Tinが、ちゃんと恋してて、すっごく嬉しいよ
今日はたぶん、ここまでかな。。。3/4と、4/4は、たぶん明日アップします。
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ
『AChanceToLove(LBC2)』
【Ep.06】 (2/4)
~サッカー場~
普通の練習日かな?
Can「休憩してきます。。ちょっとエネルギー切れたみたい・・・」
そう断ると、ベンチに戻るCan。
クーラーボックスから、例のフルーツゼリーを取り出し、飲み始めていると・・・ピコン!
スマホを見ると・・・
Tin:サッカー場の前で待っている
Tinからのメッセージを読むや否や、慌てて、走り出すCan。
今日は、サッカー場への通路ではなく、外で車に、もたれかかって待ってるTin。
今日も又、いや、前にもまして、一目散に駆け寄ってくるCan。
Can「Tin、お前、大丈夫か?」
いきなり、Tinの身体のあちこちを、点検しはじめるCan。
Tin「・・・・?」
Can「兄貴に傷つけられたりしてないか?」
微笑むTin。 ← これ、Tin的には、ものすごい笑顔(笑)
Tin「心配したのか?」
Can「当然だろ。この間、俺のところに来た時、お前、すごく辛そうだったじゃん。俺、また、お前がなにかに巻き込まれたのかと思ったよ。なんともないのに、ただ俺に出てきてほしかっただけなのか?・・・なんで、こんなことするんだよ?」
そのまま、答えず、Canの頬にキスするTin。
Can「!」
また、ほっぺをぐりぐりします(笑)
Can「なんで、こんなことすんだよ~~!」
あなたのことが好きだから~~~!
文句を言うCanを、またもお菓子でつるTin。
人は、成功体験に酔うものなのです。
ひらたく言えば、味を占めた、とも言う(笑)
Can「Tin! だから俺は・・」
Tin「金じゃ、お前は買えないんだよな。ちゃんとわかってる。ただで、お前にやるつもりはない」
そう言われたCan、ここで、意を決したように、周囲を見回すと・・・・。
目をとじて、唇を突き出してきたCanを見て、「?」となるTin。
Tin「なんの真似だ?」
Can「あぉ・・だって、お前、いつも俺にキスするの好きじゃん。ただじゃ渡さないっていうなら、お前の好きなように、キスさせてやるよ」
これはこれで、教育の賜物?(笑)
そうやって、再び、目を閉じて、唇を突き出すCanが、おかしくて、たまらないTin。
両頬を片手で、ぐりぐりする。
Can「む~~~、なにすんだよ?」
Tin「お前は、もう、俺に支払い済みだ・・・」
Can「いつ支払った?」
Tin「お前が汗をかいてるときは、(キス)するなって、次はちゃんと教えろよ」
ほっぺを、トントントンと指でたたく仕草をするTin。
Tin「しょっぱいから・・・」
自分のほっぺを指で触り、自分でも舐めてみるCan。
なぜか、Canだから、許されることって、いっぱいあるような気がします!(苦笑)
Canに紙袋を渡すTin。
Tin「もう行く。授業がある」
ちらりと、袋の中身を見ちゃうTin。
Tin「あとで電話する」
Can「電話なんかするな。取らないからな😝」
Tin「出ろよ」
車に乗り込むTin。
あ~、この会話、もう、付き合ってる人たちのものですね。
Can「む~~~~~」
またまた、ほっぺをゴシゴシするCan。
Can「なんで、あいつがこんなことしてくるたびに、うんちしたい時みたいに、ゾワゾワすんだよ? Can、もう考えるなよ。考えない、考えない・・・うわ、うまそう」
分かりやすい現実逃避ね(笑)
・・・・と言いつつ、真顔になって、Tinの車が走り去った方向を見てしまうCan。
******************
~大学構内 オープンスペース~
Nicと連れ立って歩いているのは、Klaね。
手にBENTOだけ持って歩いてるって、どういうこと?(笑)
Nic「お~~~、試験、むちゃくちゃ難しかった。全然、出来なかったよ!」
ふと、前方を見て、何かに気づいたKla。
イラついているNicが、隣で涼しい顔をしているKlaに声をかける。
Nic「お前、出来た?」
Kla「楽勝・・・」
天を仰ぎ見るNic。
そうだね、人生は、悲しいかな、平等じゃないんだよ。。。(苦笑)
手に持っていたお菓子(Bento)を、Nicに渡すKla。
Nic「俺にか?俺、これ好きなんだよ。食べていいだろ」
開けようとするNicの手を掴むKla。
Kla「おい・・。これは、おまえんじゃなくて、P'Noの分だ」
溜息をつくNic。
Nic「(これのために)わざわざ、兄貴の大学まで、来なきゃならなかったのかよ?」
有り得ん!
Kla「いいから、P'Noが練習に行く前に渡してこいよ」
なんだ、もうNicの手は借りずに、全部、自分の力で地道に、Noちゃんに近づくことにしたのかと思ったら・・・やっぱり、KlaはKlaだった(笑)
Nic「見返りはなんだよ?」
Kla「俺の事、応援してくれよ、そうしたら、お前のほしいもん、やるよ」
Nic「言ったな?」
そして、やっぱり、NicはNicで、KlaはKlaだった。。。(笑)
隠れて、様子を見ることにするKla。
勉強しているNoのテーブルに近づいていくNic。
そのまま、正面に腰を下ろす。
No「ああ、Nic。なにしにきた?」
Nic「ん~~~、Klaが、これを兄さんに渡してくれってさ」
そこは、別に理由付けはいらなくて、ストレートに言っちゃっていいんだ(笑)
「ああ・・・・・(そういうことか、、、)」と、うなりながら、受け取るNo。
Nic「兄さんがこれを好きだって知ってるんだな。だから、兄さんのために買ったんだ」
またまた、しっかり、ハートマークの付箋よ。
Kla:この“Bento”みたいに、P'Noのお気に入りになりたいです ♡♡♡
なんか、『らぶちゃん2』になったら、どうも、Klaが受けちゃん化してきたような気がするわ~~~。
でも、Noちゃんも美人さんになってきたし・・・。
(ほんと、不思議な雰囲気でイチャイチャしてるナパットシワット。。あれ、シワットナパット?)
ちゃんと、付箋を外し、手に持って、読み始めるNo。
つい、微笑んじゃうところが、本当、正直な奴。。
Nic「なぁ~んだよ。兄さん、赤くなってんじゃん。激辛味に違いないみたいだな・」
No「うるさいぞ、Nic」
横に置き、また、勉強を再開するNo。
Nic「あれ、食べないの?」
No「お前、これを俺に渡すためだけに、ここまで来たのか?」
Nic「なんで、今、食べないの?」
No「さっさと帰れよ。もう、お前、俺に手渡しただろ・・俺、勉強しなきゃならないんだよ」
その様子を、隠れて見ているKla。。。に、渡したよ、とサインを送るNic。
喜ぶKla。
ほらね、こんなに美人さん!
*********
~サッカー場~
練習が終わり、スタンドから、降りて来たNoと、Job?
なんか、最近、この組み合わせも多いよね。
No「確かに、俺に渡すんだろうな?」
Job「もちろんですよ。P'、俺に、二言はありません。だから、ちょっとだけ、俺のことも助けてくださいよ」
No「ああ・・言ってみろ」
密約のかおり(笑)
後ろで、Canが聞いてました(笑)
Job「次の試合、俺を出してくださいよ。俺、自慢したいんです」
No「あの可愛いナースに見せたいのか?」
Job「そういうことです」
No「・・・いいだろう。さ、映画のチケット、寄越せよ」
さっきより、二人の背後に、近寄ってるCanちゃん。
Job「さすが、話が早い!」
カバンの中から、チケットを取り出し、Noに渡すJob。
満を持して二人の肩に手を回すCan。
Job「なんだよ、Can!」
No「おお、どうかしたのか?」
とっさに誤魔化そうとするNoとJob。
Job「こっそり忍び寄ったりして、どうしたんだよ?心臓麻痺でも起こしたらどうすんだよ?」
実は、その時、階段下に、ひそかにTinが立ってました。
Can「俺へのチケットはどこだよ?」
Job「お前の分なんて、ないよ」
Can「なんでないの? なんで、P'Noだけに渡すんだよ?」
だって、賄賂だもん。
笑ってしまうNo。
Can「じゃ、いいよ! みんなに、P'Noが賄賂を受け取ってたって言っちゃおう。P'Noは他人から、ただでものを受け取るのが好きだ~って」
慌てて、Canの口を押えるJobとNo。
No「黙れ!そんなに大声を出すな! 他人に聞かれたらどうすんだよ!」
Job「Can!」
2人がかりで、Canを黙らせようとするのに、かえって、大騒ぎするCan。(笑)
その時、急に、Tinが現れ、二人からCanを開放する。
これぞ、俺のCanに触るな、の無声波動
びっくりする3人。
Can「Tin・・・」
一番びっくりしてるのは、手を掴まれたCanかもね。
Can「お前、なんでここに?」
いつになったら、この言葉が挨拶でなくなるのかしらね(笑)
ちらっと、Noのほうを睨み、(笑)
視線をCanに戻すと・・・
「一緒に来い」とCanの手を引っ張るTin。
Can「引っ張るなよ、痛いよ。 お前、車引きの息子かよ」
いや、不動産屋の息子だよ。
呆気にとられるJobと、心配そうに目で追うNo。
No「俺、なにかしたかな? なんで、俺の事、殺したそうな顔で見てたのかな?お前、理由知ってる?」
Job「俺が知るわけないでしょう。ずっと一緒にいたのに・・・」
いまはまだ、理由は知らなくてもいいんじゃない?
No「・・・・・ま、どっちにしろ、家をあける言い訳さえ、手に入れれば、何も心配することはないさ。ま、Canについても、心配する必要ないな」
NoちゃんはNoちゃんなりに、Kla問題をどうにかせねばならないけれど、時間稼ぎしてる状況だからね。
Job「待って、待って、待って・・・どうして、先輩は、家から逃げ出さなきゃならないんですか?」
No「・・ああ・・・それはだな・・・お前には知る必要がないってことだ、Job」
ずんずん、階段を下りていくNo。
Job「一体、どうしちゃったんだ?ちょっと、P'No、待ってくださいよ! 夜のサッカー場って、怖いんですよ~」
追いかけるJob。
★【Ep 06】2/4 雑感★
わたし的には、KlaNo、もうちょっと強めのエピでもOKよ。(笑)
6話のTinCanって、ほんと、手を緩めませんね。
Tinはすでに、Canがいないとだめになりました!(断言?)
会いたいとなったら、隙間時間を見逃さず、餌付けも忘れず。
一方、まずは、Tinの身の安全を確かめちゃうCan。
こういう愛情表現、ステキね。
(Tinは文句なく、鷲掴みされてます。)
しかも、すでに、嫌だ嫌だと言いつつ、自ら、ちうをコミュニケーションツールとして使ってる!(笑)
まさに、言動不一致。
恋は、矛盾だらけ。
こうして、不動産屋の息子はどんどん、妄想の虜になっていくのであった(笑)
※ 今、私、書き始めると、駄々洩れしそうなのよ。。。危ないの。
叫びだしそうなのを必死に抑えてます。
8話の予告で爆死しました!