サラワットは、何回目で、「123456」にたどり着いたのかな? ← Man&Bossのしわざだったとは(笑)

 

ネタバレOKの方のみ、おすすみください。お願い

『 2gether The Series』 เพราะเราคู่กัน

【Ep 02】1/4

(前回のおさらい)

Green「法学部の新入生Tine teepakorn、あなたが好きです」

Tine「え?アセアセ

突然、告白してきたGreenの猛攻撃に音をあげたTineは、なんとか諦めさせようと、あれこれ手を尽くしてみたものの、全く効果なし。

こうなったら、彼女ではなく、Greenが完敗を認めるほどの男子と(偽の彼氏として)付き合えば・・・という計画のもと、白羽の矢が立ったのが、学内きってのイケメン、政治学部IR専攻、サッカー部と軽音楽部所属のSarawat。

不愛想、コミュニケーション手段が著しく不足しているSarawatと連絡を取ろうと必死になるTine。

 

******************

~大学 講義室~

授業が始まってから、教室に駆け込んでくる3人組。

先に一人、グループ発表の準備をしていたTine。

Tine「プレゼン、もう、始めないと・・・。なんで、もっと早く来なかったんだよ!」

Fong「いやぁ~、俺たち、お前について、女子たちから、いろいろ聞かれてて、それで遅くなっちゃったんだよ」

それを聞いてちょっと嬉しそうなTine。

ドヤ顔がぼけちゃってごめんね(笑)

 

Tine「その子たち、俺のフェイスブックや、ラインのIDを知りたがってたんだろう?」

笑いながら、首を振る悪友たち。

Ohm「あの子たちさ、お前の≪Sarawatを食べたい≫について聞きたがったのさ。お前、どれだけ、がっついてんの?(笑)」

Tine「だ~か~ら、俺は、そんなのアップしたりしてないって、何千回も言ったじゃないか。Sarawatの奴がやったんだよ。なんで、俺のパスワード知ってるのかわからないけど。」

 

そこへ、教授がやってくる。

教授「最初のグループ、プレゼンテーションの準備はできてますか?」

Tine「あ、はい。でも、もう少し待っていただいてもいいですか? パソコンとプロジェクターの接続に問題があって・・・。」

Ohmに、隣の教室から、ケーブル借りてくるように指示するTine。

 

たまたま、ケーブルがつながり、PC画面が、スクリーンに映し出されるが、PCを操作しているタインは全く気付かない。

 

≪Sarawatは、うまかったか?≫

一向に減らないスパムメッセージにうんざり。

 

Tine≪Sarawat、どうやって、俺のパスワード、知ったんだ?≫

Sarawatに、メッセージを送るTine。

Sarawat≪ お前が、あほなパスワードを設定したせいだろ。 1 2 3 4 5 6 いまどき、子供にもバレるぞ≫

 

そのやりとりを見せられている教授や学生たち。

 

Tine≪サラレオ(くそ野郎)!! 俺のフェイスブックのアカウントで、変なことするのやめろ! おい、俺のいうこと、聞いてるのか?≫

 

その時、リンクが貼られたメッセージが届き、つい、クリックしてしまうタイン。

「気を付けよう、暗い夜道と指地雷」っていうじゃん。

ほらね、“教室のセクシーガールたち”って、エロサイト動画に飛ばされたよ、どぴゅ~ん(笑)

THANKS to Po※rnh※b 5555

 

 

しかも、教室中に見られているとも気づかず、

 

Tine「サラレオ(く○野郎)!」

今日は、サラレオ連発だな(笑)

 

教授ににらまれ、悪態のせいだと思い、謝るTine。

Tine「大きな声をだしてしまって、すみません、教授」

Phuakに合図され・・・ふと、後ろを振り向き、スクリーンに大写しになったエロサイトにびっくり(笑)

Tine「うわっ!!くそっ、いつからだよ?」

Fong「お前のアホなパスワードあたりからかな・・・?いや、言いたかったんだけど、見てるほうが面白くてさ・・・」

そこへ、ケーブルを持って、入ってくるOhm。。

ほんと今更感・・・(笑)

 

******************

~教室~

授業終わりに女子に、Sarawatのことが好きなのか、と声をかけられるTine。

Tine「まさか・・・、女の子が好きに決まってるじゃん♪」

女子「ああ、よかった~~。私、あなたが“チーム・Sarawatの妻たち”に参加して、Sarawatを食べたいってアップしてたから、それ見て、ショックだったのよ」

Tine「ああ、友達が、ふざけてやっただけさ。でも、どうして? 俺を取られるかもって心配になった?」

ぐいぐい、身を乗り出すTine。

女子「ううん、Sarawatを盗られるんじゃないかって心配しただけ・・・」

クゥ~ン・・・ 平然と、Tineを全否定して、去っていく女子たち(笑)

 

Ohm「お前、急いで、あいつの電話を修理したほうがいいかもな。これ以上、お前のイメージが地に堕ちる前に。。。ま、どっちにしろ、守るべきものもないけどね」

Tine「おい!・・・やるよ、それでいいんだろう?そう簡単に、逃してたまるか」

Fong「あいつに復讐するのか?」

Tine「いや、あいつの携帯を直してくるよ」← 口ではいろいろ言いますが、結局、平和主義者です(笑)

それを聞いて、大盛り上がりの3人組。

 

~携帯ショップ~

Sarawatの携帯が修理できるかどうか、店員に訊ねるTine。

下手なラッパー口調で、「Yo! Yo♪」言いながら分解されたパーツをパンパンと嵌め、無理やり、充電しようとして、発煙(笑)

Tine「その煙は・・・?」

結局、修理を諦めるしかなく、携帯電話はご愁傷様なことに・・・。

新たに、携帯を格安で勧められるTine。

 

~学内の廊下~

無事、Sarawatを呼びだせたみたいです。

Tine「おい、これ、ちっちゃくて、バッテリーもこの間のより、長く持つんだって。あと、これが充電器。。すぐに、満タンにチャージできるんだよ」

Sarawat「・・・」

全く反応しないSarawatに、愛想笑いをしながら、差し出すTine。

か、可愛いなぁ、もう・・・。

Sarawatが無言だったのは、携帯が安物だったせいじゃないです、きっと。。。。

 

Tine「あ~、悪かったよ。親に言って、新しいの、買うからさ。それでいいだろう?」

Sarawat「必要ない。もう新しいの、買ったし・・・」

Tine「え?もう?」

そうそう、Sarawatは、一応、お金持ち設定らしい。。。(実生活では、Winくんちは、桁外れのお金持ちだとか。本人は必死で否定してますが)

Tine「お~い、、それなら、なんで、俺に古い奴を修理させたりしたんだよ」

Sarawat「こわした奴が、責任を取るのは当然だろうが!・・・さぁ、お前の電話だ」

さらっと、携帯を返されるTine。

Tine「ちょっと待った・・」

その場を立ち去ろうとするSarawatの腕を掴むTine。 

ここ、掴まれた腕をちらっと見るんだよ。。。

 

Tine「話したい事があるんだよ」

そう、本題を伝えなくちゃ・・・。

Sarawat「俺にはないな・・・」

Tine「頼むよ、10秒もかからないって。約束するよ・・・」

この時の首の傾げ方が・・・可愛いんだよぉ~~。

Sarawat「5秒だ・・・4、3、2・・・」

くく、このツンぶり・・・たまらんな(笑)

Tine「俺の彼氏になってくれ!!」 ← 残り1秒クラッカークラッカークラッカー

Sarawatの腕を掴みながら、一秒で言い切ったTine。

さすがに、この「お願い」は想像してなかっただろうね。

くくく、この顔! この顔よ!(笑)

 

Tineの手をふりほどくSarawat。

ここまで、しばらく、見つめ合っちゃう二人(笑)

 

Sarawat「お、お前、今、なんて言った?」

Tine「・・・ああ、本当の彼氏じゃなくて・・・、俺のことを好きなふりをしてくれるだけでいいんだ。今、ちょっと、ある奴から付きまとわれてて、それで・・・俺を守ってほしいんだよ」

Sarawat「なんで? その子が可愛くないからか?」

 

Tine「そいつは男で、俺が好きなのは女の子なの・・・」

ここね、ちょっとだけ・・・視線を外すSarawat。

Sarawat「・・・それのどこがダメなんだ?誰かがお前のことを好きだって言ってんだから、別にいいだろ」

Tine「よくないよ。俺は、他人に、自分の私生活に踏み込まれすぎるのは好きじゃないんだ

Sarawat「そんなのわからないだろ。いつか、お前だって、誰かと一緒に過ごしたいって思うかもしれない

Tine「・・・へぇ、なんか面白いな。俺は、お前も、自分のテリトリーに他人が入ってくるのは好きじゃないのかと思ってたよ

Sarawat「すでに、そういう奴がいるからな」

Tine「え? 誰?」

周辺をキョロキョロ見回すTine。 ← Tineのこういう天然なところ、大好き。。。

Tine「どこに?」

サラワット「お前だよ!」

これ、ダブルミーニングね。

呆れたように、胸を一突きするSarawat。

Sarawat「まさに、お前が俺の生活を侵害してるだろ!」

Tine「・・・俺?」

今度は、本当に、Tineを残して行ってしまうSarawat。

釈然としないTine。

 

~大学の休憩テーブル~

Phuak「お前、そんなんで、奴を行かせちゃったのか?バカか?」

Tine「あいつは、俺に向かって、厄介者呼ばわりしたんだぞ。それ以上、どうすりゃいいんだよ。なぁ、Fong?」

Fong「ああ。Phuakの言う通りだ。お前は、まだ、奴の電話番号すら、手に入れてないじゃん。今後、一体、どうやって連絡を取るつもりだ?・・・バカだなぁ」

バカ2連発。

Tine「Ohm、どうせ、お前も、この2人みたいに、俺をバカにするんだろ?」

Ohm「ゲッ!」

Tine「え? それだけ?」

Ohm「お前のことじゃない!誰かが、非公開のグループでSarawatのビデオをアップしたみたいだ。これを見れば、なにかわかるかもしれない」

 

~動画③~

普通に、学内でエレベーターを待っているだけで、女子たちに囲まれているSarawat。

 

女子「ねぇ、Sarawat、明日はどのクラブに参加するの?」

Sarawat「さぁ・・」

女子「じゃ、どんな活動が好きなの?同じクラブになれたらいいのに~~~」

Sarawat「サッカー、アーチェリー、ガーデニング、瞑想、ボクシング、フェンシング・・・」

まるで、なにかの呪文のように、呟くサラワット(笑)

この子は、口数が少なく、そっけないだけで、聞かれたことを無視するわけじゃないんだよね。。

 

Tine「なんで、こいつは、スキューバダイビングとか、サンゴの保護活動とかのことは触れないんだ?」

え?そこ?

 

Sarawat「スキューバダイビングと、サンゴの保護活動も・・・」

 

Tineの言ったとおりに、付け加えたので、笑い出す3人組。

 

Tine「ほらな?・・・もう、(動画)見なくてもいいや。なんか、イライラしてくる。。」

パソコンを閉じるTine。

 

Fong「これで、方法がわかったじゃん。。。もし、お前が、あいつと一緒のクラブに入れれば、頻繁に、あいつに会えるってことだ」

Ohm&Phuak「「たしかに・・!」」

Phuak「ただ、一つ問題がある。あの男がどのクラブに参加しようとしているのか、わかってないってことだ」

そこまで問題かな? この調子じゃ、待ってれば、すぐにでも、大学中に、ニュースが駆け巡りそうだけど?(笑)

 

Tine「それなら簡単さ。今朝、あいつの先輩が、軽音部のリハに出るようにって電話してきた」

Ohm「軽音部?・・・じゃ、お前、それを知ってて、バカ面して、こんなところにいたのか?なんて、間抜けなんだよ!」

Tine「・・・・・・ショック

おっしゃるとおりです。。。

Ohm「お前みたいのをなんて呼べばいいのか知らないけどさ、頭痛くなってきたよ」

決まりわるいTine。

 

軽音部に向かうTineたち。

Tine「だけどさ、俺、何の楽器も弾けないぞ」

Fong「そんなことは、まずクラブに入ってから、考えろよ。俺たちも入部して、お前がSarawatと話すのを手伝ってやるからさ・・・」

 

その直後、水泳部の美人さんたちから勧誘され、ナイスバディの誘惑に負けるTineたち。

入部申し込みを書こうとしたところに、Greenがやってきて、強引に、Tineを連れ出し、そのまま料理部のブースに連れていく。

Green「私ね、もし彼氏がいたら、毎日、彼のために料理を作ってあげたいなぁ~ってずっと思ってきたの」

うんざり気味のTine。

Green「クッキーを作ったのよ。さ、食べて」

とにかく、直接、Greenを傷つけないように、言い訳を講じて、その場を逃げ出すTine。

 

~軽音部の申し込みブース前~

Sarawat目当ての女子たちで、行列をなしている軽音部。

人寄せパンダ的に、後ろに立たされてるSarawat。

 

Air先輩「皆さ~ん、こっちに並んでください」

 

ははは、水泳部には寄らずに、ちゃんと、軽音部にやってきたTine。

 

Sarawatを見つけたTine。

(たぶん、SarawatもTineに気づいたね)

Tine「いたぞ・・・」

そこへ、Phuakたちも合流してくる。

Phuak「おい、愛する友よ、どうなってる?」

Tine「お前ら、それでも友達かよ。女の子につられて、俺を見捨てたくせに・・・」

 

キャーキャー言いながら、申し込みに殺到している女子たちを絶望的な表情で見ているTine。

Fong「どうやったら、お前に、あの女子たちから、あの場所を奪い取れるんだろうな・・・」

Tineの気持ちを代弁するFong。

 

たまりかねたSarawatが、その場を離れると、一斉に、ついていってしまう女子たち。

 

~軽音部の練習スペース~

Air先輩「はい、みなさん。私は、Airです。軽音部の書記をやってます。こっちは、P'Dim(ピーディム)。うちのクラブの部長です」

すでに、うんざり顔の部長。

部長「うちの軽音部は、30年以上も前に設立されたんだ。うちの大学に、名声と賞賛をもたらしてきた(由緒ある)クラブだ。だが、今年は・・・君たちのほとんどが、ある男のために、クラブに参加しようとしていると聞いた。」

 

視線を落とし、居心地悪そうに座っているSarawat。。

本人は、もっとうんざりなのにね。。。

ちょっと、心配そうに見ているTine。

このスモーキーピンクのVネックのプルオーバーもなかなかいいわね。

これ以降、周囲に半袖の人間もいるなか、ちょいちょい、重ね着することもあるタインちゃんです。

 

部長「もし君たちが、男を追いかけるためだけにここにいるのなら、立ち上がり、出ていってくれ」

部長の厳しい言葉に、周囲を見回す入部希望者たち。

 

もしかして、俺も?

・・・自分の不埒な動機に不安になるTine(笑)

 

ちょっと、挙動不審なTineを、じっと見つめているSarawat。


 

【Ep 02】2/4

Sarawat目当てなら、出ていけ、と言われ、本当に素直に出ていこうと立ち上がる女子学生たち多数(笑)

さすがに、焦る部長。

部長「ちょっと待った。音楽を愛する心さえあれば、始まりはどうであれ、我々は気にしない」

急な方針転換に、戻ってくる女性陣(笑)

Air先輩「でも、部長。全員を入部させるのは無理ですよ、(人数的な)制限もありますし。。」

部長「(小声で)部の存続に比べれば、そんな些細なことはこの際、問題じゃない。その件は、大学の理事会にかけあってみるよ」

頷くAir先輩。

 

部長「よし、みんな、軽音楽部へようこそ。」

一同、拍手する。

ほっとして、笑みを見せるTineと、警戒感丸出しのSarawat(笑)

 

~新入生歓迎会~

部長「だが、我々の仲間となる前に、君たちは、我々の特別歓迎会を通過しなければならない。みんなの知ってる歌を大声で、みんなに聞こえるように歌うんだ。」

ロドリゲスなんちゃらみたいな帽子だ(笑)

あ、ソンブレロっていうんだっけ?

 

自分の後ろにいるSarawatの様子を、そ~っと覗うTine。

この時、ちゃんと自分の後ろにいるとわかって、ちょっと安心したように微笑むのがいいね。

っていうか、スター部員のSarawatも、あくまでも新入部員です。

 

Air先輩「“ガイヤーン(焼き鳥)ダンス”とか、たくさんのダンス曲があるわよ。さ、みんな、立って!」

これも、『SOTUS』で、先輩のサイン1000人集めの際の、AimとMayの出会いは、この“ガイヤーンダンス”を一緒に踊ったことだったよね。

ははは、最近、見返したんで、どんどん、出てくるわ(笑)

 

ま、『大きな栗の木の下で~♪』みたいな、みんなが知ってる童謡+踊りみたいな感じかな・・・って思ってたんだけど、違うのかな(笑)

 

一応、身体を動かしてはいるものの、無表情なSarawatが怖い(笑)

タインは、こういうの、案外、平気よね。。。

 

部長「次の曲は・・・おお、Sarawat、出て来い」

仕方なく、前に立つSarawat。

部長「こうやって、ダンスをする理由はだな、ステージの上に立つと、どうしてもみんな、緊張するだろ。ダンスをすると、強張った緊張がほぐれて、リラックスできるようになるんだ」

中央で、「アップル パパイヤ バナナ オレンジ」を踊るように言われるSarawat。

無表情で、(夢遊病者みたいに)微妙に身体を揺らすだけのSarawatを見て、思わず吹き出す一同。

 

今度は、チアリーダーのTineが、前に出るように、呼ばれます。

普通に、盛り上げながら踊るTine。← そつなくこなしたんで、割愛(笑)

 

今度は、二人一組で、プチエロな“蜘蛛ダンス”を踊ることになるSarawatとTine。

いつのまにか、ペアにさせられたのね。。

なぜか、意識しまくりなTineと、無茶苦茶、まじめに取り組むSarawat(笑)

アップにすると、こんな感じ。

こうしてみるとサラワット、既に、タインの唇にロックオンしてるみたいだけど、まだ、食べちゃだめだかんね(笑)

 

アクティビティの〆は、みんな大好き「ポッキーゲーム」(笑)

あれ、違うのかな?

あ、でも私は、BLファンミのお楽しみと言えば、透明フィルムを口移しする奴が、常にデフォルトであれ、と思ってますけどね。

 

いまいち、ポッキーゲームの遊び方をわかってなかったサラワットが、部長の説明で、理解した時の目の輝きが素敵(笑)

そして、こうなる↓

さすが、理解早いわ、よくできました(笑)合格合格合格

 

そして、このキャーキャー叫んでる↓が日頃の私(たち)。

 

ほら、わかってるでしょ。。。この男。。。

はい、ただいま、ドヤ顔をいただきましたけども~、こんなん、いくつあってもいいですからね。by ミルクボーイ

 

対照的に、

呆然自失なタインが、おばちゃん、心配よ。

 

部長「よし、みんな合格だ。ここにいるみんな、歓迎会終了~~!」

 

ようやく、呼吸ができたTine。。

動揺激しすぎ。。

 

「15分の休憩をはさみ、本格的な部の説明に入りま~す」と伝えているAir先輩。

 

休憩に入ってからも、どこかぼうっとして、様子のおかしなTine。

「おい、何、考えこんでるんだよ。みんな休憩行ったぞ。」と、Tineの肩をポンと叩くSarawat。

Tine「お前にされた事について考えてたんだよ。俺、(あんなことするなんて)思ってもみなくて・・・」

Sarawat「さっきのキスのことか?」

Tine「キスじゃないだろ!ただのゲームなのに、なんで、あんなにマジにならなきゃならないんだよ!(怒)」

混乱の元凶であるSarawatを責め始めるTine。

たぶん、今までに経験したことないくらい、心臓がバクバク高鳴ってて・・・死んじゃいそうなくらい不安なのね。

 

Sarawat「おい、頭に血が昇ったのか? お前、昨日は、俺に、彼氏になってくれって頼んだばっかりだろ。この程度のキスくらいでビビるなよ!」

またもや、Tineの髪をひと撫でして、離れていくSarawat。

つまり、昨日は、サラワットが動揺してたって意味かしらゲラゲラ

 

~翌日~

早速、昨晩のポッキーキスの動画が出回っている。

Phuak「Tine、やっぱお前って、すごいな。入部して、ソッコーで、Sarawatとキスしちゃうんだもんな。」

Tine「唇が当たっただけで、キスじゃねぇよ。くっそ、一体、誰がこんなの撮ったんだよムキー

Fong「この話題は、一旦、終わりにしよう。今、知りたいのは、Sarawatがお前を助けることに同意したのかどうかだ」

Tine「・・・そうだった。俺、あいつに確認できてない。すっかり、とんでた・・・」

詰めが甘いのが、君のいいところだよ。

Fong「Greenがお前をあの軽音部から追い出す前に急がないとな」

Tine「心配するな。今や、Sarawatに会うのは簡単だ」

みんな、一様に頷く。

Tine「午後にでも、また、頼みにいってくるよ」

Fong「よし、それがいい」

Tine「待ってろよ、Sarawat!」

 

~軽音部~

Tine「え? 奴、ここにいないんですか?」

Air先輩「うん。普通に弾ける人たちは、違う部屋で練習中だから、あなたたち、集中できるわよ」

Tine「ってことは、ここは、1年目の初心者ばかりですか?」

他の部員に楽器を渡しながら、Tineの質問にも、ギターやりたい子はここだ、と答えるAir先輩。

Air先輩「残りは、別のところにいるよ」

Tine「もし、ギターできる人と練習したいとしたら、どうすればいいんですか?」

Air先輩「そりゃ、まず、ギターの基本的なコードを覚えることね。そんなに時間かからないと思うけど」

そういって、Tineに、1本のギターを差し出すAir先輩。

Air先輩「このギターは伝説なのよ。」

Tine「コンテストとかで、優勝したとか?」

Air先輩「ううん。持ち主が心臓マヒで死んじゃったの。えへ(笑)、今や、クラブの所有物よ」

ちょっとだけ、弾いてみるTine。

Air先輩「弦が太くてかたいけど、いつか慣れると思うわ。ちょっとこっちにきて。教えてあげる」

いつかっていつ?(笑)

Cコードから始まりました。

Air先輩「最も基本的なコードよ。(押さえてる)指をよく見て。指先を使うのよ、中指と薬指、いい?・・・やってみて」

Tine「Air先輩って、実際、かわいいんですね」

Air先輩「そう? さ、Cコードよ」

華麗にスルーされた。。。(笑)

Tine「これでいいのかな?」

ボロ~ン。

Air先輩「なんか、変な音。 どこか間違えて押さえてるんじゃない?もう一回、やってみて。」

 

~洗面所~

固い弦を押さえていたせいで、指先を痛めたTine。

Tine「あの弦、なんだよ。ヒリヒリ痛くなっちゃったじゃん」

そこへ、Greenが駆けつけてくる。

Green「料理クラブはいつでもあなたを歓迎するわよ、Tine」

なんか、タッパーに入れて持ってきてる。。。

Green「軽音部は、あなたに厳しくしてるって聞いたけど。あの人たち、練習用に古いギターを渡したんでしょ。なんか、すごくショックだわ」

Tineがされている仕打ちを、自分のことのように、怒るGreen。

こういうところが憎めないって、男子たちは言ってますね。

 

Tine「俺は、その件を君が知ってることに、もっとショックを受けてるよ」

Green「あら、私は、あなたのことなら、なんでも知ってるわ。うちのクラブに入れば、毎日おいしいものが食べられるのに・・・。」

そういって、タッパーの蓋をあけると・・・ハート型に整えられたチャーハン?

Green「じゃ~ん! これは、あなたのために特別に作ってきたのよ」

そのやりとりを、他の生徒が興味深そうに目で追っているのに気づいたTine。

Tine「・・・そ、その~、心配してくれるのはありがたいんだけど、俺は平気だよ。もう、クラブに戻らないと・・・」

猛ダッシュで、洗面所を出ていくTine。

Green「Tineったら、行かないでよ~!」

 

それなりに、古いギターと格闘するTine。

様子を見に近寄ってきたAir先輩。

Air先輩「ほ~~、Tine。頑張ってるじゃない?」

Tine「この部活にいるためなら、何でもやりますよ!」 ← 不純な動機の塊(笑)

Air先輩「それって・・・?」

ま、まずい!

Tine「ああ、ええっと、一生懸命練習しますってことですよ。いつかは、弾き語りをしてみたいんです」

Air先輩「いいんじゃない?(笑) でも、さっきのは、全部、間違ってたけど・・・」

がっくりするTine。

Air先輩「でも大丈夫よ。まだ、時間はあるし、絶対、上手くなるわよ」

Tineが頷いていると・・・「時間はないぞ」と部長が間に入ってくる。

Air先輩「どうかしたんですか?」

部長「大学の理事会は、俺たちが認めた部員数を許可しなかった・・・。今度の金曜日、新人にテストを行うことにした。ダメだった者には、この部から出ていってもらわないと。。。」

雲行きが怪しくなってまいりました(笑)

 

部長「ところで、なんのコードを弾いてたんだ?」

すでに、自分が何のコードを弾いているのかさえも、わかんなくなってるTine。。。(苦笑)

Air先輩が優しく、Tineの肩に、とんと手を置き、言葉なく去っていった部長の後を追いかけていく。

Air先輩「P'Dim、それ本気ですか? なにか他のやり方とかは?」

部長「ないよ。それとあんまり、新入生に優しくするなよ。」

そう! このセリフがあったから、この2人は、てっきり付き合ってるんだと思ってたのよ、私。← 騙された(笑)

 

 

★【Ep 02】前半(1/4&2/4)  雑感★

一応、サクサク進んでますね。

 

ようやく、「(偽の)彼氏になって欲しい」と言えたシーン、二人の会話が好きなのです。

私がタインに感心したのは、サラワットのことを、ただ闇雲に、グリーンちゃんが「かなわない!」って白旗をあげるような完璧なスペックの持ち主だから固執してるわけじゃなく、他人と距離を置きたがる言動にどこか同調し、こいつならわかってくれるんじゃないかって、ちゃんと内面を見ようとしてたところかな。

 

逆に、孤高の人だと思われていたサラワットは、人には、心の垣根を取っ払ってでも、一緒にいたい人が現れることを、すでに気づいているのです。

 きゅん♪

 

★【Ep 02】後半(3/4&4/4) へ続く★

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございます。

 

~おまけ~

再生回数増加を願って、微力ながらお手伝いです。

GMMTVの公式チャンネルの本編と、リストリンクを貼っておこうと思います。

面白そうだなぁと思われたら、

ttps://www.youtube.com/playlist?list=PLszepnkojZI4ecxfKfnFPZfU4O5YtAQyx

こちらの動画リストより、ドラマ本編および番外編の視聴が可能です。

 

https://youtu.be/j__UE-TNQVA

 

https://youtu.be/ELicOmj49bk