今までに相談のあった摂食障害の方で、多くの方がダイエットから摂食障害が始まっています。
ですから摂食障害の原因は、過度のダイエットということになります。
小学校の時に、デブと言われてダイエットをした人。
思春期に異性を意識し、体型を保つためにダイエットをした人。
恋人をつくるためにダイエットした人。
美にこだわってダイエットをした人。それはさまざまでした。
ですが、コンサルティングではもう少し深く原因を特定していきます。
それは、何でダイエットをしたいのか
痩せて、どうなりたいのか
結果、ダイエットの下地には、「もっと愛されたい」との感情があるのです。
では、なぜもっと愛されたいのでしょう
それは、愛情不足から愛を求めているのです。
愛が足りない もっと愛されたい
愛が欲しい
、、、となっているのです。
ですから、その想いを無意識にダイエットをして得ようとしてしまっているのです。
そして過度のダイエットへと突き進んでしまうのです。
ですが生命維持装置が、危機を感じて食べ物を摂取するように命令します。
もちろん太りたくありませんから、カロリーを減少されるべく、吐きます。
ですが吐くと、体のシステムが壊れてしまうのです。
食べたのに栄養が入ってこないので、脳が異常を知らせるのです。
ですが、それを認識してしまうと吐くことが、できなくなってしまいます。
そこで脳から脳内ホルモン(βエンドルフィン)を出して、その感覚を麻痺させてしまうのです。
βエンドルフィンは、天然の脳内麻薬ですから、気分が良くなり、安心して
幸せな気分になり、落ち着けるのです。
そして何時間かは、落ち着いていられるのです。
これが、前回にお伝えした過食嘔吐の魔のサイクルです。
そして今回、お伝えしたいことは、ダイエットが原因になっている人が多いのですが
本当は、ダイエットに至る前に、もう満たされない愛情不足の問題を抱えているのです。
ですから、その愛情不足を理解し、その物足りなさや寂しさをケアしなければ改善できないのです。
僕としては、心のケアには、カウンセリングをおすすめ致します。
それでもコンサルタントとして、相談には乗っていますので改善したい方はご相談ください。
復刻記事にプラスしての摂食障害についての記事でした。すどうゆうじ