さて、「不安をコントロールする」の2回目は日常的な不安のコントロール方法についてです。感情ではなく、理性を働かせよという言葉を聞いたことはありませんか。これは精神論では本当のことです。詳しくは苫米地英人博士の著書「イヤな気持ちを消す技術」をご一読ください。最新の脳科学からも、理性を働かす、すなわち前頭前野で情動をコントロールすることは可能なのです。
 それでは理性を働かせるとは、どんなことでしょうか。わかり易く言えば論理的に道筋を立てて物事の解決方法を探求することです。すなわちあなたの不安をかき立てている事象に対して目的本意で考えるということです。明日の試験が不安だとしましょう。「試験が不安」とはどんなことでしょうか。
 例えば合格点が80点なのに、今の実力では70点しかとれそうもない、そうだとすると不合格になるという不安があったとします。その際の「不安」というのは、不合格になった際に両親から叱られるとか、自分がみじめになるとか、点数そのものではなく点数にまつわる想像から来る情動だと思います。だとすれば、そうした情動に取り込まれずに、どうしたら70点の実力を80点以上にできるかという目的本意に頭を働かせた方がはるかに利口なはずです。それが前頭前野を働かせる、理性を働かせるということです。さらに苫米地博士の著書にたびたび登場する「抽象度」を上げる訓練を日々行う事をおすすめします。
 そんなこと言っても、やはり不安だと言う人はまず実行してみてください。少しずつそのコツを体感できるようになると思います。



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  不安をコントロールする術について何回かに分けてお伝えしたいと思います。コントロールという言葉をあえて使うのは、人間はコンロールできない事象に不安を覚えるからです。不安という情動をコントロールできるようになれば、不安は自然と解消します。
 さて1回目はどうにもできない不安感に日夜悩まされている場合です。何が不安の原因かわからないような不安を抱える方を見かけることがあります。周囲から見るとその人の何が不安なのかわからないし、本人もとりたててその理由がみつからないようなケースです。その場合は十分な休養、睡眠をとったり身体を温めてみることも有効です。そして十分な経験と知識をもった精神科医やカウンセラーなどに相談してみましょう。正直申し上げて精神科医にはヤブ医者が多数存在します。特に患者さんを薬づけにする医者は最悪です。人づてに名医を紹介してもらうか、自分で調べてそのお医者さんにかかって、どうも相性が悪いとおもったら別の医者にかかるか、セカンドオピニョンを求めることも大切です。
 次回は自分で情動をコントロールする術について書きたいと思います。

 成功するためには、夢をわかちあうことです。「成功の秘訣②」で書かせていただいた通り、自分のためではなく、誰かのためにすることは強烈な動機づけになります。その時に、自分と他者の境界を設けずに、わかちあう気持ちも大切です。
 共存共栄する、共に幸せになる、そうすればひとつの夢が何倍にも膨れ上がります。