我々は、外界を脳で認識しています。従って、外界からの情報も脳内で作られる情報も同じように認識され処理されます。脳内のイメージが強い場合は、それがあたかも現実かのように脳は解釈することがあります。 願望を強くイメージするとそれが現実化するというのは、このメカニズムによるものです。

 では、イメージしていれば、瞑想していれば幸せになるかというと、必ずしもそういうわけではありません。願望を実現する際に、物理レベルの作業が伴う事があるからです。例えば起業するとしたら、会社を設立し運営するための知識が必要です。脳内のイメージとともに大切なのは、物理空間での実現化プロセスです。そこはどうしても身体を動かして
物理世界にかかわらなくてはなりません。

 もちろん脳内に強烈なイメージをインプットすると、無意識がこの物理空間への働きかけの方法すらいつの間にか誘導してくれることはあります。しかし実現化プロセスへの知識や行動力をあらかじめ身につけておくことは、願望実現への近道と言えます。
 自分から病や貧乏になりたいとい意識して思う人はいないと思います。しかし、何故か人間の「無意識」は病や貧乏を選択することがあるのです。 病になれば学校に行かなくてよい、そうすれば友達からいじめられないと心の底で認識した子供は、病を選択します。これは仮病でなく、本当に病気になることもあるのです。貧乏であれば、人から関心を持ってもらえる、あるいは何かをしない理由を作れると思った人の無意識は貧乏を維持しようとします。 そしてこうして自ら選択した病も貧困も、それが長年の習慣になると、現状維持機能がそれを維持しようとするのです。気がついた時には、心地はよくないのに抜けようにも抜けらなれない状況になっているわけです。  この現状維持から抜ける方法についてはいずれ詳しくご説明しましょう。
 私が少年時代を送った昭和30年代から40年代初期といえば、漫画のテーマは野球、零戦、SF、忍者、妖怪などがありました。少年マガジン、少年キング、少年サンデーなどの週刊誌をはじめ、少年ブックなどの月刊誌にも人気漫画が連載されていました。
 野球漫画の金字塔のひとつと言えば、当時少年マガジンに連載されていた「巨人の星」かと思いますが、その前の時代に「黒い秘密兵器」という傑作野球漫画がありました。私は小学生の頃すでに秋田書店から出ていた文庫版1巻から8巻までを、夢中になって読んだものです。
 巨人の星の主人公星飛雄馬と同じく、黒い秘密兵器の主人公椿林太郎も巨人軍のピッチャーですが、また異なる個性と息もつかせぬストーリー展開は今読んでも新鮮です。
 50を過ぎてから復刻版全8巻を読みましたが、半世紀前の作品は今でも十分読み応えがあることを実感しました。

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