時間配分で言うと、Part3は、(いつものより)倍近くて、20分強あるのです。
訳すとなると無茶苦茶、長くて、心が折れそうだったんだけど、
実際には、内容が気になって、気になって、結局す~っと勢いでいけた(笑)
あと、冒頭「OK」のコマーシャルで、JJ君が出てくるのも、私のテンションをあげるのに、おそらく、かなりの率で、ひと役かっている(笑)
無茶苦茶、ネタバレしまくってます。OKの方のみ、おすすみください。
公式Youtube動画に合わせて、4分割しています。
前半未読のかたは、こちらからどうぞ♪
『Still 2gether』
【Ep.08】(3/4)
~レストラン~
Tine、Fong、Ohmの3人でランチ中。
ぼ~っとして、食べる手が止まっているTineを見かねるFong。
Fong「寂しいなら、電話しろよ」
Ohm「大きな力を持つと、大きな責任が伴うもんなんだよな」
Fong「おい、Ohm、やめろって。こいつは、落ち込んでるんだぞ。からかうなよ」
Ohm「別にそんなんじゃないって。俺は映画の(セリフの)引用を読んでたんだ。『スパイダーマン』って知らないのか? なんで俺のことを蹴るんだよ」
Tine「ちゃんと、(俺とWatは)それについても話をしたよ。あいつは時間があれば、俺に電話してくるんだ。電話がないのは・・・忙しいってことだよ。俺もここ数日は忙しかったし・・・。」
Ohm「私たちは、いつも一緒にいるだけのパートナーではありません。私たちには、いつもお互いを愛する誰かがいると、思い起こさせるパートナーです。」
Fong「おまえもようやく、友達を慰める方法を知ったようだな」
Ohm「何の話?これも、映画からの引用だよ。『バンコク・トラフィック・ラブストーリー』のメイリー、知らないの?」
ガクっとずっこけるFong。
Tine「俺のことは心配いらないよ。ちゃんと話したから。俺達は、今、自分たちの活動に集中しようって。。だから、他のことは考えないんだ・・・」
Fong「だったら、食べろよ」
Tine「お腹いっぱいなんだよ」
誰がみても、そうじゃないのは明らかよ。。。
Tine「俺、先行くよ。じゃあな」
Fong「本当に、これ、食べないのか?」
Tine「うん、お腹一杯だから」
Ohm「だったら、俺が食べていいの?」
Tine「好きにしろ」
~SarawatとTineの部屋~
夜になり、一人で部屋に戻ってきたTine。
荷物を置き、冷凍のごはんをチンし、冷蔵庫から、フルーツジュースを手に取り・・・
思うのは、Sarawatのことばかり。。。
~回想~
冷蔵庫に、たくさん並べられたフルーツジュースのブリックパック。
冷蔵庫の前に、しゃがみこんで、なにかを書いているSarawat。
うちの冷蔵庫より、はるかに充実しているような気がする。。。
「何してんの?」
急に、顔を出して、びっくりさせるTine。
Sarawat「わ~、驚かせるなよ。これなら、俺がいない時でも、健康にいいものを飲むだろ」
ジュースを手渡すSarawat。
Tine「へぇ。産地直送の100%ジュース?ビタミンCもたっぷりだ。お前が言ったとおり、健康的だな。」
Sarawat「もちろんだ。あ~あ、また、俺のサプライズが台無しだ・・・。ちぇ・・・」
思わず、笑ってしまうTine。
Sarawat「なに、笑ってんだよ?」
一人の食卓で、ジュースをしっかり飲むTine。
トーンがもの悲しい。。。
この間も思ったけど、その席が、Tineの定位置なのかな?
~寝室~
朝、目がさめて、ちらりと時間を確認すると、腕だけを伸ばして、「Wat・・・」と声をかけるTine。
Sarawatを起こすのが、習慣になってるのね。
ふと伸ばした手に、なにも触れないことに気づき、となりの空間に目を向けるTine。
起き上がり、再び見ても、決して、変わる事のない空間。
ここからは、ただただ、何も見ても、何を聞いても、ひたすら、Sarawatに心を占拠された、虚無感バリバリなTineの日常が続きます。
♪ Time travels by so slowly ♪
♪ It was long ago you walked into my life ♪
♪ It was long ago you walked into my life and walked out ♪
♪ Are you still traveling? ♪
♪ So many people walked into my life ♪
♪ So many people walked into my life and walked out ♪
♪ Don’t cry if you’re willing to love ♪
♪ Keep good memories with you ♪
その間も、チア部で後輩を指導したり、ひっそりと静まり返った軽音部の部室のドアを見つめたり。。。
頭によぎるのは、Sarawatとのやりとりや、笑顔ばかり。。
溜息をつき、家路をたどるTine。
また、ある日の朝は・・・裸ん坊で眠るWatに、「Wat、起きろよ」と声をかける自分を思い出す。。。
うわ、ツイッターにあげちゃった。。。
tine_chic: 最近、ベッドが広すぎるよ
2人分のコップと歯ブラシが並ぶ洗面台。
歯磨き中にも、油断すると、キスしかけてくるSarawat。
Sarawat「Tine~~♡」
Tine「おい!」
tine_chic: こいつも、寂しがってるよ
練習が終わり、部員たちが帰宅するのを見届けるTine。
tine_chic: 戦闘が始まったら、お前がいなくなっちゃった
~Tine@洗濯中~
洗濯かごの中から、一つずつ、手に取っていくTine。
~回想~
Tine「だから、洗濯する前に、服を裏返しにしろって言っただろ」
Sarawat「あ、それ、俺のシャツだ」
Tine「ぶつぶつ言うのか?」
Sarawat「おい!」
洗濯ものをお互いの顔に押し付け合う2人。
tine_chic: だれかさんが、また、服を裏返すのを忘れてる
~チア部・外練習中~
あら、軽音部がいないのに、外で練習してるの?
掛け声「3、4・・・」
Tine「Phukong、遅れすぎだ!(怒)」
声を荒げるTine。
Phukong「すみません、先輩」
Tine「もし出来ないなら、チームを離れてもいいんだぞ」
驚いて、止めに入るPear。
Pear「Tine・・・、彼は一生懸命やってるわ。プレッシャーかけたら、だめよ」
Tine「あいつには、十分時間をやってるだろ・・どうして・・・!」
イライラしているのが、まるわかりなTine。
Tine「Pear、君が見てやれ」
その場を離れようとするTine。
Pear「ちょっと、Tine!」
近くで、座り込むTine。
tine_chic: 自分でも、今日の俺、大嫌いだ・・・。
Tine@ベッド横たわり中
となりに、ちびWatを並べるTine。
tine_chic: 太い指の誰かさんが恋しいよ
~サッカーコート~
ManBossが、サッカーの練習をしていると、コートの周囲をランニングしているPhukongに気づく。
Boss「おい、Phukong。 どうしたんだよ?」
Man「なんで、お前ら、サッカー場なんかで練習してるんだ?」
汗だくのPhukong。
Phukong「P'Tineですよ。俺たちに、ここの場所をよく知っておいてほしいらしいです」
確かにね。
実際に、演目を行う場所を知るって大事よね。
足場や対象との距離感、声の通り具合とか。。。
でも、Phukongは疲れ切ってて、ちょっと不満そうね。
Man「ああ、お前のP'Milが、ここで、練習試合をするんだよな。俺達の対戦相手だ」
Phukong「それって・・・」
Man「そうさ・・・お前は・・・気絶するフリができるな。今日こそ、答えをゲットしろよ」
Boss「お前はただ、走る・・・そうすると・・・」
気を失う真似をしてみせるBossを、支えるMan。
Man「そうすると・・・P'Milが駆けつけるんだ。“大丈夫か?” こんな風にな」
すでに、怒りのこもった目で見ているPhukong。
Phukong「いやです。もし、先輩が俺のことを好きなら、もうとっくに、一緒にいますよ」
あ~~~、この間のネガティブマインドが消えてないのね。
Boss「なんで、もう、諦めるんだよ。お前の兄貴は、1年もかかったんだぞ」
Phukongも、去年のオープンキャンパスからなので、それなりに時間かけて攻めてますけどね。。。
溜息をつくと、Manの肩をポンと叩くPhukong。
Phukong「ありがとうございました。でも、僕は、兄さんほど幸運を得られるとは思えないんです。それじゃ・・・」
一礼して、去っていくPhukongに、「おい・・・」「どうしたんだよ」と声をかけるManBoss。
Man「まだ、諦めるなよ」
無言のままのPhukong。
Green@電話中
Green「私が、みんなの面倒をみておくわ。あなたは、衣装のほうに専念してちょうだい、Tine。いいわよ。心配いらないわ。あとで、また、話しましょう。じゃあね」
電話を切るGreen。
Green「さぁ、休憩終わりよ。みんな、位置について~~~。さぁ、あなたたちの成果をみせてちょうだい。笑って・・・笑って・・・そうよ、勝利を掴み取るような笑顔よ。はい、笑顔! いいわよ」
Phukongも固いながらも、歯をみせて、がんばってます。
すぐに疲れて、ホールド姿勢をくずしてしまう。
Green「あら、Phukong、あなた、大丈夫? 顔色が悪いわ・・・」
Phukong「大丈夫です」
Green「本当に?・・・手を降ろして」
他の部員たちにも、声をかけるGreen。
Green「でも、本当に、顔が真っ青よ。大丈夫なの?」
Phukongに近寄り、心配するGreen。
Phukong「少し疲れただけです、先輩。昨日の夜、遅くまで起きてたから・・・」
Green「少し、休憩する?いいわよ」
Phukong「大丈夫です。元気ですから。」
Green「もし、なにかあったら、すぐに教えてね」
フィールドでは、それぞれのサッカー部が配置についたってところかな。
Mil「Boss・・・。去年、突進しちゃって悪かったな」
Boss「もういいですよ、先輩。済んだ話です。戦士と傷は、常にセットですからね。でも、今年はごめんですけどね」
Mil「わかってるよ、心配するな。ただの練習試合だ」
Boss「OK」
試合開始です。
チア部も、それに合わせて、練習開始。
Green「じゃ、“Who Are We?”から行きましょうね。今回は、全力でいくわよ、いい? “Who Are We?” 準備!」
「準備! 3、4・・・1、2、3・・・」
♪ Who are we? Who are we? ♪
サッカーのゲームの方も、練習試合とは言え、白熱気味。
Milがスライディングし、倒れ込むBoss。
Man「おい!」
足首を押さえるBoss。
Boss「いってぇ~~、畜生、これじゃ、まるでフラッシュバックだぜ」
Mil「大丈夫か?」
Boss「これのどこが練習なんですか!!」
Mil「わるかったよ」
笑いながら、Bossの肩を叩くMil。
その時、振り付きで、チアを踊っていたPhukongがふらつきはじめる。
そして、そのまま、芝の上に倒れるPhukong。
Green「きゃ~~、Phukong!!」
慌てて、駆け寄るGreen。
Phukongの名が叫ばれたことに気づいたMil。
凛々しい!
試合を放り出して、「Phukong!」と駆けつける。
Mil「おい、どうしたんだ?」
倒れたPhukongの周囲を囲んでいる部員たちに、「ちょっとさがって」と声をかけるMil。
Mil「Phukong」
声をかけ、首元を触りながら、「一体、どうしたんだ?」と周囲の部員たちに訊ねるMil。
Green「わかりません。顔色が悪いし、熱もあったのかもしれません。ちょっとだけ、踊ってから、地面に倒れたんです」
Mil「病院に連れていこう。」
Phukongを抱え上げるMil。
Green「私も手伝います」
Mil「平気だ。みんなは続けてくれ。俺が面倒をみる」
Green「わかりました。本当にいいんですか?」
Mil「ああ」
Green「Phukongをよろしくお願いします」
~病院~
点滴をうけ、ベッドに横になっているPhukongが、ゆっくりと目を覚ます。
はっと、慌てて、周囲を見回し、Milと目があう。
Phukong「あ・・・先輩」
微笑んで様子を見ているMil。
Mil「Greenが、遅くまで、課題をしてたって言ってたぞ。ようこそ、建築学部へ・・・だな。」
みんな、通る道とでも言いたいのかな(笑)
Mil「だから、前に、警告しただろ。」
携帯を手に取るMil。
Mil「お前の意識が戻ったこと、Greenに知らせないと・・・。」
メッセージを打ちこむMil。
Phukong「先輩が、ここに運んでくれたんですか?」
Mil「うん・・」
Phukong「迷惑をかけてすみませんでした。」
その他人行儀な言い方が、ひっかかるMil。
Mil「Phukong、俺、最近、お前になにかしたか?」
Phukong「いえ、何も・・・。何もしてません」
Mil「お前、チアリーダーになってから、ちょっと変だぞ」
Phukong「先輩にとっては、いいことじゃないですか?俺に邪魔されることなく、サッカーを楽しめるし・・・」
Mil「いつ、俺が、お前のことを邪魔だなんて言った!」
~回想~
夜、サッカーコートに、Milの姿を見に行ったあの晩・・・。
自分がいなくても、十分、楽しそうにしているMilを見て落ち込んでしまい、Milに声をかけることなく、自転車で引き返したPhukong。
実は、その姿に気づいていたMil。
Mil「おい、俺、すぐに戻る。・・・・Phukong!」
そうメンバーに言い残し、慌てて、Phukongのあとを追ったMil。
はるか遠くに行ってしまった、Phukongの自転車姿を見て、立ち尽くすしかなく。。。
Mil:俺は、お前が来るのを毎晩、待ちながら、サッカーをしてたんだ。でも、お前はこなかっただろ。
それから、お前の化粧が濃すぎなのを見て、化粧落としを買ったんだ。ま、俺が追い付く前に、お前は行っちゃったけどな。
立ち上がり、Phukongの肩に手を置くMil。
Mil「何が悪いのか、言ってくれよ」
Phukong「先輩、こんなこと・・・もう、しないでください。」
Phukongが身体を起こすと、少しだけ、離れるMil。
Phukong「僕のことが好きじゃないなら、もうほっておいてください。片思いが辛いことは、知ってるでしょ」
それを聞いて、呆れたように、椅子に座りなおすMil。
大きく溜息をつく。
Mil「なんで、お前は俺のことが好きなんだ? 教えてくれよ」
Phukong「わかりませんよ。先輩は、僕の兄みたいだからじゃないですか?」
Mil「お前、俺をそんなに、くだらない奴だと思ってるのか?」
それは、いろいろと物議をかもしそうな発言ですね(笑)
Phukong「ええ。僕は、くだらない人が好きなんです。いつ、僕に(答えを)くれるんですか。いつもいつも、先輩のあとを追いっかけるのは疲れるんです。僕のことが好きじゃないなら、もう、ここまでにしましょう」
Phukongにとっても、これは、覚悟がいる言葉よね。
Mil「じゃ、俺にどうしてほしいんだよ。俺達は、はじめからずっと、こんな風な感じだった。お前に、キス(ホームケーム)やイチャイチャしろって言うのか?それって、変じゃないのか?」
ちょっと考え込むPhukong
Phukong「どういう意味ですか?」
Mil「まさしく、今、俺が言ったとおりだよ。わからないのか?」
Phukong「さっぱりわかりません。僕は・・まだ、あなたの弟ってことなんですか?」
Mil「お前は・・・」
立ち上がり、Phukongの顔に、近寄るMil。
ドキドキドキドキドキドキ・・・・・!
さっきとは、全然、距離が違うし・・・顔つきも違うし・・・。
Mil「お前は、もう随分前から、弟なんかじゃねぇよ」
Phukong「・・・・!」
やった~~~~!!
内心の狂喜乱舞を押さえ、微笑むPhukong。
Mil先輩、破壊力は、予想以上だったね。。
やるやん!(笑)
離れ際に、Phukongの肩をポンポン。
ふふふ、手に入れたら、そんなんじゃ、容赦しないPhukong。。。
Phukong「それじゃ、友達ゾーンですよ。こっちを撫でないと。。。」
自ら、Milの手を自分の頭に誘導するPhukong。
こっちもやるやん!(笑)
何度も、Phukongの髪を撫でるMil。
これから、果てしないPhukongの"P'Mil教育"が始まるのね(笑)
しかし、この2人は、どこか、独特な感じがするカップルよね。
~SarawatとTineのおうち~
Tine「Phukongの面倒をみてくれて、ありがとうございました。Greenがもうすぐ、そっちにいきます。家に帰って、休んでください。ありがとうございました」
相手は、Milでしょうね。
お疲れ気味は解消されてないTine。
ノートパソコンを確認すると、更新中。
Tine「くっそ! 今、本当に、アップデートが必要なのか?」
脱力しきったように、ソファにもたれるTine。
イライラも解消されてません。
ふと、手首のブレスレットに目をむけるTine。
~コンドミニアムのプール~
とうとう、来ちゃった。。
Sarawatがいなくなって何日目?
ビーチチェアに座り、携帯の画像を見始めるTine。
もう、なんだか、ウルウルしてきてるよ。
自分の帰りを待っていてくれたときに一緒に食べた揚げパンの画像。
改めて、入部オーディションを受けるために、ギター猛特訓した際の、ボロボロになった手に絆創膏を貼ってくれたSarawat。
ボヤ騒ぎで、灰まみれになったバースディケーキ。
そして、今、まさに自分がいるここで、撮影したSarawatの後ろ姿の動画。
~回想~
Sarawat「ちょっと貸せよ」
Tine「おい、俺が撮ってるのに、おい、なにすんだよ」
Sarawat「いいから、待ってろって。そこにいるんだぞ」
Tine「何する気だよ」
し~っと、静かにするように、Tineに注意するSarawat。
柱の陰にかくれているSarawat。
Tine「おい、Wat。なにしてんだよ、バッテリーのこしておけよ、Wat!!」
録画終わったのかな?
仕方なく、姿を見せるSarawat。
Sarawat「なんで、そんなに俺のこと、呼び続けるんだよ」
Tine「なにしてるんだよ?」
Sarawat「ほい、返すよ。」
Tine「俺の電話の中身を覗き見しただけか?」
Sarawat「なにを見るものがあるんだよ。お前のギャラリーは、俺の写真で一杯じゃん」
それは、本当のことなのね。
ニヤリと笑うTine。
画面を手で押さえるSarawat。
Sarawat「おい!これはあとで見ろ。どうしても、寂しくて仕方がなくなる日まで、とっておけ。その時が来たら、見てもいいよ」
Tine「そんな日が来るとは思えないけどね・・」
Sarawat「・・・俺達はきっと見ることになるよ」
ここでも、一歩、先の自分達の姿を見ているSarawat。
Tine「まさか・・・」
そんな会話をしてたのね。。
そして、まさに、今がその時です。
スライドして、Sarawatが撮った動画をみはじめるTine。
Sarawat:なんていったらいいのかな?
お前に歌でも歌おうか?
お前は、絶対に、"Scrubb"の曲を歌わせるだろうな。お前のプレイリストは、うんざりだよ。
まばたきすらも忘れて、Sarawatの姿を食い入るように、見つめるTine。
じゃ・・・お前に話していなかった秘密をきかせてやろうか。
知ってるか? Tine。
お前に再会したあの日・・・俺、号泣したんだよ。
話しながら、照れ笑いをするSarawat。
ああ、そうだ。俺、Manに1000バーツ払ったんだ。はははは。もし、お前に再会できたら、払うって賭けをしたからな。でも、そうなって良かったよ。
他には、なにがあったかな?
お前と俺・・・ってさ、お互い、どう思っているのか、ちゃんと言葉にすること、なかったよな。
そうだよ。。。。全然なかった。
俺は、一度、"お前の笑顔"を録画した時に、一度だけ、お前のことを好きだって言った。
お前もだぞ。
一度、好きだって言ってから、二度と言ってないよな。
最近のお前は、俺にぶつぶつ言ってばっかりだ。。
お前、俺が告白しそうだって思ってるだろう?
よく聞けよ。
一度しか言わないからな。
ま、おそらく、お前は今、すご~く、注意深く聞いてるだろうけどな。ハハハ。
よし、Okey
お前は、俺をくすぐるのが好きで、
俺の食べ物をすぐ盗むし、
いっつも自分がしたいことばっかり要求してくるし、
頭の中だけで考えてばっかりだ。
俺はまだ・・・
Tine「おい、Wat!!なにしてるんだよ?バッテリーは残しておけよ」
Tineが、Watを呼ぶ声も録音されている。
Sarawat:ほら、見たか? これが、まさにお前の姿だよ。わかったよ、言ってやらないぞ。
Tine「Wat!!」
Sarawat「ちょっと待ってろよ。今は言わない。戻ったら、言ってやるよ」
そこで、録画が終わっている。
ちびWatを携帯の上にかさねて、話しかけるTine。
Tine「しょうもない奴・・・。なんで、言うのがそんなに大変なんだよ」
涙ぐみながら、一人語りをはじめるTine。
Tine「お前が、俺をここまで引っ張ってきたんじゃないか。たったひとりで、お前のぬいぐるみに話しかけるようにまで、なっちゃったんだぞ。
お前がここにいる時、俺、不満ばっかり言ってたよな。でも、お前だって、俺の気に障るようなことばっかりしてたじゃん。洋服はひっくり返さないし、俺の物は勝手に盗むし、いっつも俺のおっぱいばっかり触りたがるし。。。
・・・お前は今、ここにいないけど、もし、お前が戻ってきてくれるなら、俺が、お前になんでもさせるってわかってるんだろ。
お前の言ったとおりだよ。俺は、我慢しなきゃ。。。強くならなきゃ・・・。このイベントが終わるまで、ちゃんと待つよ。また、お前に会えるまで待つよ。
俺が今、お前に伝えたいのは・・・お前がいなくて、本当に辛くて・・・会いたいってことだよ、Wat」
「俺もお前がいなくて、すごく寂しいよ、Tine」
ふと、そんな声が聞こえて、周囲を見回すTine。
肩に置かれた手。。。
振り返ると・・・・
「P'Type!?」
なんとも複雑そうな表情で、泣いている弟を見下ろしている、お兄ちゃん。。。
★【Ep 08】3/4 雑感★
Tineのあげた、ツイの数々・・・。
これ、あがるたびに、Watは、慰めの連絡を入れたんだろうか。。。
その都度、「あ~~~、わかったよ、帰るよ!」ってならずに、よく我慢したね(笑)
今までにも、ドラマで、嫌というほど見て来たけど。。。
この雰囲気ってさ、
「あの~~、視聴者には明らかにされてないけど、実は、Sarawatは虹の橋をお渡りになったとかじゃないですよね?」
って、いいたくなるくらいの、あまりの、Tineのロスっぷりじゃない?
そして、まさかのお兄ちゃん!
まぁ、MilPhukongが無事、進展したので、よしとします!
確かに、甘ったるい愛情表現が苦手なMil先輩ですが、見せないだけで、気持ちはたっぷり。
Tine(に迫ってた)の時を見てもお分かりの通り、本来、男っぽく世話を焼くのは得意なんです。
積極的なPhukong相手に、調子を乱されっぱなしのMilっていうのも、あり寄りの、あり(笑)
【Ep 01】1/4の冒頭にも書きましたが、登場人物について、おさらいはしません。
“でてきて当然”の扱いでいきます。
『2gether』の映像、見たくても見られないし、細かいところ、忘れてしまったという方は、
ご面倒でも、一応、筋追いしてますので、ご参照ください。
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