どうして過食してしまうのでしょうか
それは食べることで何かを満たしているからです。
では、どうしていっぱい食べて吐いてしまうのでしょうか
それは太りたくないからです。それは過去のトラウマに関係しています。
過去の ってことは今は違うのでしょうか
はい。今は違うのですね。
今は、吐くことで何かを得てしまっているのです。
それはスッキリ感、満たされ感、幸福感や安心感などです
嘔吐という名のβエンドルフィン依存です
βエンドルフィンは麻薬の30倍と言われている天然の脳内麻薬です。
ですからやめられなくなってしまいます。
それは、どんなメカニズムになっているのでしょう
まずは、寂しさや不安感からパンやスナック菓子、甘い物を大量に食べてしまいます。
そこでひと時の幸福感、つかの間の幸せ感が得られるのですね。
ですが食べるのは良くない、太るのは良くない、太った自分には価値がない、、、
過去にデブと言われた、本当は食べたい物ではない、、、
と無意識が食べた物を消化しないうちに吐くように命令します。
そしてまた吐くことで幸せ感を得てしまうサイクルになっているのです。
では食べるのを控えればいいのでは、、、
それはその通りですが、そこも自分の意志の力では無理なのです。
なぜなら食べたのに栄養が入らないことで体が生命の危険を感じ
食べ物を摂取するように命令するからです
ですからこれは無意識です。だからその場、少し我慢することはできますが
結果的に、その生命保存の原始的な命令に逆らうことはできないのです。
そして吐くことも我慢できない。これが過食嘔吐の魔のサイクルです。
では、解決法はあるのでしょうか
実は、答えは食べること、お腹を減らさないことだったりします。
ですがこの魔のサイクルは、それだけでは無くなりません。
βエンドルフィン依存の脳的問題と足りない幸福感の心の問題の2つが裏側に隠れているからです。
それでも、自分に向き合わなければ治すことはできません。
足りない幸福感の原因なんて見たくないですよね。
それでは愛がなくなってしまうようで怖いですよね。
でもでもその愛、本物でしょうか
そこに愛は、あったのでしょうか
実は、それが一番見たくないところだったりするのです
求めていた愛が偽物だった
そこに愛は、無かった
なんて実にきついドラマですよね。
だから見たくないのもわかります。
でもそこまでして自分の本心を押し殺し、偽物の愛を守りますか
あなたを傷つけるその愛が本物でしょうか
このブログでも気づける人は気づけます。
そして、気づきたい人だけお気づきください。
ちょっとキツイかも知れませんが本当の話でした。
どうすることが一番自分にやさしいでしょうか
それを自分の心に聞いてみてくださいね。すどうゆうじ