4話め~♪いかがでした?
1/4だけですが、余韻のあるうちにあげちゃいます。
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
前回のお話(Ep03)が気になる方へ・・・
【Ep.03】 (1/4)
【Ep.03】 (3/4)
【Ep.03】 (4/4)
今週も、出演者と一緒に振り返りましょう!
サミーちゃんや、ヨットくんも参加です。
相変わらず、何を言ってるかわかりません。(苦笑)
『AChanceToLovee(LBC2)』
【Ep.04】 (1/4)
エピソード3の終わり、妹Lemonとショッピングセンターに買い物に来ていたCanに合いにきたTinとの会話のおさらいから始まります。
(すみません。前回の分をまるまるコピーして使っちゃいます)
~ショッピングセンター~
Can「なんだよ、俺みたいな奴には、彼女なんているはずないとでも思ってたのか?さっさとお前の場所に戻ったほうがいいぞ」
しっしっ、と手で、Tinを追い払う真似をするCan。
その時、「P’Can~~!」
タイミングよく、Leyの声が。。。
ぎくっとするCan。
Ley「どこにいたのよ! 電話かけたのに、電話もとらないで・・・。あら、(Tinに気づく)」
イケメンのTinを前に、満面の笑みを浮かべるLemon。
この女、誰だ?と、不審そうに、Canを見るTin。
Ley「こんにちは。あなたは、P'Canのお友達ですか? 私は、Leyと言います。P'Canの妹です」
しっかり、自己紹介をする礼儀正しいLemon。
まずい~~と顔をしかめるCan。。
Tin「妹?・・・彼女じゃなく?」
Ley「違いますよ!もちろん、違います! ただの妹です。」
わざわざ、Canを指さし、大笑いのLemon。
Ley「うちのお兄ちゃんみたいな人に、彼女なんて見つけられるわけないわ」
一瞬で、終わった!
短い命でした(笑)
やはり、そういうことか・・・と、Canのほうをじっと見つめるTin。
まさに、加虐の微笑みって奴ですね(笑)
Can「それ、返せよ」
強めに、Tinが持っていたショッピングバッグを取り返す。
そんなの、全然、効かないとばかりに、ゆっくりと、両手をポケットに突っ込み、どうみても、優位姿勢(マウント)を取るTin。
この、射貫くような目。
勝負になりません(笑)
思わず、目をそらしちゃうCan。。。
全部、おまえのせいだぞ、とLemonを恨みたいのかもしれませんが、
すべては、Canが遠くおよばないところで、はじまっていたのです(笑)
*******
オープニング
*******
~レストランカフェ~
当然、お昼はご一緒に・・・ですよね(笑)
意気揚々と、兄の手を引っ張り、席につくLemon。
Can「Ley。もう家に帰ろうよ~」
Ley「少し、じっとしてなさい!」
Can「Ley・・・」
Ley「静かに!」
反射的に、自分の口を押えてしまうCan。
いつも、ママか、Leyに注意されてるって感じ、ありあり。
バッグを脇に置きながら、「ランチにご招待していただき、ありがとうございます」と正面に座るTinにお礼を言うLemon。
目を閉じて、どういたしまして。今日は時間があったからね・・・と、紳士的に答えるTin。
Can「おい、でも、お前、すませる用事があるって言ってたじゃん。」
Tin「まだ、時間は十分あるからな」
有無を言わせません(笑)
今度は、Leyのほうを向き、「君の名前は、Leyと言ったかな?」と訊ねるTin。
うなづくLemon。
Tin「好きなもの、なんでも注文していいよ」
Ley「おごってくれるんですか?」
鷹揚に頷くTin。
Tin「ああ。遠慮なく頼んでいいよ」
妹を懐柔するTinを見て、何言ってんだ、こいつ・・・と、焦るCan。
Can「おい、俺の妹をたぶらかす気だな?」
Canをにらみつけ、一瞬で黙らせるLemon。
Tinに微笑みながら、「じゃ、注文しますね~」と、メニューをもってきてもらう。
Tinの答え方が、落ち着いていて、一つ一つ、さすが、品がいいって感じなのよ(笑)
Tin「Ley。どうして、君は、Canのことを・・・Cantaloupeって呼ぶのかな?」
焦るCan。
Ley「ああ、それは・・・」
口をふさいでもしゃべり続けようとするLemonに、しゃべるなよ、と必死で首を横に振るCan。
Canの指を噛むLemon。
Can「痛ってぇ!」
Ley「お兄ちゃんのことは無視しましょう。兄は、いつも、おかしいんです」
しゅんとして、Lemonに噛まれたところを痛そうに見ているCan。。
Ley「お兄ちゃんの名前のCanっていうのは、Cantaloupe(メロン)に由来してるんです。そして、私の名前のLeyも、Lemon(レモン)から来てます。うちの母が私たちを身ごもっていた時、それがすご~く食べたかったからだそうです」
Tin「それは、素敵だね」
穏やかなTinの言い方に、むかつくCan。
Can「それのどこが、素敵なんだよ?こんな名前、可愛いらしすぎるだろ。」
Tin「自分の子供の名前に対して、十分、気を配ってくれる母親ばかりとは限らないんだ」
厳しめの口調で話すTinに、二人とも、口をはさめず、顔を見合わせる。
昼食はとっくに終わり・・・まだ、ショッピングモールで買い物中。
とにかく、家に帰りたいの一点張りのCan。
Can「Leyの奴、俺のことをべらべらしゃべるの、やめないし・・・」
立ち止まっていたTinの前に立つCan。
Can「また、お前か、噂をすれば影だ。。。なんで、俺たちのあとをついてくるんだよ?」
一応、食事のあと、別行動をとることになった・・・っていう前提なのかな?
Tin「別に、お前のあとをついて回っているわけではない。ただ、トイレに行こうとしただけだ」
Can「だったら行けよ。(トイレは)向こうだぞ。行けよ」
でも、そのまま、Canの顔をじっと見つめているTin。
Tin「お前の顔に、俺に聞きたいことがあるってデカデカと書いてあるようだが・・・」
さっと、顔を触るCan。
Can「俺、そんなにわかりやすいか? う~ん、確かに、いくつかお前に聞きたいことはあるよ」
Tin「話してみろ」
Can「え~っと、そのつまり、俺が言いたいのは・・・自分の子供の名前に十分気を配る母親ばかりとは限らない、って言ったよな? あれってどういう意味?」
やはり、それか・・・と、目をそらしながら、それでも、なんと話そうか、と躊躇いつつ、ようやく話し始めるTin。
Tin「俺の名前はTinだ。」
Can「それは知ってるよ。(名前は)Tinで・・・姓は・・・なんとかナムだろ。でも、俺はただ、さっき、お前が言ったことの理由を知りたいだけなんだ」
なんとかナム・・・・って。
Tin「俺の兄貴の名前は、Tulだ。」
Can「TinとTulか。。お前たち二人の名前は、俺たちより全然かっこいいじゃん」
あら、メロンとレモンも好きよ~(笑)
Tin「俺の母親が、この名前を俺につけた理由は、兄貴の名前に合わせたからだ。母は、俺に、いい子で賢い子供になってほしかった、俺の兄貴のようにな・・・。俺は、母が望んでいない息子なんだ。俺は、常に兄貴の陰で、生きるだけの、ただのTinだ。」
Tinって、今まで、これを他人に口にしたことがあったのかな。。。
衝撃を受けるCan。
Can「Tin・・・・。ごめん。お前がそんな風に考えてるなんて、知らなかった。お前の表情が変だったから、気になっただけなんだ。」
それを聞き、少し笑いを浮かべて、Canの顔をのぞきこむTin。
Tin「お前、信じたのか?」
Can「それ、どういう意味だ?」
Tin「ちょっと演技してみせただけで、真に受けたのか?なんて、馬鹿な奴・・・」
Can「なんだよ!(怒)」
Tinの胸を突き飛ばし、本気で挑みかかるCan。
Can「俺、お前のこと心配したのに。。。おまえなんて、くそったれだ」
泣きそうになっているCanの腕を押さえるTin。
でも、本当に泣きたいのは、Tinのほうなんだよ。。。
こんなに、自分のことでムキになってくれる人なんていないと、長いこと、思ってきたんだもの。
Tin「ありがとうな」
Can「ありがとうって、何言ってんだよ!」
Tin「心配してくれて・・・」
Tinの腕を引きはがすCan。
Can「誰が心配なんかするかよ!頭、おかしいんじゃないのか、べ~。」
ちなみに、私は韓国で、「あっかんべー」を「メ~ロン」っていう言い方をするのが、結構お気に入り!
ぷりぷり怒って、その場を離れるCan。
その後ろ姿をじっと目で追うTin。
Tin「もし、本当のことを言ったら、お前、俺のこと信じるか?」
~回想 先ほどランチを食べていたレストランにて~
Can「あ~、俺、おしっこ行きたくなった。すぐ、戻るよ」
5歳児、5歳児・・・・と思えば、全然、違和感なし。
二人きりになると、見計らっていたように、Tinの正面に座りなおすLey。
Ley「P'Tin。あなたは、兄のお友達ですよね?」
Canが立ち去ったほうをみつめ、しっかりと「そうだ」と頷くTin。
安心したように、微笑むLey。
Ley「私の代わりに、兄のことをみてやってくれませんか? 兄は・・・ちょっと未熟で、ナイーブなところがあるんです。他の人は・・・(面白がって)ときどき、兄のことをだまします。」
Tin「そんなに・・・よくあるのか?」
Ley「たびたびです」
言い直すLemon。
情報は正確に。(笑)
Ley「兄が幼かった時なんて、女の子のスカートをめくれば、特別なポイントが手に入るっていう話を信じて騙されたんです。P'Canはそれを信じちゃうんです!兄は、私のスカートをめくって、当時、私はものすごく泣きました」
頷きながら、真剣にLeyの話を聞くTin。
Ley「それだけじゃありません。アリの巣を取り除けってだまされたこともあります。それから、誰かに、虐待されている犬がいると聞いて、その家の中に入っていったこともあります。兄は、ほとんど死にかけました。タイバンケオ犬(ไทยบางแก้ว)が、10歳の子供を攻撃したところを想像してみてください。どんなことがあっても、もうあんな思いをしたくありません。」
Tin「Canはそのあと、どうしたんだ?」
Ley「お兄ちゃんがどうしたですって? 兄は何度、ケガをしようと気にしないんです。いつも楽観的です。何があっても怒ったりしません。とにかく、友達の言うことを本気で信じちゃうんです。」
Tin「君は、どうして、このことを僕に話したの?」
Ley「だって、あなたは頭がいいからです。兄に教えてやってほしいんです。」
Tin「話してくれてありがとう」
今までの経験上、自分に近づいてくる人間は、何らかの目的があると骨身に染みているTin。
どうやら、Canには、そんな計算も下心も何もないということは最初から薄々気づいていたTinでしたが、Lemonの話で、ようやく、今まで解せなかった、Canの底抜けのお人よしぶりが、ちょっとは理解できたみたいで、おめでとう!(笑)
(回想おわり)
Tin「俺はお前を信じてもいいのか?」
そう問うことがすでに、信じちゃってるってことなんです。。。
Canを追いかけるTin。
★【Ep 04】1/4 雑感★
鋭いはずの(腐女子だよね? まさか違うの?)Lemonが、ここまでTinがの雰囲気を醸し出してるのに、気付かないなんて、と、前話で思いましたが、そこはさすが、兄思いのLemon・・・。
Tinほど切実ではないにしろ、それこそ、兄に近づく“ともだち”が、兄をバカにしてるか否か、ちゃんと見極めます。
勝手に、お兄ちゃんを託しちゃいました!
君も賢い!(笑)
でも、Canちゃんには、いつまでも、世俗の垢にまみれず、素直なCanちゃんでいてほしい気持ちもあります。。
たぶん、Tinもそうでしょう。
こうして、この、同じ大学に通うというだけで、本来であれば何の接点もない二人が、独特な関係を築きつつ、どんどん距離を縮めていくのをワクワクしながら見ています。
一言で言うと、TinもCanも可愛いってことです!
★【Ep 04】2/4に続く★