Typeモードの時は、悪い言葉もなんの抵抗もなく、入力できちゃうようになってます。。。♪

 

以下の内容は、成人を対象としています。

暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。

 

本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

全体で、4分割払いしてます。

前半未読の方は

★【Ep 08】(1/4) はこちらから★      

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【Ep08】(4/4)

 

~TharnTypeの部屋~

夜 ベッドで横になっている2人

お互い、背を向けちゃってます。

そりゃ当然です。喧嘩中です。

っていうか、もう駆け込み寺はないのよね。(涙)

 

眠れずに、そっと後ろのTharnの様子を窺うType。

Type「Tharn。寝たか?」

Tharnの背中にむかって静かに声をかけるType。

Type「ごめん。なぁ、こっち向いて、俺と話ししてくれよ」

うわ、Typeが、ちゃんと謝ってる。。。


Tharn「・・・・」

Type「そんなつもりで言ったんじゃないんだ。俺、お前と別れたくなんかないよ。俺、考え無しに言っちゃったんだ」


Tharn「・・・寝ろよ。俺、明日、午前中授業だから」


さんざん躊躇って、そっと、Tharnの背中に手を触れるType。

Type「ごめん。許してくれよ・・・」

背を向けたままのTharn。

仕方がなく、反対側を向くType。

当然、寝てなどいないTharn。

お互いに、眠れない長い一夜を過ごすのね。

 

~練習スタジオ~

バンドの練習をしていても、まったく、調子に乗れないThran。

何度もやり直し、途中で止めてしまう。。。

メンタル、ボロボロだもん。


Tae「おい、Lhong、ちょっと。。。Tharn、どうしたんだ?」

Lhong「わかんないよ」

 

そこへ、Songが飛び込んでくる。

Song「すみません。寝坊しました!できるだけ急いできたんですけど・・・」

Tae「電話するなり、メールするなりすればよかったのに・・・」

Song「P'Tharn、僕、遅れたくはなかったんです。歌詞の翻訳に時間がかかっちゃって・・・できるだけ急いで来たんです。怒らないでください」

バンドマスターで、自分のアイドルのTharnに、ちゃんと声をかけるSong。(笑)

Tharnは、ほぼ怒ってないけどね。

Lhong「Tharnは怒らないかもしれないが、俺は怒るぞ。いいから、急げ!」

Song「は~い」

Tae「俺も怒っていいかな」

Lhong「だめだ!」

笑いながら答えるLhong。

 

Lhong「ところでさ、お前、どうしたんだよ。全然、集中できてないみたいだぞ」

Tharn「そんなことないよ」

Lhong「ま、お前がそういうなら・・・。でも、もし、なにか問題があるなら、すぐに俺に言えよ。忘れるなよ、俺はお前の友達だからな

後ろで頷いているTae。

Tharn「ああ、なにかあったら、言うよ。」

Song「ボク、このバンド、すごくなるって思います。」

Tae「ああ、そうだな。そうなるよ。さ、練習はじめるか?」

Tharn「よし」

少し、持ち直してきたTharnたち。

 

~TharnとTypeの部屋~

バンドの練習から戻ってきたTharn。

わ~い、私の好きな「Jazz」のポスターが映ってる(笑)

 

部屋で、Typeが夕食を食べている。

Type「お前、もう食べた?」

Tharn「食べたよ。」

まだ、機嫌は直ってないようなTharn。

それでも、Typeの隣に座る。

この向かい側に、テーブル挟んで、テレビがあるの。

たぶん、この部屋、『BoyForRent』のSmileとOnnieの部屋と造りが同じような気がする。(外観も同じところで撮影してるっぽい。)

Tharn「これ、なんだ?」

テーブルの上のミールボックスをさすTharn。

Type「俺の朝食だよ」

Tharnがすでに、食べてきたと聞き、誤魔化すType。

Tharn「でも、朝になったら、ふやけてぐちゃぐちゃだろ」

お見通しです!

Type「ああ、そうだよ、お前の分だよ!」

Tharnのために買ってきた、とTypeが打ち明けても反応せず、バッグから、ノートパソコンを取り出すTharn。

一旦、スプーンとフォークを置き、立ち上がるType。

気になるけど、気にしない素振りをするTharn(笑)

きちんとたたんだシャツをTharnに渡すType。

ちゃんと、ボタンが取り付けてある・・・!


Type「ん・・・」

ちらりと見て、何も言わず、座りなおすTharn。

シャツを横に置くと、「いつまで俺のこと、怒ったままでいるつもりだ?」と訊ねるType。

Type「俺は口が悪いって言ったじゃん。お前にケンカをふっかけたのは、俺が悪かった。お前と別れたくなんかないよ。なぁ、俺としゃべってくれよ」

Tharnの太ももを揺らすType。

な~な~な~

Tharn「もし、別れたくないなら、なんで、そんなこと言ったんだよ」

そりゃ、正論でございます。

Type「考え無しで言っちゃったんだ」

Tharn「もし、俺が、お前と別れたいって言ったらどうする気だよ?」

Type「・・・・・」

そんな風に言われたら、言い返せず、悲しい顔しかできない。。


Tharn「もういいよ。どんなことをしようと、俺が感じたより、お前が苦しむことはないんだから・・・」

さすがに、それには抵抗するType。

Type「もしそうだったら、俺、謝ったりしないし、夕食だって買ったりしなかったよ。それに、お前のシャツだって、直したりするもんか。悪いと思ってるから、許してくれって頼んでるんじゃないか。ほんと、ひどい彼氏だよ」

それでも、無言のTharn。

ちかづいて、Tharnの肩に、頭をすりつけるType。

Type「ごめん・・・って。ね、俺のこと、許して?」

必殺、上目遣い(笑)

内心、有頂天、、、のTharn。


Tharn「それじゃ・・・これからは、俺の気持ちも考えるんだな。俺、お前から、“別れよう”って言葉、聞きたくないんだからな」

じっと黙ったまま、Tharnのほうを、子犬のように見つめるType。

TharnがTypeの頭を撫でると、安心したように目を閉じるType。

Tharn「許すよ・・・」

しばらく頭を撫でられていたかと思ったら、パっと身体を起こすType。

Type「お前も、一つ、俺に謝ることあるだろ。P'Sanのことだ」

急に態度を変えたTypeと向きあうために、パソコンの画面を閉じるTharn。

Tharn「だから、P'Sanは俺の尊敬する先輩だって言っただろ」

Type「そのことじゃない!お前、あいつと寝たんだろ」

Tharn「ど、どうしてそれを・・・?びっくり

Type「つまり、本当なんだな? あいつと本当にやったんだ」

Tharn「P'Sanは・・・俺のはじめての相手だ」

クッションをTharnに投げつけるType。

Type「この・・・見境なし!」

Tharn「それは言い過ぎだろ」

なんか、このシーン、普通のどこにでもいるカップルっぽくって、大好き!


また、拗ねたTypeが可愛くて、今度は、Tharnがすり寄る番(笑)

Type「おい、Tharn!むかっむかっ

かわそうとするType。

Tharn「ハグしてるだけじゃん。イライラしないの!」

ぐいぐいすり寄るTharn。

Tharn「なんで、そんなにガードするんだよ」

Type「俺は、お前みたいに簡単じゃないんだよ」

Tharn「なんで、突然、俺の元カレなんかに関心持ったんだよ?」

Type「それは・・・お前の初めての元カレが、俺に嫌がらせしてきたからだろ」

Tharn「P'Sanが?」

Type「あいつのこと、俺に思い出させるなよ」

Tharn「それで、俺と彼の間のこと、知りたいのか?」

小さく頷くType。

気になってることには、勝てないのだ!

ますます、Typeをぎゅっと抱きしめるTharn。

 

~アイヌ Jeedさんのお店~

カウンターで飲んでいるSanのところに、Thorn(Tharnの兄)がやってくる。

Thorn「どうしたんだよ。今度は一体何事だ?」

San「お前、遅いよ。一晩中、待たせる気か? さぁ」

酒を注ぐSan。

Thorn「お前だって、分かってるだろ。俺は、お姫様が眠りにつくまで待たなきゃならないって」

え? あの子、幼稚園児じゃないよね。。

あ、でも、両親が遅かったら、外に出てこれないのは仕方ないか。。。

Thorn「それより、話題を変えるなよ。俺の質問に答えろ。お前、どうしたんだよ?」

San「それは・・・特に何もないよ。」

Thorn「俺の弟の件だって賭けてもいいぞ。

正直、俺は、あいつにお前を紹介すべきじゃなかった・・・」

San「お前、この5年、そればっかりだな」

Thorn「それがどうした? 俺は言い続けるぞ。お前、最低だぞ。俺の弟と寝るなんて・・・。あいつは、まだ14歳だったんだ」

San「だって、14歳の時のTharnは、とっても小さくて、すごく可愛かったんだ。あどけないあの子をみてるだけで、夢中になって、つい、あの子をものにしたんだ」

Thorn「San、お前は口説いたんじゃない。お前はただ、やりたかっただけだ。あいつが音楽の勉強がしたいのを知ってた。だから、お前は、音楽室にあいつを呼びだし、そこで・・・何も知らないあいつに・・・、お前のほうから打ち明けずに、俺に殴らせなかったら、俺、お前と友達やめてたよ」

San「ああ、それで思い出したよ。お前のパンチ、本当に痛かったよ。思い出しただけで、また、痛くなったようだよ」

Thorn「それこそ、まさに、俺が意図してたことだよ。考えても見ろよ、あの時、俺は、Thanyaを病院に連れていかなきゃならなかったんだ。だから、弟の世話を親友に頼んだんだ。そしたら、何が起きた。。。俺の友達が、俺の弟を犯〇やがった」

San「皮肉を言うのはやめろよ」

Thorn「正直、それからのお前は、いつもあいつによくしてた・・・。俺の両親に、あいつに音楽の道に進ませてやってくれと、説得したのもお前だ。お前はいろいろなことをあいつに教え、面倒もみてたよ。

あいつが、おまえのことを兄弟と思ってるって言ったとき、お前も、あいつのことを乗り越えるって思ってた。でも、俺が間違ってたよ。頼むよ、もうあいつを煩わせないでやってくれ」

San「俺は、Tharnを忘れられないんだ。Tharnは俺にとって、大切な人なんだよ。もうそれを無視することなんて出来ないんだ。お前にわかるか?」

Thorn「で、今回は何を企んでるんだ?」

San「いいから、見てろよ、さぁ、飲もうぜ」

兄ちゃん、そんな風に覗き込むくらいなら、乾杯なんかしてないで、なんとかしてよ!

まぁ、実際のSanは、企んでるというか・・・なにかを考えてるって感じね。

 

~TharnとTypeの部屋~

ソファに、Typeの膝枕で横になっているTharn。

本来なら、この2人の間に、割り込めると思う?と言いたいところだけど、ホント、まだまだ危なっかしいのよ(笑)

 

Type「お前が14歳の時に、あいつと寝たんだな」

Tharn「うん・・・そのくらいだったよ。もし、女から寝ようって誘われたら、お前だったらOKしてなかったか?」

Type「女とやるのと、男とやるのは違うだろ」

起き上がるTharn。

Tharn「性別を取り払ってみれば、視点が大きく広がるんだよ」

Type「だから・・・あいつがお前の初めてだった」

頷くTharn。

Type「あいつが、お前は下じゃないって気づかせたってことか・・・。お前にとって、いい兄貴みたいなんだよな。そして、おまえの両親に音楽の勉強をさせてやってくれ、って説得してくれたり、アドバイスもしてくれた」

ひとつ、ひとつ頷くTharn。

Type「すげぇな。たいしたもんだよ。凄すぎるから、俺に嫌われるんだよ」

その言い方に、笑っちゃうTharn。

Tharn「どうして、俺が本当は誰のものなのか、P'Sanに教えなかったんだ?」

Type「するわけないじゃん。ああ、もう十分だ。俺、眠くなったよ。もう寝る・・」

誤魔化すように、そのまま、クッションを当てて、寝始めるType。

これなんて、超絶、可愛いでしょ?

今回、Typeの表情と仕草がGulfすぎて・・・全部、キャプチャーしたいんですけども。。。


Tharn「おい、俺はまだ、眠くないよ。もっと話そうよ」

クッションを取り上げ、Typeを起こすTharn。

Tharn「実際、俺がどっちの役割が向いてるか、証明したくない? P’Sanと一緒にいたときと、もしくは、お前と一緒の時と・・・。」

Type「お前も、自分で言ってるほど、純粋じゃなかったんじゃないのか? この悪賢いきつねめ!」

Tharn「じゃ、俺が好きなものを教えてやるよ。俺は・・・・これが好き。お前が好き」

それを言われたら・・ツんじゃいますよ(笑)


Typeの顔を自分の向けて、そのまま、鼻にキスするTharn。

Tharn「さ、寝よう」

そのまま、ソファに横になる2人。

この時、Typeをもたれさせ、抱きしめるTharn。

うずめていたTharnの胸から顔を起こすと、、「自分で言ったこと、忘れるなよ」とTharnにダメ押しし、再び、目を閉じて、もたれかかるType。

 

~翌日以降?~

買い物帰りのType。

Type「あ~、タイスキ鍋をやるのに、ソースを買い忘れるとは・・・」

寮の前の道路から、ふと、ガラス越しに中を覗いたType。

エレベーター前に立っていたSanとTharn。

一瞬で気づくType。

同時に、外のTypeの存在に気づいたSanが、Tharnの肩を抱き、キスするように、Tharnの身体の向きを変える。

ポトリ・・・とレジ袋を落とすType。

Type「なんなんだよ!」

あ~、Typeの血液逆流の音が、ここまで聞こえる。。

 

 

★【Ep 08】(4/4)  雑感★

Sanが仕掛けてるけど、どうにも、悪意を感じないんだよね~~~(笑)

もともと、悪い人じゃないんだと思う。

NOちゃんって、そういうの、絶対、気づくと思うもん。

あんなに普通に接してたのは、Sanに、いい人オーラがあったからでしょ。

なんか、リトマス試験紙みたいだけど(笑)

 

そこが、ThornTharn兄弟に、縁を切られてない所以のような気もするし。。。

試されるね、Type。。。

 

Typeの、仲直りの仕方のバージョンが増えました(笑)

上目遣い、Tharn、絶対、弱そうだもん。

 

★【Ep 09】(1/4) へ続く★