30分くらい前に、1/4をあげてます。

とりあえず、今日は4話に合わせて最後までアップ予定です。


サボテン🌵と唐辛子🌶️。。。

カップルアイコンとしては・・・使い古されてなくて・・・いいんではないでしょうか♪

 

本作品は、主人公が検視官という職業柄、事件現場や解剖シーンが登場することもある『スイート💘クライムサスペンス』です。

苦手な方は、ご注意ください。

 

なお、本サイトは、異性愛だろうと同性愛だろうと「どーんとこい!」でして、ある一部の性的指向を称賛するものではありませんが(笑)、若干、作品選定において、バランスは欠いております。

誰かにとっては不適切なテーマ、扇情的な言葉や画像を含むかもしれません。ごめんなさいです🙏💦💦

(できるだけ配慮は致しますが、語彙力のなさをカバーするために、そのまま、画面キャプチャーを載せる場合もあります。)

 

いつものごとく、本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い


4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.04 】 (1/4)

 

『Manner of death』

 พฤติการณ์ที่ตาย

【Ep.04】 (2/4)

 

~リビング~

ソファで、お昼寝?

横になっていたものの、目を覚ましたBun。

 

そこへ、届いた荷物を持って、入ってくるTan。

Tan「Bannakit Songsakdina様宛てですよ。なに買ったんですか?」

嬉しそうなBun。

Bun「君のために買ったんだ。開けて、中身をみてみて。」

Tan「僕に?」

Bun「ああ」

Tan「引き出しの中に、ハサミがあるので、取ってくれませんか?」

引き出しを指さすTan。

Bun「ちょっと待ってて」

引き出しをあけると・・・・文房具をいれた箱の隣に、普通に、拳銃がむき出しで入っている。

Bun「・・・・・・」

一瞬、固まるBun。

 

※許可とってあれば、家の中に置いてある分には違法じゃありません。。。

 

Tan「Bunさん?」

はっと、振り返るBun。

Tan「そこにありませんか?」

Bun「ああ、見つけたよ。ここにあった」

 

ハサミをTanに渡したものの、もう、気持ちは、100%銃に向いちゃってます。。。

 

なんで、銃なんかもってんだ?

聞きたくてたまらないって、顔に書いてあります。。。

 

Tan「なにかな・・・?」

小さな植木鉢を取り出すと・・・

Tan「これって、赤トウガラシの木ですか?」

ようやく、笑みを見せるBun。

Bun「君がくれたサボテンのお返しにね・・・。ちゃんと世話してくれよ。うまく育てたら、俺は唐辛子が食えるんだから・・・」

Tan「ご心配なく・・・。胃をこわすくらい、たくさん食べられますよ」

うん、とうなずくBun、Tanが植木鉢をもって席を立つと、どうしても、視線は、銃がはいっていた引き出しの方へ・・・。

 

***********

~町はずれの道~

バイクを運転しているSorawit。

突然、左方向から出て来たバイクとぶつかりそうになり、「なんだよ!」と文句を言う。

でも、しっかり停まれてよかったね。

 

再び走り出し、少したったところで、倒れたバイクと共に、道端に座り込んでいるTatを発見。

よくよく見たら、さっきの危ないバイクって、Tatだったのね(笑)

 

Sorn「あ、Tat!」

慌てて、自分もバイクをとめると、Tatに近づく。

Sorn「どうしたんですか?」

Tat「家まで送ってくれ」

Sorn「Tat! 何言ってんですか!こんなに血が出てますよ!」

Tat「たいしたことない。いいから、家に連れてけ!」

Sorn「俺、ちょうど、病院に行く途中だったんです。俺と行きましょう、さぁ」  

小刻みに首をふるTat。

Tat「なんで、お前、病院なんかに行くんだよ?」

Sorn「ケガの治療です。」

Tat「なんで、ケガなんかした?」

さすがに、言わずにはいられないSorawit。 

Sorn「先輩が俺のバイクを押し倒して、俺のこと、蹴り飛ばしたんじゃないですか!」

Tat「あ・・・悪い」

目をそらしながらも、一応、謝ったTat!

あら、実際は、いい青年なのね。。。(苦笑)

 

Sorn「は? 先輩、今、なんて?」

Tat「なんでもねぇよ。行くぞ」

Sorn「先輩、聞き逃しました」

Tat「だから、なんでもねぇって言っただろ。さっさとしろ!」

Sorn「俺、本当に聞こえなかったんですよ。言いたかったこと、言ってくださいよ」

こういうところ、Sornってユニークだよね。

Tat「聞こえなかったんなら、もう聞くなよ! さぁ、もう行こう」

 

Sorn「立てますか?」

Tatの両手をひっぱりあげるSorawit。

なんとか、立ち上がるTat。

Sorn「あ~、なんでこんなことになったんですか?」

 それ普通、最初にもっと追及しない?(笑)

 

 

~病院 処置室~

Fai「肩の傷は、相当深いわよ。化膿もしてるわ」

 

その時、院内放送で、呼び出されるFai。

偶然、処置室に入って来たBun、「あ、Bun先生。ちょうどいいところに来たわ」と、Fai医師から交代してくれるように頼まれる。

Fai「この続き、お願いできる?」

 

Bunの顔を見るなり、顔をそらすTat。

よりによって・・・自分を刺した相手に手当されるという想定外な事態(苦笑)

 

Fai「(Tatに)この先生が面倒をみてくれるからね」

声をかけて、Fai先生、退場。

 

一目見るなり、「この傷は、数日経ってるだろ? 医者に診せに来たくなかったんだな?」と言い当てるBun。

というか、傷つけたのは、あなたです。。(苦笑)

 

Bun「ここまで化膿すると、注射しないとな・・・」

それどころじゃないTat。

前側に回って来たBunからの視線を、なんとか、避け続けます。。。

Bun「よし、ちょっとだけシャツを引っ張るよ」

消毒するBun。

注射器を持ち、腕にあてようとしたBunの手を押さえるTat。

なぁ~んだ、注射が怖いのね(笑)

Tat「もういいです。先生。俺、注射したくない」

Bun「ばい菌が入って化膿してるんだ。注射しないとダメなんだよ」

説明するBun。

Tat「だったら、化膿したままでいいよ、先生。俺、平気だ」

Bun「あ、なんで、服を戻しちゃったんだ。また、清浄しないとならなくなったぞ。さ、俺はうまいんだよ」

その瞬間、とんでもない悲鳴を上げるTat。

Tat「あ゛~~~~~~~!」

 

隣の部屋で、包帯をまいてもらっていたSorawitが、仕切りの隙間越しに、思わず声をあげて笑い出す。

ギロリと睨むTat。

Tat「何、笑ってんだよ!」

 

笑わずにはいられません。。。

 

Bun「ああ、まだ、触っちゃだめだよ。しっかり押さえてて」

 

なんとなく・・・ひっかかるような表情をするBun。

 

~病院 出口~

必死で、口元に手をやり、笑いを隠そうとするSorawit。

無理ですけどね。

 

少しだけ、足を引きずるようにして、建物から出て来たTat。

Sorn「なんで、注射が怖いって言わなかったんですか?」

Tat「口に気をつけろ。誰が怖いだって?」

Sorn「怖くなかったら、なんで、あんなに叫んだんですか?」

Tat「叫んでない!・・・・もう帰れるのか?お前が行かないなら、ソンテウ(乗合タクシー)でも拾うぞ」

Sorn「はい、行きましょう」

 

二人がバイクに乗る様子を、わざわざ建物の外に出て来たBunがじっと見ている。

 

目があうTat。

後ろのTatを確認するSorawit。

Sorn「うわうわ~、落ちないでくださいよ」

Tat「気をつけて、運転しろ」

Sorawitの肩をポンと叩くTat。

 

中に戻っていくBun。

はっきりとはわからないけど、なんとなく気になったのね。

 

そりゃ、何度も遭遇してるからね。。。(笑)

 

~病院 出口~

今度は、Pat記者が手すりにこしかけて、誰かを待っている様子。

当然、退勤時のBunよね。

 薄ピンクシャツもよくお似合いで。

 

あれ、今日は、Tanのお迎えはないのかな?

 

待ってましたとばかりに、立ち上がるPat。

Pat「先生、あなたは本当にたいした人ですね。このウェブサイトは作られたばかりだっていうのに、もう、フォロワーが100人以上ですよ」

Bun「私が作ったわけじゃないですよ」

Pat「私には嘘は通用しませんよ、先生。Janejiraの事件を終結させず、なぜ、こんなことまでする必要が? そんなのあなた以外、他に誰もいませんよ」

Bun「あなたは、私と推理ごっこでもしたくて、ここにいらしたんですか?」

Pat「言ったように、私はこのブロガーにインタビューをしたいだけです」

Bun「だが、私は、ブロガーではない。たとえっそうだったとしても、私はインタビューを受けたりはしないでしょうね。」

 

この段階では、そのまま黙って、Bunを立ち去らせるPat。

 

~Tanの家~

夜、ビールを飲みながら、月を見上げているBun。

傍らには、もちろん、Tan。 

ただ、それだけなのに、なんで、こんなにいい雰囲気を醸し出すのかしら。

 

Bun「知ってたか? 俺、よく、星を見に、Janeとハイキングに行ってたんだ」

Tan「Janeが星を見るのが好きだったなんて、思ったこともなかったです・・・」

Bun「すごく好きだったよ。Janeは・・・・それぞれの星座の位置も名前も、よく知ってた」

そういって、もう一度、空を見上げるBun。

Bun「なんだか、すごくJaneに会いたいよ・・・。君はまだ、俺に言ってなかったよな、Janeとどうやって親しくなったのか・・・」

Tan「正直言うと、Janeと僕は、それほど親しくはなかったんです。二人とも、子供たちに教えることが好きだっただけで・・・。知り合ってからも、何の話をすればいいのか、わからなかったくらいでした。どういうわけか、いつのまにか、塾を開くことになって・・・一緒に教えるようになってたんです。」

ふ~んと頷くBun。

Tan「今でも、つい習慣で、彼女のデスクに行ってしまうんです。」

 

Bun「こんな喪失感・・・恐ろしいと思わないか?」

Tan「・・・・危険だってわかってるのに・・・やめてください」

Bun「なんのことだ?私は何もしてないぞ」

Tan「先生、本当にわからないんですか?ここは、小さな町なんです。あなたのしてることくらい、みんなが知ってるんです。Janeの復讐のために、あなたが立ち上げたWEBサイト・・・本気で、この町の人が、あなたが作ったものだと気づいてないとでも思ってるんですか?」

 

もちろん、気づかれてるのは百も承知。

 

Bun「今日、Patが私に会いにきたよ。Janeの事件について、私にインタビューしたいと言ってきた」

Tan「なんて答えたんですか?」

Bun「拒否したよ。」

ちょっと意外そうなTan。

Tan「どうして、拒否したんですか?」

Bun「危険すぎるからね・・・殺人犯はまだ、捕まってないし・・・Puedは依然、行方不明だ。」

一応、そこまで馬鹿じゃなかったか・・・と、Bunを見るTan。

Bun「情報が洩れたら、どうなると思う?また、あいつに襲われるだろ?Puedみたいに、他の誰かが行方不明になったらどうする?そんなことになったら、どうしたらいいかわからないよ」

Tan「あなたがそんな風に考えてるってわかって・・・安心しました。」

Bun「どうして?」

Tan「わかってるでしょ」

Bun「なんで、俺にわかるんだよ?ん? 」 

ちらっと、Tanを見ながら、ビールに口をつけるBun。

Tan「・・・・・・(ふざけたことを言ってると、ここで押し倒しますよ!)」 ← そろそろ、押し倒してほしくて、たまらないびび。

 

わかってて、そしらぬ顔をしてるBunを見ながら、苦笑するしかないTan。

 

すでに始まっているこの恋の夜明け前は・・・Viangpha Morkの星空のように美しいのです。。。

押し倒せ、とか煽っておいて、よく言えるな(笑)

 

~Viangpha Mork病院 ロビー~

翌日かな?

Bunが通りかかると・・本日は、MとGunの二人が、「こどもの使いで来てるんじゃないんだぞ」的な雰囲気で立ってます。

Bun「まだ、お渡しできるものはありませんよ」

M「数日経ちましたよ、先生」

Bun「でしたら、もう数日待ってください、捜査官」

M「なぜ、報告書に、そんなに時間をかけるんですか?こういうの、職務怠慢っていうんじゃありませんか?」

Bun「報告書を改ざんしようとしている人のほうが、よっぽど、職務怠慢だと思われませんか?」

M「先生は、その偏見を取り除くべきだと思いますよ。我々は、証拠に基づいて、行動するのみです。そしてさらに言えば、Jane先生の葬儀は終わったんです。彼女のご親族も、この結論に誰も反対されてません。あなたは一体、何を待っているんですか?」

Bun「私は、警察がもっと信頼に値する証拠を見つけだすことを待っているんです。そうすれば、私も報告書の提出に取り掛かりますよ」

M「私は、院長があなたが報告書の提出を遅らせていることに気づいたらどうなるのかをも、知りたいと思ってますよ。院長はなんとおっしゃるでしょうね」

 

Mくん・・・自分と同じく、上司グループの命令を無視できないとでも?

 

M「おわかりでしょう?我々のような警察官に、何ができるのか・・・。わざと提出時間を遅らせても、全く意味なんかありませんよ。明後日、また、伺います。その時には、報告書のご準備ができてることを期待していますよ」

さすがに、今度は本気だ、と、Bunにも伝わったね。。。

さて、どうする? Bunセンセー。

・・・と思ったら、誰かに電話をかけてます。。。

 

 

★【Ep 04】2/4 雑感★

TanとBunの二人が、お互いに、言えないことを抱えているのはしょうがないとして・・・それでも、おつりがきそうなくらい、会話と視線としぐさが甘くてですね。。。

もう、嬉れ嬉れ完熟です。 ← そんな言葉はありません。

危険回避のために、一緒に暮らし始めたというのは、後付け理由だったんですね(笑)

 

もう一つ・・・BL好きにとって、急浮上してきた TatSornシップ!

私は、Tatが外では完璧な攻めっぽい言動だけど、二人のときはちょっと強気な受けちゃんでも、面白いと思うけどね。(笑)

 

Sornも、Namのことは心配しつつもどこか遠慮がみえたけど、Tatを病院に連れていくのは、断られても強引だったとか・・・きっとそういうことなのよ(笑)

 

Nam、ラブラインから(勝手に)脱落させてごめん(笑)

 

 

★【Ep 04】3/4に続く★