどん、奥に入っていく。

たぶん、受付の人は戻ってこないよね。

 

顔を背けるように俯いた女性とすれ違う。

「検査室 1」 と札が貼られたドア。

Mたちの姿を見て、まるで、逃げるように、その場を離れていく廊下にいた女性。

 

更に奥に進むと、ドアが少し開いていて、中の様子が廊下から見えている。

中絶手術の真っ最中。

ドアをあけ、声をかけるM。

M「すみません。」

医師「まだ、入ってきてはだめですよ」

こ、この声!

M「今すぐ、中止していただくことになるかもしれませんよ」

振り返った術衣の女性は、やはり、Fan看護師。

Fan看護師「捜査官・・・」

Mも、やっぱり、その声で、誰か気づいた様子。

そりゃ、ビックリするよ。

私も、驚いたもの。。。

 

~Namの家の前~

Tatと一緒にバイクでやって来たにSorawit。

あらあら、最近、いつも一緒ねニヤリ

 

門の外から、「Nam!」と声をかけるSorawit。

応答なし。

Tat「いないんじゃないか」

Sorn「でも、先生は、Namが病院を退院したって言ってたんですよ、先輩」

Tat「だったら、外出してるんじゃないか?」

Sorn「そんなはずないです。彼女のバイクは、ここに置いてありますから」

玄関のほうを指さすSorawit。

Sorn「もしかしたら、彼女、クスリをやって、また、気絶してたりとか?」

自分で言って、猛烈に心配になってきたSorawit。

 

Tatが門を掴んで、「乗り越えて、様子を見に行くか?」と声をかけた時には、すでに、塀を乗り越えて敷地に入り込んでいるSorawit。

 

こいつ、なかなか度胸あるじゃん・・・って顔して、Sorawitを見るTatが可愛い。。

 

その時、近所の男の子が、「Namはまだ、戻ってきてないよ」と知らせにやってくる。

Sorn「なんだって?」

男の子「僕、Namが戻って来たのを見てないです」

Sorn「たしかか?」

男の子「はい」

顔を見合わせるSorawitとTat。

電話をかけるSorawit。

Tat「なんで、行方不明になんかなってんだよ?」

Sorn「携帯の電源切ってますね」

Namの家族は?

 

~Viangpha Mork病院~

翌朝かな?

スタッフルームで、コーヒーを入れているOat。

Bun「ああ、今日はなんで、こんなに早く来てるんだ?」

Oat「おはようございます、先輩。 調子はどうです?」

Bun「 昨日は負けたのか?」

Oat「平気ですよ」

 

テーブルの上に置かれた封筒を手に取るBun。

Bun「おい・・これ。ここに持ち込まれてから、しばらく経ってるのか?」

Oat「ついさっきですよ」

Bun「奴らが持ってきたのか?」

《ここの警察だって、ちゃんと仕事してます。 捜査官M》

 

鼻で嗤いながら、中身を取り出すBun。

 

中絶手術者リスト と 表題に書かれたプリントアウトされた書類を1枚ずつ順々に見ていくBun。

そのリストの中に、Janeの名前を見つけ、目を見張る。

 

~Viangpha Mork署~

正面玄関前で、待ち構えているMとBun。

M「これでもう、警察は税金の無駄遣いしてるなんて言うのをやめてくれますよね?」

あら、根に持ってるのはそれ?(笑)

 

Bun「その件については、あとで話すことにしませんか?中に入って、彼女と話をしても?」

Gun「こちらです、先生」

促され、建物の中に入るBun。

 

小部屋に通されると、そこには、術衣のままの、Fan看護師が先に座っている。

 

Bun「Fanさん?!」

 

Fan「いらしたのね、Bun先生」

すっかり、わけがわからないという様子で、恐る恐る、Fan看護師の隣に腰かけるBun。

 

Bunは、違法中絶をしている(もぐりの)医者がいるということは聞いていても、それが、Fan看護師だとは聞かされてなかった様子で、もう、動揺しまくりが顔に出ています。

 

頭の中では、????だらけよ、きっと。

 

Bun「あなたがこんなことをするなんて、信じられません・・・」

Fan「たとえ、そうだとしても、もう(これからは)信じらなければならないわよ、先生」

覚悟と信念をもった人の言葉です。

これも、「この町の秘密」の一端ってことでしょう。

みんな知ってて、Bestではない=Wrongとわかっていても、Betterを選択していた、っていうことよね。

 

Bun「なぜ、こんなことを?」

Fan「なぜかって? それは何について? 中絶クリニックを開いたこと?」

Bun「・・・・はい」

自分の投げかけた質問が、それほど、複数の答えがあるとは思っていなかった様子で、戸惑うBun。

 

Fan「それに関しては、なにか悪いことをしたとは考えてないです。妊娠したとしても、彼女たちに子育てはできないから。私はただ、彼女たちを助けたの。」

Bun「その・・・この問題に関しては、多角的な方向から見ることが出来ますよね。私には、それが正しいのか、間違っているのか、判断することが出来ないかもしれません。警察にまかせるしかないようです。」

微かに頷くしかないM。

今は、それでいいって感じなのかな。

でも、町ぐるみで黙認してきたことを、どう対処するつもりなのかな。

 

Bun「私がここに来たのは・・・あなたに少し伺いたいことがあったためです」

Fan「Jane先生のことでしょう?」

Fanが何かをつかんでいることを確信したBun。

Bun「はい」

Fan「Jane先生は中絶手術を受けにこられました。それだけじゃありません。ここに、Jane先生を連れて来た人物のことを知りたいですか、先生?」

その言葉の意味することに気づき、驚愕するBun。

 

~回想~

6話冒頭、このセンターをJaneが訪れた時に、話は戻ります。

長椅子に座り、待つように指示されたJane。

 

術後なのか、お腹をおさえた女性が受付にゆっくりとやってくるのを見て、不安と恐ろしさで、いっぱいになるJane。

涙をこぼしていると、自分の前に誰かが立った気配に気づき、顔をあげる。

こちらも、緊張で青ざめているPuedです。

Janeの隣に腰を下ろすと、「・・・Jane」と声をかける。

さめざめと泣いているJaneの手を握るその手には、例の高級限定時計。

Pued「すまない・・」

 

その時、「Janejiraさん、どうぞ」

すっと立ち上がると、一度もPuedを振り返ることなく、奥に消えていくJane。

(回想おわり)

 

Puedの「すまない」には、まだ、明かされていない大きな意味があるんだと思います。

 

話しおえても、淡々とした表情のFan。

反して、衝撃で虚脱状態のBun。

 

そりゃ、友人のPuedがそんなふうに、介在していたことを知らされた日には、Rung姉ちゃんに、「PuedとJaneの二人は愛し合っていた」と聞かされた時より、数百倍もショックでしょうよ。

 

★【Ep 06】3/4 雑感★

もうね、今回は、知り合いたちの、普段、隠されている一面がこれでもか、っていうくらいに、表に出てきて、プチパニックを起こしているBunセンセーです。

 

Janeしかり、Puedしかり、そして、Fan看護師も・・・。

まだまだ、序の口かもよ。

 

Mは、このセンターで行われていることに関して、町の暗黙の了解の元っていうスタンスだったのかもしれないけれど、実際に手術をしていたのが、Fan看護師だったとは知らなかったみたいな感じだったけど・・・どうなんだろう?

 

いつのまにか、子犬カップルが行動を共にするようになってて、なんか、楽しみ。。

 

 

★【Ep 06】4/4に続く★