みなさん、今日はアダルトチルドレンについて書いてみますね。
まだ聞いたことのない言葉だという人の為に少しだけ説明してみます。
アダルトチルドレン とはもともとはアルコール依存症者の家庭で育ち成人した人という意味合いから始まり
今日では機能不全家族、幼少時代から親から正当な愛情を受けられず、身体的・精神・心理的虐待を受けて
成人し、社会生活に対する違和感があったり子供時代の心的ダメージに苦しみをもつ人々。
と理解されています。最近は専門家の間ではアダルトサバイバーと呼ばれるようになりました。
それは以前アダルトチルドレンを大人になりきれない子どもとか誤解が多かったからもあります。
それではそのアダルトチルドレン だとどんなことになりやすいのでしょうか?
基本的には安全な居場所がないため、親から早くに離れる。
しかしいつまで経ってもずっと親から離れられない。
そして なんだか生きづらい!親といても、恋人といても、なぜか満たされない!
共依存の関係になったしまう。人間関係がいつも苦しいものになってしまう!続かない!
依存症や精神疾患にもなりやすいなどいろいろな生きづらさが伴います。
そして特徴的な思考パターンが組み込まれていたりします。
例えば、正しいと思われることにも疑いを持つ。
物事を最後までやりぬくことが困難。
本音を言えるような場面でウソをついてしまう。
自分を情け容赦なく批判する。自己処罰癖、自罰傾向がある。
自分のことを深刻に考え過ぎる。
様々なことをリラックスして楽しむことや遊ぶことが出来ない。
他人と親密な(心の通った)関係が持てない。
環境の変化に過剰反応する。
自分は他人とは違っていると感じている。
過剰に責任を持ったり、逆に、過剰に無責任になったりする。
衝動的で、ひとつのことに閉じこもる。
衝動的であるためトラブルが多い。
離人感、自分が自分でなくなるような感覚。
自分を殺して違う自分に成り代わり、期待されている自分を演技してしまう。
ストレートに「嫌です」が言えない。
妄想を持つことがある
喜怒哀楽の表現が不得手で感情の波が激しい。
無力感を訴え、心身症に陥りやすい。
自分の判断に自信が持てない。
傷つきやすく、閉じこもりがち。
孤独感、自己疎外感が強い。
自分にはどうにも出来ないことに過剰反応してしまう。
世話やきに熱中しやすい。 などがあります。 『By フリー百貨辞典ウィキペディア(wikipedia)』
ですがこのブログでは、それがいいとか悪いとかを論じたりはしません。
ただそのような自分ではどうしようもなかった原因により生きづらさに悩んでいる人がいるのです。
そしてそれを知ることにより今後を、未来を変えて行くことができるという事をお伝えしたいのです。
このブログを読んで興味を持たれた方にはいくつかの本をご紹介いたします。
そして未来は自分で変えることができるのです。
みなさんが自分の生きづらさに気づき、一歩でも良い方向へ向かえることを願っています。
すどうゆうじ http://www.hyper-consulting.com