昨日、新たな詳細が発表されたNintendo Switch2について。
発売日は6月5日、国内専用機価格で49,980円(税込)。
ほ、ほしい!!
2年ほど前からSwitchを買おうかどうか迷った挙句に
「あともう少しで新機種が出るらしい」という何の根拠もないリーク情報を信じては
買う機を逸していたのだ。
そして待ちに待ったようやくの発売日告知。
長かった・・・。
しかし、残念なことに転売対策という名目で抽選販売の購入にはそれなりのハードルがあるようで
新規ユーザーの僕にはすでにその規定から外れていたのである。
仕方ないことと言え、僕がSwitchを手にいれるのは当分先になりそうだ。
さて、企業も恐れる転売への対策であるが
Nintendo社もものすごく細心の注意を払っていたことが伺える。
というのも昨日の発表の時点で転売ヤーたちの大半は僕と同じように抽選販売枠から弾かれたことと思う。
今回の転売対策は簡単に言うとファン以外の人(ご新規さん一見さん含め)は抽選販売じゃ買えないからもう少し待ってね、というものである。
転売ヤーのように投機目的で購入する層は越えられない壁が用意されていた。
そこを突いた対策は天晴れである。
すごいぞ任天堂!
そして機種に対しては散々リーク情報が垂れ流しだったSwitch2だが(公式発表の時点で新情報はマリオカートのみという笑)
転売対策について何も漏れてない部分にNintendoの本気度が伺える。
ゲームは子供が楽しむもの
という創業の精神ゆえか。
これは長年PS派だった僕もスーパーファミコン以来の任天堂ファンになりますわ✨
と、同時にこれは「今後、こういうことを考えているのではないか」という予想してしまうところもある。
一言で言うなら
ゲーム理論なのだ。
まさしくゲームだけにゲーム理論なのだ。
ユーザー、転売ヤー、企業の観点から考えると今後どのような動きが起こるか。
勝手に予想してみたww
まずはじめにこのSwitch2の発表を聞いた時の第一印象は
49,980円か
安いな!!
である。
Switch2発売の1回目の公式発表を聞いた時は6万以上8万以内くらいかなと勝手に考えていた。
物価高でさまざまなものが値上がりする中スマホが1台10万を超えたり、ライバル機のPS5の価格が8〜9万円であったり
そんな中、今回のSwitch2の価格は破格という感じがした。
スペックとしてはまだ詳しく見ていないがおそらくps4以上ps5未満というところか。
いや、破格である笑
そして着目すべきは転売対策と低価格帯の実現。
ここにはひとつのトリックが隠されているのではないかと睨んだ。
というのも、これ
トヨタが過去に初代プリウスを販売したときと構図が似ている。ような気がする。
初代プリウスが販売された時代(およそ30年ほど前)ハイブリッドという概念は今ほど浸透しておらず
開発の技術的な面でも相当にコストがかかる代物だったときく。
当時の社長、奥田碩氏はこの世界で初のハイブリッドカープリウスの発売を決行。
技術の集大成とも言えるこの先進的な自動車を当時の一般車と変わらぬ価格帯で販売。
プリウスは国内外を問わず飛ぶように売れたのだそうだ。
だが、ここに一つ問題があった。
当時の技術力ではプリウスはコストがかかりすぎるため
1台売るごとに50万円(100万ともいわれている)の赤字を出す計算になっていた。
しかし、鬼の経営者である奥田碩氏の目にはすでに結末がみえていた。
赤字を垂れ流すにしても自動車を作り上げる上で技術力は日々高まっていく。
加えて徹底的なコストカットであらゆるムリムダムラを排除するトヨタ生産方式。
みんなが安い安いと言ってプリウスの市場が高まった結果
右もプリウス、左もプリウス。
うちのお義父さんが言っていた。
「プリウスは日本のお父さんってかんじやな」と。
つまり経済的で見た目よりもスペック重視という風潮を皮肉った言い方なのだが
まさにこれこそがトヨタの戦略だったのだ。
当時、ハイブリッドカーというジャンルは革新的だった。
環境に良い=エコカー
エコカー=ハイブリッドカー
ハイブリッドカー=プリウス
プリウス=トヨタ
という方程式を人類に植え付けまさしく世界のトヨタに成ったのである。
その後、2代目3代目とメジャーチェンジを繰り返し採算の取れる車種へと生まれ変わったのであった。
つまりはイメージ戦略。
Switch2ってこれじゃない?
任天堂は物価高の中、たくさんの子供たちにゲームを提供できる企業を目指す。
そのために利益度外視の据え置き機を販売してたくさんのユーザーに手にしてもらう必要がある。
企業の勝ちは新規ユーザーの獲得、負けは転売ヤーに買い占められてユーザーの獲得率に悪影響を及ぼすこと。
ユーザーの勝ちは正規の価格で購入すること、負けは非正規の価格で購入してしまうこと或いは購入そのものができないこと。
転売ヤーの勝ちはたくさん買い占めること、負けは買い占めができない或いは買い占められない量が流通すること。
となる。
さてゲーム理論において
企業とユーザーの目的は一致している。
敵は転売ヤーだ。いかにしてその包囲網から抜けだしSwitch2を購入するかである。
まず企業にとって1番大事な顧客は固定客(ファン層)である。
よって第1陣はこの抽選販売で漏れなくSwitch2に移行してもらいたいと考えるはずである。
そして第2陣は我々新規ユーザーへの対応となる。変動層・浮遊層に向けての新規ユーザー獲得への戦略だ。
これに関しては続報を待つしかないが、おそらく何か考えてくれているのではないかと期待したい(オンラインサービス加入などの条件付けによって更なる抽選販売を可能にするとか)。
そして第3陣は転売目的の層に向けて、であるが
これはもう何のこともなくただただ一般販売を行っていくということではないかと考える。
しかし考えておかねばならないことがある。
もしも任天堂がトヨタの戦略と同じく赤字覚悟の販売を行うのだとしたら
Switch2は採算を取れるようにどこかのタイミングで必ず値上げを行うということである。
そしてそのタイミングとは第3陣、つまり一般販売が行われるタイミングかそれから少し期間を空けてからではないかと睨んでいる。
この物価高の時代、消費者が納得せざるをえない値上げの理由はいくらでも言うことは可能だ。
確実に言えることは今後、値上げすることはあっても値下がりすることはほぼ無いだろうということである。
しかし希望的観測としてはSwitch2の値段は価格に合わないオーバースペックではなく企業努力の賜物であるなら値上げは起こることはないだろうけど。
と、ゲームだけにゲーム理論で考えてみました。
この結論から言えるSwitch2が欲しい方へのアドバイス。
それは
買えるタイミングがあった時はとにかく買え!
である。
またもし本当に第2陣で新規ユーザー向けに購入チャンスが巡ってきた時も
多少のハードルが設定されたとしても、多少の無理はしてでも買え!!
である。
僕も!早く!欲しい!!
人気ゲーム「デビルメイクライ」を子供にさせてみたら↓↓
スタイリッシュ系デビルハンターに目覚めてしまいました。
早くデビルメイクライの続編が出ないかなあと子どもと待ち侘びる日々です。