いや~、中途半端にならないように・・・と思って、とりあえず、4本とりまとめてのアップにしたかったのに、うっかり寝堕ちしてました!
気づいたら、『A Chance to Love』6話、終わってた!
やばい・・・。
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『Love by chance』
【Ep.09】 (4/4)
~Peteの部屋~
リビングのソファで、パンイチのまま、電話しているAe。
※パンイチといっても、見えてるのはショート丈のパンツで、ちゃんと中に履いてるんだよね(笑)
ま、中に、サポーター履いてる水着だと思えば、普通よ(笑)
なので、私のブログでは、18禁じゃないことにします(笑) ← 屁理屈!
Ae「Pondが、自分の課題を俺に全部、押し付けるだと?おい、Ping、いいから、Pondに代われ(怒)」
Ping《代わりたくないってさ・・・。こいつ、お前がエビを食べられたのは、俺のおかげだから、見返りをもらうのは当然で、今学期の課題は、全部お前がやらなきゃだめだって伝えろって言ってるぞ。》
Ae「クソポン!」
Ping《おい、おい、俺に怒るなって。自分で言えよ。俺はただのメッセンジャーだからな。でもさ、さっきのエビの話、それ、そんなに凄いのか?なんで、そんなに、価値があるんだよ?》
Ae「そんな、くそったれの言うことなんか、まともに耳を貸すなよ。そいつは、話にもならない、ただのクソだからな!」
Ping《俺は、Pondみたいに、うるさく詮索しないよ。でも、朝イチの授業をさぼったところをみると、なにが起きてるかくらいは、推測できるけどね。とにかく、お前のFacebookに、課題をのせておくよ。やっておけよ。あとで話、きいてやるよ、友よ~》
Ae「なんだと?」
切られた(笑)
受話器を見ながら、「お前もクソったれだ・・・」と呟くAe。
リビングに入ってくるPete。
いかにも、さっきまでベッドにいて、今、羽織りましたって感じでしょ。
Ae「悪い、起こしたか?」
Pete「いえ、ちょっと前に、目が覚めました」
ソファに並んで座る二人。
Ae「その・・・まだ、傷むか?」
Pete「Ae~~~~!だから、そういうことは聞かないでって言ったでしょ」
睨むPete。
Ae「あはは、わかった、わかった、もう言わないよ。腹減ったか?なにか作ってやろうか?」
Pete「はい。じゃ、僕、シャワー浴びてきますね」
Ae「あ、そうだ、Pete。」
Pete「はい?」
Ae「Facebookから、課題を取り出したいんだけど、お前のパソコン、借りていいか?」
Pete「もちろんです。どうぞ」
案外、普通そうで、安心したよ(笑)
ノートPCを開くAe。
く~~~、タイ語読めると、この画面とか、いろいろ、面白いんだろうなぁ。
Ae Intouchってことは、Aeはニックネームじゃないの?
関係ないけど、パスワードは6文字♪
昨晩、Peteがアップしたコメントを目にしたAe。
Pete:この瞬間 恋に落ちてるって実感する
Ae「俺だって、この瞬間、恋に落ちてるよ、Pete」
いいねをつけるAe。
とにかく、嬉しそうなAeを見てると、こっちまで、温かい気持ちになってくるわ~~~!
************
~サッカー場~
さて、AePeteカップルがなんとかなったので、Canちゃんの様子を見なければ!(笑)
まだまだ、現実世界に戻ってこれてないのね。
ぼ~~っと、ベンチに座っているCan。
思い出すのは、TinとのKissばかり。。。
ただでさえ、キャパがないのに・・・なぜか、再現率は素晴らしい。(笑)
キーキー、ムームー言ってたほうがまだ、ましだったかも。。。
感情の線を、ぷつりと切ってる感じ。
つながると、また、キーキームームー言い出すんだろうね。
さすがに心配するGood。
Good「ねえ、Can。そろそろ時間だよ」
試合だね。
青と、黄色と、黒と、白の旗が応援スタンドに掲げられてるから、学部対抗戦とかかな?
Can「試合の時間ってことか?」
それ以外、なにがあるのか、と思いながら、頷くGood。
Can「今年は、俺たちの学部が優勝しないとな!・・イェーィー・・」
こぶしを握るものの、全然、力が入らないCan。
Good「自分の充電、忘れて来たの?」
全然、反応できないCan。
No「よぉ、ここにいたか、白猿。がんばるんだぞ!今年は、俺たち、チャンプ(チャンピオン)を手にしないとな。」
Champ「お前、俺を手に入れたいのか? 俺はごめんだぞ」
No「お~~い、何言ってんだ。誰が今どき、そんな冗談言うかよ」
その時、すっと無反応だったCanが、突然、大声を出す。
Can「あの、くそったれインターめ!」
Champ「またか?今度は、なにがあった?」
Can「俺のせいじゃないですよ、先輩。でも、あいつが・・俺の・・・最初で・・・うおぉ~~~~!もう、いいから、二人ともどうか、出てってください。ここは、出場選手のためのベンチなんですよ。ここで、集中しようとしてるのに・・・」
No「俺も(いたら)だめなのか?俺、これでもサッカー部のキャプテンだぞ」
Can「二人ともです! お願いだから、出てってください」
No「わかった、わかった、行こう、Champ。お前の頭がこいつに噛みつかれる前にな。」
Champ「ああ、そうしよう・・・」
No「おい、がんばれよ」
Can「早く~~~先輩!」
Goodが、心配して、Canに話しかけようとした瞬間、
Can「もう考えるな、Can! 試合に集中するんだ!」
大声で、自分に言い聞かせるCan。
そんなこんなで、とりあえず、試合が始まったものの・・・・。
No「なあ、Canが何で悩んでるのか、知ってるのか?」
Champ「お前が叱ったんじゃねぇの?」
No「俺が? ばかか。俺の言うことを聞く新入生がどこにいるんだよ?」
そりゃ、溜息もつきたくなるわな。。。
No「お~~い、Can、Good、しっかりやれよ。このキャプテンテクノ様の評判を台無しにするなよ~~~」
Noの声が聞こえたCanが、ピッチの上で、棒立ち。
No「それから、お前ら二人、無様に地面にキスなんかするなよ~~。さもなきゃ、俺がお前らのケツを蹴っ飛ばすからなぁ~~~!」
“Kiss”って言葉に、反応しちゃったCan。
Can「あいつとキスなんかしてない!」
Good「・・・・?あ・・Can・・・あぶ・・な・・い!」
ピッチのど真ん中で突っ立ていたCanの顔面に相手チームのボールが激突。
倒れるCan。
駆け寄る一同。
遠目に見ていたNoとChampも驚きながら、「なんだ?」「あいつ、どうしたんだよ?」と慌てて、Canのもとに急ぐ。
Good「Can・・大丈夫か?」
人差し指で、つんつんするGood。
この子(Good)も何気ないところで、小さなお芝居をしてくれてるんだけど、あんまり、拾わなくてごめんね。
Can「ああ、平気だよ」
審判「とにかく、ベンチに運ぼう」
選手たちに身体を支えられ、運ばれるCan。
Good「大丈夫か?」
ベンチに寝かされたCanの肩に手を置くGood。
あらあら、鼻血まで出しちゃって。
Can「大丈夫だよ。戻ってプレーするよ」
ちょうど、そこに到着したNoとChamp。
No「そりゃ、お前は大丈夫だろうよ。だがな、今のお前を見てみろよ。お前、ゲームに戻ろうなんて考え、忘れたほうがいいぞ」
Champ「いいから休ませてやれよ。大丈夫だ。うちのチームが勝ったら、次の試合に出してやるよ。でも、負けたら、おまえのせいだからな。まだ、開始1分だぞ」
No「お前、俺がこいつを揶揄うのをやめさせたくせに・・。お前だって、こいつを笑ってるじゃないか・・。最低だな」
先輩二人が冗談を言い合っている間、手についた鼻血をじっと見ているCan。
~食堂~
Canが一人で食事をしているところに、入って来たPondが気づき、声をかける。
Pond「あ~、おい、“90秒のCan”じゃん。あははは」
Can「黙れ、くそ!」
食堂にいた学生たちも、一斉に笑っている。
※出場1分半で、ぶっ倒れたCanのことがすでに、学内で噂になってるようです。
Pond「今や、お前も有名人だな・・・Can」
Can「頼むよ、もう揶揄わないでくれよ。みんながこの件を噂してるんだ。看護学部まで知れ渡るぞ。(こんなことになって)どうやって、看護師の女の子と結婚できるんだよ」
※看護学部は女子が多いので、通常であれば、サッカー部関連の話題など伝わるはずがないのに、そんな学部ですら、名前が轟くという意味です
看護学部の女子って人気なの?
Pond「勘弁してくれよ。お前のあだ名なんて、俺に比べたら、全然、ましだぞ。俺様のあだ名を知ってるか?“AVの帝王”だぞ」
Can「そっちのほうがいいよ。特に、P'Type・・・畜生。先輩のせいで、みんなに知れ渡ったんだ・・・」
恨めしそうに、食堂の学生たちのほうを見るCanの肩をポンポンと叩き、笑いを止められないPond。
Can「あ、そうだ、Aeのこと、見かけたか?」
ちょっと、周囲を見渡し、「あ、Pete、こっちだぞ」と声をかけるPond。
Can「俺は、Aeのことを聞いたんだよ、Peteじゃなくて・・・」
Pond「お前、なにも知らないんだな。これからは、Aeを探したければ、まず、Peteを探せばいいんだよ。だって、背が高いだろ。Peteを見つけるほうが簡単だ。Aeはちびだからな。」
そんな話をしているうちに、AePete到着。
Ae「くそポン!・・・(Canに気づいて) あ、Can、聞いたぞ・・・」
Can「ああ、勝手にしろ。好きなだけ笑えよ。今朝から、ずっとみんなにからかわれてるんだ。ピッチに1分もいなくて、顔面にボールが直撃したって理由だけで・・・。気絶してる間に、みんながフィールドから連れ出したんだ。チーム全員で、俺をからかうし、学部の学生からは責められるし・・・。だから、いいよ、好きなだけ笑ってくれ。俺はじっと耐えるよ、くっそ!」
Ae「俺は・・・お前のチームが勝って、次の試合に進んだことに、お祝いを言いたかっただけだよ」
Can「あ~~~Ae、わが友よ~~~。なんて、いい奴なんだ。大好きだよ!友よ~~」
Aeの腰に抱き着くCan。
Ae「おい、何、気持ち悪いことすんだよ、Can」
Can「Ae~~~~」
隣で、大笑いしてるPond。
Ae「Can・・やめろ」
言い方が、「Can、お座り」とか「Can、お手」に似てます(笑)
Aeに懐いてるCan。(笑)
Peteの隣の席に、自分のカバンを置くAe。
Ae「(Peteに)ここで待ってろ。料理を取ってくる」
Pete「じゃ、僕は飲み物を取ってきますね」
立ち上がるPete。
はっと、なにかに気づくCan。
Can「じゃ、俺も、Peteと一緒に行くよ」
同じく立ち上がるCan。
Can「俺もちょうど、飲み物が欲しかったんだ。さ、行こうぜ」
見てる、見てる(笑)
引っ張られるPete。
Pete「ちょっと待って。Can。まだ、Aeに何が飲みたいか聞いてません!」
CanとPeteが食堂から出ていくのを複雑そうに見ているAeを見て、「落ち着けよ。Canはお前の彼氏を取ったりしないよ。脱童貞くん」とからかうPond。
Ae「くそポン!」
いつまでも、Canたちが消えた方向を気にするAe。
愛されてるねぇ、Pete(笑)
******************
Peteの手を引っ張って、建物の裏に来たCan。
Pete「どうして、こんなところに?飲み物が欲しかったんじゃないんですか?」
Can「そうだけど。。でも、今は、飲み物のことは忘れてくれ」
周囲を気にするCan。
Can「あのさ・・・君に聞きたいことがあるんだ。でも、俺がこれを聞いても、俺のことを変に思わないって約束してくれるか?」
Pete「もちろんです。」
Can「あのさ・・・お前の友達って・・・ゲイなのか?」
Pete「僕の友達? 誰の事ですか?」
Can「あ~、誰って・・・Tinだよ。」
Pete「Tinって、ICの?」
頷くCan。
Pete「さぁ、女の子と付き合ってたから、そんなはずはないと思いますけど・・・」
Can「だったら、バイか?」
Pete「そんな風には思えません。どっちかっていうと、ホモフォビア(同性愛嫌悪主義)っぽい感じですよ」
Can「ってことは・・・ゲイでもないのに、なんで、ほかの男にキスしたりするんだ?」
解せないよね?
そこに、答えはないからだよ。
Pete「それって、Tinが男性とキスしてるのを見たって意味ですか?」
Can「いや、いやいや、そんなの見てないよ。結論を急ぐなよ。つまり・・・俺は、自分の仮説を証明したいと思っただけだよ、ああいう、イケメンでいい車に乗ってる奴ってゲイが多いじゃん。で、君の友達は、まさにそんな感じだし・・・。あいつ、最低男で、無駄にイケメンで、まるで無法者みたいに運転は荒いし・・・そういうやつだから、君に、あいつのことを聞いてみたってわけ。ま、そんな感じ・・・あ、急に腹が痛くなってきた。じゃ、また、あとでな」
いきなり、ぴゅ~っと走り去るCan。
Pete「あっちで、飲み物を買わなくてもいいんですか~?」
声をかけたものの、すでに、Canの姿は消えていて・・・。
一体、いまの話はなんだったのか、頭は悪くないはずのPeteが理解不能に陥って、立ち尽くしてます。。。(笑)
Pete「・・・・・・?」
でもね、これはまだ、Canの存在に慣れてないだけなの。。。
このあと、驚異のスピードで、Canの言語と感情が理解できるようになり、「Canエキスパート」になっていきます(笑)
以前も書いたとおり、本来、Peteは、このドラマの人間関係の核だからね(しみじみ)
★【Ep 09】4/4 雑感★
このエピソードの4/4は、大イベントが終わり、ちょっと、落ち着いた感あり。
まぁ、「罪作りな男」Tinの出番がなかったしね。
その代わり、Canの日常生活、支障ありまくり。
「90秒のCan」って異名が、看護学部にすら、伝わっても、ICには伝わらなさそうだね。
Peteもずっと、食堂で、キョトンとしてたし。
そうやって考えると、PeteがAeたちとつるんでるのは、それだけで異例なのかも。
なにげに、Aeの嫉妬深さというか、独占欲の凄さが明らかに。
度が過ぎると、めんどくさい!
これも、個人的見解です(笑)