みなさん、 今日はAC、アダルトチルドレンのお話です。
では、いきなり行きます。アダルトチルドレンの人は、親と子の共依存関係になっています。
親の夫婦関係が共依存関係であれば、その関係をうまく行かせる関係で
バランスを取るような形で自分も共依存関係になってしまっているのです。
例えば父親がアル中、母が苦労役、そうすると子どもは、その苦労の母を支える役になります。
ですから問題は、アル中の父親のように見えますが、実質的に子供を縛っているのは
苦労している一所懸命な母、いつも可哀相な母親だったりするのです。
でも問題は、自分の家の父親がアル中、働かない、DV、借金、などなどってことになります。
だけど母親も神ではありません。すべてに寛容で一所懸命でもいられないのです。
そのストレスは、出せるところ(子供など)に対して出てしまうのです。
お母さんがこんなに一生懸命なのに、どうしてわかってくれないの~!
この子ったら~バシッ!どうしていつもお母さんを困らせるの~
!
と、ストレスを出し、子供に当たっているのに、自分が可哀相な役をやってしまうのです。
そうすると、子どもは、自分の痛みを感じず、お母さんを困らせてしまった自分は悪い
ダメな子~そんな自分には価値がない、お母さんを喜ばせなければ~
!となるのです。
重要なのは、この時、本当に感じるべきは、自分の感覚です。
お母さんの気持ちや心情ではないのです。
そしてお母さんを喜ばせるために良い子でいよう!頑張ろう!となって行くのです。
でも、その頑張りは通用しません。
だって原因は、あなたが頑張っていないからではないからです。
原因は、父親のアルコールでもなく、それを選んで逃げない母親との共依存関係です。
ですから、そのまま頑張ってしまって喜んでもらおうとすると終わりのない頑張りになります。
そして怖ろしいことに、決して上手くいかないのです。それは、なぜか?
だって、良い子でいなければならないその思考の下には、
自分はダメな子の呪縛 が入っているからです。
すべての前提は自分はダメな子、だから頑張るのです。
そしていつまでも満たされないので、そのまま頑張り続けることになるのです。
自分をなくし、頑張り続けて、30歳を過ぎるとガックリ来ますよ。
そしてそのストレスが病気になって現われるかも知れません。
男では、人間関係、仕事が続かない、結婚できないなどの問題として噴出します。
女の人では、うつ病、産後のパニック、虐待、過干渉などの問題として出ることが多いのです。
自分の運の悪さが、前世のカルマが問題~ なんて言っちゃいますか~?
それが自分の中から出て来たのであれば、それもOKですが、
もっと自分をよく見てみましょうよ。自分の中を見てみましょうよ。
そんな良い子をしたいのですか?それをして認められなくて本当は怒っていませんか?
本当は、運が悪いことに怒っているのではなくて、認めてくれないことに怒っていませんか?
だって親のことは捨てられない!だって愛してほしいんだもん
!
だから、もう親のことは許しました。大丈夫です。もう普通です。
はい。向かい合った結果、そのようになれれば解決です。自由になれます。
親は親、完璧じゃないし、親もそのように育ってしまった。それでOKです。
だけど、親への本当の想い、感情に触れたくないので許したとしても心は解決されません。
だって、そんなに簡単に許せるようなものじゃないのです。
その感情の量、質、回数、それを抱えていた日数、それは、のたうち回るほどの感情ですよ。
だから何回も掛かってセッションして行くのですけどね。
それでも見るべきは自分です。自分を見て、自分の感情を感じましょう。そこが出口です。
アダルトチルドレンbeアンビシャス すどうゆうじ
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