たかだか、10分足らずの映像に、こんなに文字数と画像数を使って・・・。

長くてすみません。

ただ、このくらいの長さだと、ちょうど、まとめやすいんですよね(笑)

 

無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。お願い
 

 

4分割しています。

前半未読のかたは、こちらからどうぞ

【Ep.12 】 (1/4)

 

『Love by chance』 

【Ep.12】 (2/4)

 

~カフェ 《撮影協力:HottoBun》 の続き~

 

Can「なんか、お前、今日変だぞ」

Tin「どんなふうに?」

店員さんが、デザートを運んできました~♪

Canちゃんは、なんか器に入ったものを頼んだらしい。。← テキトー♪

自ら、ボールを引き寄せました。

Can「よくわかんないけど、俺の事、可愛いとか言っちゃったりしてさ。Aeに殴られたかなにかで、性格がひっくり返ったんじゃないかって・・・。」

Tin「なんで、あいつの名前を持ち出すんだ?(怒)」


怒られて、ちょっとシュン( ´-ω-)となるCan。

Can「ああ、わかったってば。Aeのことは言わないよ。・・・なんで、そんなに怒るんだよ・・・」


Tin「それで・・・俺に番号を教えるのか?」

Can「やだね! 絶対!」

おもむろに、自分が注文したデザート🍈 メ・ロ・ン(Cantaloupe)をフォークで突き刺すTin。

Tin「Cantaloupe・・・」

Can「だから、その名を・・・」

顔をあげ、正面のTinを見たCanちゃん、停止!

 

わざとらしくメロンを目の前に見せつけるTin。

Canの幼稚が移ったか?(笑)

 

Can「・・・・くだらね」

のってこないCanに、さらに・・・、

Tin「Cantaloupe、柔らかいな・・」

複雑な表情で、見るCanの前で、また、一口。

Tin「Cantaloupe、甘いな・・」

ほんと、ジューシーで美味しそうなのよ、このメロン。。。

なんか、Canの表情がますます変になっていく・・・(笑)

まるで、自分が食べられているような感覚?


Tin「Cantaloupe、旨いな・・・」

Can「うるさい、黙って食えよ・・・そんな風に俺を見るなよ」

心なしか、言葉も大人しめだし、Tinから目を離せないし・・・(笑)


そして、Tin様の一言!


Tin「俺・・・Cantaloupeが好きになりはじめたようだ」


ごくんと、唾を飲み込むと、黙って、自分のデザートを食べだすCan。

そんなCanを、じっと見つめ続けるTin。

完全にのまれて、勝負になってない小猿。。。(笑)

 

~大学内 駐車場~

食べ終わったら、すぐ帰ると言ってましたが、とりあえず、Tinが駐車したところまでは一緒にきました。

Can「今度はなんだよ?」

そうか、また、(有無を言わせず)ついてこいって言われたんだね(笑)

 

Tin「どうしても、俺に番号を教えないつもりか?」

Can「やなものはやだって言ったじゃん。もう、蒸し返すなよ。それに、これで、お前の謝罪は終わったんだよな?じゃ、俺、帰るよ」

Tin「待ってくれ。」

トランクをあけると、ショッピングバッグを取り出すTin。

Tin「これは、お前のお母さんにだ」

Can「俺の母さんに?」

Tin「で、こっちは、妹に・・」

 

当然、手をださないCan。

Can「え・・駄目だよ。受け取れないよ。なんの真似だ? 要らないよ」

Tin「お前の番号と交換しよう」

Can「おい、Tin!」

さすがに、声色までも変わったCan。

Can「金持ちだからって、人の頭を叩くような真似はよせ!俺の家族まで侮辱するのか。俺の家は、こんな施しなんか受けない・・・こんな高価なもの、引き取ってくれ。

なぁ、よく聞けよ。どんな大金を積もうが、お前に俺は買えないぞ。さっさと、車にしまってくれ。俺は受け取らない」

Tin「誤解だ、Can・・・」

本気で、なんとか、とりなしたいTin。

 

Can「誤解なんかじゃない。お前は、その高そうなバッグで俺を侮辱する気だったんだろ」

Tin「違う・・・お前を怒らせようとして、これを買ったわけじゃないんだ・・・」

Can「へっ、そうかよ? じゃ、これはなんだよ? 明らかに、俺と俺の家族を完全にバカにしてるじゃん。ひどすぎるよ・・・俺・・・お前は変わったのかと思ってたのに・・・。」

言い捨てると、Tinに背を向け、その場をあとにしようとするCan。

とっさに、Canの腕を掴み、「待ってくれ」と引き留めるTin。

これでも、無茶苦茶、焦ってます。

 

思わず、まだ言わずに置きたかったことを口にしてしまいます。。

Tin「本当は・・・・お前とデートしたかったんだ」

(そのために、まず、電話番号が必要だったんだもん)


Can「は?」

掴まれたままの腕をちらっと気にしたものの、もっとすごいことを言われたような気がして、そのまま、Tinの顔を凝視するCan。

 

Can「今、なんて言った?」

今度は、Canの肩に手を置くTin。

Tin「悪かった。お前が不快に思うなんて思ってもみなかった。俺は、人とうまく、やっていきたいって思った時・・・こういうやり方しか知らないんだ。。」

Tinの率直な言葉を黙って聞いているCan。

Tin「でも、今、俺のしたことが間違っていて、気分を悪くさせたって気づいたよ。俺は、お前が喜んでくれると思ったんだ。お前は、お母さんと妹さんのこと、大切に思ってるから・・・。

本当にわからないんだ。どうすれば、俺の正直な気持ちを見せられるのか、もっと、お前に、俺のことをちゃんと見てもらえるのか・・・。俺がしたことは全部、お前のことが好きだからだ・・・」

ここ!!

「I Like You」は8文字ですが、それを、こういう形で、言い換えて伝えてきたTin。

「おれをみてくれよ」 ← 命令ではなく、依願です。

ま、心情的には、さすがに、「どうか(Please)おれのこと、わかってほしい」ですけどね。。。(笑)


自分の本当の気持ちを見せたい、もっと自分を見てほしい。


素晴らしい。。。

言葉と想いに力があります!

恋の始まりは、自分主体の立ち位置で構わないのです。

 

息を飲み、固まるCan。

どう見ても、目の前のTinが、冗談を言ったり、いつもの嫌味で言ってるわけじゃないことくらい、Canにもわかります。


Can「お‥俺・・・もう、行かないと・・・」

早足に、スタスタと歩き去るCan。

 

立ち尽くし、持ったままのショッピングバッグを見るTin。


説得できませんでした。。。

このTin様、よくぞ、カメラにおさめてくれました!

 

一方、呆然とした状態で、かろうじて、校舎の外まで、歩いてきたCan。

通路の太い柱にもたれかかると、「あいつ・・・おまえのことが好きだって言ったみたいだぞ」

と呟き、まるで、自分に言い聞かせる第三者みたいな口ぶりです。

大混乱で、Can(A)が出てきちゃったみたいです。

Can(B)「そうだよ、Can。あいつ、お前が好きなんだってさ・・・」

大変です。

もう一人、Can(B)出てきました(笑)

 

Can(A)「・・・だけど、あいつは、あのTinなんだぞ」

Can(B)「そのとおりだ、Can。 Tinは、お前とデートしたがってる」

“ジャイ○ン”から告白された“○び太”級の衝撃ですね。

時に、映画版の“ジャイ○ン”はあり、かも。(笑)

 

Can「お~~~~~~~~い。これって、マジかよ~~~」

しゃがみこんだのは、Canです。

Can「うわ~~~~」

顔を覆うCan。


Can(A)「そうだよ、Can。Tinの奴、お前にデートを申し込んできたんだぞ」

ぺちぺちと、頬を叩いたのは、Canです。

Can「現実だ・・・」

Can(B)「Tinがお前を好きだって・・・」

Can「Tinは、俺を好き・・・」

 

現実逃避のつぶやきが続いてます。。。

 

Canちゃん・・・、普通ね、本当に嫌だったら、この時点で、今の“分裂Cans”の会話はないよ。。(笑)

 

*******************
~TumTarハウス~

そうよ、Tumったら、Typeのアドバイスのあと、どうしてたのよ(笑)

 

ダイニングテーブルで、話しをしている二人。

Tar「P'Tum、試験終わったんでしょ?」

Tum「うん・・・」

Tar「だったら、時間あけてもらってもいいよね?来週、映画見に行かない?」

Tum「うん・・・」


こっちはこっちで、(気のある)義弟から、他意のない兄弟デートに誘われる展開。 

※他意がないとは言いきれない。

Tum「・・・Tar」

アイスを食べてるTar。

Tar「ん?」

 

ちょっとためらいながら、Tarの唇についたクリームを拭うTum。

 

ここ、スローモーションかけるから、むっちゃ、色っぽいです。。。

こういう表情のことを大抵、「男の顔」をしていると表現したりします。

(大抵ってどこで? いつ? だれが? (笑))

 

Tarも十分、ドキドキしてます。


Tum「ついてるぞ・・・」

Tar「ありがと・・・」

 

なにかを言いかけて、コーヒーカップに口をつけ、コーヒーを飲み始めるTum。

 

こうして、また、大事なことが言えないまま、時間だけが過ぎていくTumTarなのでした。。

どうする?

私にも、答えはないよ。

 

**************

~大学 学部棟 外階段~

Bowが大きく、溜息をつきながら、校舎の外階段を下りてくる。

Bow「あ~~、やっと、(試験が)終わって、これで自由の身よ~」

Ping「大げさだな、よせよ、試験が終わったくらいで・・・」

Bow「なによ、勉強から解放されたのよ。わかるでしょ、そのくらい・・・」

Ping「そりゃそうさ。俺たち、おんなじ授業取ってるんだからさ、Bowこそわかってないな。あ、そうだ、試験終わったし、パーティしようぜ」

Ae「俺は、寮に戻るよ・・・」

Aeも、いたんです(笑)

Bow「え? 一緒に騒がないの?」

Ae「ああ、悪いな。俺、寮の部屋を片付けないと・・・。次の学期までに、ほかの寮に移らないとならないんだ・・・」

※ 大学内の寮は、新入生優先なので、上級生になると、ちょっと遠い寮に移らないとならないのです。。そのため、ちょっと高くても、学校に近い学生寮に引っ越す人もいます。


Ae「Ping、お前も、部屋を片付けろよ」

Ping「そんな、今日や明日に出ていくわけでもあるまいし・・・。先に食べに行って、そのあとやればいいじゃん。」

Ae「ん、とにかく、俺は先に帰るよ。じゃあな・・・」

さっさと、ポケットから携帯を取り出し、歩き始めるAe。

 

Ping「ああ・・・」

Bow「ねぇ、あれで、私たちの話、聞く気あると思う?」

 

Ae「もしもし・・・ああ、向かってるよ・・・そこで待っててくれ」

この笑顔!(笑)

 

Aeの後ろ姿を見つめるPing&Bow。

Bow「絶対、寮には戻らないわよね? 私たち、考えてることは同じよね?」

Ping「同意するよな」

Bow「絶対だわ」

Bow&Ping「Peteのところに行ったに違いない!」

これは、いくらなんでも、外さないでしょう(笑)

 

Bow「まったく・・・。そう言えば、Pondはどこなの?」

Ping「Pond? あいつも、彼女のとこだよ」

Bow「そうなの?」

頷くPing。

Bow「じゃ・・・私たち二人だけってこと? あんたと・・私?」

Ping「ああ、俺と・・お前だ」

二人そろって、笑い出す。。。

Bowの手を取って、走りだっすPing。

Bow「なにすんの? どこ行く気よ~。ちょっと~~~!」

だから、あんたたち、付き合っちゃいなよ(3回目?)(笑)

 

★【Ep 12】2/4 雑感★

楽しいお食事デート、前哨戦だったのにねぇ~♪

ほんと、ここ数日で、Tinは、完璧に、CanにFallingLoveしました。

落ちてから、堕ちるまでが早いというか・・・。

堕ちるつもりがなくて、あたふたしてるんじゃなくて、ちゃんと意思を持って堕ちてるって感じがいいよね。

 

ま、そのスピード感がかろうじて、まだ、(若干、勘づいているPete以外には)周囲に知られることなく、進行していて、俗にいう、ラブコメにありがちな、

「どうも、Tinは、俺のことが好きらしい」

「なに、今頃、言ってんの?」と、総突っ込みを入れられる展開にならずにすんでるパターンですね。(笑)

 

でも、言葉にするというのは大事だなぁと思います。

少なくとも、Tinの言葉は、Tinがどういう考え方の元で発言したものなのか、Tinが本当はどういう人なのか・・・ちゃんと伝えてますよね。

内容の衝撃はもとより、伝えたかった想いのまっすぐさを感じたからこそ、Canは否定せずに、その場を立ち去るしかなかったのだから・・・。

あんなに動揺しても、その大切なポイントだけは、外さないですね。。。

 

 

話は大きく変わりますが・・・。

 

※ 実はお気づきだと思いますが、Tinが、人格分裂を起こして(笑)、通路の柱にしゃがみこんでいる場面で、Canの反対側にしゃがんでいる人物について描写を控えました。。。今の日本では、放送出版自粛の対象になる言葉に入ってますし、私も子供の頃以外、誰かが表だって使ってるところをみたことないです。なので、ここでは、伏せ字を使って説明するとかもせす、ただ、画面上に登場する、ストーリーとは直接関係ない通行人と同じく、特に描写しませんでした。

ただ、あえて、この場所に、監督は配したという意図は感じます。

単純な見方をすれば、Canがあれほどまでに、Tinから物を受け取ることを拒否する、侮辱されたと感じる、その心理を体現化したもののように思えますが、でも、それって、このタイミングかなぁ~?って思う気持ちもあります。。。

だって~~~、せっかくのCan自問自答がねぇ。(苦笑)

もしかしたら、ドラマ内で、「いるのにいないことにされている」という描写の方法そのものが、逆に、監督の意向だったのかもしれません。

でも、ここの部分だけでは、わかりません。

なので、描写を控えました。

 

ま、あと、これはAeのスポーツシューズの時もそうでしたが、高価なものを送るという価値観の違い、人間関係と金銭を結びつける行為の問題点などと、人への配慮や感謝の気持ちなどの、儀礼的なものを一緒にしてしまうことがないように、一応、フォローは入りますよね。


 

次のPartは、いわずもがなです。。。

お楽しみに~~~!🙈🙊🙉

嘘です!!18禁シーンになると筆が走ることは自覚してますが、公序良俗を守らないといった覚えはないで~す(笑)チョキ

 

★【Ep 12】3/4に続く★