たこ焼きパーティー | りゅーき@釣行日和

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【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが日常の徒然も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。


たこ焼きパーティーをしました。それも奥さんと2人で。家庭用のたこ焼き機を買ったんですが、発端は長男が友達にたこ焼きパーティーに誘われた事から、急遽のたこ焼き準備をと。

たこ焼きパーティー、通称『たこパ』と言うそうで。ご近所の奥さま方が主体で、そのお子さんたちを集めて定期的にやってるみたいなんです。その会に、今回長男が呼ばれました。


次男はたこアレルギーなんで、参加を見送りました。でも、仲のいい友達が参加するし兄貴も参加するしと、ちょっと可哀想に思いましてね。奥さんと相談して、次男と3人で我が家でもたこパをやる事に。

ところが、直前になって次男も参加する事に。改めて奥さま方が誘ってたんですが、どうやら、たこだけでなく色々な具材も用意してるんだと。次男の事も気にかけてくれましてね。


という事で、奥さんと2人でのたこ焼きパーティーになりました。ただ、次男の為に具材にウインナーを用意したので『たこ無しのたこパ』ですけど。こんな事なら、もっと準備しておけば良かったですがね。

しかし、家庭でのたこ焼きパーティーもいいもんですねぇ。鉄板に流した汁が、こんがり固まっていい色に。それを串でクリッとひっくり返した時は、何とも言えない爽快感があります。

蛸之徹

思い出した事があります。結婚前、奥さんと『蛸之徹』に行きました。大阪は梅田にあるたこ焼き店なんですが、自分で焼いて食べるんですよ。遊び心があるというか、楽しかったですね。

焼くのには店員さんがサポートしてくれますから、最悪の心配はありません。でも、なかなか上手く焼けないんです。綺麗にできた時は嬉しかったですね。試行錯誤しながら、たこ焼きを作って。


僕は横浜人ですから、たこ焼きは縁遠い存在でした。それに比べて、大阪人にとっては身近な文化と考えてましたから、家庭に1台のたこ焼き機があって誰しもが作り慣れてるものと思ってました。

ところが、大阪人の奥さんはたこ焼きを作った事がなく、家に機械もないんだと。後で知ったんですが、大阪人だからって必ずしも家庭にたこ焼き機がある訳じゃないんだそ〜ですね。

若き良き日の思い出。懐かしいデートってところでしょうか(苦笑)。


たこ焼きを調べましたら、誕生は昭和10年とありました。それまでは『ちょぼ焼き』という、お好み焼きのような食べ方があって、子供のおやつとしても定番だったそうです。

そもそもは、お好み焼きが先にあって、そこから個数販売しやすく、かつ、食べやすくする為に丸くなったんだと。たこ焼きって、意外と新しい食べ物なんだなと思いましたね。

たこ焼きの元祖『ちょぼ焼き』

スジ肉を入れた『ラヂオ焼き』

たこ焼きは、大阪市西成区の『会津屋』が発祥とありました。会津屋は福島県の会津生まれ。郷土料理『こづゆ』を参考に醤油の出汁を。それにスジ肉を入れたラ『ヂオ焼き』が始まりだそうです。

福島県会津の郷土料理『こづゆ』

しかし、パッとしなかったらしです。考えた店主は、明石焼きをヒントにたこを入れてみたら、これが大ヒットと。ちなみに、明石焼きは江戸時代からの食べ物とありますから、結構歴史が古いんですね。

大阪は『天下の台所』と言われるぐらい、昔から食べ物が豊富で旨い処です。それだけに、たこ焼きも安土桃山時代からあるのかなと、勝手に考えてました。分からないもんですね。


さて、我が家のたこ焼きパーティー。奥さんが冷蔵庫からチーズやキムチなどの食材を出してきて、ウインナーからバリエーションを増やしました。更にはうどんの出汁もお願いして、明石焼き風に。

黙々と、生地を鉄板の凹みに落とし込む。夫婦揃ってカリカリと。串を上手く使って、丸くなった生地を見ては妙な達成感が込み上げてきたり。で、焼き上がった熱々のたこ焼きを食べる。

何とも不思議な時間でしたねぇ。でも、面白いです。コレ、バーベキューとかそうゆう類の楽しさを感じますね。子供と一緒にやったら盛り上がりそうですし、近所の奥さま方がやるのも分かる気がします。


ちょっと、新しい楽しみ方を発見したかもしれません(笑)。