みなさん、今日も生きづらい人、アダルトチルドレンのお話です。
アダルトチルドレンの人は、すぐにメンタルがパニック状態になってしまいます。
これは、どうしてなのだろうか？答えは、メンタル（心）の使える部分が少ないのです。
どうして使える部分が少ないのか？それは過去の感情が消化されずに残っているからです。
今現在の使えるキャパシティが少ないのに、何かの刺激で過去の未消化の感情が
出てきたりします。ですから現実の今の状態も、過去の感情が出て来た部分も含め
いっぱいいっぱいになってしまうのです。これがメンタル的な部分からのパニックです。
だけど自分では、それが当たり前になってしまっていて、もっと効率の良い状態、
もっと感情のコントロールがラクな状態なんてわかりませんよね。なので一般的な普通の
メンタルの状態を解説してみますね。まず普通の人は、感情が乱れることがあっても
キャパに余裕があるのです。相当な出来事じゃない限り、普通に耐えられます。
情緒が乱れないのです。冷静にその場を乗り切り、経験にして行くのです。
だけどＡＣの人は、もともとキャパが足りないのです。過去の感情が溜まり過ぎて
排出できずに、常にいっぱいなのです。ですから何かの刺激があれば感情がキャパを
オーバーしてしまって耐えられない。さらに自分の中の過去の感情が出て来て制御不能に
陥ってしまうのです。これがメンタルからのパニックです。昔にヒステリーと呼ばれていた
症状がわかりやすいですよね。普段の抑圧されていた怒りの感情が、何かをきっかけに
飛び出してしまう。コントロール不能状態。自分ではもう制御できないのです。
だけどこれって、目の前の人や出来事にそんなに怒っている訳ではないのです。
溜まっていた感情が、その場で噴き出してしまっただけなのです。ですからもともと
いっぱいいっぱいのメンタルが、さらに過去の感情まで出て来てパニックになるのです。
これを普通の人から見たら、ヒステリーな人、情緒不安定な人、病的な人、危ない人に
なってしまうのです。それでも社会生活を営んで行かないとならないのですから大変です。
ここに慢性的な生きづらさが生じてしまうのです。だけどこれ、薬で治りますか？
自分が弱いからと鍛えて治りますか？原因は、違うところにあるでしょ。その原因は
自分の感情を表現できない原因。自分の感情を表現するとマズい何かがあるからでしょ。
それが何か知りたい？それだったら、たった今、自分の感情を出してみましょう。
誰が何を言って、どうなるのか？自分がどのような思いをするのかがわかります。
もし、出せないとしたら、その出せない理由も感じてみてください。恐いの？何が？
どうなることが恐いのか？どうしてそれが恐いのか？それが自分に向き合うってことです。
解決策は、薬や自己啓発ではありません。自分の中を見ることです。でも見たくないと
思ってしまうあなた。それは見たくない何かがあるのです。見ると困る何かがあるのです。
でもね、自分から逃げていても逃げ切れませんよ。だってずっと自分なのですからね。
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