南オーストラリア産のオリーブオイル『キヨエ』。高級なんだそうですねぇ。有名シェフも絶賛し、ネットでも取り上げられる話題のオイル。そんな高価品が、何と我が家にもありました(驚)。
実は頂きたいものなんですがね。頂いた方いわく、何にでもかけるそうで。魚料理や肉料理や野菜料理はもちろん、炒めものや鍋やサラダや味噌汁など、何にかけてもOKなんだと。
事情を聞いたら、健康に配慮して油には気を付けているんだと。しかし、このオリーブオイルはそうゆう心配が少ないんだそうです。なので、油代わりに何にでもかけるんだと言ってました。
『キヨエ』という商品名は、日本の美しく清らかな女の子をイメージしたとありました。その為、日本全国のキヨエさんから注文が殺到したとのエピソードも。美は永遠のテーマですからねぇ。
僕は資生堂の『TSUBAKI』を思い出しました。昔から椿油は有名ですよね。それ故に日本でも油にまつわる出来事は古く、よくサボる事を『油を売る』と言われます。諸説ありますが、何でそうなったんだか。
さて、そんな高級オイルを使って、奥さんがマダイとサーモンのカルパッチョを作ってくれました。
オリーブオイルに塩と胡椒を混ぜ、夏らしいさっぱりとした食べ物です。アクセントにピンクペッパーを添えて。刺身をこのように食べるのは贅沢に思いますが、ひと味違った美味しさがあります。
スズキのカルパッチョもいいなと思いましたが、売ってないらしいんですね。6月〜8月はスズキのシーズンですから、食卓に並びやすいのかなと思いましたけど。こうなったら、自力で釣ってくるしかありませんねぇ(笑)。
オリーブオイルをふんだんに
とにかく、今回のツボはバシバシ使ったオリーブオイルです。普段だとサラッとかける程度ですが、今回は浸るようにたっぷりとかけました。
クセがないんです。オリーブオイル独特の味というか、そうゆうのがないんです。だから魚の旨さが分かりつつ、オリーブの味もして何ともマイルドに。お好みで塩、胡椒、レモンを加えれば夏らしい食べ物になります。
マダイもサーモンも美味しく頂きました。刺身よりは食べやすく、ついつい箸が進みます。オリーブオイルを付けすぎても、変な味にはならないですね。
アヒージョもリクエストしたんですが、奥さんいわく、このオイルでは美味しくないんだと。それに、せっかくの高級オイルなんでもったいないと言ってました。
ひょんな事から、高級オリーブオイルを頂きたいました。調味料にお金をかけるって感覚がありませんでしたが、やってみると違うんですねぇ。食材が引き立つんで、味が潰されない感じです。
毎回高い調味料とはいきませんが、たまには自分へのご褒美や、家族のプレゼントなど特別な機会にいいかもしれません。高い調味料の良さは、きっと喜ばれるでしょうね。今回、僕もその違いを知りました。
奥さんも、オイルが違うとこうも料理が違うのかと驚きの様子。いいものは味だけでなく、体にもいい事が多いですからね。