こんばんは。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ナカヤ カズヒロと申します。
現在、大阪にて易占業を営みつつ、タオと陰陽五行の研究に親しんでおります。
どうぞよろしくお願いします。
今日は昨日に引き続き、何もかもが上手く行っていないような気持の時について話をします。
私は昔、日本にも居たくない、日本語すら聞きたくないっていうぐらいストレスを感じて20代の後半に国外に旅立ったという経歴があります。
人間って実は自分で思っている以上に自由にしていい存在なんですよね。なんか思い込みの部分がめっちゃ大きいんです。世界に対する思い込みです。
なんでここまではっきり言うかって言いますと、バックパッカーすると、よその国に行ってしきたりとか言葉とか習慣とか、全然違ったりあるいはまるきり共通の部分があったりとか、アイコンタクトできるとかできないとか、色々とこれまでにない別物感を感じる経験をしちゃうんです。
そうすると、「ああ、自分ってもう日本人やわ」って、めっちゃ思うんです。
日本人でしかいられない自分と言いますか、それ以外はもう無理みたいな。それはいい部分も悪い部分も両方感じるんです。それで旅先で知り合ったよその国のお友達とかちょっと会話するような外国の人とかに日本のことを聞かれるわけです。
で、それに答えられなかったりするんですよ。そんな時に、「ああ、もっと日本のことよく知っとくんやった」ってちょっと残念に思います。だって自分はせっかく日本人なんやからっていう風に日本について考えたり感じるんですね。不思議なことですが、日本にずっとい続けてたら日本人として生きていることが当たり前すぎてわかんないんです。
若い子には旅をさせよっていうのは、いろんな立ち位置から世の中や自分を見ることができる経験が積めるのでおすすめです。
海外に留学とかワーキングホリデーとか、若いうちに経験積むといい経験になる。見聞は広がります。
旅行でもいいと思います。私の場合は1箇所にとどまる旅のスタイルしかしていなかったんですけど、よその国の人はこんなこと考えないんやって知るだけでも全然素晴らしい経験になります。おススメです。
今の年になってバックパッカーするのはもうしんどいです。誰かが引率してくれないと旅は無理って感じですけれども、人間に共通する心の部分ってのが確実にあって、それが人との繋がりにはもうメッチャ大切なことなんだと知っておくような経験は、すっごい大事だと思うんですよ。
例えばタイとかネパールとかやったかな、ちっちゃい子の頭を撫でたらダメ。
なぜかというと、頭は神さんと繋がる場所やから触ったらあかんっていうわけです。だから撫でたりするのはタブー。そういう習慣的なことって、これはよし、これはあかんとか、正誤がはっきりしているんですけど、それを知らないまま撫でる人がいたとしても最初はたいてい許してくれます。激怒するような人は見たことがない。後でやんわり伝えてくれます。大人な対応を見せるのが世界的に普通の対応です。誰も悪気があってタブーを犯しているとは考えないからです。
思いやりという、人間社会の根本の部分ですよね。どこの国の人であれ、優しさとか思いやりとかってめっちゃ大事って感じたり、凄く親切にするとか、そういうのって人種とか文化とか全部とっぱらって根本的に大事な部分ってあるんです。それが世界共通にあります。そういう「許し」が少ない場所は、危険な地域です。これも世界で共通ですね。
それが五常でいう「仁」の部分なんです。それが形になると「仁」が生じて「礼」になって立ち振る舞いになる。
だからその芯の部分とかって根本的にすっごい重要。でも、昨日の「人生案内」の相談の方みたいに息苦しさを感じて変化が少なくて狭さを感じるような場所でずっと生きていると、暗黙のルールであるとか、慣習の押しつけみたいなのが定着していくんですよね。
心が死んじゃうというか固くなっちゃうんですよね。だから柔らかい心や思いやりの心は思った以上に大事やし、人を助けてくれたりします。人間が人と交わって生きていく上で仁の心は凄く重要なんですね。それが自分の救いにもなってくれたりします。
そういうのを見せてくれる、気づかせてくれるのが身近な人たちとか、自分が生きてることを応援してくれる人たちがいて、忙しくて心が荒みがちであっても立ち居振る舞いやユーモアが大事なことを思い出させてくれる。
この相談の方の場合、ダメ出しする癖がついてますので、ダメ出ししやんようにって逆に前向きな姿勢を習慣付けなければなりません。幸せになるために。
それができるともうちょっと楽に生きれるんやけどなと思います。あと年齢だけ重ねていてってありますけど、逆に年齢だけでも重ねやんとあかんところもいっぱいあると思うんです。
待てるとか、細かいことにあまりこだわらなくなるとか。あるいは細かいことにこだわるけれども、そういうことにこだわる自分がいるとわかるとか。年齢を重ねるだけでも得ていることって実はいっぱいあるんですよね。
タオの一説にもありますが、
かき混ぜてた水をかき混ぜるのを止めると、大事なこととどうでもいいことが層のように分れてくるんです。環境を変えるのもそうですよね。これまでのやり方を変えるっていうことです。それができるとより自分を知ることに繋がります。
どうしても同じ事を何度も言ってしまいますが、自分との繋がり方って凄く大事です。私は自分とどう繋がってんの?どういう風に自分のことを感じている、考えている、接している、大事にできている、どういうことを好き、どういうこと嫌い、色々自分との繋がり方を感じることで、どんだけ周りのことを気にしているとか、周りからどういう風に思われていると思っているとか、そういうことを考える時間って凄く重要です。楽に生きるために。
なぜなら、そういう風に自分との繋がりと同じようにしか他の人とも繋がれないところがあるからです。自分以外の世界と繋がる前提として、自分との繋がり方があるわけですから。
それを考えると今回の相談の方はダメ出しはだめ。
これは私の愛すべきパートナーと娘からの言葉でございますけれども
「自分にダメが1番ダメ」
というものがあります。座右の銘です。
マルを出していきましょう。人間って自分や他人に期待しちゃいますよね。
だからショック受けへんために保険かけているっていうか、予防線を張っているみたいなところがありますね。
そういう保険はなくしていきましょう。傷つくことが増えるかも知れないけれど、世界が驚きと喜びにあふれるようになります。プラスマイナスしたとしても明らかにプラスが多い人生になります。
目標を設定したり何か新しいことにチャレンジするたびに保険かけて期待しやんとこうとか、どうせあかんしっていう風にネガティブに思うことで心が傷つかない保険とか予防線っていうのは、上手くいく人生のためにいらんのです。
そうやって傷つかない保険をかけていくと変化を嫌うようになります。
ということで、今日は何もかもが上手く行っていないような気持の時についてお話をさせていただきました。
すぐに自分にダメ出しをしてしまう人は、すでにできていることに目を向けることで、人生の見え方感じ方が変わりますので、ぜひ試してみてください。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また明日お会いしましょう。