今日は、AC(アダルトチルドレン)のお話です。
僕のところに相談に来る人で、自分が本当にしたいことがわからない人が多くいらっしゃいます。
それは、自分のしたいことが、この苦しみから抜け出すこと!とかなっている人もいますし、
その自分が本当にしたいことが、思考や環境の中での自分のやりたいことであったり
自分では、そう思っているけれども、心の底からそうしたい訳でもないと言う人が多いのです。
例えば、苦しみから抜け出すことが自分の人生の目的になってしまっている人は、
その状況から抜け出せれば、それで幸せかと思ってしまっていて
逆に、その状況から抜けられないので余計に苦しいと言うタイプです。
このタイプの場合は、その自分の状況から抜け出すことが唯一の解決法と
思っている限りは抜け出せません。
だって、そこを見て、その出来ないことを見て、また苦しんでしまうのですからね。
このタイプの場合は、一度その苦しみから離れて、
自分が本当に求めている幸せとは何かを感じることが必要です。
それは、この状況から抜け出すことが幸せなんだ!と思われるのは、わかります。
ですが、その状態では今の状況、今の環境、今の自分を否定してしまっているので
何をどうやっても苦しいのです。
その状況から抜け出せても、その変わった状況にまた苦しむことになるのです。
その苦しさから抜け出すために、また違う苦しみで苦しんでしまうのです。
蟻地獄にハマって苦しいので、もがいて疲れて余計に苦しんでしまっているのと同じです。
ここで重要なのは、一度抵抗をやめてしまうことです。
今の蟻地獄の苦しみを認め、抗わないです。
もがかず、その苦しみを認め、なにが自分の本当の幸せか感じることです。
蟻地獄を脱するのが幸せとかではなくて、蟻地獄を脱した自分が
どのような環境で、どのような状態で過ごせたら幸せなのかを感じるのです。
どのような状態ならば、自分は落ち着いて、リラックスして喜びを感じられるの
その状態をイメージし、自分の本当の幸せを感じることで何かがわかります。
そうすれば、その方向へのアイデアが浮かびます。
その方向への解決法、道が見つかります。
長くなってしまったので、自分のしたいことが
違ってしまった人については、また今度に書きますね。すどうゆうじ