Tharnyaを演じてるMariaちゃんが、すでに、少なくとも芸歴7年以上のベテラン子役さんだったという事実♪

 

以下の内容は、成人を対象としています。

暴力的な描写、性行為、暴力的な言葉が含まれている可能性があります。
視聴者(および読者)の裁量をお勧めします。

 

本格的なネタバレ&上記のご注意をご理解いただき、OKの方のみ、おすすみください。お願い

 

『TharnType the series』

【Ep07】(1/4)

前回のおさらい

2人がちゃんと恋人になったことを、親友Technoにだけは打ち明けたTharnType

後期セメスターの前の休暇に入り、学内の寮をでることにした2人は、隣室のSeoKhluiたちの部屋を訪れ、引っ越しの挨拶をすませる。寂しくて仕方がないKhluiを見ながら、自分の気持ちを明らかにするSeoだったが、気付かないKhlui。

本格的な休暇を、実家であるタイ南部のパンガン島で過ごすため、戻ってきたType。父親に会うなり、一緒に住むことにしたTharnのことを、父親がこんなに友人の話をするのは始めてだ、と驚くほど、しゃべりまくってしまう。

小規模なリゾートヴィラを経営する両親に愛され、育ったType同様、Tharnも休暇中、実家で過ごしながら、時折、電話で話しながら、会えない寂しさを紛らわす。兄Thornから、友人のSanがTharnに会いたがっていると言われ、複雑な表情を見せるType。

パンガン島の観光名物でもある「フルムーンパーティ」に参加したTypeは、自分に色目をつかってきた客に耐え切れず、暴言を吐いてしまうものの、親友に会場から引きずり出され、大事にはならずにすむ。

ゲイに対する暴言が止まらないTypeに対し、自分もそうだ、とカミングアウトする親友のKhom。

Khomときちんと話し合えないまま、休暇を終え、バンコクに戻ることになったTypeは、久しぶりに、Tharnと会い、二人きりの生活を再開する。

そんな時、Tharnの誕生日が近いことに気づいたType、Tharnの実家での夕食会に誘われるものの、どうしても訪問する勇気が持てない。

 

一方、弟Tarの様子が気になるTumは、弟の留守中に、部屋に入り、壁一面に貼られた不気味な絵を見てしまう。

 

~TumTarの家~

リビングでギターを弾きながら、弟のTarの様子をじっと観察しているTum。

ふと思いつき、Tarの好きな曲を弾きはじめると、イントロだけで笑顔になり、振り返るTar。

曲を聴いている最中に、Tarの携帯に、アラートが入る。

[Tharnの誕生日]

画面に映し出された文字を見て、複雑な表情で携帯をテーブルに置くTar。

なんでもないふりをして、兄を心配させないように努めるものの、どうしても、Tharnのことをかんがえてしまう。

 

~Tharnの実家~

ママ「さぁ、ケーキよ。私が自分で焼いたのよ」

綺麗に、テーブルセッティングされた、セレブな家族の食事会って感じ。。。

あ~、やっぱり、Typeは来なかったね。

 

Tharn「ありがとう、ママ」

Tharnya「ハッピーバースディ、P'Tharn!」

Tharn「ありがと・・・」

Thorn「お前、19なのに、俺より老けて見えるよな・・・」

だって、19じゃないもん。。← Mewも最初、自分は先輩役にキャスティングされると思ってたって(笑)

Tharnになってくれてありがとう!

Tharnya「そんなことないわ、お兄ちゃんのほうが老けてます!!」

笑い出す家族一同。

Thorn「なんで、お姫様は俺のことをそんなふうに言えるんだ?」

Tharnya「え? だって、今日は、P'Tharnのお誕生日なのよ。」

Thorn「俺の誕生日にだって、俺の味方してくれたことなんかないくせに」

Tharnya「だって、本当にお兄ちゃんのほうが老けてるんだもん」

この先、どんな口達者な女子に成長していくのか、将来が楽しみなTharnyaちゃんです。

(シーズン2のキャストに名前があったの、見つけちゃったよ。もちろん、演じるのはMariaちゃんじゃありません)

Thorn「こうしてやる!」

TharnyaのほっぺたをつまみあげるThorn。

 

パパ「Tharn、お前の誕生日なんだから、まず、最初に一切れ、いただきなさい」

Tharn「はい。。ところで、今年もまた、チョコレートケーキを作ったんだね」

ママ「そうなの。オレンジかチョコレートかで迷ったんだけど、やっぱり、チョコレートにしたわ、あなた、(ほろ苦い)ダークなほうが好きでしょ?」

ここ、くすっと笑うTharn。

Tharn「うん、ママ。チョコレートみたいなちょっとダークなほうが好きなんだ。」

※ダーク=浅黒い誰かさん

Tharn「それでさ、もしよかったら、これ少し、わけてもらってもいいかな、ママ。ルームメイトに持っていってやりたいんだ」

ママ「もちろんよ。好きなだけ、持っておいきなさい。ああ、そういえば、お部屋の家具とか、選び終わったの? なにか手伝うことはない?」

Tharn「大丈夫だよ。冷蔵庫と電子レンジを買ったばっかりだよ」

ママ「でも、あなたのお友達に会ってみたいわ」

Tharn「機会があったら、家に連れてくるよ」

微笑むTharn。

はやくそういう日が来るといいね。

 

ママ「わかったわ。さぁ、お野菜も食べるのよ」

Thornに取り分けるママ。

 

その時、Thornの友人のSanが、玄関ではなく、庭先のほうから入ってくる。

勝手知ったるって感じね。

San「こんにちは」

ママ「あら、San!いらっしゃい」

嬉しそうな声をあげるママ。

Thornが、嫌そうな顔をしながら、「お前、普通の人みたいに、うちに入ってこれないのか?」と文句を言う。

それには無視して、「はい、Tharn、ハッピーバースディ」と隣のTharnに声をかけるSan。

Tharn「ありがとうございます」

Thorn「お前、毎年、来るよな。」

San「通りかかった時、Tharnの誕生日だって思い出したんだよ。だから、おめでとうを言いにきたんだよ」

うそです。先に、Tharnに電話かけてきたし、プレゼントもばっちり用意してます。

Thorn「お前は、それを4年も言い訳につかってるぞ、ろくでなし!」

San「おい、俺の名前は、Sanで、ろくでなしじゃないぞ。よせよ、Tharnは俺の弟みたいなものなんだ」

うなずくママ。

Thorn「うちの家族は、子供3人なんだよ。お前、誰だよ?うちの両親は知ってるのか?」

San「お母さん、Thornが、また、俺をからかってます」

ママに助け舟を求めるSan。

ママ「もう、Thornったら、なんてことを言うの。Sanは、ただ、お祝いを言いに来てくれただけでしょ。本当にありがとう。あなたは、私にとっても、息子みたいなものよ。いつでも、うちに遊びにいらっしゃいね」

San「ありがとうございます」

そして、きれいにラッピングされたプレゼントを、Tharnに渡すSan。

顔、曇ってます。

Tharn「先輩、毎年、俺なんかに誕生日プレゼントを買う必要なんかないのに・・」

San「おい、お前まで、俺のプレゼントを拒否するのか?」

しかたなく、「ありがとうございます」と言って、受け取るTharn。

半面、嬉しそうなSan。

San「お前が14歳だったころが懐かしいよ」

Thornが不愉快そうな顔を見せる。

Tharn「でも・・・俺が14歳だったことの話は、しないほうがいいと思いますよ」

San「なぜだ?あの頃、まだ、お前、こんなに小さかったのに・・・」

Tharn「でも今じゃ、先輩と同じくらいですよ」

San「わかってるよ、あんなに可愛らしい男の子なんていなかったしな。今は、俺と同じくらいイケメンなのも、お前だけだ」

んまぁ~~~、なんなの、この家族を前にしての口説き攻撃は!!

Thorn「おい、そのへんでやめておけよ。San。俺の弟は、お前なんかよりもっとイケメンだぞ」

自分を誉める兄に、つい、笑いかけるTharn。

わざわざ、肩に手を置き、「ハッピーバースディ、Tharn」と改めて、声をかけるSan。

Tharn「ありがとうございます、P'San」

こうやって、受け入れちゃってるみたいに見えてるのも要因かな。。

 

ママ「さぁ、食事を楽しんでね。ケーキを切りましょうか?」

Tharnya「うん、そうして」

ママ「はい、ケーキを切ってちょうだい、お誕生日の主役さん」

とりあえず、お誕生日会の雰囲気に戻ったみたい。。

 

~レストラン~

焼肉屋さんね。

Techno「これ、俺の肉~♪」

参加者は、Techno、Type、Champ、Oam、Teamの5人ね。

ま、いつものメンバーです。


Techno「おい、俺、Tharnも連れてくると思ってたぞ」

Type「家に戻ってるんだ。今日、あいつの誕生日だから・・・」

Techno「え? 誕生日?」

Type「うん・・・」

Techno「お前、俺たちとこんなところにいていいのか?」

Type「あいつは自分の家に帰ったんだぞ。お前、俺が一緒にあいつの家に行けると思うか?」

Techno「・・・ああ」

そりゃ無理もない、と力強く頷くノーちゃん。

Type「お前、ちょっとは脳みそ使えよ、No!」

Techno「でも、そういうことじゃないじゃん。なんで、そのままにしておけるんだよ。だって、お前の恋人の誕生日なんだぞ」

 

Oam「ちょっと待った!」

急停止する、向かい側の3人。

Oam「お前、今、なんってった? 誰が恋人だって?」

はい、ノーちゃん、ペナルティ1(笑)

しまった~っと顔を歪めるTechno。

 

Type「お前、なに聞いてるんだよ、なにが恋人だって?」

Techno「そうだよ、なに聞いてんだよ」

 

Champ「でも、俺も聞いたぞ」

Team「俺も・・・」

 

Type「俺は、誰かと付き合うには、不愛想すぎるんだよ」

Oam「たしかに考えてみれば、こいつの言う通りだ。こいつの罵倒に耐えられる奴なんていないよ」

Techno「そうそう、誰も、こいつには我慢できないよ」

話をあわせようとするTechnoに、肘鉄をくらわせるType。

「実際、俺は、お前以上だけどな」

なんとか誤魔化せた・・・と、そっと、Typeに手を合わせて、謝るノーちゃん。

 

携帯を取り出すType。

Tharnのお兄ちゃんのThornのインスタかな?

≪誕生日おめでとう、弟よ。両親がすごいプレゼントをお前に贈ったから、俺からはなしだ。気をつけろよ。愛してるよ≫

うわ~、新車のアウディにもたれかかるTharnの写真がアップされてる。

これはちょっと・・・Typeの立場になってみると、たじろぐよね。

 

Techno「おい、Type、ちょっと待てよ」

隣で、その写真を見てしまったTechno。

Techno「おい、Tharnの家って、金持ちなのか?へぇ、両親が、プレゼントに、アウディを送ったのか・・・」

頷くType。

Techno「その車、相当、高いぞ」

でしょうね。

Type「あいつの父親は、小さな会社の社長をしてるって言ってた。兄さんもBMWを運転してるって言ってたから、たぶん、金持ちなんだろうな」

Techno「小さな会社なんて思えないよ。でも、そんな奴が、どうして、学内の寮なんかに住んでたんだ?」

Type「練習の時間を無駄にしたくなかったからだって。学内に住むほうが、なにかと都合がいいからって言ってたよ」

Techno「責任感も強くて、性格もいい、金持ちで、しかも傲慢なところもないし、人を見下すこともない。」

TechnoがTharnを誉めるのを聞きながら、どんどん笑顔になっていくType。

Type「そうだな」

Techno「お前、ほんと、運がいいよな」

Type「当然だろ」

 

Champ「どうして、奴が幸運なんだ?」

さて、また、やっちゃったね(笑)

固まる2人。

Techno「あはは・・・そ、それは~、こいつには、金持ちの友達がいるからさ」

今度は、そしらぬ顔をするType。

 

Oam「お前、バカか、No。そいつの金を使えないなら、金持ちの友達なんていたって意味ないだろ。俺は金持ちの友達なんて、欲しくないよ。比較されるのもごめんだね」

となりで、うんうんと頷くTeam。

さりげなく、我慢しろよ、とTypeの肩を抑えるTechno。

ここで、Typeに火がついたら、困るものね。

 

更に、その話題にのっかり、追い打ちをかけるTeam。

Team「お前のルームメイト、Tharnとか言ったよな。イケメンで、金持ちで、音楽学部の・・・ああ、いい車も持ってる。それでも、金持ちが傲慢だって、同意しないのか?」

Typeが、Tharnを毛嫌いしていた頃で、状況把握が止まってるのかも。

Oam「だろ? 俺もあいつらは傲慢だと思う」

向かい側のノーちゃんが、目を白黒させながら、お前ら黙れ!って、全員の口をふさぎたいって顔してる(笑)

Team「おまえ、あいつの側にいて、不愉快にならないのか?」

バシっと箸を置くType。

Type「そんなことない!」

びっくりして、Typeを見て固まる3人と、まずいことになった・・・と焦るTechno。

Type「それに、俺は、お前があいつについて話してること、気に入らない。」

すぐさま、フォローに入るノーちゃん。

Typeのピリピリした雰囲気を誤魔化すように、Typeの背中に手を回し、これ以上、興奮させないように、おさえようとするTechno。

Type「あいつが金持ちだからって、なんなんだよ?あいつが悪いみたいに言うんだな。俺は、あいつが富豪だからじゃなく、あいつの人間性をみて、友達でいるんだ。言葉に気をつけろ、Team」

Typeが喋ってる間、ずっと、落ち着けよ、落ち着けよって、肩や腕をさすり続けるTechnoに泣けてくる。。

 

Champ「おい、落ち着けよ、Type。Teamはただのおしゃべりとして言ったんだよ。そんなに怒るなよ」

Techno「そうだよな・・・」

Type「俺、トイレいってくる」

不機嫌そうに、席を立つType。

 

どうしたんだ?あいつ?

唖然とする、鈍感3人組。

 

Techno「おい、お前のせいだぞ。お前と、その口な!さぁ、この炭化した肉でも取って、かき込めよ」

 

 

★【Ep 08】(1/4)  雑感★

実は私自身が、「記念日」というものに、あまり執着がないので、こういうおうちでの食事会というものが、現実味あるのか、ないのか、よくわからないんですけど、うちの母親は、けっこう、こういう感じ、好きだったので、そういう家庭もあるのかな、と想像してます。

まぁ、ThornとSanは親友というか、くされ縁というか、そういう間柄で、この家は、結構、息子たちの友人が遊びに来るオープンな家っていう設定なのかなって思ったのですが、演出意図的には、違うのかな?


でも、それだと、Sanのうさん臭さ(失礼!)が際立たないでしょ。


San先輩・・・彼って、こういう雰囲気だったんですね。。

実際に、喋ってる姿をみると、また、印象が違うわ。。

「14歳」というキーワードを、さらりと自分から出してきたりして、恐ろしく感じたのは私だけ?

すみません、すでに先入観の塊となっております。(苦笑)

 

気になる方は、[Ep04 4/4]に出てくる14歳というキーワードを見つけられると、このSan先輩がTharnにとって、どういう存在なのか、わかると思います。

 

ま、Tharnの態度を見ていると、すでに完全に【過去】だっていうのはわかるんですが、Sanは【復縁切望中】ってオーラ全開なので、トラブルの予感しかしません。

Typeが、この場にいたほうが良かったのか、いなかったほうが良かったのか、いてもいなくても、結局は、トラブルになったんだろうから、決着地点は同じかな。

 

ふふふ、一方のType、Tharnの悪口に耐えられなくなって、文句言いまくるなんて、もう、可愛いったらないよね。

Tharnに見せた~い(笑)

 

★【Ep 08】(2/4) へ続く★