またまた、見つけてしまいました!

新たな、BLドラマの宝を!!

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

ひとまず、ドラマの大雑把な紹介から。。。

  • ドラマ: 2gether
  • 国:タイ
  • エピソード: 13
  • 放映 2020年2月21日〜2020年5月15日
  • 放送日:金曜日
  • 元のネットワーク: GMM 25
  • 所要時間: 1話あたり50分。

どんなお話?:法学部に入学した学生Tine(タイン)は、学部の華であるチアリーダー部に入り、学生生活をスタートさせたばかり。 

そんなある日、突然、心は乙女な学生のGreen(グリーン)に、恋愛対象として追いかけられることになったTine。なんとかGreenを諦めさせようと、紆余曲折の末、同じ大学内で最もイケメンだと有名な政経学部1年Sarawat(サラワット)に、偽の彼氏になってくれるよう、頼むことに。

不愛想で、見知らぬ人間とは一切関わろうとしないはずのSarawatがなぜか、急にSNSを始めたり、Tineに対しては、なにかと絡み始める。

まさか・・・? もしや・・・? 

天然印のTineですら、Sarawatが自分のことを好きなんじゃないか・・・と思い始める。

Sarawatの言動の裏に秘められた想いとは・・・?

そんなメインカップルを中心に、そこここで、新たなカップル誕生の予感が芽吹き始め・・・・ってな感じです。

 

『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน

【Ep 01】1/4

女の子たちの大群の中を、一人、走り抜けていく、長身の男子!

これが、この物語の主人公カップルの片割れ Tine。

Tine ≪Win Metawin Opas-iamkajorn 演≫

※Winくん、これがドラマ初出演にして主演。Tineの役のイメージや相手役(ブライトくん)とのバランスを考えて、約10kg減量して挑んだんだって。。。

 

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Tine:なんで、物事の多くがペアになっているのか、不思議に思ったことないかな?

そう、親友にしても、恋人にしても、君と相性ぴったりな相手を見つけた時には特にね。

俺は、これでも、このシックな人生の中で、いろんな女の子たちとペアになってきたんだ。

 

“勉強魔な彼女、Gingの場合”

「このあと、映画見に行こうよ」と誘っても、数学の補習を優先させる彼女。

「じゃ、明日は?」

生物、物理、化学、社会、科学、英語、そして・・・また、数学と、1週間、エンドレスチェーンに勉強する彼女とは、そこまで。

 

“写真魔な彼女、ライチィ~、チェリィ~、ストロベリィ~の場合”

彼女と一緒に写真を撮るTine。

「ライチィ~~」

最近、ドラマ見てても韓国は、キムチ~って聞くの少なくなったような気がするけど、タイは「ライチ~」なのかな?

食事に行っても、まずは写真。せっかく撮っても、太って見えるから、とか、今度は、セルフィー撮ろう、とか、何度も撮り直しをする彼女とは、空腹に耐えかね、そこまで。

 

“オールオブなんでもいいわ魔な彼女 Noomnimの場合”

「君は、なに食べたい?」

なんでもいいと言いながら、あれは太る、これは甘すぎる、これはだめを繰り返す彼女。

「結局、何を食べたいの?」と聞いても、「なんでもいいわ」と答える彼女に、さすがのTineも立ち上がり・・・そこまで。

 

“不機嫌魔な彼女 Namwanの場合”

「なにか、僕に怒ってるのかな?」と聞いても、無表情な彼女Nanwanちゃん。

怒ってないという口調がすでに怒ってるようにしか聞こえない。

「気に障ってたら、ごめん」と、したでに出るTineに、「なんで、謝るの?私、怒ってなんかいないわよ!(怒)」と、更にボルテージがヒートアップ・・・で、そこまで。

 

Tine:結局、俺に相性ピッタリな女の子はいなかった。

そりゃ、こういう彼女を、歴代、選んできた、君の見る目に問題があるような・・・。キョロキョロ

 

Tine:だから、この大学にやってきたんだ。

でも、今度は、ここまで違う事態になってしまうなんて、思ってもみなかった。。。

 

はい!

そのお相手、行きますよ。

Sarawat ≪Bright  Vachirawit・Chivaaree演≫

 

デビュー当時の、織田裕二の面影がよぎったあなた、本格的にドラマが始まれば、それはすぐに脳裏から払拭されますから、安心してください!(笑)

たぶん、この写真だけですね。

 

出会うべくして出会った二人。。。

 

 

 

『2gether The Series』はじまるよ~~~!

オープニング曲も、POPで元気が出る曲だし、SarawatTineの二人も登場してて雰囲気バッチリです!

https://youtu.be/dQaI3VkSCi0

 

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遡る事、2週間前。

見事、法学部のチア部のオーディションに合格したTine、チア部のFang(ファン)先輩から、出来上がってきた貴公子仕様のユニフォームを渡される。

Fang先輩もまさに、宝塚の男役みたいなヴィジュアル。。。

偶然にも、Tineは、Fang先輩とコードメンバーだったらしい。学生生活では、なにかと面倒を見てもらえたり、卒業してからの繋がりもあったり。。。

※コードメンバー:学生番号が同じ人同士の、縦割り先輩後輩・・・って感じかな。

 

しかし、『SOTUS』や『2moons』などなど見てきて、タイの大学生活、覚えたこと、一杯あるなぁ。(笑)

 

なぜ、チアリーダーになりたいのか、というFang先輩の質問に、新たな体験をしたかったのと、たくさん友人をつくりたかった、と、模範回答を寄せている側から、Tineの視線は、チア部のユニフォームに着替えた可愛い女の子たち。。

 

翌週、他のコードメンバーと食事に行くからね、と、Fang先輩に参加を命じられるTine。

 

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チア部に入って初めてのファンレター。

≪Tineへ 新入生オリエンテーションの時から、ずっとあなたを見て来たのよ。お話したいことがあるの。サッカー場で会ってね≫

 

ピンクの封筒に入ったファンレターに誘い出されたTineが声をかけた子は、結局、別人。

 

「それ、私が書いたのよ」

女子にしては、太い声に振り返ると、チェリーさん@『SOTUS S』こと、Green(Gun Korawit Boonsri演)

 

人文社会科学部1年で、心は乙女系です。

早速、プレゼントを差し出すGreen。

え?俺に?・・・と思いつつ、「あ、ありがとう」と一応、笑顔で受け取るジェントルなTine。

 

Green「法学部1年生のタイン・ティパコーン、あなたが好きです!」

Tine「はぁ??(*´Д`)??」

 

~校内のオープンスペース~

Greenからもらった手作りチョコを囲むTineと、友人3人組。

ちなみに、名前は、Fong(フォン)(白シャツ)、Ohm(オム)(グレーのパーカー)、Phuak(プアック)(コバルトブルーのジャケット)。。。

 

Fong「ははは、ついに、相性ピッタリ、運命の彼女を見つけたってわけだな?」

Tine「おい、お前、死にたいのか、Fong?」

Ohm「へぇ、Tineって、ゲイを否定しちゃうタイプ?」

そこは、ちゃんと否定するTine。

Tine「そうじゃないよ!高校の時だって、ゲイやオカマの友達は、一杯いたけどさ。でも、それと、実際に(男と)付き合えるか、っていうのは別物だろう?

 

Ohm「じゃ、その子に、そう言えばいいじゃん」

Tine「そんなの、もう何回もやったにきまってるだろ!俺が好きなのは、女の子なんだって、もう何回も伝えたよ。でもさ、見てみろよ、俺の気持ちを必ず、変えてみせるって言い張るんだ」

メッセージカードを見せるTine。

Greenの本気度に感心し、面白半分で、即席“チーム・Green”を結成し、Greenを応援する側に回る3人組。

Tine「お馬鹿なPhuakくん、あなたのお友達は、こんなに困り果ててるんですけど・・・」

Tineの困惑ぶりが、面白くて仕方ない3人組。

Fong「心配するなって。お前がその子のことを気にしなきゃ、すぐにお前のことなんか、感心持たなくなるよ。俺を信じろって」(笑)

一応、フォローされるTine。

Tine「本当か?」

 

結論:Greenのパワフルさを舐めてはいけなかった。

Green「タ~イ~ン!! 迎えにきたわよ~~。これに乗ってね」

翌朝、学校に向かおうと、寮を出てきたところに、スクーターに乗って、颯爽と現れたGreen。

目を見開くTine。。

迫るGreenをはぐらかし、逃げ出すのに必死。

 

寮まで迎えに来られて、たまりかねたTine。

なんとか逃げ出してきたと話しながら、ちっとも驚かない3人組の反応に気づく。

Tine「おい、待てよ。なんで、知ってるんだよ?」

なにしろ、お前の好物の飲み物、ブルーハワイを持って、まっすぐ向かってくるGreenの姿が見えているから・・・と、くったくなく答えるPhuak(笑)。

嬉しそうに、ブルーハワイを渡すGreenと、目を合わせないようにするTineの姿に、必死で笑いを堪える3人組。

 

個室トイレで、おしり洗浄ホースから水が出なくて焦るTineに、そっと、下の隙間から、紙が差し入れられる。

Tine「どうもありがとう」

救世主あらわると思いきや、

≪大好き、Tine♡≫

ペーパーに書かれたGreenからの愛のメッセージ。

トイレまで、ストーカーされて、逃げ場なし(笑)

 

Greenに対して、ストレスMAXなTine。

Fong「奴は、(お前に)本気なんだな」

Tine「お前が気にしなけりゃ、そのうち、諦めるって言ったんじゃないか!でも、とにかく、お前らも、Greenを引きはがす方法を探すの、手伝えよな!」

軟式がダメなら、硬式ボールを使うしかないだろう、と方針転換を提案するOhm。

Tine「硬式ボール?」

サッカーか、野球かで、まとまらない3バカトリオ

本質がどんどんずれていく様子に、頭を抱えるTine。

OMG!

  

~夜の大学校舎~

人通りの少ない校舎の一画。

Green「ねぇ、Tine、お散歩に誘ってくれたのは、とっても嬉しいのよ。でも、なんでここなの?」

Tine「なんでって? ここ、きれいだしさ。それに、時間だって完璧だよ」

Greenを怖がらせようと、Phuakたち3人に、黒づくめの暴漢を演じさせるTine。

 

仕込みの3人が登場するや、

Green「Tine、あなたは危ないから、ここで待ってってね。私がなんとかするわ」

3人相手に、華麗なるケンカテクニックを披露するGreen。

これが、硬式作戦?(笑)

予想外に強いGreen(ちょっとだけボクシングの講義を受講した経験あり)に、守られた形になったTine。

 

結局、スクーターで、寮までGreenに送ってもらったTine。

なんとか、Greenを帰らせたところに、役立たずの親友たちが出迎える。

Tine「よくも、俺を置き去りにしたよな、お前ら」

腕をへし折られるところだったのに、あのまま、いられるわけがない、と反論するPhuak。

ますます状況は悪化をたどる(笑)

 

このままでは埒が明かない、助っ人を頼もうと考える3人組+Tine。

その名も「偽の彼女作戦」

Tineがフリーで恋人がいないから、追いかけまわされるんだというOhmやFongの言葉に、ちょっと耳を傾けちゃうTine。(笑)

Fong「偽の彼女になってくれる誰かを探せばいい。そうすれば、Greenだって、すぐにいなくなるよ」

いいアイデアだと、乗り気になったTineだったけど、その相手が思い浮かばない。

Tine「そんなの手伝ってくれそうなセクシーな女子は、うちの学部にはいないじゃん」

Tineのラインの番号を欲しがってた寮の女子は、ノー彼氏だけど、ノーセクシー(苦笑)

Tine「シックな俺様の評判を台無しにしたくないんだよ・・・」

余裕ぶちかましてるけど、イケメンだと自称するわりに、日ごろ、全然モテてないのはなぜ?(笑)

Fong「偽の彼女なんだからさ、そこまで真剣に考える必要なんかないよ」

ただ、Tineのことを助けてくれる、セクシーな女の子を見つければいい、とアドバイスするFong。

少し、考えるTine。

 

ははは、結局、高校時代に付き合ってた「なんでもいい魔の元彼女Noomnim」(Viewちゃんが再登場!


元カノ「あなた、私のこと捨てたの、覚えてないの?」

Tine「別に本当に寄りを戻さなくてもいいんだ。ただ、俺の彼女のふりをしてくれれば・・・、なぁ、俺たち、せっかく同じ大学に入ったんだし・・・手伝ってくれよ」

かなり虫のいいことを言っております(苦笑)

 

ちなみに今は、「なんでもいい」は卒業したみたいで、ちゃっかり謝礼に、ハイブランドのバッグを要求されるTine。。

元カノ「協力するのはいいけど、今の彼氏にはバレないようにしてね。簡単でしょ?」

金曜日の、新人歓迎パーティーで会う約束をする二人。

 

~パーティ当日~

待ち合わせしたのかな、Tineのいるところに、Greenあり。

作戦どおり、元カノを自分の彼女だと紹介し、悪いけど、俺のことは諦めてくれないかと頼むTine。

Green「・・・わかったわ。」

言葉少なに、肩を落として、そのまま、去っていくGreen。

 

Noomnim「ねえ、Tine。ちょっとやり過ぎたんじゃない?」

確かに、今の、気落ちしたGreenの様子が気になるTine。

 

会場の片隅で涙を流しているGreen。

Greenの元に近寄り、先ほどの件を謝るTine。

Tine「でも、俺なんかのために、これ以上、無駄なことをしてほしくなかっただけなんだよ」

Green「だから、私を騙そうと、付き合ってるふりをしたのね」

なぜか、お見通しなGreen。

ああ、そうだよ、って危うく、うっかり認めかけてしまうTine(笑)。

さっきの元カノが、Greenの友達の今カノだとはねぇ。

Tine「げ、世間は狭いな・・・。でも、既に知ってたなら、どうして、こんなところで泣いてるの?」

自分を諦めさせようと、嘘までついたことが悲しくて・・・と答えるGreen。

Green「でも、こうして、あなたは私を慰めに来てくれた。。。それで、私、わかっちゃったの!」

はい、Green様、復活(笑)

Tine「な、なにを?」

Tineのことを本当に好きなのかどうか、確かめたかったからだろう、と、とんでもない爆弾を投げて来たGreen。

Tine「ちがう!!そ、そんなんじゃない!」

もう、Tineが何を言っても、きかないGreen。

 

なぜか、カップル同様、パーティ会場の夜店を回らされ、不機嫌がMAXに近づいたTine。

 

~回想~

Tine「もし、この作戦が失敗したら?」

Fong「そりゃ、プランBだろ」

これで、眠らせてしまえばいい、と睡眠薬を取り出す。。。

Fong「時間を見つけて、飲み物に混ぜて、逃げ出してこい。あとは俺たちがうまくやるからさ」

全然、当てにならないっていうか、フツーにヤバイでしょ。。。プンプン

Tine「まじで?」

 

~パーティー会場~

そういう前段階があって、不機嫌なだけじゃなくて、機会を窺ってたから、緊張してたのね。。。

Tine「ねぇ、Green、喉乾いてない?なにか、買ってくるよ」

 

Green「喉?」

返事も聞かず、急に駆け出していったTineを見て、ちょっと気になるGreen。

そりゃ、そうだろう。。。(笑)

 

パンダン茶、ハイビスカス茶、菊茶、などなどを見て、黒茶に決めるTine。

お店の人の隙をついて、薬を混ぜる。

あ~あ。。。ショボーン

右のカップ、右のカップ、と呪文のように繰り返すTine。

時間がかかっている、と迎えにきたGreen。

いざ、渡す段になって、睡眠薬入りの飲み物がどっちかわからなくなるおバカちゃん=Tine

 

そこは当然、お約束のように、薬なしのカップを手に取るGreen。(笑)

あくびを連発するGreenに、薬が効いていると喜んだのもつかの間、夜中までドラマを見ていたせいだと判明。

そして、こちらもお約束のように、睡眠薬で眠くなっちゃうTine。。。

これぞ コメディなノリ!


ふらふらしながらも、なんとか、メインイベントのライブが始まるのを待つことにする。


その時、軽音楽部のライブが始まる。

「Sssss...!のみなさんで~す!」

紹介され、ステージにあがってくるバンドのメンバー。

 

「こんにちは。Sssss...!です」

リーダーが挨拶する。

 

振り返ったギター、サラワットの登場に、歓声が上がる。

 

Tine:意識は、半分くらいあるような、ないような感じだったけど、それが、俺の好きな曲だって、すぐに気が付いた。

この曲は・・・・

『Together』だ。

 

 

【Ep 01】2/4

 

演奏が始まり、歓声が止まらない。

・・・と同時に、崩れ落ちる(睡眠薬入りジュースを飲んじゃったほうの)Tine。

 

~Tineの部屋~

翌日。

Tine「くっそ!! なんか、まぶしいな・・・」

ようやく目が覚め、起き上がるTine。

Fong「あ、悪い」

枕元のランプを消すFong。

3人組が、ベッドの周りで心配そうに見守ってました。

 

Fong「昨晩、俺たちがお前を助け出したんだ。」

Ohm「Greenがあのギタリストに気を取られてなかったら、お前、今頃、奴の部屋で目覚めてたかもしれないぞ」

そもそも、睡眠薬なんて使おうとしたのが失敗のもと!

 

Tine「偽彼女は、全然、効果がなかった。あの計画は、Greenにとって、なんのダメージにもなってない。いつか、俺の気持ちを変えて、落として見せる、だってさ・・・。ぐすん

Ohm「じゃ、いっそ、付き合ってみたら?」

Tine「お前、あほか?」

Ohm「違うよ。(今度は)お前の偽彼氏になってくれる奴を見つければいいのさ。そしたら、さすがのGreenだって諦めるだろう。今なら、この男ほど、この任務に合う奴はいないぞ」

そういって、昨晩のライブの動画を見せるOhm。

 

~ライブ~

「自己紹介!自己紹介!!」

盛り上がってる観客を前に、バンドリーダーが、ギターのSarawatに、前に出るように促す。

Sarawat「代役で来ただけなんで・・・だから、自己紹介はしません」

Sarawatがそっけなく、ぼそっと呟くと、会場中、残念な空気が漂う・・・。

 

Ohm「みんな、SNSで、こいつのことを話してるよ。すっごい数の女子たちが、何千通ものメッセージを送ってるみたいだ。こういうタイプなら、Greenを追い払えるだろ・・・」

 

たしかに、かっこいい・・・と認めるTine。

Tine「でもさ、どうやって、こいつに頼めばいいんだ?名前も、学部も知らないじゃん。」

Ohm「おい、俺を誰だと思ってるんだ? Ohm様だぞ、ソーシャルメディアの神!その程度の情報なら、簡単に見つけられるよ。ま、やるかどうかはお前次第だけど・・・やってほしい?」

Tine「今の俺に他の選択肢があるか?」

流れは、決まりました。

 

Fong「まず、わかってることと言えば、俺たちのターゲットが、本当に、内向き志向だってことだ。Line、フェイスブックもやらない、インスタのアカウントすらない。」

一応、ボードにメモを貼りながら、情報を整理していくPhuakたち。

「さっきから、1時間もかけて、“The Cute Boy Page”(イケメンたちがアップされてるサイト)を更新し続けたっていうのに、全然、奴のどんな情報も手に入れられてない・・・」とぼやくTineに、時代は(今や)“Delicious Boy”っていうサイトだ、と自信満々なOhm。

一同「“Delicious”・・・??」

Ohm「そうだよ。ほら、ここを見てみろよ」

Ohmが見せたサイトに、コメントが載っている。

Ohm「Sarawatは、政治経済学部でIR専攻」

Phuak「ちょっと変わった名前だな」

(タイ語で、“警察”に関連した言葉らしい)

 

Tine「よし、居場所が分かった。 行こうぜ!!」

すぐに、出かけようとする、単純なTine。

3人組「「「ちょっと待て、待て、待て!」」」

Fong「お前は、彼がどういう奴なのか、なんもわかってないだろ。どうやって、話をするつもりだよ」

Tine「・・・たしかに」

 

まずは、Sarawatへのアプローチ法を探ることに。

Ohm「おい、誰かが、Sarawatの動画をアップしたぞ」

 

~動画①~

女子「サラワ~~ット♡、あなたに、お菓子を買ってきたわ~」

Sarawat「俺、菓子は好きじゃない」

女子「え? じゃ、なにが好きなの?」

Sarawat「・・・別に」

大学で、友人のManやBossたちと食事をしているところで、質問攻めにあうSarawat。

女子「全く、好きなものがないの? それとも・・・」

Sarawat「他人が買ってきた菓子とかが好きじゃないんだ」

まぁ、にべもない(笑)

 

女子「oops・・・」

ひゅ~と冷風が吹きすさんだところで、仕方なく、自分が代わりにもらっておくね、と申し出る友人のMan。

 

動画を見たTine。

Tine「うわ~、なんて奴。俺もモテモテだけど、ここまではやらないよ」

Phuak「へぇ~、どのあたりがモテモテなんだよ? 見せてみろよ。俺には見えないけどな」

Tine「この辺だろ・・・。」

顎のラインを強調するTine。(笑)

 

Ohm「あ、また、上がったぞ。別の動画だ」

 

~動画②~

女子「すみません。写真、撮ってもらえますか?」

Man(Sarawatの友人)「やってやればいいじゃん」

立ち上がると、携帯を構えるSarawat。

「1,2・・カシャ・・・はい」

さっさと、携帯を返すSarawat。

 

Tine「愛想のない奴だなぁ。それに、なんか、やな感じ・・・」

 

ずっと、コメント欄を見ていたOhm。

Ohm「あ、これはいいんじゃないか・・。誰かが、彼のスケジュールを見つけた」

じっと見ているFong。

Fong「もうすぐ、こいつの授業が終わる頃だ」

Ohm「どうする気だ? Tine・・・」

Tine「もちろん、行くしかないだろ。」

 

学部棟にやってきたTineたち。

階段に沿って、大行列を発見。

Tine「Sarawatに会いたいのは、俺だけじゃないようだぞ。まぁ、いいように考えれば、俺たちの情報が確かだってことでもある・・・」

その時、Sarawatの情報を追っていたOhmが携帯を見て、叫ぶ。

Ohm「まじかよ!俺のスパイが言うには、このスケジュールは偽物らしい」

俺のスパイって誰よ?(笑)

 

Tine・Fong・Phuak「「「はぁ?」」」

Ohm「Sarawatは、大学の本館にいるって!」

Tine・Fong・Phuak「「「本館?」」」

一斉に、振り向く行列女子たち。

一同「本館ですって?!」

 

Tine「し~~~!」

 

時すでに遅し。

 

タイン:こんな感じだった。思えば、これがすべての始まりだったんだ。

 

一斉に、本館に向かって、走りだす一同。

そのトップを走るTine。

ここで、冒頭のシーンにつながるのね。

 

Tine:まさに、その人に向けて走り・・・そして、立ち止まった。。。奴・・・・Sarawatだ。

 

向かい合うTineとSarawat。

新たな始まり。

この時のSarawatの気持ちを思うと、涙が出そうよ。

 

何も言葉を発しないTineに背をむけ、歩き出すSarawat。

Tine「サ、Sarawat・・・、Sarawat!」

Tineが何度呼んでも、止まらないSarawat(笑) 

タイン「サ・ラ・レ・オ(くそ野郎)!!」

ピタッ!!

振り返るSarawat。

Tine「ごめん、ごめん・・・あのさ・・・」

ずんずん近づいてきて、Tineの前で止まるSarawat。 

Sarawat「なんだよ?」

Tine「それが・・・」

Sarawat「早く言え。俺、忙しいんだ」

Tine「あ~・・・し、してくれるかな?」

いざ、本人を目の前にして、なかなか言葉が出てこないTine。

Sarawat「そんなふうに俺を見つめ続けるなら・・・気絶するまでキスするぞ。」 

よし、やっていただこう!(笑)

Tine「・・・・・」

Sarawat「厄介な奴・・・」

去っていくSarawatを、笑いながら追いかける友人2名、Ma(マン)Boss(ボス)

“悪友3人組”のほうを振り向くTine。

 

今のやり取りが、一体、どういうことなのか、わからず、見守る女子たちのギャラリー。

 

 

★【Ep 01】前半(1/4&2/2) 雑感★

あくまでも、私の主観ですが、

秘宝級のカップル登場です!

ここのところ、毎日、この二人のことを(勝手に)想い、過ごしてます。

ずっと続け!

 

タインの感じも好きだけど、まだここでは、本格的に、サラワットが絡んでないので、私もおとなしめ。

 

年長は、Green役のGun様の27歳かと思ったら、P'Fangがオーバー30、なにげに、ベテラン姐さんです。

 

あと、タインと友人を表すとき、4人組という表記が、本来正しいとは思いますが、どーしても、筋追い的には、3人組+タインの方が、都合がいいのです。

男の友情を軽んじてるわけではございません。(爆)てへぺろ

 

★【Ep 01】後半(3/4&4/4) へ続く★

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

~おまけ~

再生回数増加を願っての微力ながらのお手伝いです。

GMMTVの公式チャンネルの本編動画と、リストリンクを貼っておこうと思います。

面白そうだなぁと思われたら、

ttps://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx

こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴が可能です。

https://youtu.be/U18l7e3OONo