金曜日までばりばり仕事をして、いざ土曜、日曜になると急に力が寝込んでしまうことがあります。私も若い頃はこの状態にいらだちを感じていました。平日のように土日も過ごせたら、プライベートライフがどんなに充実するのかと想像したからです。
 しかしある医師から、病気でもない限り、土日に疲労が出て休息するのが当然であり、逆に平日のペースで土日も動いたらかえって危険なこともあると指摘されました。
 長時間正座して足の痛みに気づかなくなってしまうことがありますが、正座を崩したとたん痛みに気づくことがあります。これと同じことで、身体の無理をいち早くキャッチして休息をとることが重要なようです。
 長距離走などでランナーズハイという状態があります。長距離を走って苦しかったのがふと楽になって気分が高揚してくる状態です。これはエンドルフィンという神経伝達物質の作用であるという説が指摘されています。
 身体の負荷に気づかずに突き進むのは危険です。休日に少々身体がだるくても、病気でない限りは身体を休めなさいというサインととらえてあせらないことをおすすめします。

 ある方から特攻隊員の写真を見せていただきました。5人の少年が仲良く寄り添い、ひとりは仔犬を抱いています。間もなくこの世を去る運命にあるとは思えないほどの穏やかな笑顔です。彼らのその複雑な胸の内を察するといたたまれなくなります。本人だけが知りうるその心の痛みとつらさは5人それぞれでしょう。私などが想像して語る資格などありません。
 近年の若者の表情を見るにつけ、平和と豊かさの中にありながらも彼ら特攻隊員の笑顔にすら及ばない何か暗い影が時々垣間見れるような気がするのは私の思い過ごしでしょうか。平和と豊かさと引き換えに失ったものがあるのではないかと不安にかられることがあります。このところ青少年の非行や犯罪よりも、メンタルな面での荒廃が著しいことをある専門家の方からお聞きしました。特攻隊員の1枚の写真を見て、悲惨な戦争という過去に涙すると共に、現代社会への不安も同時に感じました。

 天災は忘れた頃にやって来るとよく言います。東北地方の大震災の後、首都圏直下型を含めて日本列島をさらなる大地震が襲うリスクが指摘さてきました。今のところ3.11以降に巨大地震は発生していませんが、そんな時期だからこそ気を引き締めて地震対策をすべきだと思います。
 そのために大切なのは、まず生き残る事です。発生後の安否確認や食糧や水の確保も確かに大切ですが、まず生き残らなくは仕方がありません。住宅においては家具が倒れたりガラスが飛散したりするのを防ぐ為の工夫などが重要です。首都圏などで津波に襲われた場合、地下道や地下鉄は極めて危険です。通勤や通学ルートに危険なエリアがないかを今一度チェックしておきましょう。
 災害後は犯罪の発生に注意する必要があります。過去の大震災でも報道されない犯罪による悲劇が数多く報告されています。特に女性は注意が必要です。
 備えあれば憂いなし、最悪の事態を想定した上で今のうちに周到な準備をしておきましょう。