ダイワ社のDV1 | りゅーき@釣行日和

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【設立2013年03月】シーバス釣行記ですが日常の徒然も。【更新2021年12月】故郷横浜を離れ大阪に移住。


僕のタックル紹介です。タイミングを逃してしまい、ブログに上げる事がありませんでした。現在保有するタックルでは古参ですが、凡庸性ではピカイチ。2011年に購入した、ダイワ社のDV1です。

主に、サビキ釣りやエサ釣り、時にルアー釣りもします。要は、何でもありのオールマイティーなタックルですね。でも、激しいルアーアクションには不向きで、ただ巻き巻系なら大丈夫です。

専用のバックも付いてます

発売当時、コンパクトタックルに革命をもたらし、業界の注目を集めました。コンパクトタックルは、ロッドとリールがセットされてます。どこの釣具店でも、3000円ぐらいで売ってる初心者向けの釣具です。

それが、このDV1については圧倒的に受けたんですよ。発売と同時に、しばらくは品切状態でした。僕も初めて見た時から興味を持ってました。ただ、価格が約22000円と『コンパクトタックルなのに?』と、割高な印象もありました。

フリースタイル・フィッシングと

使用感は2本繋ぎには劣後します。純粋に操作性を優先する(ルアー釣り)のであれば、友人には薦めませんかね。僕が感じるのは、キャストのやりにくさです。何回かキャストするうちに、ガイドが回ってズレてきます。当然、ライントラブルの元になりますから、地味にストレスです。

ただ、これは振出ロッドの宿命だと思います。そもそも、振出はルアー釣りに不向きで、ロッドの素材とかではなく、繋ぎ本数やガイドの数や大きさとなど構造上の問題ですよね。

竿先を固定するキャップも確り
ガイドが小さいのは難点

そもそも、エサ釣りとルアー釣りとを両立できるタックルはありません。ざっくりですが、柔らかい釣りと硬い釣りみないたイメージです。それを1本で制覇するのは無理な話です。

それでも、DV1は圧倒的な支持を得てました。ポイントは商品コンセプトで『その手があったか』と、釣り人が意表を突かれたところだと思います。このタックルの発売を機に、各社が似たコンセプトのタックルを販売し始めたぐらいですから。

リールは2500番台

何がいいかと聞かれれば『オールマイティーな釣り』という点です。それまでの万能タックルは、実は万能ではありません。初心者向けではありましたが、釣りをやり込めばすぐに物足りなさを感じます。

DV1も、必ずしも万能ではありませんが、作りが確りしてるので、従来の万能タックルより有効範囲が広く、各釣りに対しても最低限の納得はできると思います。それでいて、デザインがクール。洗練られたパッケージに、経験者も『おおっ』と思わされますね。

三脚が装備

もうひとつ、大きな特徴が三脚(竿立)が装備されてる点です。ルアー釣りは別ですが、エサ釣りなどはロッドを置いてアタリを待ちます。この時に三脚がないと地面にベタっと置きますから、道具が傷付いたり破損の原因にもなります。また、魚が掛かった時に、何かの拍子でロッドが海に落ちたりと、とんでもない事になったり。

釣場は必ずしも柵がある訳でなく、それで三脚を持参する人もいます。持参となると荷物が増えますから、これまた別の問題が起こったり。その点、ロッドに装備されていれば準備の必要はないし、使わない時は収納できますから凄く便利です。

三脚収納時

三脚展開時

三脚を収納してるボタンがあるんですが、これと押すと、パカッと昆虫の角みたいに展開されます。

そして、タックルをひっくり返して、三脚として使用します。高さがないので満足いくものではないですが、お気楽な釣りであれば十分な機能です。

奥さん専門タックル

余談ですが、奥さんも自分専門タックルを持ってます。上記画像がそうで、DV1の白バージョン。スペックは同じですが、簡易型の三脚がありません。


上記画像は、2011年に神戸で奥さんが釣り上げたタチウオ。右手に持っているのが、このタックルです。まだ、長男が産まれる前ですねぇ。奥さんが購入した後、ピンクバージョンも発売されました。奥さんいわく『ピンクの方が良かった』と(涙)。

ピンクバージョン

ピンクといっても、薄っすらとした桜色でしょうか。この頃は釣りガールが盛んでしたので、女性を意識したラインナップなのかもしれませんね。


釣りを知らない奥さんに、どうやって釣りの楽しみを教えようと。その試行錯誤の中で、DV1は大変重宝しました。万能タックルはエサ釣りには問題ありません。『エサ釣りをしつつ、たまにはルアーを』という用途なら、抜群だと思います。

それだけに、家族釣行などは最高の場面でよね。ただし、魚が釣れる事とタックルがいい事は、必ずしも比例しませんのであしからず(爆笑)。