気絶するまでKissするなら、時と場所を選ぼうね
ネタバレOKの方のみ、おすすみください。
2分割されています。これは後半です。
前半未読の方は、
【Ep 01】前半(1/4&2/4)はこちらから。
『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน
【Ep 01】3/4
~Tineの部屋のベランダ~
Tine「Sarawat、Sarawat、Sarawat、くっそ!Sarawatめ!!」
大勢の前で、完全にバカにされ、文句タラタラのTine。
Fong「もう、そのへんでやめとけよ。(それより)決めろよ。このまま、続けるのか?それとも、新しい男を探すか?」
Tine「やだね。どんなに難しかろうと、このシック様は諦めないね」
若干、負け惜しみ的な響きがないでもない(笑)
それを聞き、含み笑いする3人組。
Tine「なぁ、お前ら、あの男のこと、もっと、他に何か知らないのかよ」
Fong「全然だな。あいつ、すごい個人主義みたいだ。“The Cute Boy Page”にだって、何の情報も載ってない。」
Ohm「だから、“The Cute Boy Page”は役に立たないって。」
Phuak「何のページだったら、探せるんだよ」
Ohmが、仕方ないな・・・と、携帯をいじってます。
Tine「おい、なにかニュースがあるのか?」
Ohm「当然さ!あいつのファンは、ストーリーをシェアしたり、あいつに関する情報を得るために、秘密のグループチャットを使うことにしたらしい。グループの名は、その名も“チーム・Sarawatの妻たち”だ」
響きがいいよね、“チーム・サラワットの妻たち”・・・。
Ohm「それによると、彼女たちは、ちょうど、奴の連絡先を見つけたらしい」
お~~と、色めきたつTine・Fong・Phuak。 ← この単純さがたまらん(笑)
Tine「見せてみろ。電話番号か? それともLineIDか?」
Ohm「Eメールだ」
Tine・Fong・Phuak「「「Eメール??」」」
みんな、ずっこけてるけど・・・、そんなにEメールって、恥ずかしいツールになっちゃったのかな?
なんか、寂しいなぁ。。。
ま、Lineとかに慣れるとそうなっちゃうよね。
Ohm「ああ」
Tine「MSNの時代に戻れってか?」
Fong「メールするか、奴の学部で待ち伏せするか、選ぶしかないな。でも、そう簡単にあいつに会えるかどうかは、わかんないけど・・・。」
Phuak「お前次第だよ」
溜息をつきながら、Eメールを送信することにするTine。
≪は~い、Sarawat。俺はTine、お前が、気絶するまでキスしてやるっていった男だ。頼みたいことがあるんだ。明日、空いてるか?どこかで会おう。場所はどこでもいい。≫
改めて読んでみると、確かに、これじゃHのお誘いと読めなくもない(笑)
送信するTine。
あくびして・・・そのまま、パソコンに伏して、眠ってしまう。
しばらくして・・・。
ドンドンドンドン。
ドアがノックされ、その音で目が覚める。
ドンドンドンドン・・・。
ドアを開けると、Sarawatが立っている(笑)
Tine「おい!(驚)」
そりゃ、びっくりするよね。
Tine「な、なんでここにいるんだよ?」
Sarawat「俺にEメールしただろ」
ずんずん、部屋の中に入ってくるSarawat。。。
Tine「そりゃ、送ったけどさ、俺の部屋に来るとは思わなかったよ」
Sarawat「場所はどこでもいいって、お前が言ったんだぞ」
急に、Tineの胸を押し、テーブルに座らせるSarawat。。
Tine「な、なんの真似だ?」
Sarawat「手伝ってやるよ。今、やるか?」
Tineの顎をくいっと持ち上げる。
Tine「お~い、待った、待った、待った!そういうんじゃない」
Sarawatの唇を手で押さえるTine。
Tine「俺が・・・お前にしてほしいのは・・・・」
構わず、キスしようとしてきたSarawatの姿が、Greenに変わって・・・。
Tine「うわ~~~!」
飛び起きるTine。
夢落ちって(苦笑)
夢か・・・と、息を整えていると、メールの返信が。。。
サラワット:まじかよ。よくも俺に、S〇Xしようなんて誘うメールを送ってきやがったな。しかも、どこでもいいだって? くそったれ!サイコ!!
Tine「サラレオ(くそ野郎)!! やる気か?よ~し! ゲーム開始だ!」
こっちも火がついたTine。。。
~大学駐車場~
Ohm≪チームSarawatの妻たちによると、あいつ、白い車を運転してるらしいぞ・・・≫
Tine≪白い車だって?≫
Ohm≪後ろに、ステッカーが貼ってあるって・・・≫
Tine≪後ろに、ステッカーだな?≫
Ohm≪学部棟の裏の駐車場に、よく停めるらしいぞ≫
Tine≪ああ、もう切るぞ。たぶん、これだ・・・≫
大学構内の駐車場で、それらしい車を見つけたTine。
そこへ、やってきた女性が咳払いしてくる。
Tine「これは、あなたの車ですか?」
失礼しました、と平謝り。。
そこへ、Sarawatが車に乗って、通り過ぎるのが見える。
Tine「Sarawat? あれ、Sarawatじゃん!!」
夢中で、駆け出すTine。
自転車置き場の自転車を拝借し、追いかけはじめる。。
タイン「Wat! Wat!!おい、スピード落とせよ! ワ~ット!」
自転車でついてきたTineに気づいたSarawatが、ちょっとだけ、スピードを緩める。
Tine「お前に話があるんだ。な、話そう。」
Sarawat「俺は、知らない奴とは話さない」
Tine「(俺を)知らない奴だって?この前、俺が気絶するまでキスするって言ったじゃないか。なぁ、頼むよ、5分だけくれないか?」
Sarawat「やだ」
Tine「じゃ、3分」
Sarawat「やだ」
Tine「じゃ、10秒は?」
Sarawat「・・・9、8、7・・・」
Tine「うわ、待って!俺・・・俺のこと、助けてくれないか?」
Sarawat「時間切れ・・・」
スピードをあげるSarawat。
必死に追いかけるTine。
Tine「お~~~~い」
Tine:これがあいつが俺にした仕打ちだ。影のように、ぴったりと追いかけたのに、あいつは、話をすることすらしてくれなかった。 でも、ここまでしたのに、諦められるか? 俺には無理だ。
なんか、ブレーキが故障してる自転車だったみたい(笑)
Tine:俺は止めないし、諦めもしないぞ。
決意どおり、ノンストップで、生垣につっこむTine。(笑)
【Ep 01】4/4
生垣に突っ込んだ挙句・・・・気を失ったみたい。
ま、車を追いかけたスピードのまんまで、激突したんでしょうからね。
Green「Tine・・・」
道端に腰掛け、Tineの鼻に、気付け薬(ヤードムかな?)を嗅がせるGreen。
Green「Tine、大丈夫?」
ようやく、気がついたTine。
Tine「ここはどこだ?」
見るからに、大学構内の道端です。
Green「大学よ、もちろん。どこだと思ったの?それとも、私の家に行きたいの?」
思いっきり、引きまくるTine。
Green「冗談だってば!幸運にも、私が倒れてるあなたを見つけたのよ。それで、ここまであなたを運んで、薬を嗅がせたの。私がいなかったら、あなた、死んじゃってたかも・・・」
甲斐甲斐しく、Tineの身体についた葉っぱとかをつまみ取るGreen。
Green「あ、これならどう?あなたの面倒をみるために、今夜、一緒に過ごしましょうよ。あ、ちょっと、両親に電話するわ」
Greenが後ろを向いて携帯を取り出している間に、逃走するTine。
Green「タ~~~イン!」
Greenから必死に走って逃げている途中で、チア部のFang先輩が、車で通りかかる。
ナイスタイミング
Fang先輩「ああ、Tine!」
Tine「あ、P'Fang!」
Fang先輩「これから、コードメンバーとの夕食に行くんだけど、あなたも、一緒に乗ってく?」
Tine「ああ、大丈夫です。自分で行けま・・・」
と遠慮しようとした側から、Greenが追いかけてくるのが見えて、先輩の車に飛び乗るTine。
Tine「いえ、なんでもないです。。。行きましょう」
悲鳴をあげて、追ってこようとするGreenに驚き、すぐさま発車するFang先輩(笑)。
オープンカフェのようなところで、コードメンバーの飲み会が開始、
新入生が、自己紹介がてら、みんなの前で、可愛く踊りながら、パフォーマンスする。
盛り上がり始めたところに、なんと、Sarawatと友人たちも、店にやってきてるのに気づいたTine。
この下からのアングルもいいわ~~~。
死角のない男ね。。。
Sarawatを追おうとするTineに、「ちょっと、どこ行こうとしてるの? あなたの番よ」と引き留めるFang先輩。
Tine「あ、トイレに・・・」
伝統に則り(笑)、自己紹介パフォーマンスをするように厳命されるTine。
ちらりと見上げると、Sarawatたちも見下ろしている。
タイミング最悪(笑)
観念して、椅子の上に乗り、名前だけ言って、あっさりとすませようとすると、上から、Sarawatの友人Bossが、もっと力強い奴を見せてくれよ!と、チャチャを入れてくる。
笑いを浮かべているSarawat。
意を決して、踊り付き(下ネタ付き)で、披露するTine。
Tine「俺はTine、新入生だ。シックな男だけど、可愛くもなれる。上もイケるが、下はもっとだ!激しく、怒濤の攻撃してやるぜ!」
拍手喝さい(笑)
っていうか、お姉さま方、盛り上がりすぎ(笑)
まんまと、最悪の場面をSarawatに見られたTine。
Sarawat、受けてる!(笑)
言うまでもないが、彼は、不愛想で評判の男です。
~トイレ~
ちょうど、Sarawatが用を足しているところに、入ってきたTine。
Tine「おい、なんで、笑ってた?」
ちょっとムカついてます、Tine。
終わったSarawatが、Tineに近づきます。
Tine「俺の自己紹介の仕方に何か問題でも?」
Sarawat「別に。。。可愛かったよ」
手も洗わずに、Tineの髪を撫でて、トイレを出ていこうとするSarawat。
記念すべき、初「いいこ、いいこ」だ!(笑)
そう簡単に行かせるかとばかりに、Sarawatのパンツのポケットから、携帯をとりあげ、何かを打ち込むTine。
Sarawat「あ・・・なにしてんだよ?(怒)」
Tine「電話番号もらうぞ」
Sarawat「おい、返せよ(怒)」
Tine「やだね」
Sarawat「返せってば!(怒)」
Tine「もし返してほしかったら、電話番号くれよ」
なんとか、携帯を奪い返そうとするSarawat。
超密着!
Sarawat「ふざけんな!」
その時、携帯が床に落ち、バラバラに・・・。
Tine「しまった!」
さすがに、Tineも青ざめて、ごめんとSarawatに謝るも、拾い上げようとして、更に本体の基盤を踏んづける(笑)
Tine「・・・修理に出すよ」
睨みつけてるSarawat。
ショックを受けているTineに、今度は、SarawatがTineの携帯を取り上げる。
Tine「な、なにすんだ?返せよ!」
Sarawat「お前がいなくなったら、どうすんだよ。修理し終わったら、お前のを戻してやるよ」
担保として預かるぞって感じですね。。。
Tine「俺を信用できないっていうのか?」
Sarawat「ああ・・・」
当然だろ・・・と言った表情で、トイレを出ていくSarawat。
あとに残されたTine。
Tine「あ~~~ヤバい。まずいぞ。これ、修理するのに、いくらかかる?」
~Tineの部屋~
PCチャットで、状況報告!
Phuak≪おめでとう。やったじゃん。ついに、あいつの電話番号、ゲットしたな≫
Tine≪電話番号聞いたけど、修理が終わるまで、待たないと。。。そこまでの価値、あるか?≫
Fong≪そう、言うなって。とにかく、これで、お前は、Greenを引き離す道を進めるんだからさ≫
Tine≪まぁ・・・そうだよな。こっちにはスマホがあるんだ、俺を助けるように、脅かすことだってできるだろう≫
Ohm≪おい、待てよ。お前のスマホの中身だって、あいつに見られちゃうかもしれないんだぞ≫
Tine≪ふん、心配するな。俺のスマホは、ロックがかかってる。あいつには、解除なんかできるはずがない≫
一応、頷く3人組。
その時・・・Tineの表情が険しくなる。
Tine「あれ、俺のフェイスブック、どうなってんだ?これ、スパムかな?」
お前を食べたい、だの、おいしそう、だの、なんか、明らかにエロ系じゃん(笑)
タイン「サラレオ(くそ野郎)!!」
画面を睨みつけるTine。
ぷぷぷ、見事に(パスコード)解除されちゃったんだ(笑)
★【Ep 01】後半(3/4- 4/4) 雑感★
記念すべき第1話、今後の肝となる導入部ですが、流行りの『契約恋愛』系に入れていいのかな??
まだ、成立前ですけどね。
冷静に考えれば、ノン気のタイン()が、サラワット(
)を追いかける理由に、そこまでの切実さはないです。
グリーンを排除する方法を別に見つければいいだけのことなので・・・。
にもかかわらず、すでに、タインは思いっきり、サラワットに向かっていて、引き返すつもりはないんですね(笑)
かといって、グリーンの圧倒的な存在感と押しの強さを前に、本気で退けることも出来ず、ますます、サラワットの必要性の比重が、タインのの中で、どんどん膨らんでいってます。
とにかく、タインとサラワットが絡んでくれれば、文句はございません。
本日の“スーパーでブライト”なショット!
なんか、爽やかなのを選んじゃった!
ほら、これが3次元に存在するんですよ。。。
微笑みの国に行けば。
たぶん、彼よりも、顔が整っていたり、スタイルが良かったりする人は、そこそこいると思うんです。
ワールドワイド的に考えると・・・。
ま、てっぺん近くなると、あとは、それぞれの好みの問題ですからね。
それにまだ、やっぱり若いですしね。
大人の男の色気を求めると・・・・さすがに、それは未完の領域。
だけど、彼の佇まいは、スケッチブックの線画から始まって、どんどん肉付けされていった2次元半みたいな気がするというか・・・。
普通に、明るいところで見ていても、ちょっと目を細めたくなるBrightの眩しさに、なんか、いろんなものが今後も駄々もれになっていきますけど、ホントすみません
お読みいただき、ありがとうございます。
~おまけ~
再生回数増加を願って、微力ながらお手伝いです。
GMMTVの公式チャンネルの本編と、リストリンクを貼っておこうと思います。
面白そうだなぁと思われたら、
https://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx
こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴可能です。
https://youtu.be/TBxEcCWkhic
https://youtu.be/hj4ge3aOFb4