今の季節、晴れた日の芦ノ湖を思うと週末に箱根に出かけてみたくなります。東京に比べれば肌寒いかもしれませんが、東名高速の御殿場から箱根入りして芦ノ湖を満喫し、帰路はターンパイクから小田原経由で東京に戻るドライブルートを想像しただけでわくわくします。
 小田急ロマンスカーの旅も楽しいですよ。箱根湯本で降りて、登山鉄道とロープウエイを乗り継いで、強羅経由で芦ノ湖入りをするといいでしょう。このルートは途中で彫刻の森美術館など、興味深いスポットを経由します。
 芦ノ湖の海賊船とロープウエイの両方に乗るのであれば、セット割引があるのでこちらを購入した方がお得です。最近は東京からの往復は車で訪れてばかりなので、小田急電鉄は詳しくないのですが、周遊券のようなものがあればいいですね。
 箱根は東京から日帰りでも楽しめますが、できればホテルに一泊するゆとりのある小旅行をおすすめします。
 行きか帰りに御殿場のアウトレットに寄るのもいいかもしれません。広いので、時間的な余裕を十分にみた方がいいですよ。
 アドラーの心理学では、トラウマの存在を否定しています。トラウマという原因が今の自分を決定するのではなく、あなたの目的が今の自分を決定するというものです。ここで目的とは何でしょうか。例えば子供の頃に人の前で歌をうたったら笑われた事がトラウマになって、大人になっても人前で話す事が恐いという原因論ではなく、人前で恥をかく事を避けるという目的で、人前で話す事が怖くなる選択をしたということです。
 すなわち、あなわは過去に拘束されるのではなく、心の底にある目的、言い換えるとマインドを切り替えることで、次の瞬間にも新しい人生のレールに乗り移れるということです。すべてあなたが人生を選択しているということです。
 話は変わりますが、いつも訪れるある会社のエレベーターで、本日数人の学生服を着た中学生に乗り合わせました。会社見学のようです。彼らは私に向かって丁寧に挨拶しました。私もそれに答えました。なんとも清々しい瞬間でした。私にとっていつも見慣れたオフィスも、彼らの多感な心にはどんなに新鮮に映ったことでしょう。私にもあなたにも、こんな瑞々しい感性を持っていた年頃があったのです。そして先に述べたマインドを切り替えることにより、あの頃よりも瑞々しい感性と豊かな心を取り戻せるかもしれないのです。
 最後に、思春期の中学生の感性を見事に描いた映画作品をご紹介しましょう。大林宣彦監督の「時をかける少女」です。30年くらい前の作品ですが、今見ても新鮮で、思春期の瑞々しい気持ちを思い出すことができるでしょう。
 いまがつらいあなたへ。自分へいたわりの言葉をかけてあげましょう。自分を愛おしく思いましょう。大変だったね、頑張ったね、と心の中で自分に声をかけてあげましょう。人間は偉大な存在ですが、大自然の中においては、小さくそして愛らしい存在です。
 まわりの人たちも同じく愛おしい存在です。憎いと思った相手でも、相手の立場になって考えてみると、世の中そんなに悪い人ばかりではないことに気づくでしょう。
 人はひとりでは生きていけません。助け合って生きていく存在です。あなたの周囲にもひとりくらいは、あなたを励まし助けてくれる人がいるはずです。今はいなくてもいつかきっと現れるものです。それまで自分への愛おしい気持ちといたわりの言葉を胸に、じっと辛抱して未来に希望を託しましょう。
 希望を失わずに一瞬一瞬を大切に生きれば、周りの人との助け合いが生まれ、励まし合い、共に生きる喜びを、あなたもきっとつかむことができるでしょう。
 あなたは実に愛おしく、助け助け合うことのできる存在なのです。