今日も前回の続きで、アダルトチルドレン系のお話になります。
昨日は、現在の苦しみばかりに目が行ってしまって
自分の幸せを感じられない例の説明をしてみました。
今日は、自分が本当にしたいことがわからなくなってしまっているタイプの説明です。
まずは、感情として自分の感情すらわからなくなってしまっている人がいます。
これは、主に怒りの感情です。
怒りを表現してはいけない!我慢しなければいけない!良い子でなければいけない!
やさしい子でなければいけない!親を助けなければいけない!
そんな様々な呪縛が、無意識に自分の感情にフタをしてしまっているのです。
ですからその感情は感じられないのです。
でもフタをして押さえていますから、苦しいのです。
この苦しみは、体の中に鉄の塊が入っているような重みと動けない苦しみです。
1日中、24時間この感覚があるので笑えなくなります。
そしてその感覚が当たり前になってしまうと、自分が重くて苦しいことすらわからなくなります。
これが感情の麻痺です。
感情が麻痺してしまうと、もう感じられないので思考で判断し動こうとします。
良い悪い、安全危険などの損得勘定的な思考で動きますから
感情が動かなくなります。何をしても空虚な感じになってしまうのです。
その空虚な感じは、本当の自分ではなく、他人の期待する自分を演じてしまうからです。
どうしてそうなってしまうのかって
それは、自分の感情を感じられないから、他人の評価や意見を基準にするしかないですよね。
思考で判断するとは、他人の常識や、他人のルール、他人の価値観
他人の感情を基準にして判断していることです。
ですから一般的に良いとされることをしても、本当に自分がしたいことがわからないのです。
これを続けていると、トラブルが起きます。
運が悪いことが起きます。だって感じられていないのですからね。
それを努力でなんとか乗り越えても、今度はメンタルな病気になったりします。
それは無意識からの合図です。向き合うまで追いかけて来るのです。
それは、自分の感情にフタをしていることに気づかせるための合図なのです。
無意識は、決していじわるでやっているのではありませんよ。
あなたのことだけを愛し、あなたのためにやっていることなのです。
あなたに気付かせ、あなたを解放し、あなたを自由に生きられるように導いているのです。
無意識は、決して感情にフタをしてしまったあなたを責めません。
ただただ無償であなたのために知らせてくれているのです。
あなたが何度、知らんぷりをしても、あなたを責めたり、やめたりはしません。
それは、無償の愛、実は、あなたが求め続けていたものなのです。
そしてその無償の愛を持っていたのは、他人ではなく自分だったのです。
それでも、まずは感じることから始めましょう すどうゆうじ